今、私は小さな笹舟に乗っている
でも私はこの舟から降りない
この小さな笹舟が波にもまれても
岸辺からのびている草を頼りに
ゆるやかな海をめざし
もまれながらも乗っていく
途中で会う水面をゆらす木の枝や
鋭くとびだしている石や
また魚の影にもおびえずに
この小さな笹舟で海をめざす
なぜならもう
わたしは笹舟に乗ってしまったから
by 紫苑
某出版社の私の担当編集さんが営業に異動になった。
後任も決まっていないらしい。
というよりも、根本的に社内改革をするのかもしれない。
焦っても他社の内部事情。
出版界全体の低迷事情。