日々の幸せを育んで

ワンちゃん達がいて、孫達がいる日々の生活。小さな幸せのある暮らしを綴っています。

チベタンテリア アンの死

2019年11月18日 20時35分00秒 | 日々の暮らし

いつもブログを読んでくださっている皆様に。

17日午後4時30分に、チベタンテリアのアンが死去しました。

あまりにも突然過ぎて・・・。

15歳7日の生涯を、安らかに終えました。

               
     <この写真は、17日午前中の最後の写真です。これ以外の写真は若い頃のアンです。>

食欲が戻ってからのアンは、毎日元気にしていましたが、前日まで喜んで食べていた朝食を、17日の朝はまったく食べませんでした。

「お腹が空いたら、食べるだろう。」
って主人と話して、アンの思う様にさせました。

私達が昼食の時、アンにまた食事をあげてみたのですが、少し食べただけで、フードボールから離れて行きました。

3時過ぎに、朝から預かっていたしょうちゃんを迎えに来た娘が、アンにお薬を飲ませてくれました。
娘の後をマリーと一緒について歩いて、アンは元気そうでした。

               

マリーはカットをしてから、元気になって動き易そうになっているので、
『アンもサマーカットにして、縺れた毛がなくなったら、もっと動き易くなって、身体への負担が減るんじゃないかな?』
と思って、ネットでチベタンテリアのサマーカットを調べました。

どの写真を見ても、アンには似合わない様な気がしました。

『どうしてあげればいいかな・・・・』

               

娘達が帰ってから、主人に、
「そこのドラッグストアまでお買い物に行くか、アンの毛玉をカットするか、どちらかをしたいんだけど。」
って言うと、
「明日にしようよ。」
「今日は疲れたから、ちょっと昼寝して来る。」
って主人が言います。

               

『今週は、土・日曜日としょうちゃんを預かったので、主人は疲れているんだろう。』
と思って、私1人でアンの毛玉をカットする事にしました。

「手伝おうか?」って主人。
「いいよ。できる所だけするから。」って私。

「何か臭うな。」
「どこかに、うんちかおしっこをしてるのかな?」
「でも、そんな臭いじゃないなぁ。」
「何かすれたような変な臭いがする。」 って臭いに敏感な主人。

「そうなの?」
「私はしないけど・・・」ってあまり臭いに敏感でない私。

              

主人はお昼寝をしに寝室へ、私はサイドボードの横で寝そべっていたアンを抱きかかえて、ソファに座って毛玉を切り始めました。

アンに負担が掛からない様に、縺れている毛に鋏を縦に入れ、そのあと櫛で縺れて切った毛を取る。
そんな方法で、毛玉を少しずつ取り始めると、サマーカットにしなくても、毛の長いアンのままでいられそうな気がしました。

アンらしく・・・毛の長いチベタンテリアのアンでいて欲しかった私は、縺れ毛が大した事ではなかったのを、嬉しく思いました。

              

毛玉取りの途中、一回だけアンが「ゲホゲホ」って言ったので、背中を撫でてあげると、すぐに治まりました。

縺れた毛を取った後(時々、アンはずれて落ちそうになって行く身体を足で突っ張って、元の位置に戻していました。)、優しくブラッシングしてあげると、アンは私の右脚に顎を載せて、気持ちよさそうに眠っていました。

左側の縺れた毛が取れたので、次は右側に方向転換させようと思って抱き上げると、アンの首がだらんと折れた様に倒れたのを見て驚いて「アン!アン!」って呼びながら・・・膝に載せ直して、アンの身体を摩ってマッサージしながら・・・寝室にいる主人に向かって、
「アンが死んだ~!!」
って叫んでいました。
涙が溢れて来ます。

涙声の主人が走って来て、アンを摩りましたが・・・アンは亡くなりました。

アンを抱きかかえたまま、娘にすぐに電話で知らせ、娘が来るまでの45分間、私はアンを抱いたままソファに座っていました。

アンはとっても柔らかくて・・・とっても優しい顔をしていて・・・アンが死んだなんて、とても思えませんでした。

               

主人が「臭い」と言ったのは、アンの死臭だったのかも知れません。

『アンはサイドボードの横で、死と戦っている最中だったのかも・・・』
ってアンが死んで、そう気づきました。

『私が毛玉取りをする為抱き上げたアンは、いつも通りのアンだったし、何の問題もなく不安もなく死を疑う事もなく、毛玉取りを始めたのに・・・』

まさかアンが死ぬなんて・・・まったく思ってもいませんでした。

               

娘は、リーが死んだ時の事を思い出しながら、我が家の玄関ドアを開けたみたいです。

「あの時の様な、冷たい空気が流れているとばかり思っていたのに、ドアを開けたら温かい空気が流れていて・・・アンが仔犬の様に丸まって、嬉しそうな顔してお母さんに抱かれているのを見て驚いた・・・」
「まったく死んでいる様には、見えなかったもの。」
「アンは、きっと眠る様に死んだんだよね。」
って娘が言います。

               

今日(18日)はどんより曇った空で、今にも雨が降りそうでした。

10時45分に、霊園に行って来ました。

火葬される時、娘がアンに、
「アン、幸せだったのなら、陽を照らして。」
ってお願いしたそうです。

そしたら、あんなに曇っていたのに、アンの火葬が始まると同時に、急に陽が射して来ました。

「お母さん、陽が射してるよ!」
って娘が言いました。

その時、娘がしたアンへのお願いは知りませんでしたが、私はいつも何かの時、陽が射すのは「いいって事」と信じているので、娘の気持がすぐに分かりました。

               

アンが幸せな人生を送ってくれたのなら、もうそれだけで十分です。

アンの最期の顔は、本当にきれいな顔をしていて、幸せそうで・・・凛としていました。

アンはアンらしく、アンの人生を生き切って、チベタンテリアのアンのまま死んで行きました。

               

アンがいなくなった我が家は、とっても静かです。

アンがいても静かだったのですが、マリーとアンの2人がいる空気感と、マリー1人だけの空気感は、まるで違います。
マリーが1人になって悲しまない様に、みんなでマリーを守ってあげて行きたいと思います。

アンは本当に手の掛からない子で、リー、ナナ、マリー、アンの4人の中で1番育て易かった子です。
優しくて・・・食が細くて・・・怖がりで・・・寂しがり屋で・・・ナナと同じ様に人も犬も嫌いな子でした。
好きなのは、私達家族と哲君とナナとマリーだけでした。

リーとナナを7歳で亡くしているので、
「マリーとアンは健康で元気に、何があっても15歳までは生きてもらいたい!」
というのが、私達家族の願いでした。

               

10月末頃から、アンが食事を少ししか食べなくなり、寝そべっている時間が多くなりました。

少し痩せてしまっているアンに、どうにかして食事を食べさせようと思い、手作り食を始めると、
「アン、ご飯よ~!」
って呼んでも食事に来なかったアンが、喜んで食べる様になり、少しずつ元気を取り戻し始めていました。

「もうあと少しで15歳だから・・・」
っていう気持が、アンにもあった様な気がします。

私達家族の気持を汲んで、15歳7日まで頑張ってくれたんだと思います。

               

「アン、本当にありがとう!」

「幸せを一杯もらって・・・感謝の気持ちで一杯だよ。」

それが、私達家族の今の気持です。

               

                  ※   ※   ※   ※   ※

※トップの写真は、ネットで初めて見たアンの写真です。
私が大好きなアンの写真です。

初めてこの写真を見た時、
「何て賢そうな顔をしているんだろう!」
「こんなに賢そうな顔しているワンちゃんがいるんだ・・・。」
って思いました。

毎日毎日、「パラダイスケンネル」のHPに行っては、載っているこのアンの写真を見て、画面のアンを撫でながら、
「うちの子になって。」
「うちにおいで!」
って願う日々が続いて・・・願い通りに、我が家に来てくれたアンです。

あんなに毎日ネットで見て待ち望んでいたアンが、私の膝の上にいる事が本当に不思議で嬉しくって・・・そんな幸せな日々を送りました。

※アンの死にあたって、ブログ「ナナの死」「ナナの死2」「ナナに寄せて」「ナナに教えられたこと」を読み返してみました。
アンは本当に幸せな最期だったと思います。

               

私達家族は今、最期のアンから溢れ出ていた「幸せのオーラ」に包まれている様な気がします。
アンが私達に分かる方法で、アンが幸せだった気持ちを、伝えて行ってくれたのだと思っています。

アンがいなくなったのは、本当に悲しくて・・・寂しくて・・・涙が止まらないのですが、そんな気持ちと共に、何か温かい気持ちが、私達家族の心の中に共存しています。 


張り合ってる・・・

2019年11月16日 14時08分00秒 | 日々の暮らし

今日は、土曜日です。
お隣の幼稚園もお休みだし、南側の公園で遊んでいる子供達もいないので、とっても静かです。

娘夫婦は、用事で出掛けているので、しょうちゃんを預かっています。
しょうちゃんは、朝スイミングだったので、我が家に来てから1時間半くらいお昼寝をして・・・昼食を済ませて・・・今は、主人と楽しそうに積み木遊びをしています。

               

積み木を高く積み上げられると、
「ママ~!ママ~!」
って私を呼んで、
「こんなに高く積み上げたよ。見て!」
って目で合図して、拍手を求めます。

しょうちゃんと主人と私の3人で
「上手!上手!」
って拍手をすると納得して、しょうちゃんは次の積み木を始めます。

                  

ワンちゃん達は、リビングで眠っているので、本当に静かで穏やかに時間が過ぎて行く午後です。

お天気がよくて、暑くもなく寒くもない・・こんな心地いい穏やかな日が好きです。

昨日は、接骨院の日だったので、今日1日はなるだけ出掛けない様にして、脚を休ませてあげるつもりです。
痛みがないだけで・・・本当に楽です。
お台所仕事も、積極的にできる様になったのが、とっても嬉しいです。

               

しょうちゃんは、とってもよく動くので、本当によく食べます。

でも、食事の時、好きな物から食べさせてもらえないと、怒って反り返ります。
そんな反り返りの繰り返しなので、なかなか食事は進みません。

「もう食べないんだったら、ご馳走さまにする?」
って娘はしょうちゃんに尋ねます。
食事を残させると栄養が偏ってしまうので、残りは私が食べさせる様にしています。

               

娘もいっくんも幼い頃からずっと、食事を残させなかった様に思います。
すべて食べ終えるまで、時間が掛かっても食べさせる習慣にしていました。

「お母さんは、根気があるよね。」
って娘はいつも感心しています。
子供って、大人とは違う時間の流れがあるので、娘もそれが掴めればゆっくり焦らずに待ってあげられて、すべて食べさせる事ができる様になると思っています。

               

アンが、手作り食を残さず食べる様になって、元気が戻って来たので、元のドッグフードとふりかけに戻そうと思っています。

で、手作り食の中に、少しずつドッグフードを加えています。
少しずつ、少しずつ増やして行かないと、好き嫌いが多いアンは、また食べなくなってしまいそうです。

その点、マリーは何でも食べてくれるので、とっても楽です。
お薬を食事に混ぜても、何の問題もなく食べてくれます。

               

アンはお薬を混ぜると、クンクンしただけで「お薬が入ってる。」って分かるみたいで、絶対に食べません。
なので、お薬をあげるのには、とっても困ってしまいます。

今は、娘が湯がいたささ身に、お薬を挟んであげてくれています。
でも、アンはクンクンするとお薬が入っていると分かるみたいです。

「アン、食べないの?」
「マリーにあげるよ。」
って娘が言うと、マリーと分け隔てされるのが嫌なアンは、お薬を挟んだささ身を食べに来ます。

               

どこかで、マリーと張り合っているアンです。

『アンにとって、マリーはライバルなのかな・・・?』
『マリーは、そんな風には思っていないみたいだけど・・・』
               

               


ワンちゃん達は別犬種?

2019年11月15日 14時00分00秒 | 日々の暮らし

本来の11月の気温に戻って来た様で・・・肌寒くなって来ています。

昨日、マリーのカットとシャンプー・ドライをしました。
カットに時間が掛かって・・・毛玉は、ほとんど切り取りました。

そしたら、マリーはこんなに小さく(↓))なりました。

               

思い切り短くカットしたので、地肌が見えてしまっている個所もありますが、
『すぐに伸びてくるからいいかな。』
って思っています。

今朝よ~く見ると、毛の長さがバラバラで、飛び出た毛が目立っています。
『バラバラでもいいかな。』
とも思ったのですが、やっぱり気になって・・・また。今日もカットして調整しました。

               

「ベッドが小さいかな?」
ってベッドを買った時、主人と話していたのですが、カットして細長くて小さくなったマリーには、ベッドが大きく見えます。

毛を短くしただけで、こんなにも変わるのには驚いてしまいます。
動き易くなったマリーは、ちょこまかちょこまか動いています。

ソファの傍を歩いているマリーは、あまりにも細長いので、猫ちゃんの様に見えます。
「お父さん、猫が飼いたかったから、よかったね。」
「マリーは、猫ちゃんみたいだよ。」
って娘が言っています。

白毛も真っ白になって、見違える様になったマリーです。

『飼い主がしっかりケアしてあげてないと、ワンちゃんは自分ではどうにもできないから可哀想・・・』

               

アンのカットとシャンプー・ドライは来週するつもりです。

前髪で目が隠れてしまっているアンなので、前髪をゴムで括ってみたのですが・・・目が引きつって痛そうです。
何度やり直しても、目が引きつってしまうので、括るのは諦めて・・・前髪をカットしました。

前髪をカットすると、優しいアンの顔がおじさん顔になってしまって・・・まったく別の犬種になってしまいます。
括れる様になるまで前髪を垂らしておくのも、アンにとっては見えにくくて可哀想なので、カットも仕方ないのですが・・・。

               

マリーもアンも昨日とは、別の犬種になってしまった様に見えます。

マリーの嵩があまりにも低くなったので、絨毯にマリーが寝転んでいると、絨毯がやけに大きく見えてしまうのも、本当に不思議な感じがします。
『ちょっとの事で、こんなにも変わる感覚(視覚)って、すごいなぁ。』
って思います。

2人が元気そうなだけで、私達はとっても嬉しいのですが・・・不思議な感覚は、しばらく続きそうです。

               

お台所の床が冷えるので、ジョイントマットを敷きました。
マットを敷いてあるだけで、普段のお台所よりはずっと暖かです。

マットが敷いてある場所は、すべてアンの寝場所になってしまいます。
玄関マットの上・・・バスマットの上・・・洗面所マットの上・・・そしてお台所のジョイントマットの上など。

お昼の間は、アンはベッドで眠る事がありません。
マリーは1日のほとんどをベッドで眠っているのですが、アンは夜だけと決めているみたいです。

                  

しょうちゃんは、この頃、
「ママ~!ママ~!」と
「ナナ~!ナナ~!」と
2つの呼び方で、私達を呼んでいる時があります。

「ひょっとして、しょうちゃん!」
「生まれてくる前にナナと会ったの?」
「ねぇ、ナナの横にはリーがいた?」
って娘が、しょうちゃんに尋ねました。

                  

すると、しょうちゃんは、
「ナナ~!ナナ~!」
って呼ぶのを止めて、
「えっ、ママは何の事話してるの・・・?」
ってきょとんとした顔をしました。

「何だ。知らないんだ・・・。」
「だのに、何でナナ~!ナナ~!って言ってるの?」
「ナナ~!っていったい誰の事?」
「誰を呼んでるの?」って娘。

しょうちゃんが、もう少しはっきりお喋りできる様になったら、この謎が解ける日が来るかも知れません。







久しぶりホッと一息

2019年11月13日 16時05分00秒 | 日々の暮らし

今日は、とってもいいお天気です。
気温は20度を超えているらしくて・・・家の中でも半袖で過ごしています。


ずっとブログが更新できなかったのは、やっぱり脚が痛くて・・・何かをしようとする元気がなかったのだと思います。
家事など、どうしてもしなければならない事だけをして、1日が終って行っていました。

毎朝、ベッドから起き上がって着替えをする時、
『どうしたら、右脚をあげられるかな?』
って考える事から、1日が始まっていました。

               

毎朝、同じ事を考えて始まる1日に、心が躓いているので、それが気持ちの負担になっていたんだと思います。

接骨院では、
「もう後少しで治るから・・・」
って言われていたのですが、痛みがひどい時には、痛み止めを飲んでいました。

痛み止めを飲むのが嫌なので、我慢できる限界まで我慢してから、痛み止めを飲んでいました。
『早目に痛み止めを飲んだ方が、いいんじゃないのかな?』
って思ってからは、長い時間歩きそうなお出掛けの前には、痛んでなくても飲む様にしました。
その方が、身体がずっと楽だと知りました。

               

前回、接骨院へ行った時先生に
「長い間、痛い思いをさせて申し訳ないです。」
「もう後少しです。」
「お正月は、気持ちよく迎えられますから、大丈夫ですよ。」
「絶対に治ります。」
「治します。」
って言われました。

その2日後、朝脚の事で悩まずに、着替えをしていました。
『えっ~、無意識に着替えができてる・・・』
『今日はスムーズにリビングまで来たんだ。』
ってリビングに行ってから、その事に気づきました。

               

『どこも不調でないって、こういう事なんだ。』
って改めて分かりました。

どこかが不調で、思う様にならないと、常に意識はそこにあるので、
『痛くない時って、どんなのだったんだろう?』
って思った事もあります。

               

2月からず~っと脚の調子が悪くて、少し良くなっては、また痛んで・・・の繰り返しでした。

膝の裏の水が抜けて、少しは楽になったと喜んでいたのですが、治り切る事がなく、
『この痛みは、いつまで続くんだろう?』
って思っていましたが・・・やっと治りそうな気配を感じています。

                  

『人間って1人で生きているんじゃない。』
『接骨院の先生にも・・・家族にも・・・みんなに支えて助けてもらって生きてる。』
ってつくづく思います。

脚が治って来たので、ワンちゃん達のシャンプー・ドライもしてあげれそうです。
汚れきってしまっているワンちゃん達を見ながら、
『いつになったら、できるんだろう?』
って思っていたのが、もう少しでできる様になりそうです。

何か・・・久しぶりにホッと一息できた気分になりました。




居るべき場所

2019年11月11日 11時00分00秒 | 日々の暮らし

今日は、薄曇りのぼんやりしたお天気です。

夜、冷える様になって来たので、昨日の朝こたつを出してみました。

和室には、しょうちゃん用のサークルが置いてあるので、以前の様にこたつを置く事ができません。
サークルを1つ外して狭くして、空いた場所にこたつを置いてみました。

南からの陽射しがあると、明るくて本を読むのにはいいと思って、南側に空間を作って置いてみました。
狭いです。
狭い場所にいると、心が縮んでしまう様な気持ちになります。
『ここに置くのは、駄目だな・・・』

               

夜、主人は寝室で本を読んでいるので、私はこたつの置き場所を探して・・・いろいろ移動させてみました。
なのに、こたつの居るべき場所が、見つけられません。

『テレビ台の下に入るのでは?』
『夜だけ、引っ張り出して使えばいいかな?』
『今、置いてある観葉植物はどこに置く・・・?』

そんな事を考えながら、こたつを和室からリビングに移動させ、考えられる場所に置いてみましたが・・・何か思い描くイメージとは違っています。

               

『今年は、こたつは諦めよう。』
『しょうちゃんのサークルがいらなくなった時、こたつを出せばいいかな。』
『それまでは、他の方法を考えればいいか・・・』

和室のラグとリビングの絨毯の下に、ホットカーペットを敷いて・・・こたつを押し入れに片付けました。
サークルは、主人にまた元の広さに戻してもらいました。

和室とリビングを行ったり来たりして・・・それぞれが居るべき場所に戻って終了しました。
観葉植物も・・・ラグも・・・絨毯も・・・居るべき場所があるのです。

模様替えをすると、毎回思います。
『それぞれに輝ける場所ってあるんだ。』って事を。

               

昨日の朝、マリーがご飯を食べに行っている間、アンはマリーのベッド(↑)で眠っていました。

お揃いのベッドなのに、
「マリーちゃんの方がいいのかな?」
ってアンは思うらしくて・・・寝心地を確かめていたみたいです。

アンは自分のベッド(↓)でも、きちんと眠れます。

               

マリーのご飯が終ったら、アンはマリーのベッドには、もういませんでした。

アンは朝ごはんも夜ごはんも、なかなか食べません。

マリーは時間通りに食事をしないと駄目な子なのですが、アンは食べたい時にしか食べません。
なので、2人の食事には時間差があります。

アンだけが手作り食だと、マリーが可哀想なので、マリーにもアンの食事を少し分けて入れてあげます。
手作り食が加わると、マリーはフードボールをきれいに舐めて舐めて、食べ終えます。

『マリーも、美味しいって分かってるんだ・・・』

               

昨日、ネットのニュースに、何故だか理由なく気になる記事があったので、クリックして読んでみました。

いつもは、見出し(?)だけ見て、記事を読む事、クリックする事はほとんどありません。

(以前読んだ本の中にあった1つの文章がよく理解できなくて・・・その文章の事がず~っと頭の隅でくすぶっていたみたいです。)

その記事を読んだ時、そのくすぶっていた事が、
『あぁ、こういう事なんだ・・・』
って理解できると、ふ~っと身体から力が抜けて、頭がクリアになって行くのが分かりました。

こんな事はよくある事なのですが・・・今回はすごい勢いで抜けて行って、驚く程すっきりしました。
とっても不思議な感覚。

でも、その記事が私にとって大きな問題であったのではなく、頭の隅でくすぶり続けていた事・・・理解できなかった事・・を理解させてくれる記事であった事が、私には大きな事でした。

               

「本で読んだ事や実際に起こった出来事で、その時理解できなかったり納得できなかったりして気になった事は、意識していなくてもずっと頭の片隅に小さく残っていて、それを解決に導いてくれる物事に必ず出会えるものだ。」
って思っています。

いつもそういう風に考えているので、必ず答えに出会えます。




ワンちゃん達のベッド

2019年11月09日 11時45分00秒 | 日々の暮らし

パンジーの季節になりました。

マンションのプランターのお花を、パンジーに植え替えました。
来春まで咲き続けてくれると、嬉しいです。

               

マリーとアンにお揃いのベッドを買いました。

マリーのベッドはピアノの椅子の下に(↑)、アンのベッドはサイドボードの下に(↓)置きました。
マリーは、新しいベッドにすぐに慣れて、その日から眠っていますが、アンはベッドには入りません。
ビスケットをベッドに置いて、アンを誘導してみましたが、ビスケットだけ食べて、すぐに出て来ます。

『その内に慣れてベッドで眠る様になるだろう。』
と思って、無理にはベッドに入れませんでした。

そしたら、昨日夜中にリビングに覗きに行くと、アンがベッドで眠っていました。

『わぁ~、やっぱりベッドに入るんだ!』
夜中だというのに、とっても嬉しくなって、目が覚めてしまいました。

              

『アンが、何故おしっこをいろんな場所にするんだろう?』
『アンは、何を訴えているんだろう?』
って、前回のブログを書いた夜、考えながら眠りました。

『アンは、一定の場所で長く眠っている事がないな。』
『夜中も、ずっとうろついてる。』
『マリーは、ずっとベッドで眠っているのに。』
・・・・・
色々考えていて、ふと気がつきました。

「お母さん、どうして私にはベッドがないのですか?」
って訴えているアンに。

               

少し前までは、ベッドが1つしかなくても、マリーとアンはお互いに譲り合って使っていました。

マリーが眠っていない時に、アンがベッドを使うっていう風に。

でも、マリーは目や脚の調子が悪くなってからは、ほとんどベッドで眠っています。

マリーが退いた隙にアンがベッドに入っても、マリーは戻って来ると、アンを退かせているのを見ました。

『アンも眠る場所、ベッドが欲しいんじゃないのかな?』
『アンだけに新しいベッドを買うと、またややこしくなるから、お揃いのベッドにすれば、2人共安心して眠れるだろう。』

そう思って、次の日すぐにベッドを買いに行きました。

               

マリーは前のベッドの時もそうだったのですが、いつもベッドから頭を出して下げて眠っています。

こんな風にして眠るので、起きた時ふらついてしっかり歩けません。
なので、頭を下げて眠っている時は、頭がベッドと同じ高さになる様に、頭の下にタオルケットを敷いてあげています(↓)。

               

2人が、少しずつ元気になって来たのが・・・夜中にどこにでもおしっこをしなくなったのが・・・嬉しいです。

だんだん歳を取って行く2人ですが、しっかり食べて・・・しっかり歩いて・・・機嫌よく暮らして欲しいと思っています。

私達が気付いてあげられる事は、きちんとしてあげたいと思っています。

                  

アンは元気になって来たので、しょうちゃんが遊んでいるサークルを見に来る様にもなっています。

我が家は、1日中しょうちゃんの賑やかな声が響いていますが、ワンちゃん達もしょうちゃんから、一杯の元気と力をもらっているのだと思います。
みんなが、力を与え合って生きて行ければ・・・それが一番の幸せだと思っています。

               





マリーなのかアンなのか・・・

2019年11月06日 13時32分00秒 | 日々の暮らし

陽だまりが、嬉しい季節になりました。
陽だまりの風景を見ていると・・・何だかとっても幸せな気持ちになります。

アンが、ご飯をたくさん食べる様になってきて、元の体重に戻った様です。

この所、時々朝起きるとダイニングテーブルの下や玄関やお台所に、おしっこがしてあって、
「マリーが夜中にお水を飲みに行って、目が見えにくいから、おトイレの方向が分からなくなるんだろうか?」
「歳を取って来たって事なのかな?」
って主人と話していました。

「どうしてあげれば、マリーに負担が掛からずに、夜中におしっこができるんだろう?」

それが、我が家の課題でした。

               

『絨毯の位置を替えたので、マリーは身体で覚えているおトイレへの行き方が、夜中には分からなくなってしまうのかな?』
って思って・・・絨毯の位置を元に戻しました。

一昨日お風呂から上がった私がリビングに行くと、ソファの上におしっこがしてありました。
マリーは、もうソファには飛び乗る事ができません。

「えっ~!」
「アンがソファにおしっこしてるよ。」
って主人に言いました。

今までマリーだとばかり思っていて、アンを疑った事がなかったのですが、おしっこしたのは、すべてアンだった様な気がします。

ダイニングテーブルの下で寝そべっているのも、玄関で寝そべっているのも、お台所で寝そべっているのも、アンです。
マリーは、ほとんどリビング内で寝そべっています。

もう何年も前に、アンが私のベッドの上でおしっこをしました。
それから、ワンちゃん達を寝室には入れない様にした事を思い出しました。

               

「マリーが、ベッドにおしっこした事なんてないし・・・。」
・・・・・
「すべてアンじゃないのかな?」
「アンが、私達に何かを訴えているんじゃない?」
「何か気に入らない事があるのかな?」
って主人と娘と3人で話しましたが、思い当たる事がありません。

私達は、マリーの目の調子、脚の調子がよくないので、マリーを構っている事の方が、多い様な気がします。
平等に構っているつもりでも、マリーの調子が良くない時にはマリーが、アンの調子が良くない時にはアンが、中心になってしまっています。

アンの調子が良くない時には、マリーは心配してクンクンしに行くのですが、調子がよくなってくると、アンが絨毯の上で寝そべっていると、顔でアンのお尻を押して、
「アンちゃん、退いて!」
「ここは、私の場所よ。」
って言っています。

アンはすぐに退いて、リビングのボード下(今のアンの定位置)に行きます。
アンは、マリーの様な態度には出ない子なので、おしっこで私達に訴えているのかも知れません。

               

仲がよくても、焼きもち焼き同士なので、何かでそれを晴らさないと収まらないのでしょうか。

朝起きて来て、おしっこに濡れた床を見ると、どっと疲れが出てしまいます。
マリーの目の不調、脚の不調も、アンの不調も治まって来ているので、この数日おしっこはしてありません。

毎朝、6時前に目が覚めるのですが、真っ先にリビングに行って、テーブルの下を覗きます。
マリーは、自分のベッドで大きないびきをかいて眠っていて、アンは洗面所で眠っています。
2人の姿を確認して・・・ホッとする毎日です。

               

毎日、この陽だまり(↑)の中に立って、小さな物干しスタンドに小物の洗濯物を干しています。
干し終えてスタンドをお外に出し、次に物干し竿に大きな洗濯物を干して・・・洗濯物干しは完了します。

この陽だまりに立って干していると、足から暖まってくるので、とっても心地がいいんです。
この陽だまりのお蔭で、これからの季節、洗濯物干しが楽しみの時間になります。

                

しょうちゃんとシャボン玉(↑)。

初めてのシャボン玉を見たしょうちゃんは、何が何だか分からない様子です。

「ねぇ、しょうちゃん、見て、見て!」
「シャボン玉が飛んでるよ!」
「そっちじゃない、こっちだよ。」
って娘が言っています。

やっとシャボン玉に気づいたしょうちゃん、嬉しそうでした。

                  

しょうちゃんは、話しかけられている事は、きちんと理解できている様子です。

いろんな物に興味を持っていて、一生懸命に見ています。
一度見て覚えると、毎日それを
「ママ~!ママ~!」
「これ! これ!」
って言って、それをする様に指図します。

サークルの中で遊んでいても、
「ママ~!ママ~!」
「ここ! ここ!」
って私の座る位置を、指示して来ます。

「お母さん、脚が痛いから座れないわ。」って私。

「お母さんは座れないから、ママが座るね。」
「ママがここに座ればいいのね。」
「ここ、狭いからママ座れるかな?」って娘。

                  

しょうちゃんは、また私の顔を見て、
「ママ~!ママ~! ここ!」
って繰り返します。
そこへ娘が私に代わって座ります。

そんな風に、いつもしょうちゃんと娘はじゃれて遊んでいます。
2人のやり取りが面白くて・・・私は、ずっと笑っています。

どんどん物事を吸収して行くしょうちゃんなので、どんどん家の中が賑やかになってきています。













ママ~!ママ~!

2019年11月02日 11時13分00秒 | 日々の暮らし

夜の気温が下がって、寝室が肌寒くなる季節になって来ました。

昨晩、主人とベッドを移動させて(窓際から遠ざけて)、冬に向けての準備をしました。

ベッドを移動させてから、主人とリビングでテレビを見ていたのですが、私の頭の中はベッドの配置の事で一杯でした。
『寝室がすっきり見えるのって、今の配置じゃないなぁ・・・』
『今まで通りの配置で、寒く感じない方法ってあるのかな?』などなど。

               

テレビを見終えて、主人に、
「ベッドを元の位置に戻したいんだけど。」
って言いました。

「何で?」って主人。
「今まで通りの方が、美がある気がする。」
「元に戻して、冬用のシーツにしてみたい。」って私。

「じゃあ、やり直そう!」ってベッドを元の位置に戻し、冬用のシーツに替えました。

               

こんな風に模様替えで力仕事をする時って、何故か接骨院へ行って来た日とかになってしまいます。

脚が痛くならない様に、なるだけ動かない様にしないといけない日に限って・・・何かを思いつきます。

『なるだけ、右脚に負担が掛からない様に・・・』
と思って始めているのに、途中で忘れてしまって、
「痛い~!」
って感じて、
「あぁ、曲げれないんだ。」
って思い出します。

                  

しょうちゃんは、主人と娘と私に向かって「ママ~!ママ~!」と呼びます。

朝、家事をしている娘に、「ママ~!」って呼び続けるみたいです。
我が家に来てからも、ずっと私達3人を「ママ~!ママ~!」って呼び続けています。

しょうちゃんの中では、主人に向かっての「ママ~!」、娘に向かっての「ママ~」、私に向かっての「ママ~!」には違いがある様な気がします。
私達には、同じ様にしか聞こえないのですが、
『呼んでいるしょうちゃん自身の中では、きっと違うんだろうな。』
って思います。

                  

「朝からずっと、ママ~!って呼び続けるから、家事がまったく進まない・・・」
って娘は毎日嘆いています。

『しょうちゃんは我が家に来ると、いつも3人がいる生活なので、朝も主人と私と娘を呼んで、「ママ~!ママ~!」って呼び続けているんじゃないのかな?』
って気がします。

主人に向かって「おとうたん!」って呼ぶ時もあるのですが、「ママ~!」と呼ぶ方が簡単みたいで・・・ほとんど「ママ~!ママ~!」で済ませているみたいす。

                     

ハローウィンの日のしょうちゃん(↑)です。

こんなのを着せると、女の子に見えます。

娘としょうちゃんはそっくりなので、娘は会うお友達みんなに、
「しょうちゃんは判子だね。」
って言われるみたいです。

               

「しょうちゃんは、お父さんとお母さんにそっくりだよ。」
「お父さんとお母さんは顔が似てるから、3人が同じ顔だよ。」
って娘は言います。

っていう事は・・・4人が同じ顔って事みたいです。


アンの不調

2019年11月01日 10時00分00秒 | 日々の暮らし

あっという間に、10月も終わりました。

お庭のキンモクセイが、例年よりずっと多くのお花を咲かせて・・・もう咲き終わりました。

「こんなにたくさんのお花が咲くって、すごいよね。」
って主人と話しました。

季節を感じられる香りがする、沈丁花とキンモクセイが大好きな主人が、とても喜んでいました。

               

腰が治ったのに脚の不調は、まだ治らず、なかなか思う様に日々の物事を進める事ができません。

そんな中、アンがご飯を食べなくなりました。
私達が食べているおかずを、お湯で洗って味を取った後あげると、喜んで食べるのですが・・・ドッグフードは、殆ど食べなくなりました。
元々、食の細い子で、今までにも食べない事はあったのですが、何日間もこんなに少ししか食べない事はありませんでした。
痩せて来ています。

アンは、もうすぐ15歳を迎えます。
動物病院が大嫌いで、病院へ行くと分かると、ぶるぶる身体を震わせて、私から離れなくなる子です。

「病院へ連れて行くべきなのか?」
を、主人と娘と3人で相談しました。

               

「これから5年も10年も生きられないのだから、喜んで食べられる物を食べさせてあげよう。」
「嫌な思いをさせて、無理に病院へ連れて行っても、アンは食べる様にはならないだろう。」

『病気・・・? 注射・・・? お薬・・・?』
『う~ん・・・』

「病院には行かずに、薄味のついた食事を作って、アンが喜んで食べれる様にしてあげよう!」
って事に決めました。

初めて飼ったワンちゃんのリー。
7歳の時、洗面所に倒れて死んだ様になっていたリーを抱きかかえ、タクシーに乗って病院へ連れていった事を思い出しました。
立ち上がる事もできなかったリーが、病院の診察台の上で、しっかりと前足を踏ん張ってお座りし、注射を打ってもらった事を。

「こんな状態で死ぬなんて事はない。」
って先生に言われて帰って来ましたが、帰りのタクシーの中でも、帰って来てからも、もうしっかりとお座りする事も、立ち上がる事もできませんでした。

その日、リーは亡くなりました。
洗面所で倒れる前に、和室でパソコンを打っている私に、リーはきちんと「さよなら」を言いに来ました。
その時の私は、その事に気づいてあげれませんでした。

リーは、病院へ行きたくはなかったんだと思います。
私はただひたすらリーを助けたいという思いで、病院へ連れて行きましたが、
『あの時のリーの気持を、考えてあげていたんだろうか?』
と、今アンを見ながら思います。

               

手作り食になってから、アンは喜んで食べてくれています。

アンが、ドッグフードを少ししか食べなくなってしまっていた間、マリーはアンの事が気になっていた様です。
アンが寝そべっている傍に行っては、クンクン、クンクンしていました。

アンが手作り食をすべて食べて、得意の360℃回転をしているのを久しぶりに見た日、私達はホッとしました。
マリーも同じ様にホッとしたみたいで・・・どっと疲れた出たのか、夕方から眠ってしまいました。

次の日2人共とっても静かで穏やかに、1日中寝て過ごしていました。

今は、普段のアンに戻りつつあるのが、何よりも嬉しいです。

               

リーとナナが、病院では助けてもらえなかった事で、私達家族は、
「どうしてあげれば、マリーは喜ぶんだろう?アンは喜ぶんだろう?」
「何をしてあげれば、悪い状態からいい状態になって行くんだろう?」
・・・・・
など、いろいろ考える様になりました。

そんな事を考えていると・・・『きっとリーとナナが、遠くからマリーとアンを見守ってくれているんだ。』って気がします。

もうあと少しすれば、いつもの元気なアンに戻りそうです。
嬉しいです!!