6月19,20日はピティナコンペティション、7月31日には発表会があります。
みんなの練習もそれに向けて、だんだん盛り上がってきてますネ
コンペの曲は、バロック、クラシック、ロマン、近現代、それぞれの課題曲各3曲ずつあるので、
同じ曲を選んだ子たちもたくさんいます。
同じ曲を弾いていても、やはり弾き手によって違うもの。
音色、解釈、リズム感、呼吸、色々な要素があって自分自身の曲が出来上がっていきます。
先生から習った通りに弾けばいいというものではなく、自分がこんな風に弾きたいという、
表現意欲が大切で、それを表現するテクニックも必要です。
でも、まずは音楽ありきで、テクニックが先走っているような演奏は評価されません。
「私は、この曲をこんな風に感じているから、ここはこう弾きたい。こんな音で弾きたい。」
など、しっかり曲と向き合って、借り物ではない自分自身の音楽を表現できたらいいですね。
その時に自分の表現意欲を実現してくれるのがテクニックです。
指がよく動くだけでなく、美しい音を出すためのタッチ、腕や体の柔軟性、それらを聴きとる耳。
色々と要求されますが、これらの事は一朝一夕に出来るものではありません。
コツコツ積み上げてゆくものです。
ですから、普段の練習がとても大切になってきます。
本番になって緊張すると、ついつい体に力が入って、逆に指先に意識がいかなくなってしまうことがあります。
腰から下を安定させて、足をしっかりと床につけ、上半身を楽にし、指先に意識を集め、
肩腕を脱力させて、深く呼吸して演奏してみて下さい。
少しは緊張が解けるかも・・・
間違えることを恐れずに、思い切って演奏できるといいですね。
充分に練習したという自信も、心の助けになりますよ。
みんなの素敵な演奏を、楽しみにしています
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