今、赤十字に寄付をしてきた。
神戸の時から、地震災害には寄付をしているのだけれど。
今回は、親戚が仙台、盛岡、青森にいるので、とても他人事ではない。
仙台の従姉妹は先日、ようやく電気がきたといっていた。
でも水が出ないので苦労しているらしい。
ライフラインも復旧しつつあるし、親戚はみな、避難所に行かなくてすんでいるけれど、やはりいろいろな面でお世話になっているはず。
そう考えると、微力ながら寄付を済ませてきた。
一人、仙台の叔父と連絡がとれない。
市内だからそんなに被害にあっていないと思うが、電話が通じない。
それが気がかり。
帰宅難民になってしまった。
金曜日は水道橋のオフィスにとまったのだけど、冷蔵庫が倒れて、中に入っていた梅酒のビンがこわれ、酒臭いことといったら。
とりあえず、壊れたガラス、食器を片付けその日は、何があるか解らないので着の身着のままで休んだ。
あけて土曜日。
昼ごろ常磐線がうごいたので、実家を目差すことにした。
さて、水道橋から柏まで。いつもなら1時間で着くはず。
少々の覚悟はしていたものの、そんな覚悟はすっ飛んだ。
大手町まではスムーズにいけたが、乗った電車(千代田線)が、混雑のため湯島止まりになってしまった。
ここから上野へ行っても、混雑は同じだろう。
次の電車にのり、とりあえず北千住へ。
ここからタクシー?とも思ったけれど、一応JRへ移動。
なんとホームまでたどり着けない込み方。
もう、腰痛がひどくなってきてしゃがみこみたいが、それもできない混雑。
そのうちつくばEXが動いていると言うので、民族大移動でTXのホームを目差す。
しかしここも大混乱。
人の頭しか見えない。
でもこれが最後の手段。腰痛は限界。何とか気力で3代目のTXに乗ることができた。
そして最後の試練。柏駅でのタクシー。
道が込んでいて中々こない。
約30分以上まってようやく家へ帰りついた。
所要時間4時間半。 ずっと立ちっぱなし。
上野からきた人は6時間かかったといっていた。
月曜日は、なぜか常磐線は松戸までしか運行していなかった。
おかげで強制的に休日となり、ゆっくりできた。
足の悪い母を家に一人きりにした心配な土曜日。
近所の人や、ヘルパーさんが駆けつけてくれたらしい。
渡る世間、鬼ばかりではない。
仙台、盛岡、青森の親戚も無事だった。
長い長い4日間だった。
昨日、知りあいがでると言うので、ライブハウスへ行った。
20人も入れば一杯のちいさなお店。
遅れていったのだけど、みんなダレーッツとしている。
ノリノリでイェイ!って雰囲気ではなかった。
MCがついていても盛り上げることができず、へただったし。(知り合いの女の子がやっていた)
それでもアコースティックギターの人の最後の曲は美しいメロディとテクニックがすごかった。
今の人たちは、たとえ路上で歌っていてもアーティスト。
そしてそれはパフォーマンスと言うらしい。
アーティスト=芸術家。
最近は、歌手及び演奏者を美化、及び神化する言葉として、ミュージシャンではなく、アーティストと呼ぶようになったが、それは日本に限ってのこと。
音楽業界用語といってもいいらしい。(はてな・・キーワードより)
ではパフォーマンスは?
演奏。演技。特に現代芸術で,肉体を用いた表現形態・・とあるから合っているのだろう。
ライブハウスで、日頃の憂さ晴らしをしようと思ったら、よけい疲れてしまった。
でも若いっていいな。
たとえどこで歌っても、アーティストの彼女たちは、目的があり、夢のまたずっと先を夢見ているのだから。
今日、飛び乗った山手線で、前の席に座っていたおばさんがナンプレをやっていた。
ん? どこかでみたような・・・・
あ! うちの本だぁ!!!
数ページずつ、レベルごとに取り外し自由という新しい試みの本だった。
みていると使い心地はよさそうだけど、感想は聞けない。
まさか、それ、私が作りました・・・なんていえない。
でも嬉しくて、思わず降りる駅を忘れそうになった。
三月の雪はとても寒く感じる。
駐車場の車のフロントガラスに雪がつもりワイパーも動かない。
雪の語源は諸説るけれど、「神聖であること」「いみ清めること」を意味する「斎(ゆ)」に「潔白(きよき)の「き」」。「潔斎(けっさい)」を意味する「斎潔(ゆきよし)」からという説が有力のようだ。 (語源由来辞典より)
太郎を眠らせ
三好達治の有名な「雪」という詩。たったこれだけで雪の夜を現しているけれど、その景色の中に音はあるのだろうか。 雪の音というと「しんしんと」・・・「こんこんと・・・」という表現が多い。
太郎の屋根に雪ふりつむ
次郎を眠らせ
次郎の屋根に雪ふりつむ
それとも雪はすべての音を包み込むので音はないのかも。
歌舞伎では大太鼓を使い、雪の音を象徴的に表現する。
バチの先を布などで包み、大太鼓を軽く「ドンドン」とたたくと、雪の音としての効果音なのだ。
歌舞伎で有名な雪のシーンといえば、仮名手本忠臣蔵・冥土の飛脚などが上げられるけれど、このときのドンドン」という沈んでいくような音は、芝居を一層盛り上外てくれるような気がする。
昨日はせっかく咲いた梅の花も雪に驚いたことだろう。
そして今日は今日で、まだまだ寒い。
この間の暖かかった日、桜並木がふんわりと色づいたように見えたのは錯覚だったのだろうか。
桜色の並木道ができるのはまだまだ先のことかもしれない。
医療費の控除の申請をしてきた。
e-taxでやろうと思ったけれど途中で解らなくなったので中止。
そのうえ毎年税率とか制度とかが変わるのでよくわからず、今年度からは介護保険の補助がなかった。
領収書をまとめて計算したものと、源泉徴収表をもって行った。
まだ、時期が(時間も)早かったので、すぐに順番が回ってきた。
係の人が、PCで数字をチャッチャとうちこんでくれて、すぐに作成してくれた。
なんと簡単なことか。
思い出すのは最初に会社を辞めて自分で確定申告に行った時。
やはり係の人が電卓で(まだPCのない時代)チャッチャと計算してくれて、当時で2万数千円の還付金があるという結果が出た。
よくわからない私は、それを自分が払うお金かと思い、お財布を出してしまった。「これは還付される金額ですよ」と大笑いされたのが、今でも思い出される。