灯籠流し、精霊流しは、
死者の魂を弔って灯籠(灯篭)やお盆の供え物を
海や川に流す日本の行事とのことです。
(写真は日本の灯籠流しです)
なんか似たようなものの記憶があるなあと思ったら、
タイの「ローイカトン」でした。
毎年、タイの陰暦の12月の満月の日に行われる。
川の女神に感謝と謝罪の意を表すため、
川や池などに灯篭を流します。
灯篭の中には、きれいな花を飾り、
ろうそくや線香を立て、
自分の髪の毛や爪などを入れるそうです。
日本人学校で歌を習い、
未だに忘れていないので、
重要な行事と教えられたのだと思います。
川というのは、生き物にとって
とても大切な存在ですよね。
そんな川に感謝をしたり、
そこで亡くなった方々を供養するということには
人間の根源的な何かがあるのだろうなあと思います。
川を流れていくことに、
心の浄化や、自然や生命の繋がり、
そんなイメージを感じます。
人間はそうして自然とともに節目をつくり
気持ちの整理をし、過去に区切りをつけながら
生きていくのだなあと思いながら
おやすみなさい。
大先輩のご冥福を心から祈りながら。