昨日(12日)の夕方、弟がアトムのお迎えに来ました。
弟が玄関ドアを開けて入って来ると、ゲート越しにアトムが、
「ギャァ~!」「ギャァ~!」
って、すごい声をあげて叫んでいます。
「そんなに嬉しいの、アトム!」
って言いながら、弟より先にリビングに入って、私はお茶の準備をしました。
アトムは、弟の傍から離れません。
マリーとアンは呆然とその様子を眺めていましたが、マリーは、
「私も! 私も!」
って弟に寄って行っています。
ケーキとコーヒーで「お茶の時間」。
久しぶりに、弟とよく笑って、よくお喋りしました。
「さぁ、アトム帰るぞ!」
「また、2人で仲良く静かに暮らそうな。」
って弟が言っています。
アトムは「置いて行かれない様に・・・」って思っているらしくて、玄関まで走って行きます。
アトムにリードを着けようとした弟の膝の間に、マリーが入り込んで座っています。
「お前は、一体何してる?」
って言いながら、弟はマリーを避けたりせずに、アトムにリードを着けました。
アトムは嬉しそうに、飛び跳ねながら車に乗りました。
『何があっても、飼い主である弟が好きなんだな。』
って感心しながら、アトムを見送りました。
アトムは、また22日から預かる事になっています。
次回の預かりは、12日間です。
『アトムは、そんなに長い間、弟から離れて大丈夫なのかな?』
って心配ですが・・・
娘と出掛ける約束をしていたので、6時15分頃家を出て、最寄りの駅に向かいました。
駅に向かって歩いている時に、虹が見えました。
「あっ、リーだ!」
って、虹を見た瞬間に思ったので、すぐに主人と娘にメールをしました。
「虹が見えてるよ。」
「リーだよ。」って。
リ―の四十九日の日に、マリーを買う予約をしての帰り道、電車から降りると虹が見えた時の事を思い出しました。
その時、虹を見ながら、涙が溢れてくるのを止めれられなくて・・・
『リーが、私に何かを伝えてる・・・』
『マリーを飼う事を、リーは喜んでくれているんだ、きっと。』
私は、虹を見てそう思いました。
「お母さんの選択は、正しいよ。」
っていう、リーからのメッセージが虹なのだと思いました。
虹を見ながら、あの日の事が甦って来て・・・涙が溢れて来ました。
主人と娘からの返信メールには、
「リーっていう文字を見ただけで、涙が出た・・・」
って書いてありました。
私達家族にとって、「虹」はリーからのメッセージです。
リーが喜んでくれている「物事」に対しての、リーからのメッセージだと、私達家族は受け取りました。
15日は、リーを亡くして10年目になります。
『きっと、何を見ても、人それぞれの思いがあるんだろうな。』
『虹、風、雲・・・それぞれに、私達家族の思いがあるのと同じ様に。』
主人が今夜帰って来るので、15日は家族が揃っています。
リーを亡くして15日で10年・・・マリーは、21日に10歳になります。
月日の経つのは、本当に早いです。
リーとの約束通りに、私達家族3人は、それぞれの道で頑張っています。
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