マリーとアンの災難

　　　　　　　　　　　　　　　＜写真は、今朝のマリーとアン＞

昨晩娘が帰宅すると、マリーとアンはいつも通りに、娘の後をついて回って「お帰りなさい！」の大騒ぎをしていました。
娘が洋服を着替えて、タンスの引き出しを閉めた途端、マリーが凄い声を出してアンに飛び掛って、大喧嘩になりました。

障子にあたって障子は破れるし、私は何が起こったのか分からなかったのですが、娘がマリーを抱き上げて、「アンじゃないよ。アンは何もしてないよ。私が悪いねんよ。」と何度も言っていますが、マリーの興奮は収まらなくてずっと凄い声で唸っていました。

娘がタンスの引き出しを閉める時に、マリーの尻尾を挟んだみたいです。
それをマリーはアンが咬んだと思ったらしくて、アンに凄い剣幕で飛び掛って咬みついての大喧嘩です。
あんなに怒ったマリーを見たのは初めてです。
アンは何が起こったのか訳が分からない様子で、呆然とした顔でマリーに責められていました。

娘は抱っこしているマリーに何度も謝って、説明して、言って聞かせて、やっとのことでマリーの興奮が収まりました。
「もう大丈夫だから、降ろしてみたら？」と私が言って、娘がマリーを降ろすとアンの傍に行って、顔をクンクンとして大喧嘩はお終いになりました。

あんなに怒っての喧嘩は、今まで見たことがなかったので、本当に驚きました。
マリーは尻尾を挟まれて可哀想だったけれど、アンは何にもしてないのに咬みつかれたのだからもっと可哀想でした。
娘の不注意で、マリーもアンもすごい災難。

どうなるのかと心配していましたが、今朝はいつも通りに仲のよいマリーとアンです。