ちょこっと本音

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心の声をちょこっと文字に。

研修旅行

2014年11月25日 | myself

昨日24日は、カフェの研修旅行で大洗までのバス旅行だった。
朝8時半に集合して、途中笠間の日動美術館へ寄り、お昼に大洗で昼食、その後那珂湊の魚市場で仕入れを兼ねて買い物というコース。
バスでの席取りでいい席をとりたいからというKさんが8時に行くというので、私もそのころに行ったら誰もまだ来ていなかった。
言い出しっぺのKさんも、8時15分過ぎに到着。
すっかり言ったことを忘れている。
そんなこんなで、8時40分に出発、一路笠間へ。
バスの席順は、後方がサロンになっていたので、男性陣が飲むために陣取り大盛り上がり。

道がすいていたので1時間半くらいで笠間の日動美術館へ到着。
私は前に友達と遊びに来ていて、やはり今くらいの時だったのを思い出し、しばし感慨にふける。仕事を通じて知り合った人たちだったが、気が合い、よく小旅行や飲み会をしていたのだ。今は私の境遇が変わってしまったので、あまり会っていない。

日動美術館は紅葉に包まれ、赤や黄色の葉が重なり合っている様が美しい。


ここではボランティアの学芸員さんが案内をしてくれて、説明付きで見るとまた、より一層楽しくなる。
企画展は向井順三展。日本各地の古びた民家を中心に描いていたひとだ。
初めて見たのだが、柔らかいタッチと懐かしさを感じる風景に心安らぐ。
その中で青森県東通り村の風景があった。
ここは私の父の生まれ故郷でもある。
私自身は遠いので2~3回しか行ったことがないので、どこが描かれているかはわからないが、祖母を送りがてら、祖母二人で旅行したことを思い出した。

時間がもっとたっぷりあれば、もっとゆっくり見ることができたのにと、後ろ髪をひかれる思いで、目的地大洗へと目指す。
ここではランチをとるのだが、オーガニックの創作和食のレストランで、オーナーシェフが腕を振るった料理を堪能しつつ、カフェでも何かの参考になればとのことだった。


どれもこれも美味しいし、野菜の力を感じた。
だが、よくよく考えれば、たとえば焼き物。
鰆の付け焼きだが、緑のソースがかかっている。これはカブの葉を裏ごししてオリーブオイルで合えたものがかかっているが、普通は木の芽がのっているはず。
そして木の芽の役割は香り。味はついているので、見た目と香りを楽しむもの。
カブの葉だと香りが生っぽいし、オリーブオイルはしつこくてちょっと違うような気がする。
また刺身も、さすがに大洗なので新鮮で美味しいし、ツマが大根ではなく、色とりどりの野菜というのは斬新だった。
でもこれもまた、私が残念に思うのは、刺身の下に紫玉ねぎが敷いてある。
これがちょっと刺激的なので、淡白な刺身の味には合わないと思う。
煮物も少し味醂味が勝っているきがしたし、茶碗蒸しに至っては、いいのか悪いのか、モッツァレラチーズが入っていた。
変わっていて美味しいと言えばそうだが、意表をつきすぎ。
そして朧豆腐は、オリーブオイルと塩みたいだが、味が薄すぎる。つまりは豆腐が大きすぎる。
なんだか創作和食って難しいなと思う。
どこまで創作ということで、客が満足するかが問題。
いろいろ辛口を言えばきりがないが、トータルで驚きと美味しさはあったので、これはこれで楽しかったと言えるかもしれない。

ランチの後は魚市場へ。
私は真っ先にイクラを買う。
これを白飯にかけてワシワシと食べたいのだ。
そんなに安いわけではなかったが、こういう機会でもないと思い切って買えない。

連休の最後で道が混む前にさーっと帰ってきたので、17時半着、予定通り。
明日からまた仕事だから、今日は早く休みたいと思っていたら、携帯がなり、反省会をするからカフェに戻れとの命がくだった。
あわてて戻ると、市場で仕入れた秋刀魚を皆で食べようということだった。
また少し飲んで焼き立ての秋刀魚を食べて、長い長い研修旅行の一日が終わった。

コメント
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