このあいだ、中学生のNちゃんのレッスンをしている時、気になっている体の使い方について聞いてみました。
ピアノも上手だし、女の子らしいNちゃんですが、普段のちょっとしたしぐさ・・・体の使い方のクセ・・・のようなもの
それがピアノ弾く時にもちょいちょい顔をのぞかせ、気になるのでレッスンで常々指摘はしていたんですが・・・
「ねえNちゃん、テニス習ってたじゃん。 テニスの先生の指導で、何か言われている事なかった?」
「うーん」
「たとえば無駄な動きがあるから打球が思う方向に飛ばなかったり、球のスピードや威力が落ちてしまったり・・・そう言う事指摘されなかった?」
「あぁ、言われてました!」
体を使って自身のエネルギーを球や音などで表現するという意味では、スポーツも共通するところがたくさんあります。
ピアノもアスリートの側面があると言えるかもしれませんね。
野球のピッチャーの動きなど、指先で掴んで、その掴み方の変化でカーブとかスライダーとか・・・いろいろな球種を投げ分けるんですよね。
まあ詳しくはレッスンでお話ししていますが、感情や心、楽譜から読み取る知性、そして体をどう使うか、、、
心技体と言いますが、持っているすべて使って表現しているんですね。
なので、音楽以外の他の分野の極めているトップクラスの方のお話は、共通点があって興味深いです。
大人のピアノレッスン生の方が「こんなに色々な方向からやるんですね。奥が深いです。」
とおっしゃっていましたが、本当にそうですよね。
だから面白いんです
汲めども尽きぬ・・・です
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