日々の幸せを育んで

ワンちゃん達がいて、孫達がいる日々の生活。小さな幸せのある暮らしを綴っています。

虹を見て・・・

2014年06月13日 18時35分00秒 | 日々の暮らし

昨日(12日)の夕方、弟がアトムのお迎えに来ました。

弟が玄関ドアを開けて入って来ると、ゲート越しにアトムが、
「ギャァ~!」「ギャァ~!」
って、すごい声をあげて叫んでいます。

「そんなに嬉しいの、アトム!」
って言いながら、弟より先にリビングに入って、私はお茶の準備をしました。

               

アトムは、弟の傍から離れません。

マリーとアンは呆然とその様子を眺めていましたが、マリーは、
「私も! 私も!」
って弟に寄って行っています。

ケーキとコーヒーで「お茶の時間」。

久しぶりに、弟とよく笑って、よくお喋りしました。

               

「さぁ、アトム帰るぞ!」

「また、2人で仲良く静かに暮らそうな。」
って弟が言っています。

アトムは「置いて行かれない様に・・・」って思っているらしくて、玄関まで走って行きます。

アトムにリードを着けようとした弟の膝の間に、マリーが入り込んで座っています。

「お前は、一体何してる?」
って言いながら、弟はマリーを避けたりせずに、アトムにリードを着けました。

               

アトムは嬉しそうに、飛び跳ねながら車に乗りました。

『何があっても、飼い主である弟が好きなんだな。』
って感心しながら、アトムを見送りました。

アトムは、また22日から預かる事になっています。

次回の預かりは、12日間です。

『アトムは、そんなに長い間、弟から離れて大丈夫なのかな?』
って心配ですが・・・

               

娘と出掛ける約束をしていたので、6時15分頃家を出て、最寄りの駅に向かいました。

駅に向かって歩いている時に、虹が見えました。

「あっ、リーだ!」
って、虹を見た瞬間に思ったので、すぐに主人と娘にメールをしました。

「虹が見えてるよ。」
「リーだよ。」って。

               

リ―の四十九日の日に、マリーを買う予約をしての帰り道、電車から降りると虹が見えた時の事を思い出しました。

その時、虹を見ながら、涙が溢れてくるのを止めれられなくて・・・

『リーが、私に何かを伝えてる・・・』
『マリーを飼う事を、リーは喜んでくれているんだ、きっと。』

私は、虹を見てそう思いました。

「お母さんの選択は、正しいよ。」
っていう、リーからのメッセージが虹なのだと思いました。

               


虹を見ながら、あの日の事が甦って来て・・・涙が溢れて来ました。

主人と娘からの返信メールには、
「リーっていう文字を見ただけで、涙が出た・・・」
って書いてありました。

私達家族にとって、「虹」はリーからのメッセージです。

リーが喜んでくれている「物事」に対しての、リーからのメッセージだと、私達家族は受け取りました。

15日は、リーを亡くして10年目になります。

               

『きっと、何を見ても、人それぞれの思いがあるんだろうな。』

『虹、風、雲・・・それぞれに、私達家族の思いがあるのと同じ様に。』

主人が今夜帰って来るので、15日は家族が揃っています。

リーを亡くして15日で10年・・・マリーは、21日に10歳になります。

月日の経つのは、本当に早いです。

               

リーとの約束通りに、私達家族3人は、それぞれの道で頑張っています。



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