日々の幸せを育んで

ワンちゃん達がいて、孫達がいる日々の生活。小さな幸せのある暮らしを綴っています。

ワン達のバトンタッチ

2019年12月30日 11時15分00秒 | 日々の暮らし

今日は、朝から雨が降って・・・肌寒い日です。

アンを亡くして、1ヶ月以上が経ちました。
頭の中は、いつもぽぁんとしていて・・・何を考えても纏まらなくて・・・困ってしまっています。

毎朝、ブログでのアンの写真を見ながら、
『アンは、どこ?』
と思う事から・・・1日が始まっています。

                  

娘がインフルエンザに罹り、しょうちゃんがインフルエンザに罹って入院し、私が罹り、最後に哲君が罹って、主人だけがインフルエンザに罹る事なく、我が家のインフルエンザの流行は、終わりました。

『予防接種をしたにも関わらず、ここまでしんどいインフルエンザって何なんだろう?』
って思ってしまいます。

元気なしょうちゃんがいるお蔭で、アンがいなくなった寂しさを紛らわせていられたのに、しょうちゃんが入院すると、急に家の中は静かで寂しくなってしまいました。
しょうちゃんが退院するまで、本当に寂しい毎日が続きました。

               

今年は、お正月のお料理を作らない事にしました。

いつも忙しく動いていて・・・慌ただしい毎日を過ごし・・・私が望むのんびりとゆったりとした心穏やかな暮らしが、遠のいて行っている様に感じていました。
アンが私にくれた、私を取り戻すための大切な時間の様な気がするので、年末お正月は何にもしない事に決めました。

振り返ると、今年は本当にいろんな出来事がありました。
本当にいろんな事があって、それに振り回されて、振り回されて、心が疲れ切っていた最後に・・・アンがいなくなりました。

そして、家族みんなのインフルエンザ騒動。

               

アンを亡くして、マリーが1人になってから、
『マリーが心地よく暮らせるには、何をしてあげればいいのかな?』
って考えました。

マリーはフローリングで足を滑らせて、上手く歩けなくて・・・1日に何度も足を滑らせていました。
で、リビングにジョイントマットを敷く事にしました。
最初は、マリーが歩くダイニングテーブルの周りだけに敷いたのですが、テーブルの下も通って滑っているので、次々にジョイントマットが増えて行って・・・リビングは、絨毯とジョイントマットで埋まりました。

歩き易そうなマリーを見ていると、
『どうして、もっと早くにジョイントマットを敷こうと思わなかったんだろう?』
って思います。
歩き易くなったので、マリーはちょっとふらつきながらも、動き回っています。

               

マリーが寂しいだろうと思って、アンのベッドをしばらくマリーのベッドの傍に置いてあげていました。

アンがいないと、マリーがリビングで夜1人で眠るのも可哀想な気がして、マリーのベッドを寝室に移動させました。
以前は、ず~っと寝室で眠っていたマリーなのですが、今は寝室で眠るのが嫌らしくて、必死でリビングに戻ろうとするので、今まで通りにリビングに寝かせて、夜は常夜灯を点ける事にしました。
目が悪くなっているマリーなので、アンがいなくなってしまった今、夜1人で真っ暗な中おトイレに行くのも心細いだろうと思って。

アンがいなくなって2~3日、マリーはクンクンしながら歩き回って、アンを探している様子でしたが、今は落ち着いて淡々と自分のペースを守りながら、暮らしています。

『いつまでも悲しんでいるのは、きっと人間だけなんだろうな。』
って思います。

もし、マリーが先に亡くなって、アンが残されて1人になっていたとすれば、きっとアンはマリーの様に淡々とは、生きて行けない様な気がして・・・マリーが残されてよかったのだと、家族みんなで納得しています。

               

昔のブログを読み返してみて、アンは本当に優しいいい子だったんだと、再確認できました。

ナナの事を構って構って・・・ナナの最期の時まで、きちんと構い続けてたアン。

『あの時、マリーは一体どうしていたんだろう?』
と考えても、ナナの傍にマリーの姿はなかった事しか思い浮かびません。

リーからナナに、ナナからアンに、ワンちゃん達の間で「この(私達)家族を守るというバトン」がタッチされて来た様な気がします。
我が家に来た時から、いろいろ問題のあったマリーには、バトンはタッチされず
「マリーちゃんは、好きな様に生きていれば、それでいいよ。」
ってワンちゃん達みんなから、マリーは認めてもらっていたんだと思います。

『バトンタッチされていないマリーの後、ワンちゃんを飼うべきなのか?』
という答えの出ない問い・・・日々その問いの答えを探しながら、
『すべては縁だから・・・』
って思う事にしています。

ただただ・・・アンに会いたいです。

               

1年間ブログを読んでくださった人達に、心から感謝しています。

本当に、ありがとうございました。

「すべての人達に、来年もたくさんの幸せが訪れますように!!」