ずれてるアン

今日は、太陽が照っていたのは朝の内だけ、後はずっと曇り空なので、何となく寒く感じます。
一度暖かくなって再び寒くなると、今日の様なお天気の日は、以前以上に寒く感じてしまって、動くのが億劫になってしまいます。

　　　　　　　　　　

ソファで丸くなって眠っているアトム、籐の椅子で丸くなって眠っているマリー、１人眠る場所がなくウロウロしているアン。

『アンは、どうするつもりなんだろう？』って見ていると、籐の椅子の前を行ったり来たりしながら、考えている様子です。
『マリーがまん中で眠っているから、そこに乗るのは無理。』って思って見ていると、何回かウォーミングアップした後、軽々しくマリーの上に飛び乗りました。
マリーは、アンが上に飛び乗って来ても、ぶつかって来ても、怒ったりはしません。
ちょっと驚いた様子で、アンに少し席を譲ってあげたのですが、狭い椅子なのでマリーのお尻が椅子からはみ出してしまっています。

　　　　　　　　　　

パソコンを止める音と共に、籐の椅子から飛び降りたアンは、ボールを咥えて私の所に走って来ました。
マリーのお尻は、はみ出たままです。
「マリーは機嫌よく眠っていたのに。。。アンはすぐに下りるんだったら、絨毯の上で眠ればいいのに。」って、アンに言っておきました。

　　　　　　　　　　

アンはいつも最後まで動き回っているので、なかなか場所の確保ができません。
「さぁ、寝よう！」と思ったら、すでにいい場所には、マリーとアトムが眠っているのです。
「アンちゃん、テンポずれてる。」
「そんなのでは、競争社会で生きていけないよ。」

アンは一人でのいい場所がないので、いつも誰かの傍に行って眠ります。
ソファで眠っているアトムの傍に飛び乗る事もあります。
時々、目測の誤りでアトムに当たったりするので、アトムにはよく怒られています。

　　　　　　　　　　

アンって、マリーとアトムのテンポからは、ちょっとずれています。
なので、アンを見ているととっても面白くって、時々１人で笑ってしまいます。
きっとアン本人は、みんなから遅れているとも、テンポがずれているとも思っていないのだと思うのですが、何かがずれている様に思えます。
そこがアンの可愛さなのだと思っています。

「アンって、何か可愛い。」って、娘もこの頃よく言っています。
『何か可愛い！』って表現がピッタリのアンです。


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