Let’s Challenge!!

人生で大切なことは、失敗してもいい、チャレンジすること!! 楽しみながら・・・
 Let’s Challenge!!

大変ご心配をおかけしました

2012年05月18日 | お出かけ
投稿しない長い期間も変わりなく訪問してくださりありがとうございました
何度も何度もパソコンに向かいましたが、何をどのように書いたらいいのか全く分からず
何度も書き始めてはやめていました
それでも こんなに長期に渡り更新されていないブログに毎日訪問してくださっている皆さんのことを
考えるだけで申し訳なくありがたく思っていました
本当にご心配をおかけし、励ましていただきましてありがとうございました


仕事は、夫の闘病中から何度も辞めたい意思を伝えたのですが、『自分のために続けた方がいい』と
ずっと励まし続けてくれたことで辞めずにきたのですが、仕事をする気持ちになれずにだらだらと時が流れてゆきました
それでも周りの温かいご配慮で、4月から仕事にも復帰し、本日ブログも再開することができました
心から感謝しています!ありがとうございました

最近の生活は仕事中心で、またお墓参りやお焼香にお越しくださる方々がまだたくさんいらっしゃるので
一緒にお墓参りしていただいたり、故人の話をいろいろと伺って・・・うれしくて涙を流し、悲しくて涙を流しています

いつも一緒に行動していた夫がいないのは堪えますが、息子の死はどうしても受け入れることができません
二人に会いたくて会いたくて・・・時間が経ってもこれはどうにもなりません
情けないことにどこにも出かけることができなくなりました
それでも1月末には夫の退職記念の旅行に行ってきました 
また3月には妹が私を励まそうと北海道に連れて行ってくれたり・・・
周りがどんなに励ましてくれても、やはりいつも一緒にいて私のことをそばで心配してくれる人がいない寂しさに慣れない毎日です

夫が亡くなった時は、胸がキュッと痛くなることが度々ありました
息子が亡くなった時は、泣きながらいつの間にか眠り、朝方の4時ごろになると胸の痛みで目が覚める毎日でした
一気に4人家族が2人になり・・・娘が独りぼっちになったらどうしよう
“死”の恐怖でいたたまれない日々もありました
今は《娘のために・・・》《○○のためにがんばろう!》と思う気持ちで頑張っています



今日は、1月に夫の退職の記念に会社から頂いた旅行の記事を書こうと思います
夫がとても楽しみにしていた旅行でした
仕事で忙しい娘に代り、毎週のように長野から川越まで看病に来てくれた妹に夫からのプレゼントです
妹の車はスノータイヤなのでそれもまた好都合なことでした
年に2回の恒例になっていた旅行
夏と冬の温泉旅行
基本ユニットは、私たち夫婦と妹の3人 そこに都合が良い娘と息子が参加することになっていました
冬の温泉旅行はまだ今年で5年目
予てから行きたいと思っていた 待望の【かやぶきの郷薬師温泉 旅籠】です
  かやぶきの郷薬師温泉 旅籠は、上州吾妻にある浅間隠山の山懐に抱かれた静かな一軒宿です
  この地に二百余年前より自噴する天然温泉と、3,386点もの懐かしい古民具の数々…
  旅装をとき、ゆるやかに流れる時感(じかん)を心ゆくまでお楽しみください
  ・・・HPより・・・

駐車場から下を見ると タイムスリップしたかのような“郷”の風景が眼下に現れました
緩やかな山の斜面に点在している移築した古い建物を興味深く見学しながら下りていくと泊まる宿に着きます
ドアは自動扉ながらどっしりとした重厚感のある重そうな扉
中に入ると大きな囲炉裏を囲んですわり心地のよさそうな椅子がありました
ゆったり寛げる素敵な空間
【かやぶきの郷薬師温泉 旅籠】


この宿の三つの温泉も魅力の一つ
【滝見乃湯】
滝を見ながら入る絶景露天風呂
夜はライトアップされる幻想的な雰囲気がいい
雪を見ながらいつまでも入っていたいと思いました

【薬師の湯】
ヒノキの香りが素敵な掛け流し天然温泉です
ゲルマニウム温浴も楽しめます
体の芯からしっかりと温まりました
本来の自然治癒力を引き出すと言われています
なんだか元気になっていく気がしました

【郷の湯】
貸し出しているブーツを履いて行く外湯
天然の薬草を旅館の人が取ってくると聞きました
『身近な薬草を利用し、お風呂で四季を味わい、心も身体もリフレッシュ』とありました
薬湯とは薬用の植物を煮出すなどしたエキスを湯に加えたお風呂の事で、昔から傷や病等を癒す為に医療用として使われていたようです

そんな素敵な上質の温泉三昧をしてきました
そして食事もまたゆったりとくつろいで囲炉裏端でいただきました
旅籠で使われている食材は、地元農家の朝摘み野菜・上州地鶏自家牧場の生みたての卵・専属の職人が打つ蕎麦など・・・
厳選素材の贅沢な楽しい食事を堪能しました
一年ぶりかのお肉 上州牛も美味
夫の食事療法で一切肉類を食べていなかったので格別だったのかもしれません
翌日は私の誕生日
朝食の時に妹と弟からプレゼントが・・・
きっと家で一人で迎えたら寂しかったでしょうね
いつも気にかけてくれる妹弟に心から感謝しています

本来なら夫が楽しむべき旅行でした
優しかった夫からの素敵なプレゼントを妹と存分に楽しんできました



お墓参りに!

2010年08月19日 | お出かけ
今年の夏休みは、義父の白内障の治療の為どこにも行けないものと諦めていたのですが・・・
9日に予定通り入院し、10日に悪い方の目から手術をしました
手術が始まるとモニターにその様子が映し出されます
3台のモニターが一斉に手術を行っています
ちょうど義父は真ん中のモニター、両隣の方の手術の様子も見えます
義父は出血もほとんどなく、15分程で順調に終了しました
ところが17日の良い方の目の手術の時は医師から『付き添いがいた方がいい』とのことで義母も16日から病院に泊まることになりました
義父は昨年の12月から3カ月、3回にわたり《加齢黄斑変性症》の手術をしましたが、結果は芳しくなく左目は物が歪んだままなのです

病室はバストイレ付の部屋 w(゜o゜*)w
また今回も10日間の入院で持ちこんだものは義父が何日もかけて用意した完璧なもの
それでも翌日には、“爪切り”と“爪やすり”を持ってくるように言われ、夫は「爪くらい1週間切らなくてもいいのにね」と苦笑いをした
いつものごとく大げさな入院騒ぎでしたが、昨日無事退院しました

“大げさ”と言えば、この夏の暑さは異常だとは思うのですが・・・
2Fにある義父母の寝室はいない時も暑いということでエアコンが入っていることがよくある
昨年、少しでも涼しいようにと思って“よしず”を買ったにもかかわらず、『ベランダが錆びる』?という理由で今年は拒否されてしまった
タンスの扉や押し入れも全開にしてエアコンで部屋を冷やしている
睡眠中も、居る時はエアコンが点いているのは仕方がないとしても、あまりにも大げさじゃないですか?

そんなことで急きょ義母も家にいないということで実家にお墓参りに行ってきました
お墓参りは口実のようなもので、ストレス解消です(^○^)
妹に連絡をするとあいにく一泊の健康診断で不在、そして翌日からはもう勤務が始まるという
ただ泊まらせてもらえればいいので、独断で決行 (TwT)

16日に義母を病院に送り、2時過ぎに病院を出て実家に着いたのは夕方
そして翌々日の朝には義父母を迎えに行かないといけないので実際の滞在は17日だけのようなもの
親不孝な娘ですが、翌日はまずお墓参り、ご近所への挨拶をして八ヶ岳の方に出かけました
今回は、≪白駒池≫と≪八ヶ岳倶楽部≫に行こうと計画しました
まずは≪白駒池≫に向かって車を走らせていると、≪白樺の小径≫という何とも素敵な案内があったので寄り道をすることに
見事な白樺の林が続いている涼しげな道を走りました
さすがに標高2000m、空気も美味しい・・・それでも今年の夏は暑い!
あとでわかったことですが、ここは東洋一の白樺林なのだとか
                 すべてマウスオンでご覧下さい
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≪白樺の小径≫から≪どんぐりの小径≫へ入ります
ふかふかの柔らかい小径を歩きます
どんぐりから芽を出したクヌギの苗がたくさん出ています
もうここを歩いただけで長野に来た甲斐があったように思うほどです
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目的の≪白駒池≫に到着です
ここは、標高2,115m、標高2,100m以上の湖としては日本最大の天然湖です
薄暗い林の中を歩き始めました
ここは涼しい!! 天然の冷蔵庫のようです
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あまりの苔の美しさにシャッターをたくさん切っていました
長い年月をかけてできた歩道の杭の頭がとてもかわいかったのが印象的でした
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この苔を見ていると、“苔も生きているんだなぁ~”と思います
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こんなところには、カラフルな“きのこ”もたくさん生えています
池にたどり着いたわけではありませんが、もうここで十分満足した気分です
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鬱蒼とした原生林を歩くこと20分ほどで、湖が見えてきました
池の周りを、約40分かけて一周しました
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紅葉の時期には、この池もたくさんのカメラマンでいっぱいになるようです
秋の紅葉の時期にもぜひ来てみたいところです
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暑い夏、もう少しの辛抱かと思いますが、この一帯はすでに秋が始まっていました
朝夕の気温はかなり涼しいのかもしれない
今年のように待遠しい秋もないかもしれない
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暑い夏に・・・花火

2010年08月12日 | お出かけ
今年の夏は、暑い夏でした
まるで終わったかのような言い方ですが、また今週末はうだるような暑さだとか・・・
立秋が過ぎて、何となく気分的には峠を越したような気になっています
その後は台風がやってきます
台風4号は東北地方に上陸か?
被害がないことを祈っています

我が家では今年の“激暑”を物語る事件が起きました
我が家のパソコンの環境は、システムエンジニアである夫が作っています
自分のパソコンを買い替える度に、使わなくなるHDD(ハードディスク)をサーバー的に使えるようにしています
現在2台のHDDは、娘の部屋の勉強机の上に並べてあり、どのパソコンからもアクセスできるようになっていて、
私は主に写真ファイルを保存しています
そのHDDが今年の暑さで壊れてしまいました
全く動きません
きっと今は使っていない娘のパソコンもダメになっているのかもしれません
皆さんはこの夏の“被害”はありませんでしたか?


私が小さい頃は千曲川で花火大会があると毎年のように連れて行ってもらいました
子供たちが大きくなってから、帰省した折には、花火大会の会場から離れたところでバーベキューをしながらのんびりと眺めたりもしました
花火には心躍るような感動があります
それなのにもう30年近くも花火を見に行っていません

知人から、埼玉県では“戸田橋花火大会”の花火がスゴイ!と聞いたら行ってみたくなりました
7日の土曜日、仕事を終えてから、夫と二人で出かけました
駅に降りた途端、その人だかりに驚きました
警察官、警備の人が誘導してくれています
花火が終わった後の帰りはこの人たちが一斉に動き始めると思ったら気が遠くなりそうです

調べたところ例年45万人くらいの人出なのだそうです
転びやすい私 は気をつけて歩こうと慎重でした
カメラも一眼レフではなくコンパクトなカメラを持参しました                                マウスオン
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浴衣を着た若い男女が多かったことに驚き!!
女の子だけのグループも浴衣姿が多くて・・・何となくうれしくなりました
日本の文化が浴衣からでも継承されていくのはうれしい気がする
それにしてもすごい人の波です                                               マウスオン
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ここの会場では、有料の指定席があり、ほとんど完売の状態でした
有料ではないので、早いもの順で打ち上げ場所から近い席(河川敷の土手)からどんどん埋っていきます
私たちも良さそうなところに場所を確保して、始まるのを待ちました
荒川には屋形船も何艘か出ています
川からの眺めはどんなものでしょう

まったく打ち上げている場所も見えませんし、アナウンスもよく聞こえません
それでも花火が打ち上げられると、歓声が聞こえ、周りと一体化している心地よさを感じます
私のカメラはズームができないカメラ w(゜o゜*)w
かなり“しょぼい”花火の写真になってしまいましたが、久々の花火大会を楽しみました
最近、TVで隅田川の花火大会も見ました
最近の花火は、複雑な打ち上げも多くて本当に美しいと思います
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人混みがきらいなので帰りはどうしようか (゜〇゜;)
終わりが近づくにつれて花火どころではありません
そこで埼京線《戸田公園駅》を利用するのをやめて、京浜東北線の《川口駅》まで歩くことに決めました
5kmほどの距離、荒川堤を歩きました
川からの風が気持ちいいと思いながら約1時間歩きました
家に着いたのは11時、さすがに疲れました
でも、今年の夏の想い出が一つできました




涼を求めて・・・風鈴市 PartⅠ

2010年07月22日 | お出かけ
ニュースで見た風鈴市に行ってみたいという夫のリクエストで、急遽3連休の最終日に行ってきました
名称は金剛山 金乗院 平間寺、通称“厄除弘法大師”とも呼ばれ親しまれている川崎大師です
夫は、実家が神奈川県だったのでいつでも行くことができたはずなのに行ったことがなく、一度は行ってみたいと思っていたようです
首都高速・横羽根線を降り、すぐの所に駐車場があります
そこから約15分弱歩いて仲見世に到着
早朝から“トントン”という威勢の良い《飴切り》のリズミカルな音が聞こえてきました
まだ早い時間なので人出は少ないのですが活気に満ちています
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到着したのは9時を少し回ったところ
もうすでに30℃は超える暑さに写真からも暑さをお伝えできるかと・・・伝えてほしくないですよねぇ~
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 【一枚目の画像】大山門は、当山開創850年の記念事業として昭和52年に
 建立されたものです
 【二枚目の画像】大本堂内には御本尊厄除弘法大師を中心に、
 不動明王・愛染明王などの諸仏が奉安されています



 
 【八角五重塔 [中興塔]】は、境内と諸堂宇との調和を考慮し、
 真言の様式にかなうよう華麗にして 格調ある“八角”としたようです
 “八角”というのは最も円に近い建造物の形ということで、
 “包容力”“完全性”の象徴なのだそうです










境内の左側はすでに 風鈴市 が賑わいをみせていました
風鈴は、短冊に風を受け音を楽しみ、その音で涼を感ずる日本の伝統文化 *^-^*
よしずで設えた売り場も、“涼”を感じます
冷たい麦茶のサービスも大盛況
こんな素晴らしい日本の伝統文化をずっと後世まで残したいと思いながら麦茶を頂きました
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“厄除だるま風鈴”川崎大師オリジナルのガラス製の風鈴です
一つ一つ手作りされ、中から色を塗っているとのこと
買い方を教えてもらいました
一つ一つ顔が違うので、まずは顔で選んで、涼しげな音色もギザギザにした切り口で決まるので好きな音色を選んでくださいとのこと
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全国から集められた風鈴の数は、900種類、 32,000個にも及ぶそうです
全国から集まった選りすぐりの逸品
素敵な風鈴がたくさんあって欲しものばかりでした
びいどろ風鈴・花笠風鈴・南部(鉄器)風鈴・竹炭風鈴・瑠璃風鈴・萩焼風鈴・高岡真鍮風鈴 etc.
ほんの一部を書きだしてみました
どれかわかりますか (゜▽゜*)
<川崎大師“風鈴市”>
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こちらの風鈴は何と100万円
田中貴金属店が出していた18金の風鈴です
厳重にお二人で風鈴を守っていました
写真を撮ってもらいたいのか、盛んに写真を撮ってくださいと言っていました
こんな風鈴を買えたとしてもどこに置くのか、風鈴の役割を果たすことができるのか・・・


                      下の記事《涼を求めて・・・PartⅡ》に続きます





涼を求めて・・・風鈴市 PartⅡ

2010年07月22日 | お出かけ
風鈴市をじっくり見た後は、大師様にお参りを・・・
大本殿にも風鈴が奉納されていました
涼やかな音色はやはり暑さを凌ぐことができそうです
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境内を散策してたっぷり汗をかき、すでにくたくたです
午前11時 暑いので一休みしてから早々に帰ることにしました
立ち寄ったのは門前の甘味店
川崎大師では“葛餅”を“久寿餅”と書いてあり葛餅だとは思いませんでした
仲見世には11件もの久寿餅屋があるそうです
神奈川名産100選にも選ばれているその“久寿餅”と“カキ氷”と“厚焼き玉子”をいただきました
汗も引き、お腹もいっぱいになったところで帰ることにしました

仲見世にもたくさんのだるまが勢揃いです
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首都高速・横羽線を降りたらすぐの交差点を右折すると、こんな目だった建物が現れます
こちらが川崎大師“自動車交通安全祈祷殿”でもあり、また駐車場でもあります
車が建物の正面にたくさん停められているのは、車自体をご祈祷してくれるとのこと
しかしながら、境内にはたくさんの人だかりでしたが、こんなに駐車場はガラガラでした
駐車場から少し遠いからでしょうか
駐車している車が少ないので、暑くなったアスファルトから受ける熱は厳しいものでした (´△`)
写真を整理していて感じたのですが、まるで東武ワールドスクエアのミニチュアのようです
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首都高速、下りはかなりの渋滞になっていましたが、上りは混んでいません
時間が早いからでしょうか
来る時は運転していて、高速道路からのスカイツリーが見られなかったので、帰りは夫の運転です!
高速で走っている車の中から撮っているので画像はひどい状態ですが・・・(゜▽゜*)♪
東京タワーが見えました!
続いてスカイツリーが大きく見えました
スカイツリーの下ではまだたくさんのクレーンがありました
スカイツリーには完成した暁には、行ってみたいと思っています
そして、ぼんやり景色を眺めているともうすでに見えないと思っていたスカイツリーが見えました
ちょっとうれしくなって撮ってしまいました
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家に着いたのは、午後1時を少し回ったところ
こんなに早く帰れるとは想像もしていませんでした
出かけるとその日は何もできないのに今日は得した気分です

今年は、初めての風鈴市だったので、赤い“だるま風鈴”を買ってきました
東北を旅行した時のお土産の南部鉄器の風鈴と今年は競演です
帰り道話をしていると、夫も欲しかった風鈴があったとか、偶然同じものでした
ちょっと高額だったので言わなかったのですが・・・
素直に欲しいと言えばよかったと残念でたまりません
来年も行く口実ができてよかった!




雪の大谷ウォーク!立山黒部アルペンルート

2010年05月13日 | お出かけ
今年のお味噌の仕込みも滞りなく終わりました。
冬には、美味しいお味噌になっているはずです =*^-^*=

今年の春に転勤になった妹は部活動の顧問にならなかったため、例年このGWは春の大会の真っ最中で
お味噌造りも不在のことが多かったのですが今年は余裕です
じっとしていることがない妹は、仕事の他に畑で作物も作り、旅行にもよく出かける
時間の使い方が上手と言えば言い過ぎかもしれないけれども、一人で動けるというメリットを最大限に活かしているように思う
私はたぶん一人だったら、じっと家に閉じこもっているように思う

そんなことで、今年は早々に妹から『雪を見に行かない?』との電話が入りました 『???』
母が生きていたら叱られたと思うのんきな姉妹です
“立山黒部アルペンルート”に行こうということだったのです

夫が帰ってきたので聞くと、力なく『勘弁してヨ~』
そんな弱々しい夫を見ると今まで気乗りしていなかったのですが、俄然行く気になります
私も誰かが言い出さないと出かけない“出不精”なので極力出るように努力しています
そして義父母が若い時から出かけることが嫌いで今では車で誘っても全く外に出ないように夫がなってしまったら大変と思っているのです

確かに強行軍です
土曜日も仕事の関係で出勤が多く、渋滞やら、お味噌作りも早朝からの仕事を考えると・・・立山も5:30に集合です
『勘弁してヨ~』って私も思いました
でも、妹との旅は本当に楽しいのです
教師をしているというのもあるのかもしれませんが、“ハズレ”がありません

夫が仕事で疲れていることも、体力がないことも、考えると休ませてあげたい気持ちと、今回はバスのツアーです
バスで休んでいけばいいと考えることも・・・参加を決め、妹にすぐ参加の旨を伝えました
その時の夫の気持ちは・・・“付き合いきれない!”と思ったかもしれません

アルペンルートに行くには、長野側から入る方法と富山側からの2通りあります
環境保護の為にマイカーの乗り入れはできません
長野⇔富山間約90km、標高差2,450mを、ケーブルカー・トロリーバス・ロープウェイ・高原バスなど多彩な交通機関を利用して移動します
そこで車を回送することになるのですが、その料金が3万円前後になります
そんなことで今回はバスツアーにしたと連絡がありました

佐久ICを出たところからスタートです
長野市まで17か所でツアー客を乗せ、上信越・北陸道を通り、富山県の立山駅に向かいます
最初の休憩所でバスを降りたところ、はるか遠くにピンクの並木・・・もしやと思い近づくと桜が満開でした
この日は、雪山を歩くというのでカメラはコンパクトカメラにしました
そのカメラは、マクロ撮影を主に考えて買ったので望遠の機能がありません
走るしかありません! 最大に近づいてこちらですが・・・最盛期の桜、とてもきれいでした
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富山県立山駅に到着です
大勢の人たちがくつろいでいるように見受けられます
実はくつろいでいるのではなく、ケーブルカーに乗る順番を待っている人たちでした
バスツアーということで私たちは事前にバスの中でガイドさんから“待つ”ことを知らされていました
ガイドさんの説明によると、5月4日はツアー客だけで富山側から2000人、長野側から2500人入るので1時間半待ちとのこと
昨日は両方で6000人だったので2時間待ちだったと聞きました
その人数に一般客がプラスされますからものすごい数になります
そこで“立山カルデラ砂防博物館”を見学しました
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定員120名のケーブルカー、その日は何人くらい乗っていたのでしょう・・・すし詰め状態でした
           立山ケーブルカー 立山駅⇒美女平 《1.3km・所用時間7分・標高差502m》
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こちらも満席です ゆっくりしている私たち3人は補助席になり、雪の山が見えてきても思うように写真も撮れませんでした
             立山高原バス 美女平⇒室堂 《23km・所用時間50分・標高差1473m》
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室堂に到着です
車窓からの立山連峰の雪景色に釘づけになりました
途中、森の巨人百選に選ばれた“立山杉”や雪の壁の間を通りました
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ここで約1時間半の雪の散策を楽しみました 一面が銀世界です
まだスキーを楽しんでいる人もたくさん見受けられました
豪雪地帯の立山、毎年4月中旬の立山黒部アルペンルート開業に伴っての40日間にも及ぶ除雪作業
昔はコンパスを使っての作業、今は道路測位システム(GPS)を使いより早く正確に道路の位置を測定出来るようになったそうです
大型ブルドーザーで雪の壁を少しづつ削り取る職人技ともいえる除雪作業が行われるのです
ロータリー除雪車の名前は、“立山 熊太郎”
今年は14mの壁ができました
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“雪のカレンダー”を興味深く見ました  面白い!!
雪質によって層ができ、層になった雪質ごとに名前があり、特徴が書かれていました
  
            売店で売られていたスナック菓子の袋はパンパンです


         立山トンネルトロリーバス 室堂⇒大観峰 《3.7km・所用時間10分・標高差1473m》
日本で最高所を走るトロリーバスです
立山山頂直下ですれ違う場所をつくっていてすれ違います
大観峰へ200m進んだ所に“破砕帯”があります

眼下に黒部湖、立山連峰が広がるビューポイント 絶景です!
山頂近くから黒部に向かい一気に下るダイナミックなロープウェイ、“動く展望台”と言われているそうです
ダイナミックなのはそれだけではなく、1.7kmもの間支柱が1本もない!
4本のワイヤーのみです
ワンスパン方式のロープウェイとしたら、日本一の長さだそうです
           立山ロープウェイ 大観峰⇒黒部平 《1.7km・所用時間7分・標高差488m》
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自然景観保護と雪害防止のため全線地下を走る、日本で唯一のケーブルカーです
           黒部ロープウェイ 黒部湖⇒黒部ダム 《0.8km・所用時間5分・標高差373m》
ケーブルカーを降り徒歩で黒部ダムに向かいます  トンネルを抜けると目を見張るような絶景です
石原裕次郎が出演した【黒部の太陽】で有名な黒部ダムです  20世紀の大事業と称賛されています
戦後の深刻な電力不足を解消するために建設された黒部ダムです
語り継がれる数々のエピソードや建設に関わった人々の情熱が織り込まれた黒部ダム建設はあまりにも有名です

アーチ式の黒部ダムがこれほど美しいとは感動しました
貯蔵水量2億立方m以上、ダムの高さは186m、堤長492m日本一のダムです
そしてその壮大さに、多くの犠牲者がいたことを納得せざるおえませんでした
毎秒10立方メートル以上もの水量を吹き出す観光放水は6月26日~10月15日の期間です
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         立山トンネルトロリーバス 黒部ダム⇒扇沢 《6.1km・所用時間16分・標高差37m》
このトロリーバスは関電トンネルと立山トンネルでしか運行されていない日本唯一の存在です
ガソリンではなく電気で走り、鉄道の一種として区分されているのも面白い
最後のトロリーバスに乗って感動の旅が終わりました
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   ☆字数の関係で記しませんが、ほとんどの画像は2枚づつ重ねています  マウスオンしてご覧ください☆



冬の温泉旅:別所温泉 PartⅣ

2010年01月21日 | お出かけ
この冬の温泉の旅が一泊の旅だったなんて、自分でも信じられないほど盛りだくさんに楽しめた旅でした
しかも初日は家の方で用事があり、実家に到着したのは午後2時を回っていました
遅いスタートでした

二日目は、安楽寺・常楽寺・北向観音をめぐったところで
サービス精神旺盛な妹が思いついたように、『長野へ行こう!』と言う
躊躇していると、『長野まで高速道路を使えばたったの1時間だよ』ともう車に向かって歩き始めている
ということで向かった先は、地獄谷野猿公苑
そんなに猿が好きという訳でもなし、あまり気乗りしないまま車に乗り込んだのですが・・・

同じ長野でも長野市に近づくにつれて雪の量が明らかに違ってきました
もうすぐ到着です                                                      マウスオン
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雪の多い冬季は、近くまでは車で行くことができず、ここから歩きます
全く雪道を想定していなかったので、靴が少々不安です


こんな道を約30分近く歩きます
雪道が久しぶりだったからなのか、思いのほか楽しい時間でした
所々ゆるい傾斜はありますが、なだらかな道なので雪道といっても大変なことはありませんでした
驚いたのは、何人かのお年寄りとすれ違ったこと


マフラーはしていたのですが、帽子を持って行かなかった私は、時より激しい風で落ちてくる雪に閉口しました
楽しかったのは、所々にあった小動物や鳥のポスター
出会うことはありませんでしたが、この森の中に住んでいるのかと思うと楽しくなります


地獄谷温泉、山奥の 秘湯 が見えてきました
たまたま、帰ってからTVでやっていた『秘湯~』で放映されていた温泉でした
猿との混浴露天風呂を、上から眺めることができます
2枚目の写真、露天風呂 確認できますか?
TVによると、野猿公苑に設置されているライブカメラを見て、海外からの観光客が多いのだとか
外国人が多かったので疑問に思っていました
ライブカメラではあまり良い映像ではないと思うのですが、
それを見て海外から日本に、しかも長野の山奥に行こうと思うことに驚きました               マウスオン
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近づくにつれて、猿が遊んでいるのが見えてきました
雪の白い山を駆け回っている猿たち
人間の歩く道にも仲間と遊んでいる猿たち
○○の猿のように凶暴な猿は、たまたまお目にかかりませんでしたが、『注意するように』とのオフレはありました

こんなかわいい猿にあえて旅の最後にうれしい体験でした
どんなに見ていても全く飽きませんでした
我慢の限界が来た夫から『もう帰ろうよ』と言われて渋々帰ることにしました
帰りも同じ道を帰ります
温泉に入って気持ちよさそうにトロンとしている猿を見た後だったからか?
暖かい気持ちで帰りの雪道を歩きました
<地獄谷野猿公苑>
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実家の近くに妹が見せたかったというスポットがもう一つあります
それはまた来週の木曜日にします
何度も何度もご訪問、ありがとうございました
今回の旅は短い時間でしたが、想い出に残る楽しい旅になりました
“楽しんできた”そんなささやかな幸せを少しはおすそ分けできたでしょうか

遅くなってしまい義父母が心配していると思い電話をしたところ、『泊まってくれば』と何度も言われてしまいました
義母は気を使ってくれたのかもしれませんが・・・
出かける時は、義父母の食事のことも手配してから出かけなければなりません
出かける数日前には義母の体調も芳しくなく心配だったのですが、何事もなくて良かった
どこに行っても気がかりなことでしたが、そんな心配もいらなかったようです
もう一泊、別所温泉に泊まってきたかった旅になりました



冬の温泉旅:別所温泉 PartⅢ

2010年01月19日 | お出かけ
二日目、≪七草の湯≫に車を置かせてもらい、安楽寺 に向かいました
雪が降り始めました

昔の茅葺き屋根の形そのままを残した大きなどっしりとした屋根、階段をのぼりながら徐々に見えてきた時は感動しました
そして杉木立の中の石段を上り詰めると目的の 国宝 八角三重塔 が端然と建っています
その凛とした美しさに息をのみます
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 安楽寺の日本唯一の八角三重塔は、
 中国宋の時代の建築様式で、建立は鎌倉時代
 長野県で初めて国宝に指定された建造物です

 その美しさに目を見張りました
 ちょうど雪で上から見ると
 雪の縁取りが素敵な模様になっている
 素晴らしい八角の塔でした

 信州の鎌倉ならぬ、
 信州の京都に行ったような錯覚です

 四重に見える一番下の屋根は、
 “裳階”というひさしなのだそうです















常楽寺 は、この後に行った北向き観音をお守りする寺で先の安楽寺・長楽寺とともに別所三楽寺と親しまれています
鎌倉時代にこの地方は「信州の学海」と呼ばれて、この常楽寺もその頃、宗教・学問を勉強する場所だったそうです。
常楽寺には、国指定重要文化財の宿造多宝塔が保存されています
多くの天台宗・真言宗などの古い宗派のお寺では、多くの多宝塔があり、常楽寺も信仰の中心がこの多宝塔だったということです
常楽寺の一帯からは多くの五輪塔なども掘り出されたり、とても大切な尊い場所であったのではないかともいわれているようです



 この長い石段の奥に重要文化財の多宝塔があります
 多宝塔 とは・・・
 上下二重の屋根がある塔のことです
 下の屋根の上に饅頭形という丸いふくらみがあって、
 その上にまるい塔身があり、
 二つの屋根がその上にのっているかたちです

 多宝塔には木造のものと石造のものがあって、
 木造のものでは重要文化財になっているものが
 いくつもあるそうですが、石造で重要文化財のものは、
 常楽寺のこの塔以外には、滋賀県にある塔という貴重なもの
 けれども、この常楽寺の塔の方が正しい形を伝えているので、
 全国でも最も大切な多宝塔ということになるのだということです






 
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1枚目は、常楽寺本堂
2枚目は、本堂前の境内にある樹齢300年という枝が横に伸びた舟形のりっぱな松です
3枚目は、多宝塔に向かったところにあった坐像のお地蔵さま 後方に見えるのは、常楽寺美術館
4枚目5枚目は、国指定重要文化財 常楽寺宿造多宝塔です
700年もの風雪に耐えてきた、緑苔むす塔です
昼でも暗い木立ちの中に立つ、堂々とした姿はいかにも信仰の中心にふさわしいものとして大切に保存されています


次に向かったのは、北向観音堂
“北向”の名は長野の善光寺の南向きと、向きあっているところから名づけられたものです
善光寺に参拝する方は多いと思いますが、ご存知でしたか?
善光寺と北向観音のご利益は一体のもので、その一つを欠けば"片詣り"であるといわれています
本尊は千手観音菩薩で、昔からこの地方はもちろん広く県内外の信者が多く厄除の観音様として親しまれています
芸能人の参拝も多いとか
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本堂の西側にあるのが3枚目の画像、温泉薬師瑠璃殿
温泉の効き目にあわせて病気を除き解脱(なおすこと)するという深い温泉薬師信仰によるものだそうです
驚いたのは、“手水所”が温泉の湯だったこと
うれしくてここではしっかり手を清めました
小さい頃に“愛染かつら”というドラマがありました
幼い頃の記憶にあるほど有名だったものだと思いますが
そのヒントになった?といわれている桂の大木が境内にあります
葉もなくうまく取れていなかったので、案内板にしました
高さ22m、目通り5.5m、枝張り14mの大木で、北向観音の霊木とされています
桂の木を知らないのですが、妹によると桂の葉はハートの形をしており、葉が散る時にはチョコレートのような香りがするとか
近くの土産物店で、甘酒を頂きそんな話になったのですが、お店の方も知らないとのこと
私も近くにはどこに桂の木があるのかも知りませんが、実際にそれを確認したいと思いました
ハートの葉っぱとチョコレートの香り 楽しみです

宿に車と荷物を置いたままで3つの古刹をまわりました
帰ってお礼を言うと、コーヒーを入れてくれました
中途半端なその時間に、おかみまで出てきてお相手をしてくれました
暖かいいい宿でした

この後は、サービス精神あふれる妹の思いつきで長野市に向かいました
    ※一泊の旅なのにまだ続きます   



冬の温泉旅:別所温泉 PartⅡ

2010年01月17日 | お出かけ
“無言館”を後にして向かった先は、日本の中央に位置し、武田信玄の祈願状が納められているという 生島足島神社
遠目にも朱塗りの鳥居が目に入ってきます
人と大地に生命力を与える「生島大社」と、人の願いに満足を与える「足島神社」の二神をまつり、霊験あらたかと伝えられます
生島神は生国魂大神、足島神は足国魂大神とも称され、共に日本全体の国の御霊として奉祀され、
太古より日本総鎮守と仰がれる極めて古い由緒を持つ大神です

ご利益にあやかろうとお参りをしてきました
すると巫女さんから金太郎飴を頂きました
樹齢800年の夫婦欅は、夫婦円満・子宝安産・延命長寿のご神木なのだそうです・・・お参りしてきました
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霊験灼な生島足島神社のおみくじ・・・ちょっと面白い
その一つ“おみくじたまご”をもらいました・・・大吉
開いた後のたまごの形の最中の皮は、池の鯉の餌になります
たまごの形をした最中の皮が面白いので、写真に撮ろうとして何度も下に落としてしまいました
“大吉”が・・・
結局は、手に持って片手でシャッターを押しました                                 マウスオン
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日が暮れかかっています、一日目はここで終了
やはり長野の冬は厳しい寒さです
でも、旅だと思うと耐えられます
冷え切った体で急いで向かったのは、別所温泉・七草の湯 です                          マウスオン
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いつもめいっぱいの予定を立ててしまうのですが、寒かったせいで早めに切り上げて宿に入ったので、今回は余裕です
夕食の前に温泉に入ることもできました
こちらの宿は、全館畳敷きになっていてスリッパがありません
なんとも歩きやすくていい感じです
大きな窓からは上田市の町の灯りがきれいに輝いていました


玄関を入ると、広くはないけれども何とも落ち着いた雰囲気が広がります
温泉宿としては珍しく、若い女性がかわいらしい制服姿で迎えてくれました
2枚目の写真は、古代蓮の果托と松ぼっくりです
果托の種の入っていた穴に縮緬の玉が一つづつ入っています
松ぼっくりにも・・・面白いものを見せていただきました                                マウスオン
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部屋に入ると大きな座卓の他に炬燵が用意されていました
嬉しくなってしまいました
そして、色とりどりの選べる浴衣とバスタオルと小物
早速お風呂へ GO                                                   マウスオン
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よく宿の売店で販売しているお菓子などが部屋に置かれていますが
今回の宿は少し雰囲気が違います
こ~んなにたくさんのお菓子とお漬物、佃煮が置かれていました
さらにお茶も、緑茶・ほうじ茶・しいたけ茶も用意されていました
しかも説明書きも添えられて・・・
女性スタッフが、皆若くて柔らかい雰囲気なのが、宿全体の雰囲気になっているのか・・・
後で考えると、男性のスタッフを見かけませんでした
いずれにしても、こじんまりとした安らぎの宿といったところ                              マウスオン
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食事の部屋は2階なので4階の部屋から移動しました
お風呂上りに浴衣を着てと足袋を履き、畳の上を歩きました
全館、どこもスリッパではないのは歩きやすくて良かった

≪厳選した地元の食材や旬の素材を使ったお料理にこだわって・・・≫というお料理のコンセプト
一品づつ出された12品のお料理に舌包みを打ちました
前菜の地元姫リンゴのチーズ射込み・アロエ ヒアルロン酸ジュレ
女性に人気のコラーゲンボールが入った土瓶蒸し
お造りには、大根の妻が付きものですが、大根を薄く桂剥きにしたものの後ろに山の海藻が
そして、ご飯は蛸ご飯と信州大吟醸味噌仕立ての信州豚のとん汁
このお宿はどこを見ても繊細な感じがします
女性に嬉しい○○というのは・・・女性客を意識しているものなのでしょうか
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面白かったのは、最後のデザート
リンゴが乗っていなければ、風呂吹き大根です
その名は、≪大根ゼリー サバイヨンソースがけ≫ 黒豆と純和風のゼリーでした


早い夕食を済ませることができ、おしゃべりとトランプのポーカーゲームで別所温泉の夜も楽しみました
   ※字数の関係で次回に続きます




冬の温泉旅:別所温泉 PartⅠ

2010年01月14日 | お出かけ
“恒例の温泉の旅”にしたいと思っている冬の一泊旅行
今年も何とか実現できました
昨年は、のんびりしていて旅館がとれず3月になってしまった “草津温泉の旅”
一昨年は、正月明けに “伊香保温泉の旅”
昨年仕事が忙しくて夏休みがとれなかったため、秋のシルバーウィークに旅行を計画した時に
宿がとれずに大変な思いをしたため、その時に今回の旅行も予約していました
ところが、秋から仕事がどっと増えてしまい行けるのかと心配しました

今回の温泉は、“信州最古の名湯”と言われている“別所温泉”へ
この“別所温泉”は、清少納言が枕草子に≪湯はななくり≫とうたっている
歴史の古いこと、泉質の良さで有名なのだそうです
上田ということもあり、真田幸村の隠し湯や木曽義仲、円仁慈覚大師ゆかりの外湯もあったりするらしい
また別所温泉は、初めて知ったことですが“信州の鎌倉”とも呼ばれているとか
言いすぎじゃないの? と思っていたのですが・・・
もっともっと見たいところがありました

最初の目的地は、妹がかねてより行きたかったという≪無言館≫
≪無言館≫とは戦没画学生慰霊美術館です
彼らが愛用したイーゼルや画材、書簡なども収集していて、志半ばにして散った画学生の思いを今に伝えている特別な美術館
私は、そんな美術館があることを全く知らなかったので驚きました
全国でもここ一か所だそうです
無言館第一展示館の≪無言館≫と
第二展示館の≪傷ついた画布のドーム≫
≪オリーヴの読書館≫があります
     第一展示館 ≪無言館≫
第二次世界大戦で戦没した、東京美術学校(現東京芸大)などで学んだ学生や独学の画学生42人の遺作85点ほどを展示している美術館です

絵にも感動しますが、戦地から家族に宛てた書籍や写真などを見ると心が痛みました
当然ながらほとんどが20代、30代前半の若者です
無言館
無言館館主窪島誠一郎さんが自らも出征経験のある画家で、また美術学校の仲間を戦争で失った画家野見山暁治さんとともに日本各地の戦没画学生のご遺族のもとを、敗戦後50年を迎えた平成7年5月から2年間探し訪ね遺作を蒐めてできた美術館だそうです

名前の刻まれたパレットには絵を描く風景の写真も石に刻まれています
  第二展示館 ≪傷ついた画布のドーム≫
この建物は、天井がドームになっていて、そこにもびっしりと絵が貼ってあります

それにしても、信州の寒いところで第一も第二展示場も暖房を入れていないので寒くてしかたがありませんでした
最初は、戦没画学生慰霊美術館ということで、自分が緊張しているのかと思ったほどです
でも寒い! 見入ってしまい30分も見ていると芯から冷え切ってしまいました
無言の威圧感があったように感じます
無言館
無言館  画家は愛するものしか描けない
   相手と戦い 相手を憎んでいたら
      画家は絵を描けない
     一枚の絵を守ることは
     「愛」と「平和」を守ること

と刻まれている壁
裏側には、90人の画家達の絵筆がきれいに散りばめられています
ここは、≪オリーヴの読書館≫
戦死者遺品の約2万5千冊の本の収蔵です
館内での閲覧のほか、年間3000円の登録料で1カ月間冊数の制限なく借りることもできるということです
無言館
無言館         非戦の庭
パレスチナから運ばれたオリーヴの苗100本と、沖縄・摩文仁の丘から採掘された2トンの石が敷かれています
とありました
戦争のことを知らない私でも神妙な気持ちになります

子供が戦争に行ったら・・・今でも戦争をしている国があります
心がキューっとなります
無言館の鑑賞券の裏面に書いてあった館長の窪島誠一郎さんの言葉が印象に残ります
      口をつぐめ、眸をあけよ
       見えぬものを見、きこえぬ声をきくために

世界平和を心から望みます







 もう日も暮れかかっています
 途中、こんな風景に出くわしました
 正月の風物詩のどんど焼きです

 ≪どんど焼き≫とは
 小正月に、お正月に使った門松やしめ縄・お守り・破魔矢
 祈願成就した「だるま」などを持ち寄って焼き、
 その火にあたったり、餅を焼いて食べて無病息災を願うものです
 お正月にお迎えした神様をお送りする日本の伝統的な行事です

 子供の頃、作った柳の枝につけたまゆ玉を思い出しました
 私の子供の頃と違い今はいろいろな形のまゆ玉が枝についていて
 見ているだけで懐かしくも楽しくちょっぴり参加させてもらいました
 懐かしかったぁ~





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見渡す限り、山と田んぼ以外何も無い道を目的地の別所温泉に到着
ギザギザの山々なので、“鋸(のこぎり)山”と古くから親しまれている
レトロな“別所温泉駅”の駅舎や今は展示されている丸窓電車を見学
昔、亡き母が別所温泉に行きたいと言っていた別所温泉です

別所温泉は、湯治に訪れる別荘地があったことから“別所”の名がついたといわれています
信州で最も古い歴史をもつ温泉の一つで、大和武尊が発見したともいわれ、古代から効能はひろく知れわたっていたといいます
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“信州の鎌倉”???ひなびた温泉街を見最初に思ったこと『言いすぎでしょ!』
しかしこの地は、鎌倉幕府の重臣北条義政がこの地に下りて以後3代、鎌倉文化が花開いた場所なのだそうです
実際に数多くの堂塔が今に残り、その一部は今回歩いてまわり感動しました
日本最古の○○があったり、名刹・古刹めぐり、“信州の鎌倉”を見てきました

実家からほんの小1時間のところにある別所温泉
“温泉に行こう!”今年の温泉の旅も楽しんできました
別所温泉の旅、続きます
早めにアップできるよう努力しますのでご覧ください



シルバーウィーク 諏訪編

2009年10月07日 | お出かけ
初秋の信州を何日も旅をしたような感じになってしまいましたが旅をしたのは、たったの一泊二日でした
今回の旅は、霧ヶ峰方面から奥蓼科温泉郷で一泊して横谷渓谷から諏訪市に向かい
諏訪湖・諏訪大社を見て帰路につく予定でした

行き先と宿を決めるのは私
詳細なスケジュールを決めるのは夫です
すべてについて緻密な無駄のないスケジュールなので、それゆえに車の運転はいつも私になります
道路もどこをどのように走るかなど、ナビは参考程度で地図を片手に支持されます
行きと帰りは別の道を選ぶのも夫のこだわりのようです
楽しみながら計画を立てています
しかし、平日は仕事オンリー
行く前の日からやっと旅のモードになり、前日に一気に仕上げます
今回も夫の立てた計画にしたがって旅を続けました


原田泰治美術館     ≪原田泰治美術館≫
“ふるさとに出会える美術館”諏訪市直営の美術館として諏訪湖の畔にたたずんでいます
“ふるさと”をテーマに全国を取材し、石垣の一つ一つ、花びらの一つ一つを丁寧に描きあげる手法
心癒される画風が魅力的
名誉館長は、あの さだまさしさん
アルプスの峰々を望む諏訪湖のほとりに開館し、見る人に癒しや安らぎを与えるナイーブアート(素朴画)の作家として知られている原田泰治さんの諏訪湖から見た美術館
原田泰治美術館
原田泰治美術館エントランスをはいると目の前に広がったのは、額縁(窓)の中の諏訪湖の風景
家にもこんな素敵な巨大な窓があったらうれしい

ついでに窓から見える美しい湖も!
小児まひで両足が不自由になった原田泰治さんの願い「人に優しい美術館」を実現し、完全なるバリアフリー
この車いすは、原田泰治さんのデザイン
きっと使い心地の良い車いすなのだと思う
さらに目の不自由な方のためには展示品の立体コピーがありました
目の見えない方が、これに触れてどのくらいの情報があるのか・・・
目の見えること、そんな普通のことだと思っていたことに感謝した瞬間です
原田泰治美術館
原田泰治美術館この椅子も、ご本人によるデザインか?
この椅子も一つのアート作品のような素敵な椅子

『懐かしいふるさと、美しい日本の心に触れ、心豊かなひとときをお過ごしください』とある
十分なくらい日本の心に触れ心豊かなひと時を過ごすことができました



美術館を出て広々とした湖畔に出てみました
初めての諏訪湖です
この湖では、ボートの大会があります
その“ナックルフォア大会”に毎年妹が参加しています
すでにシ○アクラス(ゴメン)での参加か
その大会の為に、朝4時に起きて佐久から諏訪まで月に何度か練習に通っています
この気持ちのいい風景を見ていると、その大会が見たい気がします
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 諏訪大社にやってきました
 地元の人からは
  『本宮様(さん)』
  『秋宮様(さん)』
  『春宮様(さん)』
 などと親しみもこめた呼び方で
 大切に祭られています
 
 諏訪大社は、4つの宮からなっています
   上社は、【本宮】【前宮】
   下社は、【秋宮】【春宮】
 今回は前宮様以外を歩いて見て回りました
 










                 苔むした境内 回廊を歩くと神妙な気持ちになってきます               マウスオン
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                    流石に本宮様の社は素晴らしく立派でした
                     神殿では結婚式がとり行われていました
                  古式ゆかしき結婚式の様子にしばし見入ってしまいました             マウスオン
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                 御柱祭で使用された柱が神社の4隅に展示されています
                   壮大なこのお祭りを一度は見てみたいものです



本宮様を後にして湖岸通りを春宮様に向かう途中で見かけた素敵な風景
諏訪市の木でもある“マルメロの木”が街路樹になっていました
大切に黄色の袋がかけてあります
ナナカマドの赤い実とマルメロの黄色の果実、思わず足を止めて見入ってしまいました
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                               【秋宮様】                            マウスオン
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         ≪御神湯≫
 45度以上と思われる熱めのお湯が出ています
 温泉の湧出地、こんな面白い光景にも出会いました

















息子が、事故に遭い入院 はたまた義母も入院してしまいました
もっと早く連続してブログをアップする予定でしたが、未だにシルバーウィークのままです
何度もお付き合いいただきまして、ありがとうございました <m(__)m>




シルバーウィーク 奥蓼科・横谷渓谷編

2009年10月02日 | お出かけ
遅い時間に旅館に入ると、夕食をいただき お風呂に入るともうあっという間に寝る時間
そして朝はゆっくりできるほどの時間はない
せいぜい早起きをして朝風呂に入るくらいです
なんとなくもったいなく思えたりもします
せせらぎの音が聞こえ、目にも優しい風景が四方に広がっています
ゆっくりと何もしないで旅館の部屋で過ごしてみたいところです

旅行2日目、旅館を後にして最初の訪問場所は、横谷渓谷
ここは、紅葉の時期には信州随一と謳われるほどの絶景だとガイドブックにありました
渓谷に沿って造られた全長6㎞にも及ぶ遊歩道があります
目的地に合わせて何か所かある駐車場から入り気軽に歩けるようです


遊歩道も歩きやすく、渓谷に沿って歩きました
渓流沿いを歩くと、マイナスイオンの立て札があります
横谷峡入口に駐車し歩き始めました
5分ほどで“乙女の滝”に到着
その地点のマイナスイオン20000個/CC
1500・3000・・・マイナスイオンをたっぷりと吸い込みながら歩くことができました
マイナスイオンが表示されている立て札があると、思わず深呼吸してしまいます

紅葉が始まったばかりでしたが、紅葉の真っ只中はさぞや素晴らしいところだとおもいます
そして冬には、水しぶきが凍り素晴らしい景観になるそうです
ここはとても寒そうです
素晴らしい氷の芸術が見られることだと思います
<横谷渓谷>
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全長6㎞の渓谷を全部歩いて回りたかったのですが、この後も諏訪の方面に行く計画があるので
ほぼ3㎞のところ、往復で約6㎞と少し歩いて車に戻りました
マイナスイオンをたっぷり浴びながら素晴らしい渓谷を歩く・・・
もうこれだけで健康になった気分になりました

渓谷を歩きながら見かけた野の花たち
復路は、マクロレンズをつけて歩きました
小さい野の花に目が留まるようになったのは、カメラを始めてから・・・
そんなワンショットが、大切な素敵な思い出となります
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シルバーウィーク 奥蓼科編

2009年09月30日 | お出かけ
20日の車山からの下山の後、ビーナスラインを下り始めると白樺湖畔に一面黄金色に輝く木がありました
長野だとはいえ、まだ紅葉には少し早く他の木々はまだ緑のままです
緑の中に、鮮やかな黄色が何とも美しく思いました
近づくにつれてそれが、ニセアカシアの木だということが分かりました
後でガイドブックで、黄金アカシアの森というところがあることを知りその場所ではありませんが
素敵な黄金色のアカシアなのかと勝手に想像しました
ぬけるような青空に、素敵な黄金色でした


白樺湖畔を散策
日が暮れるとすっかり気温が下がり長袖を羽織らなけれ肌寒いほどです
そして人気(ひとけ)がなくなり、急に寂しくなる風景です                                マウスオン
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20日の日の予定はすべて終了
妹と別れる前に白樺湖畔のレストランでお茶でも飲もうということになりました
お店の前にあった大きな松ぼっくりが気になってしかたがありません
店主に聞くとお店の外まで出て教えてくれました





 ヨーロッパトウヒ(ドイツトウヒ)の木
 この木があの大きな松ぼっくりの主
 小さい頃、絵本に載っていたこの木が好きでした
 クリスマスが夢があって好きだった頃の思い出です        

 父は、私たち姉弟の為に毎年クリスマスには
 クリスマス用の杉の木を買ってきてくれました
 クリスマスが終わると、地植えします
 そして、クリスマスくらいしかケーキを
 買うことがなかった時代のケーキはバタークリーム
 そのバタークリームが食べられない私の為に
 アイスクリームのデコレーションケーキを一度だけ
 買ってきてくれたことを思いだしました
 父は幼い時に亡くなってしまいましたが
 今でもクリスマスツリーとケーキのことは
 映像として思い出されます













あたりはうす暗くなった頃、妹とはここでお別れ
私たちが目指したのは、その日の宿泊先、奥蓼科温泉郷のグランドホテル 滝の湯
グランドホテルという響きはあまり良くない (私の偏見でそんな風に思っているだけです)
JTBで2時間以上、群馬県にもエリアを拡大して一生懸命に探して見つけてくれた先
高い値段なのにグランドホテル   (全国のグランドホテルさん、ごめんなさい)
私は、宿を選ぶ基準は
① 規模ではなく、趣のある宿
② 気配りのある宿
③ ゆったりと温泉に浸れる宿
④ 料理のの美味しい宿
               ・・・そんなに贅沢ではないつもり

暗くなってからの山道は少し恐い
結構な山道を進んでいくと、渓谷の中にそのホテルはありました
外はすでに暗かったのですが、風光明媚とまでは大げさとしても期待できそうです
部屋も川に面した景観の良い部屋でした
まったく夜しか滞在しないのに、もったいない話です

宿に着くと早速夕飯の案内をしてくれました
娘と久しぶりの旅行ができたことで美味しいご馳走を食べさせてあげたいと思います                マウスオン
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山葡萄酒の食前酒で乾杯し、先付けはなんと世界の三大珍味
“信州の新鮮な牛乳と玉子、生クリームで・・・フォアグラソテーとキャビア、トリュフを添え、嶺岡豆腐に仕上げました”
三品を一度に食べたのは初めてのこと
ナマコも初めていただきました
山国の宿らしく松茸やきのこの料理、その宿の名物『信玄鍋』(信州みそと木の実を合わせた秘伝の汁で食べる鍋)
そして、一番おいしいと思ったのは、“さつま芋飯蒸し”
~栗よりうまい十三里~
金箔も乗っています
蒸したもち米がさつま芋の甘味で本当においしかったです
一口くらいの量しかなかったのがとても残念

夫はお酒は好きな方だけれども、雰囲気で飲む人
私が全く飲めないので、家では飲まない
今日は、娘という恰好のお相手がいる
二人でお互いにお酌などをしながら楽しんでいました
どれだけこんなことがあるのか夫も娘もかみしめながらのひと時だったかもしれません

翌朝は、前の晩に時間的に入れなかった“信玄野天風呂”に行ってみることに                 マウスオン
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“信玄風呂”この宿の自慢の一つで渓流沿いの野天風呂
紅葉には少し早かったのですが、うっすらと秋の風情のある風景、
そして渓流の流れを見ながらの“朝”風呂は最高でした                                 マウスオン
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※「信玄鍋」「信玄野天風呂」と“信玄”にまつわる名前が出てきます
 私も旅の途中で“甲斐の国の武田信玄”が気になったのですが、帰ってきても忙しくて調べていませんでした
 monalisaさんよりコメントを頂戴して(やっと)調べてみました
 長野県茅野市には、 信玄公ゆかりの地 があちらこちらにあるようです


フロントにあった、招き猫2体
幸せなこの猫の顔・・・その日の私の気持ちのような
そしてこんな幸せに感謝して頭が自然に下がってしまう・・・私の素直な気分でした                マウスオン
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シルバーウィーク 車山へ

2009年09月26日 | お出かけ
19日の結婚式の当日は、結婚式場まで娘に来てもらい、横浜から直接長野に向かう予定
娘は中学から部活動などで親戚の皆さんに会うことがなかったので、結婚式に飛び入り参加で挨拶をすることができました
突然の訪問にもかかわらず、ロビーで待ち合わせていた娘をわざわざ新郎のご両親が迎えに行ってくれました

前述したようにラフな結婚式だったため、すぐに席も用意してくれたり、義理の妹夫妻も大変喜んでくれ、おもてなしをしてくれました
終了近い時間に来た娘の為に、山盛りのケーキのお皿を嬉しそうに運んできてくれた義弟(新郎のお父さん)
十数年ぶりに皆さんに会う娘も嬉しそうでした
ありがとうございました


結婚式が終わり、横浜の式場を午後3時に出て長野に向かいました
途中何度となく渋滞に巻き込まれ(都内は全く動く気配なしという過酷な渋滞に巻き込まれました)
いとこ会の会場に着いたのは夜10時をゆうにまわっていました

すでに宴会は終了して、それぞれ温泉に入り、いとこたちはお楽しみの2次会がスタートしたところでした
叔母たちは、長野に在住の叔母たちから東京から、神奈川から、山形から・・・久しぶりの姉妹の再会に
ゆっくり温泉に入り、浴衣を着て布団に寝そべって話に花が咲いていました

今年はクアハウスが会場
旅館と違うので入口に鍵をかけるということで、泊まらない私たちは大急ぎで懐かしい面々に挨拶をし、おみやげを山ほど頂き退散しました
行かないことになっていた私たち家族にもおみやげを用意してきてくれる
やはり顔を出さないわけには行かないですね

シルバーウィーク2日目です
車山から、奥蓼科の温泉で1泊し諏訪方面に行く計画
昨日の疲れは残っているものの、二度とないかもしれない娘との一泊の温泉旅行
“二度とない・・・”は大げさかもしれませんが、そんな風に感じています
娘が行けるとわかった半月前にネットで調べまくり宿泊できる所を探しましたが全く空いている宿がない
そこでJTB旅行社に行き、2時間探してもらいやっとやっと探した高~いお宿を予約
“二度とない!・・・”という言葉の暗示を夫にかけて実現したミニミニ旅行です

当初、バレー部の顧問をしている妹は、部活で一緒には行けないと言っていたのにこの日だけは休みになったということで一緒に行くことになりました

今回の帰郷は、遊ぶことだけを考えていたわけではない
お彼岸です! 当然お墓参りは考えています
朝起きて、すぐに両親のお墓参りに向かい
さらに昨年暮れに亡くなった義母の姉、伯母のお墓参りも予定に入っています
身寄りのなくなった伯母の位牌は、お寺に代々の位牌とともに預けられていると聞きました
女の姉妹だけだとこうなるのか
義母の85歳の姉(八王子在住)と二人きりになった義母
お互い高齢になり中々そこまで行ってお墓を守ることはできない
これからも実家に帰った折には私たちがお参りをしなければいけないと考えている

突然伺った私たちに、親切なご住職がわざわざ私たちの為に簡単なお経まであげてくださいました



さて、肩の荷が下りたところで上田市から車山に向けて出発
途中で蕎麦畑を見つけ、早くも妹推薦のお蕎麦屋さんで昼食
長閑な風景の中、道路向かいの看板が気になります
“馬肉うどん”?  しかも火の見やぐらに看板が・・・
長野は馬肉が有名・・・でも初めて見ました                                        マウスオン
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蕎麦畑を見るのは初めてではありませんが、花に近づいて見たのは初めて


早めの昼食にお腹がいっぱいの一行
車を走らせ始めた途端、眼下(低い坂を下ったところですがそんな表現がぴったり)に広がったのは、リンゴ畑
リンゴの産地、五輪久保のリンゴ畑
畑の傍らには、リンゴの自販機が置いてありそろそろ稼働し始めたようです
妹がすぐにその自販機でリンゴを一袋買ってきてくれました
驚いたのは、道路に面している畑のあちらこちらにその自動販売機があるのです
リンゴの自販機、初めて見たのですが、こんなふうに売ればいいですね                     マウスオン
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リンゴの集荷場脇に置かれたこのリンゴは何でしょう
傷がついているわけでもなさそうです
陽のあたるところなので捨てるものかと思います
日本は食べ物についてもっと真剣に考えなければいけないと思ってしまいました                  マウスオン
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一路、国道152号を車山高原に向かって進みます
白樺湖のところでビーナスラインに入り、次々と素敵な山の風景が現われてきます
山はまだ色づいてはいませんが、ススキがお日様の光にあたってキラキラ輝いています
素晴らしい山々の絵を描いているおじさんも見かけました                                マウスオン
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車山ビーナスラインの美しい景色を眺めながらを車山高原に到着です
シルバーウィーク、ここでも駐車場はいっぱいです
車山高原は、トレッキングも魅力ですが時間的に今回はリフトに乗って頂上に向かいます
リフトを乗り継ぎ車山山頂まで約15分
山頂近くは結構な急勾配です
高いところが苦手な私は、全く下を見ることができません
車山
車山敷き詰められているこの石は鉄平石です
キラキラ、スベスベしていて、とてもきれいな石です
さぞかし磨いた石だと思いきやマグマの強い圧力で、そして冷めていく過程で層が出来上がったものだそうです
自然が産んだ石だったのです
およそ2400万年前、八ヶ岳のマグマによって生まれたものだと言われています昔は屋根材にも使われていたとのこと
石を屋根に使うなんて想像ができません
三角点がありました
標高1,952mの車山の山頂です
車山
車山車山神社
四方を柱に囲まれたお社がありました
車山の守り神
八ヶ岳中信高原国定公園 霧ケ峰高原 車山というのが正式名称?
霧ケ峰の湿原は、高層湿原と呼ばれ、日本の南限です
この湿原は、低温・酸性の水質の特殊環境のため、ミズゴケの類を主に極小植物がが大部分だそうです
車山
車山草原の稜線の美しさは、植物の美しさ、眺望の美しさとともに霧ケ峰の魅力です国の天然記念物に指定されている植物群落は何れも学術的価値の高い数少ない貴重な自然ですとある


車山山頂には、車山気象レーダー観測所がありました
ここだけ、ハイテクな異空間な感じがします                                        マウスオン
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遠く富士山が見えます! わかりますか?
なだらかな山頂からは、蓼科山・八ヶ岳連峰、右を見れば南・北・中央アルプスが、そして浅間連山が・・・
四方八方どこを見ても山が連なっています
つづら折りになっているビーナスラインも見えます
ゴロゴロ転がっている石の中を約30分歩きました
長野県の県花、リンドウがあちらこちらに咲いています
マツムシソウも可憐に風に揺れています
空気が美味しいとはこのことだと思いました
そして、流石に山頂は気温が低い!
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今度は、ぜひ時間をかけてトレッキングにも挑戦したいと思いました
周りの湿原もきっと素晴らしいと思います
夏の花々も素晴らしいことでしょう
いつかまたみんなで遊びに来たいところです





タイムトラベル

2009年08月20日 | お出かけ
毎年5月の連休には恒例のイベントが3つあります
まずは、大切な≪お味噌の仕込み≫
父方の父の兄弟(伯父・伯母)といとこが一堂に集まる≪いとこ会≫
総勢40名ほどになる大イベントです
もう一つは、夫の小学校からの友人の会≪久四会≫
すべて、年に一度の楽しみなイベントばかりです

今年はなんとしたことか、≪いとこ会≫と≪久四会≫が9月の連休にやることになりました
≪久四会≫は今年夫が幹事なので、参加するのを楽しみにしていればいいわけではなくて
皆さんに楽しんでもらうためにどこで何をすればいいのか悩むところです
今年9月にした理由は、埼玉県日高市の曼珠沙華を皆さんに見せたくて計画しました
4組の家族の予定を合わせるために、曼珠沙華の花の開花状況ではなくあらかじめ日程は決めています
天候と曼珠沙華の花の開花が見ごろなら、最高なのですか・・・

そして、オマケは今ブームの≪川越散策≫を計画しています
日高市から、食事&飲み会をどうするかと考えたら、川越になりました
“今ブームの”と書きましたが、実は今回久しぶりに川越に行って驚きました
人・人・人・・・なんと人の多いこと
NHKの連続テレビ小説“つばさ”のせい?
町のいたるところに“つばさ”の広告がありました
お菓子屋さんにはそのお店のオリジナルの“つばさ”のお菓子まで・・・

4年ぶりの川越です
観光マップによると、蔵造りゾーン・博物館ゾーン・喜多院ゾーンの3つのゾーンに分かれています
当日は曼珠沙華を見ることがメインなので、蔵造りゾーンに絞って下見をしてきました
こちらは大正ロマンの雰囲気が残っている、大正浪漫夢通り の風景です                   クリックで大きな画像になります
  
大正時代の趣がしっかり残っていて、まるで撮影所のセットのように美しく思えました
石畳がとてもきれいでした
大正時代は、ジャリ道だったかもしれません

少し入った路地にはこんなお店も・・・素敵でした
  


              蔵造りの町並みです                        銀行もこんな昔の建物が保存されています
  

                              ≪亀屋≫さん、老舗のお菓子屋さん
  

             “超”美味しいコーヒー屋さん                        自称?“川越 唯一美味しい”紅茶屋さん
  

  

       “超”美味しいまめ屋さん            “超”美味しい玉子焼き屋さん           趣のある表具屋さんのウィンドウ
  

       駄菓子屋横丁にも行ってみました
  
                                                         懐かしくて・・・
  

美味しいと評判のパン屋さんでお昼ということに決めていたのに見つからず、昼食を済ませた後で見つけました
木陰のベンチでコーヒーをサービスしていただいてパンを食べることができます
ここに限らず、お菓子屋さんでもすぐその場で食べられるように、ベンチが置いてありました
  

   ぜ~んぶこれは炭で出来ています
   


               


 美味しい風景を見かけました
 今年はやらなかった梅漬け
 一つ口に入れてしまいたいほど美味しそうでした


 久しぶりの川越散策、とても楽しめました
 きっと当日も喜んでもらえそうな気がします
 夜の宴会の場所≪いも膳≫も下見の予定でしたが、
 とにかく手当たりしだいに下見?味見をした為
 お腹がいっぱいでその下見まではできませんでした
 大丈夫でしょう 楽観的なのは得意です!