結婚して間もない頃、
「お前が、一番お前らしく写ってる写真があるから、持って行け!」
って嬉しそうな顔した父が言いました。
それは、私が小学校の低学年の頃のものでした。
父の実家(香川県)の縁側で写した写真。
姉弟4人が並んでいて、私の斜め前に末の弟(アトムのパパさん)がいて、私が弟のスリッパを踏んでいます。
べそをかいている末の弟。
スリッパを踏んでいる私の顔が、私らしくて・・・父は、その写真が大のお気に入りでした。
私の性格が、はっきりと写し出された写真・・・私も大好きな写真です。
あの頃の性格のまま・・・私の性格は、変わることなく現在に至っているって事が、私はとても嬉しいです。
あの時と、ちっとも変っていません。
いろんな事があって・・・いろんな事を経験して・・・いろんな事を乗り越えて・・・大人に成長して来たのに、まったく変わっていない私がここにいます。
それが、なによりも嬉しいです。
きっと、父もそう思ったので、あの写真をプレゼントしてくれたのだと思っています。
『あの写真に写し出されている私の性格に対する気持ちが、父と私は同じだったんだ・・・。』
歪むことなく僻むことなく・・・まっすぐに、あの時の私のまま成長できた事にとっても感謝しています。
私の顔を覗くと、あの頃のままの私が、笑顔でそこにいる様な気がします。
『こんな気持ちを持ったまま、大人になっている人っているんだろうか?』
って不思議な気がします。
姉弟を見ても、あの頃のままではないし・・・。
私の根本にある性格が、ちっとも変わらず揺るがずに、私を私でいさせてくれているのだと思っています。
幸せな日々を送って来たし・・・今も幸せな日々を送っているということ。
「幸せ」は、育てるものだと思っています。
自分の気持ち次第で、1つ1つの事が「幸せ」にも「不幸せ」にでも、どんな風にでも受け取る事ができます。
すべては、心の持ち方考え方次第です。
その事を常に頭に置いて暮していれば、「幸せ」は確実に大きく育って行きます。
私は、そう信じて暮らして来たし・・・これからもそう信じて暮らして行きます。
今もあの写真を見ると、笑ってしまうくらい私のままの私です。
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