「音楽と心の癒し」
故河合隼雄先生の言葉ですが、物事の本質、源泉まで辿ってゆき、そこから導き出された深い思考や思想を、どれほど分かり易い言葉で綴られているのかと、思います。
宜しければ、平易な言葉で綴られた言葉の数々を味わってみてください
引用・・・
人間は『目の動物』と言われたりするほど、生活を目に頼っている。
この傾向が強くなると、目に見えないものは存在しないと考えたり、信頼しないということになったりする。
心が知らぬ間に固く、狭くなっている。そして固く狭い心ほど傷つきやすいのだ。
音楽というものは、雑音と異なって、何らかの『構造』を持っている。
言うならば、相当な形を持っているのだが、目に見えない形である。
その目に見えない形が、目に見えるものによって形作られている構造に対して作用を及ぼしてくる、というのが音楽を聴くということではないだろうか?
『より道 わき道 散歩道』河合隼雄著より
音楽情報誌『ジュピター』に寄稿された河合先生の言葉からです。
視覚情報が氾濫する昨今、多くの情報が記号化されて流されていきます。
混迷する現代社会、視覚系・聴覚系の根源的表現として、芸術教育があるのだと思います。
簡明に綴られた数々の言葉は、経験を重ね勉強を深めれば深めるほど「本当にそうですね!」とうなずいてしまうような味わい深い言葉ですね
故河合隼雄先生の言葉ですが、物事の本質、源泉まで辿ってゆき、そこから導き出された深い思考や思想を、どれほど分かり易い言葉で綴られているのかと、思います。
宜しければ、平易な言葉で綴られた言葉の数々を味わってみてください
引用・・・
人間は『目の動物』と言われたりするほど、生活を目に頼っている。
この傾向が強くなると、目に見えないものは存在しないと考えたり、信頼しないということになったりする。
心が知らぬ間に固く、狭くなっている。そして固く狭い心ほど傷つきやすいのだ。
音楽というものは、雑音と異なって、何らかの『構造』を持っている。
言うならば、相当な形を持っているのだが、目に見えない形である。
その目に見えない形が、目に見えるものによって形作られている構造に対して作用を及ぼしてくる、というのが音楽を聴くということではないだろうか?
『より道 わき道 散歩道』河合隼雄著より
音楽情報誌『ジュピター』に寄稿された河合先生の言葉からです。
視覚情報が氾濫する昨今、多くの情報が記号化されて流されていきます。
混迷する現代社会、視覚系・聴覚系の根源的表現として、芸術教育があるのだと思います。
簡明に綴られた数々の言葉は、経験を重ね勉強を深めれば深めるほど「本当にそうですね!」とうなずいてしまうような味わい深い言葉ですね