Let’s Challenge!!

人生で大切なことは、失敗してもいい、チャレンジすること!! 楽しみながら・・・
 Let’s Challenge!!

八千穂高原の夏休み 奥村土牛美術館&中央アルプス駒ヶ岳 千畳敷カール

2011年10月18日 | 散歩
今日は、夫の61歳の誕生日でした
先週、息子から 誕生日に病院に行くよ との連絡がありました
何だかうれしくなって、おばあちゃんとも打ち合わせをして
今日は病院で、4人の誕生日サプライズパーティーをしました
夫には、おばあちゃんが来ることも、息子が来ることも内緒でした
ミニデコレーションケーキにロウソクを灯しました
もうそんなことは子供たちが家にいた時以来のこと
食事療法で甘味は制限していたのですが、今日は美味しくいただきました
とてもうれしそうな夫の笑顔に、皆が幸せだったと思います



八千穂高原では、たくさんの高山植物を目にしました
こちらでもあまり見かけなくなったトンボもたくさん見ました
そして、ペンションの周りでは“アサギマダラ”という美しい蝶をたくさん見かけました
ヨツバヒヨドリの花の周りで何匹ものアサギマダラが戯れていました





8月20日 こども未来館&奥村土牛美術館
娘が遊びに来てくれました
娘を佐久平駅まで迎えに行き、その近くの“こども未来館”に
今注目?の“はやぶさ”の帰還カプセルの特別展示があるということで行ってみました
妹は時々ここに来ているようで、いつになく混んでいる未来館を珍しがっていました
やはり“はやぶさ”の展示コーナーが一番人気で混み合っていました
子供に混じり楽しんできました

次は、珍しい美術館に行ってきました
妹が勤めている中学校のすぐ近くにある奥村土牛美術館
私は名前さえ知らない画伯でしたが、美術の好きな妹はこの美術館の作品を絶賛していて
ぜひ行くように再三勧められていましたが、あまり興味を持てず行かずじまいでした
日本画壇の最高峰にいた奥村土牛画伯の素描を収蔵した美術館
素画だけの・・・というのはとても珍しいのだそうです
何がそんなに素晴らしいのかと聞くと、完成度の高い素画だとか・・・
いつもほんわかしている妹がいつになく熱く語っていた
少しも素画の素晴らしさを理解できない私でしたが、建造物の素晴らしさには惹かれました
大正時代から昭和の初めに建築されたというこの建物
建築士の娘がちょうど遊びに来ている時で、だからこそそこに連れていってくれたのか・・・
重厚な趣のある素晴らしい建物の内部でした
建物の中は撮影禁止だったのが残念です



8月23日 中央アルプス駒ヶ岳 千畳敷カール
雨の日が続き、どこにも行けずに何日かペンションで過ごしたり、映画を見に行ったりしました
夫は計画していた予定を毎日変更しなければなりませんでした
どんどん滞在する日数が少なるにつれ、どうしても行きたい所以外を一つずつ消していきました
雨模様の中、ずっと行きたいと言い続けていた《千畳敷カール》に行ってきました

駒ヶ根高原も見どころはたくさんあるようですが、ここは外せなかったようです
蓼科高原を下り、諏訪I.C から駒ヶ根I.C で降り、菅の平バスセンターから しらび平駅までバスに乗ります
ここも上高地と同様に、一般車両乗り入れ禁止で、自然を守っています
ロープウェイで千畳敷まで行きます
しらび平駅(1,662m)から千畳敷駅(2,612m)までのロープウェイは、日本最初の山岳ロープウェイ
ロープウェイのおかげで、一部のアルピニストしか見られなかった雄大な山の風景がぐっと身近になったのだそうです
千畳敷カールのカールとは、氷河期に氷河によってえぐり取られ出来た大壁面のことです
夏は高山植物の宝庫で、様々な高山植物が咲き乱れ カール内を埋め尽くし、
秋にはナナカマドやダケカンバなどの紅葉が山肌を彩る素晴らしい絶景を見ることができるそうです
今回は叶いませんでしたが、いつか木曽駒ヶ岳や宝剣岳にも登ってみたいと思いました
この日は雨模様の天候でしたが、登山客やトレッキングの多くの人で賑わっていました
霧が濃くて、あっという間に目の前が真っ白になりましたが、霧の晴れ間の少しの瞬間がシャッターチャンスでした
チングルマの群生が目の前に広がります
残念ながら、花は見られなかったのですが、長い毛の種子の風景も面白いものでした
そびえ立つ山々、紅葉の時期はかなりの賑わいだそうです
天候の良い時に、そして秋にぜひもう一度来てみたいところです

中央アルプスは、千畳敷カールの他にもたくさんの高山植物の花畑や紅葉が楽しめるスポットがたくさんあります
駒ヶ根高原に戻り、天然温泉で疲れを癒して帰途につきました
まだ明るい時間の露天風呂、目の前の新緑の山も魅力がありましたが、紅葉した山を見ながらもいいですね!



八千穂高原の夏休み 南相木ダム&松本・安曇野

2011年09月29日 | 散歩
14日は今年夫が入院中に亡くなった伯父の新盆に、二人で行ってきました。
そこでは、年老いたおじやおば、いとこたちが私たちを(私の方の親戚ですが、夫を)待っていてくれました
85歳の伯母は、夫のために千羽鶴を折ってくれていました
コツコツとどんなふうに折ってくれたのかと思うとうれしくてたまりませんでした

翌日には2人の伯母を連れて従姉たちがペンションに遊びに来てくれました
伯母たちもきっとこんなに素晴らしい白樺林を見たことがないと思い誘ったのです
そこで、弟家族が来てくれた時のように、ペンションのテラスでバーベキューをしました
従兄が八千穂レイクでイワナを買ってきてくれました
年老いた伯母たちもめったに経験しないバーベキューをとても楽しんでくれました
イワナの美味しさもきっと忘れないでしょう
そして従兄からいろいろな情報をもらいました
その一つ南相木村に東京電力の発電専用のダムがあるとのこと
それが素晴らしいというので翌日行くことにしました

8月16日 南相木ダム
南相木ダムは、高さ136mの中央土質遮水壁型ロックフィルダムです
東京電力の神流川発電所の上部ダムとして平成7年より10年かけて建設されたダムです
ダム湖は奥三川湖(おくみかわこ)と名付けられました
深い色の静かな水面を見ていると吸い込まれそうです
この水が勢いよく下流に流れるところも見たいものです
堤頂部は日本のダムの中でも一番標高が高く1,532mです
壮大です
南相木ダムの表面や欄干または展望台の周辺に敷き詰めている白い石、石灰岩はダムを作る際の爆破で出来た石の再利用です
石灰岩の白さが太陽の光に反射して、とても眩しかった、そして本当に美しかった
神流川発電所は南相木ダム湖(奥三川湖)を上池、上野ダム湖(奥神流湖)を下池として利用する揚水発電所です
現在は1台 47万kwの稼動ですが、最終的には6台の水車発電機により、
揚水発電所としては世界最大となる282万kwの発電を行う予定なのだそうです
山の中にひっそりたたずむこの発電所が、こんなにも美しくて素晴らしい発電所だということ、驚きました

壊れたままのカメラで撮って、全体にぼけている写真がたくさん入っています m(_ _)m
大理石でできた《ちょちょやまのモニュメント》
ダム堤の下には、《ウズマクヒロバ》というランドスケープアートがあります
この《ウズマクヒロバ》は2006年度のグッドデザイン賞 環境デザイン部門を受賞しています
ロックフイルダムを美しい景観として整備すると同時に、目には見えない自然の中の大きな力の流れについて
五感を通して体感できる広場を創ったのだそうです
『ウズマクヒロバを楽しみながらこの美しいロックフイルダムと連係して地下深くに造られた発電所から生み出されていく
エネルギーについてちょっと想像を膨らませて下さい』とありました
福島の原発事故が起きたばかりで・・・複雑な気持ちがしました
深い山の中にあるこのダム、知る人ぞ知る・・・このダムの美しさに感動した一日でした


8月17日 松本&安曇野 散策
長野の夏休みはとても短い
妹の最後の休みの日に、松本と安曇野に遊びに行こうと計画しました
安曇野には、弟の連れ合いの実家があります
今回の長期滞在、実は八千穂高原ではなく、安曇野方面を探していてお義母さんたちにご尽力いただいた経緯があり
挨拶もかねて行こうということになりました(行ってすぐに一度は挨拶に伺っていたのですが、バタバタしていたので・・・)

すると実家を出てすぐに息子から連絡が入り、今から来るというのです
この週に来たいことは連絡を受けていたのですが・・・
レンタカーで来る息子とは松本城で落ち合うことになりました

松本の街を散策しました
夫は予てからサイトウキネンフェスティバルに行きたいと思っていたのですが叶わず
松本市美術館で、その歴史の展示を見てきました
いつかきっとサイトウキネンフェスティバルも聞きに行きたいと思います


松本&安曇野 散策
安曇野は、NHKの連続テレビ小説の影響で、道が渋滞していました
そこで、美味しいお蕎麦をいただき、大王わさび園だけ立ち寄りました
「ひまわり」にもよく出てくる小川は、以前来た時に見た素敵な小川ではありませんでした
観光用のボートが何艘か浮かんでいました
そのボートに乗るために長蛇の列ができていました
何年か前に来たときは、澄んだ水の中で、きれいな緑色の水草が泳いでいました
水草にコケがついたようなよどんだ感じがしました
どうしてこんなに川幅が狭いのにボートなどを入れたのでしょう
観光のために、美しい自然を壊さないでほしいと強く感じました
そしてわさび田は夏の強い日差しを避けるために、日よけをしていました
青々したわさびの葉を上からは見ることはできませんでした
ちょっと残念に思った安曇野でした





八千穂高原の夏休み バーベキュー&大河原峠

2011年09月17日 | 散歩
8月12日 白樺林の中でバーベキュー
お盆にはどんなに忙しくても実家に帰り、“お盆さん”をお迎えする弟家族
やはり外には出てしまっても“跡取り”としての責任を常に持っている弟
夫の病状もずっと心配してくれて、今回も高原に家族で来てくれました
食事療法中のことを考えて、バーベキューの昼食を考えてくれました
お肉なしですが、朝取りの新鮮な野菜を妹が用意してくれて、子供たちが楽しそうに野菜を焼いてくれました
そんな皆の様子を見ているだけで幸せな気分に浸れます

腹熟しは、やはり八千穂レイクから日本一の白樺林~どんぐりの小径をおしゃべりしながら歩きました
途中休憩タイムでは、ゲームをして楽しみました
子供たちが大きくなってこんな楽しい散歩は久しい~なんて考えながら・・・
姪たちも病気の夫を楽しませようとしている様子が、ありがたいと思いました


このケーキは、はーちゃんが考案した“しらかばロール”といいます
ものすご~く美味しいです!
スポンジはコーヒー味でしっとりしています・・・初めていただいた時、その美味しさに感動しました
実は私、コーヒーが嫌いです! ココアも飲めません! チョコレートも苦手です!
こんな私が、そのケーキのファンになってしまいました
そこでみんなに食べてもらいたくて、リクエストして作ってもらったものです
二人の姪たちもみんなに大好評でした
そして最後の日、はーちゃんから“コーヒーロール”のプレゼントをいただきました (゜▽゜*)♪ 感激しました



13日 北八ヶ岳自然休養林 大河原峠へ
大河原峠は、実家からわずか小一時間で行ける場所なのに、存在すら初めて知ったところでした
天候さえよければ、浅間山をはじめ素晴らしい山々が望める予定でしたが、頂上に到着した時には厚い雲が見え隠れしていました
双子山山頂に到着するにはそれほどの時間もかかりませんでした
そして欲張って、双子池まで行ってみようということになりました
笹薮が背丈ほどもある細い道を歩きました
双子池近くは急勾配の下り坂が続きました
その坂道を降りながら、夫がこの急勾配の坂道を登る(戻る)ことはできそうもないと不安なことを言いだしました w(*゜o゜*)w
そこで双子池から亀甲池をまわりそこからなだらかな坂道をヒュッテに戻るコースに変更しました
双子池からは苔むしたじめじめした坂道でした
しばらく歩いた時に思いきり転んでしまいました (゜〇゜;)
その時カメラも思いきり地面にぶつけてしまいました
転んだ時の音があまりにも大きな音だったので夫が驚いて振り返ったほどでした
カメラも痛かったかもしれないけれども、私の手も足も痛かったです
カメラは電源を入れた時に異常音がして、その後の写真はすべてピントが合っていませんでした
上下白い服は泥だらけ・・・こんないかにも「転びました!」という格好では・・・「人に会いませんように!」と祈りながら歩きました
亀甲池に着くや否や雨が降り始めてしまいました
まだこれから戻る道は一時間以上歩かなければなりません
雨はどんどん強くなってきました
細い坂道はまるで滝のようになって足元を流れていました
“ゲリラ豪雨”です!
さっきまで恥ずかしいと思っていた泥だらけの服はあっという間にきれいに洗い流されて痕跡もありません
今だから笑って話もできるのですが、雷を伴うゲリラ豪雨の中を一時間、生きた心地がしませんでした
今思い出してもとても怖くて泣きたいくらいでした・・・いえ、心細くて泣いていたと思います
雷に打たれたら・・・もし私に何かが起こったら夫はどうなるだろう・・・夫に何かあったら・・・
熊の出そうな山の中で寿命が数十年かは縮んだのではないかと思うほどでした
夫の唇は見る間に紫色に変わっていきました
手を引いてあげようと思うのですが、ゆっくりしか登れないのでいいというので雷の中、歩みを止めずゆっくり歩き通しました
ヒュッテの赤い屋根が見えた時は緊張の糸が緩み涙が出てきました
車に戻ると人目もはばからず、夫を真っ裸にし持っていた2枚のバスタオルで体をくるみました
靴下を脱がせると、足の爪も紫色に変わっていました
もし肺炎にでもなってしまったらと不安でした
私は濡れたままビニールシートを座席に敷き暖房をマックスにして実家に向けて車を走らせました
それでも二人でぶるぶる震えが止まりませんでした
お盆の準備のため同行しなかった妹からは何度も電話が入っていました
救助に向かわなければいけないかと妹もさんざん悩んで心配していたそうです
山の中で携帯の電波も届かないところで、今考えても軽はずみな行動を反省します
そんなアクシデントがありましたが、夫は熱も出さず・・・
充分な準備をせずに気楽に出かけたことで起きた出来事でした

雨が降り始めた時に歩数計としてポケットに入れていたスマートフォンもリュックにすぐに仕舞ったのですが
水が入ってしまい(ほんの少しだったのに)・・・カメラに続きこれまた再起不能になり後日新品になりました
まだ買ったばかりでやっとの思いでアドレスを少しづつ入力し終わり、8月いっぱい仕事も休みをもらったので仕事に支障がないように
Eメール(Cメール)の他にGメール・PCメールと今回の滞在のために完璧にパソコン代わりになるように設定し、
便利なソフトも入れたというのに・・・
なんとバックアップをしていなかったためにすべてを失いました(=v=)
それを知った時は、私も再起不能になった気分でした




八千穂高原の夏休み 復興支援コンサート&お菓子作り・湯の丸高峰自然休養林・古谷渓谷

2011年09月12日 | 散歩
8月6日・7日 ~いま私たちができること~
6日の午前中は、ペンションから徒歩で10分ほどの八千穂高原自然園を散策しました
その午後に、お世話になっているペンションの実質経営者のお嬢さんの はーちゃんが企画した
東日本大震災復興支援コンサート、~いま私たちができること~という趣旨で行われたコンサートに参加させていただきました
日本一の白樺林の隣の“どんぐりの小径”内の“しらかばステージ”で行われました
はーちゃんはまだ29歳のお嬢さんですが、被災地の子供たちにお得意のお菓子を毎月届ける活動をしています
そしてコンサートに出演する友人のミュージシャンの方々は、CDの売り上げすべてを被災地に寄付される活動をされているグループです


大勢の仲間が集まりました
夜は、遅くまで楽器を奏でる音やはずんでいる会話が聞こえてきました
そして、翌日は毎月恒例にしている被災地の子供たちに贈るためのお菓子作りが始まりました
10時から16時まで都合がいい時に誰でも参加できます
この日は、男性4名・女性3名が参加してお菓子作りがスタートです
ロシアンティークッキーは、3種類のナッツのパウダーを入れて、きっちり5g計り丸くしました
5gを計ることが結構大変な作業
設計士の男性が“きっちり”計ってくれました
夫は、箱の塗り絵を担当
もうすでに地元の園児などの協力でたくさんの塗り絵が完成はしていましたが・・・
とにかくこんなにも(自分が)楽しくて、誰かが楽しみに待っているお菓子を作るお手伝いができるなんて・・・
はーちゃんは偉いと思いました
今まで私にも何かできることはないかと考えていましたが、行動に移すことができませんでした
個人で寄付などはしても、“継続すること”・・・なかなかできないことです
とても大切なことだとわかっているのに
子供たちが、一瞬でも幸せな気分になれたらうれしいです



8月8日 湯の丸高峰自然休養林 池の平湿原へ
池の平湿原とは~HPより

池の平湿原は標高2,000m、数万年前の三方ヶ峰火山の火口原に広がる高層湿原です
池の平周辺の浅間山麓一帯は、温暖な里山から、一気に標高2,000m超の山頂へと急峻な地形になっています
内陸性気候ということから昼夜の気温差、年間の気温差がとても大きい特色ある気候条件にあります
そのため里山に生息する動植物から、本来ならば3,000m級山岳地帯に見られる高山性の動植物までが、この狭い一帯に混在しているのです
そのような特有な環境が、池の平湿原を多様な自然がおりなす“高山植物の宝庫”としてくれたのです


この日も天候に恵まれず、“雷の丘”に着いた頃から雨が降り始め、まさしく雷が来るのではないかと思ったほどです
上から見た湿原は霧が流れていてはっきり見えたり見えなかったり、湿原に到着したころには土砂降りの雨の中急いで雨宿りをしたり・・・
よ~く雨に降られ、濡れて車に戻ることが多かったこの8月
簡単な装備で山歩きをしようなどと準備を怠り、山を甘く見ていたことで、この後思い知る出来事もありました
丘の上には、“こまくさ”が盗掘予防のためのフェンス越しに見ることができました
初めて知ったことですが、他の植物が生育できないような厳しい環境に生育する事から「高山植物の女王」と呼ばれているそうです
最盛期ではありませんでしたが、ひっそりと咲いているこまくさに出会うことができました
大切にしたい高山植物の一つです



8月9日 古谷(こや)渓谷~乙女の滝 へ
体力的な問題から高い山には登れなかったのですが、八千穂高原のまわりにはそんな散歩に適したところがたくさんありました
古谷渓谷・乙女の滝もその一つで、有名じゃないから人がいない“秘境”
夫の体力作りにはもってこいで、静かに散歩や森林浴ができて最高でした



妹は、3日~10日まで 弟の末娘のUMEちゃんを連れてイギリスに旅行中でした
その間、実家の畑のキュウリ・トマト・なす・ピーマン・ズッキーニ・ブルーベリーetc. の収穫とメダカの世話係をしました
新鮮な野菜をたっぷり持ち帰りたくさんいただきました
また、長野に滞在中、車のセルモーターが壊れ修理に出し、ゲリラ豪雨に会い7月に買ったばかりのスマートフォンが壊れ
湿原で思いっきり転び、カメラを壊し・・・散々なことがありました
これも旅の思い出の一ページになっています



八千穂高原の夏休み 八千穂レイク・八ヶ岳山麓一周・八千穂高原自然園

2011年09月06日 | 散歩
8月1日から31日まで ちょうど1ヶ月間、長野県の八千穂高原に滞在しました
日記的に八千穂高原での生活を綴ってみたいと思います

8月2日 八千穂レイクへ
八千穂レイクは、滞在していたペンションから車で5分くらい下りたところにある標高1,500mにある湖です
勾配のきつい坂道なので歩いて行ったことはありません
この八千穂レイクは、農業用ため池として造った人工池で現在も佐久穂町の基幹的水利の役目を果たしています
浅間山や秩父山系の山並みを背景に、フィッシングを楽しむ専用の管理釣り場として整備された湖です
また、NPO法人の恋人聖地プロジェクトが「恋人の聖地」に選定されています

白樺林に囲まれた湖で、湖の周りは白樺林の中を散策できます
そして、日本一の白樺林に出ることもできます
とても静かで気持ちの良い湖で、3回行きました
天気が変わりやすく、雨が降ったりやんだり、霧が出ることも多かったのですが、晴天の湖も写真に収めることができました



8月3日 八ヶ岳山麓一周
“八ヶ岳山麓一周”とは大胆なタイトルですが、ガイドブックのモデルコースの一つです
義母も一緒だったのでこの日は簡単なドライブで終わりました
前日私たちとは別行動で新幹線で来た義母に、景色の良いところに連れて行ってあげようと考えたプランです
歩くことができないので、ドライブです
疲れるといけないので様子を見ながら・・・最後には天気も崩れてアルプスなどの山々は雲の中にすっぽりと隠れてしまいました
滞在したところからは、3方面《佐久穂町:佐久平方面》《小海町:八ヶ岳方面》《蓼科:諏訪・松本方面》に分かれ坂道を下ります
どこに行くにも山道を一旦は下りることになり、また必ず戻らなければなりません
この一ヶ月でだいぶドライブテクニックが向上したように感じます
今日は蓼科方面に下りて、八ヶ岳山麓を周り、小海町から戻りました

朝は天候も良く、青空がとてもきれいでした
この後の天候不良を考えるととても貴重な青空でした
標高2,127mの麦草峠付近は、白樺ではなく木肌が少し赤いダケカンバの林が美しいかったぁ~
日本の中心があったり、蓼科には農家の方が野菜を持ち込める“自由市場”があったり・・・
たてしな自由市場では、見たこともない野菜や美味しい高原野菜をたくさん買いました
いつもの昼食は、ゆで卵・さつま芋やとうもろこしを蒸かしたり、キュウリやトマトを持って出かけましたが、
この日は、義母がいたのでガイドブックに紹介されていた“カナディアンファーム”に行きました
まきば公園での動物たちのかわいらしかったこと・・・
野辺山高原 平沢峠に着いた頃は、天気が崩れていて、そこでは素晴らしい景色が見えるはずだったのですが残念でした


旅行をしない、家でTVを見ているのが至福の時と思っている義母がいつまでいられるか・・・
「帰る!」といつ言われるのか、覚悟はしていたのですが、早くもこの日の朝突然に言われました
夫の静養が目的で来たのですが、義母を一人にすることが心配で一生懸命に引き留めました
5日には佐久平まで見送り、義母は一人で家に戻ってしまいました
高原を、旅を楽しむことはできなかったようです


8月6日 八千穂高原自然園 散策
この自然園、サブタイトルが“信州 冷涼の園へようこそ”
大自然の中をゆっくりと散策できるところが、滞在先から徒歩で10分ほどで行けるのは最高でした
自然園の中には3つの散策コースがあります
途中 雨のために一番短いコースの散策になってしまい、後日一番長いコースでリベンジしました
この自然園の中は、散策道はあるものの“自然”そのもの
鹿やカモシカの住処でもあります
八千穂高原に向かう途中の坂道で2度、鹿の親子に出会いました
別の日にまた同じ場所で、同じ親子だと思える鹿に出会うことができました
それはこの自然園から飛び出した鹿たちでした


素晴らしい自然がいっぱいの八千穂高原です



今年の初詣

2011年01月13日 | 散歩
毎年初詣は、東京芝の増上寺と決めていました
特に理由はありません
強いて言うなら混んでいないのでゆっくりと参拝ができること

今年は元旦から出かけて、休みが3日の月曜日までと短かったこともあり、初詣に行く機会を逃していました
毎年増上寺に行かなくとも近くには立派な神社があるのですが・・・
今年はそのさいたま市(旧大宮市)にある“氷川神社”にお参りに行くことにしました
家からは電車で10分ほどの所です

氷川神社は、足立郡を中心に武蔵国(東京都・埼玉県)、首都圏に点在する約280の氷川神社の総本社
2400年の歴史をもつ全国でも屈指の古社です
“大宮”の地名は氷川神社を「大いなる宮居」すなわち「大宮」と称えたことに由来しているのだそうです

こんな参道が2kmほど続き、“氷川参道”と呼ばれています
ケヤキの木など、参道には30種類680本ほどの木があります
特に、幹回りが2mを超える古木25本は市の天然記念物に指定されています
2枚目の写真の鳥居は、“二之鳥居”です
“二之鳥居”は、参道のちょうど中間地点にあって、木造では関東一の高さを誇る13mある大鳥居だそうです  マウスオン
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年末年始には200万人以上の人出があるという人気の神社
危険防止のための大きな竹がこんな風に組まれていました                               マウスオン
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氷川神社★ 楼門 ★
りっぱな楼門です
落ち着いた雰囲気がとてもいい
緑の木々の中に浮かぶ神社特有の朱色が美しく見えます
★ 回廊 ★
美しい回廊が目を引きます
都内の大きな寺院と比べると、規模的には小さい気がしますが、荘厳な雰囲気がいい
氷川神社
氷川神社★ 手水舎 ★
こちらも鮮やかな趣のある手水舎でした
《手水舎での作法》
左手を洗う~右手を洗う~
    口をすすぐ~柄杓を清める
★ 神札所 ★
境内の敷地は約3万坪、初詣には毎年200万人以上の参拝客で賑わう境内も、もうすでに10日が過ぎた神社には人気も少なくなっています
氷川神社
氷川神社★ 神池と神橋 ★
この日も寒い日でした
楼門の前にある神池には薄氷が張っていました
美しいお太鼓橋の神橋が見えています
この神橋を渡ると神妙な心持になるのは不思議です


★ 舞殿 ★
舞殿には今年の干支のウサギの大きな絵馬が飾っています
多くの家族連れがその前で記念の写真を撮ろうと並んでいました                           マウスオン
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大きなケヤキ、古杉や老松、悠久の歴史を偲ばせてくれました
地元の歴史ある神社をもっと大切にしなければいけないと今回深く反省しました

氷川神社の敷地は、明治17年に16万坪がさいたま市(旧大宮市)に寄付され、現在の境内の敷地は約3万坪ほどです
寄付された土地は、埼玉県初の近代的公園“大宮公園”となりました
この公園は、第一公園・第二公園・第三公園の三つからなります
その総敷地面積は、67.9haと広大な面積です
サッカー場、硬式野球場、プール、陸上競技場、弓道場、体育館、競輪場など多くの体育施設が充実しています
さらに博物館、動物園、遊園地、日本庭園などの施設もあります
そして、私が好きなのは、《埼玉百年の森》と銘打った、樹齢100年を超える赤松林と桜の古木の広場
桜の季節には、電車の中からもその姿を見ることができます
心が落ち着かなくなる待遠しい季節です
氷川神社~大宮公園、大きなその森全体が、埼玉の大切な遺産だとつくづく思いました



ラン ラン♪表参道

2010年12月16日 | 散歩
あれからおばあちゃんは、ほぼ毎日のように歩いています
そして、最近は90歳のおじいちゃんと知り合いになってベンチでしばし話をしているようです
帰ってくると、その時のことを話してくれます
そんな行きずりの人と友達になれる
年を取るとだんだん友人ができなくなる? そんなことはないですね
おばあちゃんの生きがいになるといいかな 。o@(^-^)@o。 ランラン♪

クラシック音楽をこよなく愛する夫は、独身時代からコンサートに出かけることがありました
仕事が忙しかったりで、久しく中断していたのですが・・・
NHK交響楽団の定期公演のチケットを購入しました
通称N響コンサート、私も久しぶりのコンサートです
6時半に原宿で待ち合わせです

私は、表参道のイルミネーションを見たいと、早めに原宿に行くことにしました
とかく陸橋は敬遠されがちですが、ここ表参道の陸橋は少し違います
陸橋の上がベストポジションなのか、老若男女を問わず大勢の人たちが陸橋の上から
そのみごとなイルミネーションを眺めていました
しかし陸橋で大勢の人が立ち止まるのは大変危険です
事故が起きないように、警備の人たちは大変です
丁重に「立ち止まらないでください」と声をかけても移動したかのように見せかけてまた元の位置に戻っています
何人もの警備の人たちの努力もむなしく・・・やはり大勢の人々がそのイルミネーションの美しさに堪能していました
私も注意を受けないようにさっとカメラを出して、連写してきました
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久しぶりの原宿です
夜 出歩くのは、もっと久しぶりです
いつも若者で混み合っているとばかり思っていたのですが、おじさん、おばさんも多くて驚きます

初めて知ったのですが・・・
原宿駅は、《関東の駅 百選認定駅》?・・・関東の駅で100もの素敵な駅があるのか、とても興味深い (゜○゜)!
欅並木ばかりではなく、銀杏の並木も美しい
この風景は明るい時に見たいと思いました

クロスフィルターを付けて撮ったところ、ことの他大きな明かりが多くて逆効果になってしまいました
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大きなショーウィンドウに映ったイルミネーション、本当に美しかった
でもその感動はお伝えできなくて残念です
少しだけ、ウィンドウに映ったイルミネーションを想像してご覧ください                       マウスオン
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夫との待ち合わせはいつも時間通り
早くも遅くもならない、ぴったし!
NHKホールに向かいました
久しぶりのコンサートを心なしか喜んでいるようすです
私にコンサートの予備知識を話しながら歩きました
今回の定期公演は、日にちを優先し“Cプログラム”
この日のコンサートは、《戦争レクイエム》
演奏だけではなく、ソリストや合唱団の歌が入ります
『歌が入るのは、あまり好きじゃないんだよね』と夫
えっ、私は“レクイエム”が嫌だな と思いながら歩きました
そして、「今日のコンサートは休憩がないから気をつけてね」と
始まる前からちょっと憂鬱になってしまいました
途中、パイプオルガンの演奏で少年合唱が入ったり、工夫されていたようですが
音楽の素養のない私には今回のコンサートはあまり面白くありませんでした
次回1月の公演に期待することにしましょう

NHKホールを後にし、渋谷から帰ることにし、渋谷駅に向かって歩きました
スペイン坂を下りて行くと《アップルストア》を見つけました
iPadを使っていて不便なことがありそれが欲しくて立ち寄りました
銀座のストアにも行ったことがありますが、店内はシンプルで自由でスタイリッシュ、本当に素敵だと思います
欲しいものは、2Fにあるというので階段を上がっていくのも、ちょっと感動的です
購入するものが決まりレジを探すも見当たりません
スタッフに声をかけるとすぐに対応してくれたのですが、iPhoneのようなものを出して素早い指の動きで操作しています
「カードで」と伝えるとそのままそのiPhone風のものにカードをスキャンさせて、専用ペンでその画面上にサインを求められました
きっと私の目はまん丸になっていたように思います
すると商品を展示したりしているテーブルの下から何気なくレシートを切り取って持ってきました
そのスマートなシステムとスマートな対応に、目だけではなく口も空いていたのではないかと思っています
コンサートよりもアップルストアに感動した瞬間でした
お店を出て驚いたことを話しました
夫もIT関連の仕事をしているので、アップル社はずっと注目していたようですが、
こんなに次から次に注目度の高い商品を発表するとは想像もしていなかったと
これからもどんなふうに発展していくのだろう・・・と夫も?私もちょっと感動しながらの帰り道でした
そう言えば、娘の会社でも営業が持ち歩くパソコンは、12月から一斉にiPadになると話していました
携帯しやすく操作しやすく、きっと便利に使えるのでしょう

都会に慣れていない私は、何を見ても感動してしまう
ここは渋谷PARCO前にあったオブジェ
若い人たちはオブジェの中に入って何かを楽しんでいる様子です
彼氏のマフラーを直してあげているカップルのかわいかったこと・・・                          マウスオン
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壁面にたくさんのハチ公が・・・一度は行ってみたかった109
楽しい帰り道でした                                                      マウスオン
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茶臼岳へ PartⅠ

2010年10月21日 | 散歩
小さい頃から実家では犬を飼っていましたが、いつも世話をするのは妹
呆れることに、2代目の犬のことについては記憶が全くないくらい生き物のことをかわいがったことがなかった
それでも娘の誕生日にプレゼントしたミニウサギがかわいくてどこにでも連れて行ったりしたこともありました
また最近は何故か動物を見ると無性に『かわいい』と思うのです
最近、アルパカを見てきたというSatoさんからその写真を見せてもらったら行きたくて仕方がありません
そこで、夫を誘ったところ『そんなの見たくないヨ!』と言われて、仕方ないので行きたくなるようなところを探してみました
いつも出かける時は実家の方面になってしまうので東北方面には全くといっていいほど縁がありません
そこでまだ行ったことがない茶臼山はどうかと誘ってみたところ『じゃぁいいよぉ 』もう仕方ないから付き合うという感じです

ネットで茶臼山登山の情報をいろいろ調べた夫からは『時間的にアルパカは無理かもしれないよ』と言われ、何としても絶対に行くゾーと密かに心に決めて出かけました
もう一つ大事な目的は、お正月に予約した宿の確認
義母が初めて参加する温泉旅行、道になど迷っていたら二度と『行かない!』と言いそうな感じがするので下調べは必須
クヌギ林の中にひっそりとたたずむ閑静な小さな旅館、いい感じです

那須でも紅葉は始まったばかりのような感じです
あいにくの曇り空でとても残念
ここからしばらく山道を登っていくと、駐車待ちの行列で渋滞が始まっています
全く動かなくなりました
もうそこから邪魔にならないように路上に駐車をして歩き始めました
目指すは、《那須ロープウェーイ山麓駅》です
                        マウスオンでご覧下さい
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標高1,390mの山麓駅から、ロープウェイで山頂駅まで向かいます
このロープウェイは120人乗りの大きなもの、大きさに驚きます
確か高尾山のそれも120人乗りだったと思います
高尾山は結局登山者が多くて往復乗ることはできませんでしたが・・・
車内からの写真はロープウェイの窓の硝子が黄色みがかっているので少し黄色です
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山頂駅に到着し、茶臼岳を眺めると、こんなに高いところまで楽をして登ってきてしまっていいのかと思いました
周りを見るとパンプスの人など軽装の人たちも多く見かけました

茶臼岳は那須連峰の主峰、標高1915mの山です
今も盛んに噴煙を上げる活火山です

山頂を見上げると傾斜が厳しそうです
そこから一気に登ると石がゴロゴロしている斜面を歩くようです
そこで登るルートは茶臼岳の左側から後ろをまわり“峰の茶屋”から頂上を目指すルートで行くことにしました

小さな子供も歩いています
赤ちゃんを抱いた人もいます
そんな周りを見渡せば、私レベルの山なのかとちょっと安心
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現在も活動している茶臼岳は、蒸気と火山ガスを盛んに噴出している場所がたくさんあります
南月山方面に向かう尾根がくっきりと見えます
ダケカンバが紅葉した樹木の中に冬を教えるかのようにたくさん見えます
ここまではハイキングのような感じで、山に登っているような気がしませんでした
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“牛ヶ首”に着いたのは11時くらい
たくさんの人たちが、おにぎりやお菓子を食べたり・・・休憩地点のようです
そこから峯の茶屋まで遊歩道のような明るい道を緩やかに登って行きますが、道とは反対に頂上を見上げると噴煙をあげた岩肌です
硫黄の匂いが漂い、地熱が伝わってきます
異様な感じがします
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眼下に広がる紅葉、決してきれいな紅葉とは言えないのが残念
道を境に頂上の方は全く植物はありません
下は丈の低い植物が生えています
赤ちゃんを抱いたお母さん、自転車を担いだ男性
様々な人が楽しんでいます
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赤茶けた岩肌の朝日岳の鋭鋒が見えてきました
標高1,678m、朝日岳方面に向かう尾根道には“峰の茶屋”があります
峰の茶屋は茶臼岳、朝日岳方面、三斗小屋温泉方面の各登山道の分岐点です

ここから山頂までは、岩の積み重なる道険しい道です
一気に頂上目指して気合を入れて登りました
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岩に覆われた茶臼岳の山頂、浅い火口原が広がっています
時期によっては噴煙を吹き火口近くは硫黄の臭いが強い時もあるようです
噴火口を一回りし頂上へ
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山頂には那須神社の小さな石祠が祭られています
頂上でよく見かける風景・・・どんな願いを込めて石を積むのでしょう
厚い雲の間からほんの少し青空が見えてきました
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                                                     字数の関係で下に続きます



茶臼岳へ PartⅡ

2010年10月21日 | 散歩
ロープウェイの山頂駅から牛ヶ首→峰の茶屋→茶臼岳山頂→山頂駅は約4,2kmの行程、やく2時間30分
実際には景色を眺めたり写真を撮ったりで約3時間半の行程となりました

茶臼岳は、頂上から降りてくる少しの間は石がゴロゴロする足場の悪い急勾配でしたが、他はさほど急な坂もなく
岩には要所要所にペインティングがあるので初心者や子供連れでも道に迷うことなく登れるように工夫されています
山登りの経験が少ないので、この山が特別なことなのか判断できないのですが、気になったことを載せたいと思います

遊歩道には所々に立て看板を見かけます
ここでは・・・
                  《ひびわれた岩》
表面が平らな岩をよく見ると、ジグザグの面白い形の割れ目がはいっているものがあります
これは、岩の小さなヒビに水がしみ込んで、冬に凍ったためにできたものと考えられています

面白い石の風景です
他のたて看板には、“石の彫刻”などという表現がありました =*^-^*=
それにしても、どの石も表面をカットし、研磨したようにつるつるしたものでした
2枚目の写真はまさしく溶岩が流れ出したそのままのように思えました
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夫がネットで調べた情報で、『かなりの強風地帯があるので、帽子はかぶれないかもしれない』などと教えてくれた
この岩は、柔らかそうなので、強風の仕業で地殻の表層が見えたものなのか・・・などと思いながら写真を撮った
ここは面白いものがたくさんあって楽しく登ることができました
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                           《茶臼岳へ登る》
茶臼岳へは、砂の道を登ってゆきます
峰の茶屋後までの道沿いには、噴気孔やカキの殻のような岩、現代彫刻を思わせる面白い模様の岩などが見られます
また峯の茶屋の近くには、かつての硫黄採取設備の後もあります

こんな立て看板がヒントになるのだろうか・・・気になっていた 白・黄土色・青?・赤の土の色
この山は様々な自然現象からできた鉱物があるのかもしれない
歩く場所によってがらっと違う顔が見えてくる不思議な山でした

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火山灰に覆われた火山の山ということもあり、茶臼岳は花に恵まれた山ではないそうです
                          《火山の開拓者》
この辺りは岩や砂礫地が多いのですが、こんなところにも植物が入り込んできています。
葉の裏が白いウラジロタデやススキに似たコメススキ、いかにも高山植物らしいガンコウランなどです
このようなものを、開拓者に見立てて“パイオニア植物”といいます

結局、一枚目がコメススキだということがわかっただけですが・・・(=v=)
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急な石だらけの坂道が終わり、山頂駅に近づく時に、団体の登山者が登り始めました
ロープウェイの最終は4時台、これからで間に合うのかと他人事ながら心配しました
でも、登山慣れした健脚の皆さんに見受けられたので、大丈夫なんでしょう
楽しかった茶臼山の散策でした
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アルパカは来週にしたいと思います (゜▽゜*)♪



秋の始まり

2010年09月23日 | 散歩
冷たい雨が降っています
ひとっ飛びに秋が始まったかのような気温です
昨日は冷房をつけていたのに、今日はカーデガンを羽織っています

このところ我が家は四十九日忌の法要に向けて準備をしています
人が亡くなると、初七日(しょなのか)・二七日(ふたなのか)・三七日(みなのか)・四七日(よなのか)・五七日(いつなのか)
六七日(むなのか)・七七日(なななのか)と供養が続くことを知りました
これは7日ごとに1週間目=初七日、2週間目=二七日、3週間目=三七日・・・7週目=七七日=7日×7週で四十九日の法要と続くのです
仏教では、死後次の生をうけるまでの状態を中陰といい、この期間が四十九日間とされています
そして、七日ごとに死者の生前の罪が裁かれるということになっていて、残された者は、七日ごとに読経をし、
死者の罪が軽減され成仏できるように祈るのだそうです
四十九日は七回目の裁きを受け、死者の運命が定まる日です
したがって、この日を満中陰として比較的盛大な法要を営むのです。              ~HPより

多少は知ってはいたものの、きちんと知ったのは今回が初めてです
“生前の罪が裁かれる”・・・7日ごとに読経をして死者の罪を軽減するという使命があることを知ったのだからこれは生きているものの務め
私は自分の両親の時も弟任せで何も考えずに“決まりごと”という認識しかありませんでした
そして(亡くなった人も)死んでからも“たいへんなんだなぁ~”なんて思ったりしています
お彼岸です
恒例のおはぎを作りました
今日は朝から肌寒い陽気でしたがあんこを練っている時は汗が出ました
おじいちゃんも好きだったおはぎです
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気分転換に近くの公園に行きました
おばあちゃんにも少しでも歩いてもらいたいと誘ったのですがやはり“NO!”
義父が亡くなってからは一層自分から何もしようとはしなくなりました
義父の用事で2階に行くことが日に何度もあった
椅子には座っていたけれども夕食のしたくの時には台所に来て私の様子を見ながらサポートもしてくれていた
そして義父に注意されるので気をつけていたこともなくなり、楽だからと言っては横になってTVを見ている
本当に歩けなくなってしまう
今が時期尚早なのか

広い公園を歩いてきました
あまりに暑い日が続いていて、秋が始まったのを知りませんでした
桜の葉が穴だらけになっています
まだこの桜の木は紅葉が始まったばかりです
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メランポジュームの目にも鮮やかな黄色が広がっています
元気が出そうです
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たくさんの種類の花が植えてありました
こちらはだいぶ遅くれている彼岸花です
たった一本だけ花びらが数本開き始めたように咲き始めていました
後1週間?2週間くらいかかるでしょうか
昨年見ることができなかった彼岸花、今年はみたいけれども、10月9日が四十九日忌の法要
今年も無理かもしれません
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ポーチェラカもまだピンクと白い色は咲いていました
ここは4色のポーチェラカの絨毯が夏には美しかったことでしょう
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これは何でしょう
コスモスの畝です
一面に広がるコスモス、こちらも今年は少し遅れています
この公園もボランティアの方々ががんばって手入れをしている公園です
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今は真っ赤なサルビアがとてもきれいです
真っ赤なサルビアを見ると、○十年も前の修学旅行で行った二条城を思い出します
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公園では、思い思いの休日を楽しんでいます (^○^)
子供たちの楽しそうな声が聞こえてきます
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この時期目にすることの多い“ムクゲ”が美しい =^-^=
昔は、“ムクゲ”と“芙蓉”の区別がつきませんでした
そんなことをいうと、花だけを見るとハイビスカスも似ているかな~なんてくだらないことが脳裏をかすめたり・・・
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この公園はちょっと面白いことに、木が果樹園のように整然と並んで植えてあります
“ムクゲ”も“サンシュユ”の木もきちんと並んでいます
公園ではないような感じです (^○^)
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南北に長い公園を縦断するように水辺があります
ビオトーブ、葦や蒲が生えている場所には大きなフナやコイが所狭しと泳いでいます
子供たちも夢中で遊んでいます
鴨が5羽、勢いよく泳いでいます  全く夏の疲れをみせません (゜○゜)!
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こちらはどうしたのでしょう!
葉が無残にも火傷をしたような感じで半分くらい枯れています
この夏の暑さのせいでしょうか?
葉はもうすぐ落ちるけど、木全体にも大きな負担がかかっていなければいいと思います
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こんな木製の画期的なベンチを見たのは初めてです
公園の近くに住んでいる私の友人は、いつも本とワインを持って公園で読書をしていると聞きました
そんな話がすーっと自然に聞こえるような素敵な友人です
この公園ではなくもっと大きな公園で、こんなベンチがあればゆっくりとワインを片手にゆったりと本を読めそう 。o@(^-^)@o。
夏には噴水から流れ出た水で子供たちが水遊びをするところです
木陰でこのベンチに座りながら、子供たちの様子を見ている光景が目に浮かびます
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一周したのですが、約7,000歩くらいの手ごろな公園です
これから本格的な○○の秋
今年もまた私はスポーツの秋にしたいと思っています



今年の初めに・・・

2010年01月07日 | 散歩
                            とら&うさぎ                        マウスオン
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2010年がスタートしました・・・“してしまった”ようにも感じます
今年は3日が日曜日の為に、暮れ⇒新年⇒仕事始めのスピードが例年になく早く感じました
まるで休みがなかったかのような感じです
さらに、暮れに化膿してしまった指がとにかく痛い
包帯されては暮れの家事をこなすことができないと思い病院にも行かずに我慢したりと・・・
今、やっと痛みもなくなり薬で治りかけています
一番痛い時が、一番忙しい時でした
そんな感じで迎えた新年ですが、良い年にしたい

我が家の正月は、毎年三が日はおせちとお雑煮をいただきます
今年は仕事で、息子が不在のお正月
そして、二日は芝の増上寺に初詣に行くのが常でしたが
昨年は、“箱根駅伝”の復路を応援するために三日に行きました
“箱根駅伝”を応援することを新年の行事にしたかったのですが、家族の予定もあり今年は断念して、夫と娘と3人で二日に行きました

初詣はやはり、気持ちがシャンとします
昨年の忌まわしいことをすべてお仕舞いにして新たなスタートです
100円でたくさんのお願いをしてしまいました
冒頭のとらは、増上寺で買った起き上がり小法師のとらです
起き上がり小法師は、増上寺でも見たことはありません
あまりにもかわいいので、寅年生まれの夫と義父にもセットで買ってきました

お正月に帰ってこれなかった息子とも増上寺で合流
その後は元気に働いている様子にホッとします

帰りは恵比寿に勤務している息子より、恵比寿ガーデンプレイスのバカラシャンデリアを見たら
との提案で、増上寺から恵比寿に向かいました
一眼レフのカメラを持ってこなかったことを後悔しました
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8,472ピースのクリスタルと250燈のライトから成る世界最大級のバカラシャンデリア
高さは約5m、幅約3mの巨大なもの
もう10年も前からこの恵比寿ガーデンプレイスに展示され恵比寿の冬の風物詩となっているようです
ガーデンプレイスを囲む外構樹木も暖かな色合いのイルミネーションが輝いています
そのイルミネーションの数も、10万球以上だとか
クリスマスはさらに輝いていたのかと思うと一度こんなところでクリスマスを過ごしてみたいとおばさんは思うのである

“バカラ”は1764年、ルイ15世の許可を受けフランスの東部のバカラ村に創設されたそうです
度重なる戦争で疲弊しきったその地の復興の為に出来たものだとか
バカラは、3世紀にわたり一貫して至上の美を求め続けたもの
人口わずか4,500人という村で、親子3代が働いているという例もあるようです
この世界に知らしめたバカラがこんな小さな村の小さな工場で作られていたとは驚きでした
日本は、1998年以降バカラにとって世界最大の市場にまで成長している?


毎年クリスマス前にバカラ村から木箱で届くシャンデリアは、バカラの職人によって組み立てられるそうです
1.8tものシャンデリアを支えているアルミ製のショーケース
デザイン性と強度、そして軽量性に優れているこのケースは、解体後も再利用され
今回も3度目のリユースだそうです
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好きな場所

2009年12月10日 | 散歩
ここは、私がずっと訪れてみたかった所です
秩父の御嶽神社・東郷公園に行く途中にちょっぴり早い昼食を念願のカフェでいただくことにしました
私は、気にいると何度でも行きたいと思う
夫は、どんなに気に行っても一度行ったところではなく別のところを探す
何度も夫を説得して叶ったものです(ちょっと大げさでした)

ここは、秩父の隣町、飯能市の顔振峠にあります
かつて6年ほど前、息子が運転免許をとった後に、運転に慣れるために週末になると3人で出かけていました
顔振峠に入るとやはり峠、道幅の狭い九十九折りの運転に慣れていても運転しにくい山道
免許とりたてでよく運転したものだと今更ながら驚きました
その時の最終目的地は、三峰神社でした

杉林の中から懐かしい看板が見えてきました
【忘路庵カフェ】名前も印象的で、一度聞いたら忘れない
林の中に陽が射しこみ、小アジサイの葉がきれいな黄緑色に輝いていました
実はご主人に、日差しに輝いているこの植物は何かとお聞きしたところ
室内で半そでで働いていたそのままで外まで出て教えてくれました
最近まで小さな花をつけていたそうです                                          マウスオン
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森の中の一軒家(正確には二軒家)
こちらがカフェと別棟に自宅住居が敷地内にあります
この敷地、どこまでが敷地なのかもわからない                                      マウスオン
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お店の中は普通の住宅のような作りです
こちらのご主人は、家具デザイナー&家具職人&大学の講師をされています
中に入ると先ず目に入るのは、大きなスタイリッシュな椅子
2mくらいの背もたれの椅子がどっしりと置かれています
この椅子には座れません・・・一度座ってみたいのですが・・・
お店に入ると優しい音楽が流れています
床から天井までの高さのスピーカー
当然、家具の中に組み込まれているスピーカーが、対で部屋の左右にあります
これも音楽好きな夫が驚いたもの
当然、音の伝わり方も研究されて作ったものだと思うのですが
窓の大きな部屋は明るく、いくつかのテーブルと椅子が置いてあります
「好きな場所にどうぞ」ということで、前回も座った一番奥のテーブルにつきました
こちらは腰窓で、窓枠がまるで額縁のようです
窓から見える山々が木が素晴らしいロケーションです
また来れたうれしさで、注文を忘れてお店の中からテラスから一周しました
自宅も見えます
きっと素敵な家具に囲まれて生活されているのかと思うと見せてもらいたくなります
              ~窓からのロケーション~                                    マウスオン
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「写真がないじゃない 」とお叱りを受けそうですが・・・
家具デザイナーがご主人のこのお店の中は、ギャラリー的要素が強いので撮影禁止
6年前におとづれた時に撮影しなかったのと、また来ることができるかわからないので私も写真を撮りたかったのですが
室内から外に向けて、テラスに出て写真を撮っていても特に注意は受けない
夫がダメだというのに、私だけの宝物として内緒で写真は撮ってきました
夫は バカ がつくまじめさん、そんな人が傍にいるから安心して悪いことをしてきました
そんなことで、素敵な家具は、室内の様子は載せることができません

でも、もう一つ会いたかったもの、それは子供の頃お正月になると遊んだ羽根つきの羽根、【つくばね】のような木
                       つくばね
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この 【つくばね】 を初めて見た時は、作りものなのかと思ってました
物欲しそうな顔をしていると、『暮れには緑の【つくばね】が届くから』と、二個 頂いてきました
その時に、一枝どうぞと言ってくれたのに、どこかで購入出来ると思い遠慮して二個だけにしたのです
『これ、見て!!』とあらゆる知人に見せたのは言うまでもありません
友人の一人は次の週そこを探して行ってきたと聞きました

今回秩父に行くと言うので、その【つくばね】をまた見たかったのと、どこから購入すればいいのか教えてもらおうと思ったのです
ネットで調べると、苗が売っていました
しかし半寄生植物で、栽培がとても難しいらしい
その話をすると、忘路庵のご主人も何度も挑戦したとのこと
自然豊かな、寄生樹もたくさんありそうなその場所でも育たないのなら私には絶対無理なことでしょう
こちらの【つくばね】は、大きな陶器にさりげなく挿してあったものです
購入先を尋ねると、知人が毎年送ってくれているものだと知り購入したものではないのもわかり、がっかり
でも、ご主人が前回の時のように、一枝くださると・・・今回は遠慮せずに頂いてきました

そしてまた、職場でもたくさんの人にお見せしました
同僚のAさん(26歳の男性)も興味深く見てくれて
すぐさま椅子にあがり、【つくばね】を上から落としました
クルクルときれいに回転して落ちました
『これは、映像を撮ってブログに載せてください!』と・・・
さすがに、若者の発想は豊かです
『そんなの無理~』『You Tubeに投稿したものをリンクさせたらどうですか?』との提案
何も無い明るい場所でかなり高いところから落とした映像を『誰が撮るの!!』
それは、Aさんの全面的な協力と場所があれば実現します   


昼食は、モデルのように素敵な奥様が作るスパッゲティをいただきました
素敵な音楽が流れる中、大自然を眺めながら、ゆっくりした時間の中で頂きました
もう・・・その空間の中にいるだけで至福の時です                          マウスオン
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  素晴らしい大自然の中にある忘路庵カフェ
  私はこのアトリエの大ファンです
  丁寧に作られた家具
  展示されているあの“王様の椅子”に座ってみたい
  
  窓から見える山々
  静かなホッとできるスポット
  いつも行きたいと思っても
  中々行くことはできません
  また12月から3月までは冬休み

   

今度は私が秩父方面に素敵なところを探して
忘路庵に行くきっかけをつくろうと思っています




紅葉狩り

2009年12月04日 | 散歩
義父が“加齢性黄斑変性症”と診断され、すでに2回、車で1時間弱の病院まで通っています
その2回はたまたま私の休みの取れない金曜日ということで何とか夫が休みをとり連れて行きました

今週の月曜日、初めて私が行きました
その日のドクターは院長先生
眼科のみの病院でドクターが10名もいるところは珍しいと思います

10時の予約、それほど待つこともなく呼ばれ何ヵ所かの検査室をまわりやっと院長先生の診察
この分だと、お昼頃には終わり家に帰れると計算していたのですが・・・

院長先生の所見では、義父の“加齢性黄斑変性症”の状態はそれほど悪い状態ではないという
しかし網膜のところに気になる症状があり、複雑なケースらしい
そこで勧められた治療が≪ルセンティス硝子体内注射≫というもの
その治療は、注射するという数秒の治療だけれど強い薬のため手術としての扱いだとか
そればかりか、驚きの治療費がかかる
そして、一カ月に一度と気楽に考えていたのですが、いざ予約の段になったら大変なことがわかりました

手術日・翌日・7日目を1サイクルとして3カ月続ける
そして3回の手術のあと、1か月後、3か月後の検査のあとに初めて本格的な治療が始まるのだという

その治療をするために検査が何種類も追加され、早く帰れると思っていた予測はもろくもやぶれ、病院を出たのが4時近く
そして二人で近くのお蕎麦屋さんに入り、家に着いたのは、5時を回っていました
夕食の支度まで少し休もうと思った所へ義父が義母に今日のことを説明して欲しいというのである
驚きました!
頭はかなりしっかりしていると思っていた義父が、そんなことを言ってくるなんて・・・
義母も脳梗塞を患ってから、義父の病院通いに付き添うこともしなくなり
その日も一日テレビを見たり、横になったりしていたのかと思う
具合が悪いわけではない
義母が退院時に医師から言われたこと『よくしゃべること』『よく体を動かすこと』だったのに
義母に話すと、日記帳のその日の欄にメモをし始めた
病院からもらってきた予定表があるのに、ここに書かないと忘れてしまうからと
毎日、この日記には欠かさず簡単な出来事と、その日食べた食事のメニューとカロリーが書き込まれる
私は、義父が当日聞いたことが説明できなくなったことを知ったショックで休むことができなかった

どのようにこの局面を乗り越えたらいいのか・・・
私の仕事が火曜日から土曜日まで、休むことはなかなか難しい
夫は、今年の夏も休みが取れなかったくらい忙しいという
今月も14日に初回の手術があります
その翌日の火曜日は何とか休みがとれたという
その穴埋めに年末に勤務するそうだ
来月は、再来月は、どうしたらいいのか・・・
何とかしなければいけないこと、心が重い
今週は月曜日から疲れ果てた一週間になってしまいました


夫が新聞を見て、紅葉を見に行こうと言う
朝刊を見てのことなのでいつも急に決まる
今回の記事は、秩父御嶽神社・東郷公園が埼玉県でも有数の紅葉スポットだという
11月に入り寒い日が続いたため濃く色づいた紅葉がきれいだとある
秩父まで2時間強かけて出かけました                                           マウスオン
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ハイキングの人を多く見かけました
目的地まで、どこからどこまで歩いているのかと思うほど長い距離です
紅葉した山々を愛でながらのハイキングとても気持ちがいいと思う

秩父御嶽神社にある東郷公園には、日露戦争で連合艦隊の司令長官を務めた東郷平八郎が
生前に作ることを許可した、国内唯一とされる銅像があります
紅葉した木々の中にどっしりとたたずんでいました  マウスオン
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公園内には、戦争の爪痕がいくつか展示されていました
一枚目の写真の右側は、日本海海戦の時バルチック艦隊より砲撃された砲弾
左は、“布設水雷”で旅順の港に多数布設され日本海軍を阻止した水雷
二枚目の写真は日本海海戦の旗艦≪三笠≫が被爆した甲板の一部が展示されています            マウスオン
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日露戦争を舞台にした司馬遼太郎原作のNHKドラマが放送されたこともあり
ここにも歴史ファンが多く訪れて欲しいと、いろいろなイベントを開催しているようです
“歴女?”なる女性の姿もたくさん見かけました
神社までは急勾配の365段もの階段を昇ります
狭くて少し傾いている階段は、後ろに倒れてしまうような恐怖感がありました
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紅葉を満喫した帰り道、真っ赤な紅葉と時期外れに咲いていたうっすらピンク色のツツジが印象的でした    マウスオン
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よの散策

2009年10月29日 | 散歩
与野公園のある【与野市】は、市町村合併で【さいたま市】となりました
さいたま市は、浦和・大宮・与野市3市の合併によってできた、日本で10番目に人口の多い都市です
与野公園のある場所は、【さいたま市中央区】となるようです
さいたま市○○区と住所を言われても、今ではどこなのかまったく予想することもできない感じです
昔の市の名前を懐かしく思う一人です

与野公園は、さほど大きいわけでもなく、特別なものもありません
でも、今回初めて訪れて素敵な公園だと思いました
薔薇の植栽されているスペースのお隣は遊具のあるスペースです
遠い記憶の中にあった懐かしい風景です
他にもたくさんあったのですが、今の遊具はおしゃれで素敵な感じがします
きっと孫ができたら私も一緒に、いえ、率先して遊んでしまいそうです                     マウスオン
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隣接する薔薇公園のバラです
素敵な名前に惹かれます
今日は、こちらのバラ                   ≪ 凛 ≫

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ガイドブック片手の夫がみつけた本格的なフレンチレストラン ≪ シャンソニエ
瀟洒なたたずまいで、探している時には個人の家とは思えないのに何度も通り過ぎたお店
建物の中に入ると、アールヌーボー調の素敵な店内でした
壁には古い額に入ったボビンレースがいくつもありました・・・いつの時代のものでしょう 素敵です!

あらためて聞くこともないので未だに聞いてはいませんが、夫は忙しかった結婚記念日を祝ったつもりかもしれないと感謝しています
ガイドブックの通り“本格的な”美味しいフレンチをいただきました
また機会があったらもう一度行ってみたい素敵なお店でした



私たちは、あまり出かけないのですが、出かけたらこれでもかという感じで歩き回ります!
その日も時間ぎりぎりまで、与野の町を散策しました


与野には七福神を祀っている寺社が7つあります
七福神は、室町時代に竹林の七賢人になぞらえて七体の福神を取り揃えたのが始まりとされて、インド・中国・日本から選ばれた神様です
そうです!幸福をもたらす七人の神様

        恵比須神(日本)  商売繁盛の福の神
        大黒天(インド)   右手に小づち、左肩に袋を下げた蓄財の神
        福禄寿(中国)    幸福(福)と高給(禄)と長寿(寿)の神
        寿老神(中国)    老子の化身で、1,500歳の超長寿を全うした長寿の神
        布袋尊(中国)    未来予知ができる福徳の神
        毘沙門(インド)   天鎧・兜を身につけた知恵と勇気の守り神
        弁財天(インド)   唯一の女神で、学問・芸術・財運の神


まず初めに向かった先は、大黒天をお祀りしている≪円乗院≫
鎌倉幕府の武将・畠山重忠が創建した名刹                                        マウスオン
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 一枚目の画像は
 樹齢300年という天然記念物にも指定されている
 えどひがんの変種“千代桜”
 枝葉は長く垂れ下っています
 みごとな姿形と、円形で淡い桃色の花弁が美しい
 とありました
 この桜は、春にもう一度見てみたい気がします


 二枚目の画像は多宝塔です
 外からも存在感のある建造物です
 山門を入ると右側にある
 高さ30mの多宝塔は見応え充分です
 素晴らしい









二ヶ所目は、妙行寺
妙行寺の山門をくぐるとすべてが整然としている
手入れが行き届いている庭は気持ちがいい
いつの時代からのものなのか、何年もの間大切にされてきた建物も、樹木も立派なものばかりです
ボタンの植栽されているところもあります
庭の片隅にはベンチが置かれています
素晴らしい庭をゆっくり眺めることができるようにとの配慮だと思う                        マウスオン
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大カヤ妙行寺金毘羅堂境内にある
国指定天然記念物の“大カヤ”
   樹    齢 1000年
   樹    高 21、5m
   根回り周囲 13、5m

この大カヤは≪雌株で4月頃にはひっそりと花が咲き、秋には楕円形の実をつける≫のだそうです
1000年もの時を刻んでもまだ花を咲かせるなんて凄いことだと、ただただ感心して見上げました
関東随一の巨木として有名だそうです

“モッコクの木”
妙行寺の裏にある、こちらも県指定天然記念物
   樹    齢 500年余
   樹    高 17、9m
   根回り周囲  3、4m
二またに分かれているせいか、今では枝を支えるものが必要の様子
ちょっと痛々しいお姿

500年もの間風雨にさらされ、治療中にもかかわらず
それでも、赤い実をつけてがんばっています
思わず応援してしまいます
モッコク
金木犀こちらも妙行寺金毘羅堂境内にあった金木犀の木
こんな大きなりっぱな金木犀は初めてです
初めて知った夫は初めての芳しい香りに驚いていました

それにしても妙行寺境内にある樹木も建造物も、金毘羅堂境内にあるそれらもいづれもりっぱで驚きました
手入れが行き届いているから何百年前というような感じがありません
素晴らしいものばかりでした
妙行寺と妙行寺金毘羅堂は道を挟んで並んでいます
金毘羅堂の境内にあった樹木は、大カヤと金木犀とこの木
名前はわかりませんが、遠い昔からの大切な遺産であることに変わりはありません
樹木の名前はほとんど知らないのですが、これらの木やりっぱな妙行寺の庭にある樹木を見て名前も知りたいと思いました
◎写真の名前4◎




円福寺
室町時代からの古刹(こさつ:古い寺)
本堂には江戸中期の木造阿弥陀如来像や毘沙門天、不動明王を安置してあるというりっぱな寺院です
すでに夕暮れ近くに到着した時に、寺院のてっぺんに輝く金の装飾が逆光に輝らされて遠目にも美しく
思わず小走りに近づいてしまいました

こちらには、布袋尊様がいらっしゃいました                                         マウスオン
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家までの所要時間は、約1時間  タイムリミットです
七福神巡りをしたいとスタートしましたが、寄り道が多くて二ヶ所しか廻れませんでした
遠い昔通りすがりにバラ園があることを知り、来てみたいと思っていた与野
歩いてみると素敵な場所がたくさんあり、りっぱな社寺も数多く、とくに七福神巡りは面白い
いつかきっと実現したいと思います



佐久平にて

2008年03月09日 | 散歩
突然に・・・当たり前のことだが・・・
昨年2人の伯母と叔父を送ったところですが、また一人伯父の訃報
とりあえず、仕事を変わってもらい
家も空けられるようにし、長野の佐久平に向かった

新幹線の車窓からも軽井沢あたりで勇壮な浅間山に出会える
佐久平駅近くの正しく浅間山にちなんだ名前の浅間中学校に通っている頃
どの教室の窓からも浅間山がすぐそこに大きな浅間山が見えた



街を通り抜けセレモニーセンターへと向かう道は、牧歌的な風景に遭遇する
創造の森、駒場公園・図書館・美術館などの文教施設が隣接する
白樺の並木道を農林省種蓄牧場へ向かう道は北海道のような広大な農地が広がる
中学生の夏休みには、友人たちとテニスをするために朝もやの中自転車を走らせた懐かしい道


最後のお別れを済ませ、周りを見回すと年をとってしまった伯父や伯母たちが・・・
最後のお別れの席を用意されていたので、伯父伯母の席をまわり
日ごろの無沙汰を謝り、故人を偲びながらしばし話しに花が咲いた
伯父、伯母たちは、すでに皆80歳前後の年齢になっている
いつまでも、いつまでもお元気で・・・



実家のある佐久市は鯉料理で有名な所
慶弔の席でよく出る料理です
私は鯉料理が大好きで、母が生きていた頃は里帰りの時に作ってくれたりもしました
お別れの席に用意されていたお料理の中に“鯉料理”がありましたが
食べることができなかったのです
食べることができなかったとなると、どうしても食べたいもの
時間はなかったのですが、妹と二人で食べて帰ることにしました

行ったところは鯉料理専門の老舗
窓越しに見える中庭には、まだ雪が残っていました


カリッと揚げてある【鱗煎餅】             大根おろしがさっぱりとした美味しさ【肝の一夜漬け】
  

 試作の段階だとか・・・【鯉の皮】?                  【ハヤのから揚げ】
  

   いよいよ、お待ちかね!【鯉のあらい】                 【鯉こく】
   

            内臓も新鮮なので苦くない絶品【鯉の旨煮】

鱗や皮・・・捨てるところがないのだとか・・・
メニューにある全てのものが注文を受けてから調理するのだとか
帰りの新幹線の時間が気になったものの、これを食べなければ帰れない
何年ぶりかで鯉料理を堪能しました


前日は、雲がかかっていた浅間山
浅間山方面に向かっていた車の中からパチリ
今日は、雲ひとつない晴天で浅間山ともお別れ・・・
今年は、5月に母の13回忌
また、帰ってくる
年とともに、帰ってくることがうれしい・・・そして懐かしい風景