Let’s Challenge!!

人生で大切なことは、失敗してもいい、チャレンジすること!! 楽しみながら・・・
 Let’s Challenge!!

旅の・・・まだ余韻が~

2010年01月28日 | 感動したこと
地獄谷温泉、猿の温泉を見た帰りの道で、冬の温泉旅がとうとう終わってしまった・・・と残念に思っている時に
妹が、『○○のイルミネーションは見た?』と聞く
「寒い冬は長野には帰らない!」と決めている勝手な私に、“あるはずがない”
『イルミネーション?』・・・12月限定の風物詩かと思っていました

○○というのは会社名です
私の友人がその会社の代表の方と結婚していることもあり、妹が教えてくれたものです
りっぱな会社だということも、帰省するたびにその場所を通るので知っています

もう旅も終りだと思っていたところで外はもう暗いし、寒いし・・・これから帰る身である
『帰り道で見るからいいよ』と言ったのですが、連れて行ってくれました
ところが目の前に広がる長い素晴らしいイルミネーションに目を見張りました                 マウスオン
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このイルミネーションはすべて社員の方々の手作りのものだそうです
コンセプトは、≪地域の皆さんへのプレゼント≫ということで5年前から実施されているそうです
今年のテーマは、“スノーホワイト 冬のおくりもの”

LED15万個、電球5万個、計20万個のイルミネーションで工場周辺を彩ています
高さ6mのツリー14本をメインに、≪スノーホワイト~冬のおくりもの~≫をテーマにしたかわいらしいイルミネーションが並んでいます
芝生内に浮かび上がるオブジェのイルミネーションは、
青色は晴れ渡る青空白色は雪黄色は集う人々の温もりをイメージしたものだそうです
空にほのかな明るさが残る日没直後がおすすめで、雪が降った日の夜はさらに幻想的でロマンチックだとか・・・~HPより~
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手ぶれが心配でしたが、見れるくらいの画像には撮れていてホッとしました
が・・・構図も注意して撮ったつもりでしたが、上が切れて下の方の空白部分が気になります
どうしてこんな構図になったのかわからないのですが、もう一度チャレンジしてみたい気がします
このイルミネーションは、2月28日まで続くのだそうです

会社の敷地はとにかく広大で、角地にあるので道路に面した2角がなが~いイルミネーションで飾られています
寒さを忘れるほど感動し、またそこから離れられずずっと妹と見ていました
≪白雪姫≫のイルミネーションのところでは子供たちが駆けまわっていました
きっと子供たちにとっては夢の世界なんだと思いますが・・・
「危険防止のため、中には入らないように!」との注意書きがありました
こんな素晴らしいプレゼントなのに事故でもあったら大変だと思いながら見ていました
注意書きがあるのを知りながら子供たちが走り回るのを見ている無責任な親たち、それが唯一残念でした

夫は寒さに耐えきれず車に戻りコンビニで買ったおしるこ缶 を飲んでいました
『暖かいの何か飲む?』とバツが悪そうに言う夫  ≪ぜ~んぜんさむくないよ
最後のイルミネーションで、心まで暖かくなった気がして帰途につきました
また印象的な想い出が一つできました


旅が終わった後は、楽しかった旅の想い出を残す、記録することが一仕事
第一回目の冬温泉の旅は、画像的にいい写真がないこともあり作らなかったのですが
二年前の オーストラリア旅行 と昨年の二回目の 冬の温泉の旅 はアルバムも作りました           マウスオン
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このようなアルバムが作れるサイトがたくさんあります
最近、フォトブックなどという名前でテレビでもコマーシャルをしていたりするのでご存知の方も多いと思いますが
私が作っているのは、アスカネットという会社の ≪マイブック≫
ダウンロードしたソフトで簡単に作成できます

インターネットでソフトをダウンロードする⇒形状やページ数を決める⇒作成⇒注文⇒宅配
という流れです
今回の別所温泉で使用した画像数は119枚、オーストラリアは170枚でした
アルバムになって届くのが楽しみです
さらに、ネット上に公開しています
3年間ですがアドレスさえ分かれば(他にも検索する方法もあります)世界中の人に見てもらえます
世界中の人に見てもらうつもりは毛頭ありませんが、同行した人と想い出を共有することができます
アルバムとして欲しい分だけ注文すればいいことになります

旅の楽しみは、妹曰く「計画を立てている時にすでに半分は楽しんでいる」と
私は、「ブログを書いたり、アルバムやムービー風のDVDを作る楽しみ」・・・性格の差がこんな形でも出てくる
同じじゃないから、それがまたいい



冬の温泉旅:別所温泉 PartⅣ

2010年01月21日 | お出かけ
この冬の温泉の旅が一泊の旅だったなんて、自分でも信じられないほど盛りだくさんに楽しめた旅でした
しかも初日は家の方で用事があり、実家に到着したのは午後2時を回っていました
遅いスタートでした

二日目は、安楽寺・常楽寺・北向観音をめぐったところで
サービス精神旺盛な妹が思いついたように、『長野へ行こう!』と言う
躊躇していると、『長野まで高速道路を使えばたったの1時間だよ』ともう車に向かって歩き始めている
ということで向かった先は、地獄谷野猿公苑
そんなに猿が好きという訳でもなし、あまり気乗りしないまま車に乗り込んだのですが・・・

同じ長野でも長野市に近づくにつれて雪の量が明らかに違ってきました
もうすぐ到着です                                                      マウスオン
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雪の多い冬季は、近くまでは車で行くことができず、ここから歩きます
全く雪道を想定していなかったので、靴が少々不安です


こんな道を約30分近く歩きます
雪道が久しぶりだったからなのか、思いのほか楽しい時間でした
所々ゆるい傾斜はありますが、なだらかな道なので雪道といっても大変なことはありませんでした
驚いたのは、何人かのお年寄りとすれ違ったこと


マフラーはしていたのですが、帽子を持って行かなかった私は、時より激しい風で落ちてくる雪に閉口しました
楽しかったのは、所々にあった小動物や鳥のポスター
出会うことはありませんでしたが、この森の中に住んでいるのかと思うと楽しくなります


地獄谷温泉、山奥の 秘湯 が見えてきました
たまたま、帰ってからTVでやっていた『秘湯~』で放映されていた温泉でした
猿との混浴露天風呂を、上から眺めることができます
2枚目の写真、露天風呂 確認できますか?
TVによると、野猿公苑に設置されているライブカメラを見て、海外からの観光客が多いのだとか
外国人が多かったので疑問に思っていました
ライブカメラではあまり良い映像ではないと思うのですが、
それを見て海外から日本に、しかも長野の山奥に行こうと思うことに驚きました               マウスオン
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近づくにつれて、猿が遊んでいるのが見えてきました
雪の白い山を駆け回っている猿たち
人間の歩く道にも仲間と遊んでいる猿たち
○○の猿のように凶暴な猿は、たまたまお目にかかりませんでしたが、『注意するように』とのオフレはありました

こんなかわいい猿にあえて旅の最後にうれしい体験でした
どんなに見ていても全く飽きませんでした
我慢の限界が来た夫から『もう帰ろうよ』と言われて渋々帰ることにしました
帰りも同じ道を帰ります
温泉に入って気持ちよさそうにトロンとしている猿を見た後だったからか?
暖かい気持ちで帰りの雪道を歩きました
<地獄谷野猿公苑>
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実家の近くに妹が見せたかったというスポットがもう一つあります
それはまた来週の木曜日にします
何度も何度もご訪問、ありがとうございました
今回の旅は短い時間でしたが、想い出に残る楽しい旅になりました
“楽しんできた”そんなささやかな幸せを少しはおすそ分けできたでしょうか

遅くなってしまい義父母が心配していると思い電話をしたところ、『泊まってくれば』と何度も言われてしまいました
義母は気を使ってくれたのかもしれませんが・・・
出かける時は、義父母の食事のことも手配してから出かけなければなりません
出かける数日前には義母の体調も芳しくなく心配だったのですが、何事もなくて良かった
どこに行っても気がかりなことでしたが、そんな心配もいらなかったようです
もう一泊、別所温泉に泊まってきたかった旅になりました



冬の温泉旅:別所温泉 PartⅢ

2010年01月19日 | お出かけ
二日目、≪七草の湯≫に車を置かせてもらい、安楽寺 に向かいました
雪が降り始めました

昔の茅葺き屋根の形そのままを残した大きなどっしりとした屋根、階段をのぼりながら徐々に見えてきた時は感動しました
そして杉木立の中の石段を上り詰めると目的の 国宝 八角三重塔 が端然と建っています
その凛とした美しさに息をのみます
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 安楽寺の日本唯一の八角三重塔は、
 中国宋の時代の建築様式で、建立は鎌倉時代
 長野県で初めて国宝に指定された建造物です

 その美しさに目を見張りました
 ちょうど雪で上から見ると
 雪の縁取りが素敵な模様になっている
 素晴らしい八角の塔でした

 信州の鎌倉ならぬ、
 信州の京都に行ったような錯覚です

 四重に見える一番下の屋根は、
 “裳階”というひさしなのだそうです















常楽寺 は、この後に行った北向き観音をお守りする寺で先の安楽寺・長楽寺とともに別所三楽寺と親しまれています
鎌倉時代にこの地方は「信州の学海」と呼ばれて、この常楽寺もその頃、宗教・学問を勉強する場所だったそうです。
常楽寺には、国指定重要文化財の宿造多宝塔が保存されています
多くの天台宗・真言宗などの古い宗派のお寺では、多くの多宝塔があり、常楽寺も信仰の中心がこの多宝塔だったということです
常楽寺の一帯からは多くの五輪塔なども掘り出されたり、とても大切な尊い場所であったのではないかともいわれているようです



 この長い石段の奥に重要文化財の多宝塔があります
 多宝塔 とは・・・
 上下二重の屋根がある塔のことです
 下の屋根の上に饅頭形という丸いふくらみがあって、
 その上にまるい塔身があり、
 二つの屋根がその上にのっているかたちです

 多宝塔には木造のものと石造のものがあって、
 木造のものでは重要文化財になっているものが
 いくつもあるそうですが、石造で重要文化財のものは、
 常楽寺のこの塔以外には、滋賀県にある塔という貴重なもの
 けれども、この常楽寺の塔の方が正しい形を伝えているので、
 全国でも最も大切な多宝塔ということになるのだということです






 
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1枚目は、常楽寺本堂
2枚目は、本堂前の境内にある樹齢300年という枝が横に伸びた舟形のりっぱな松です
3枚目は、多宝塔に向かったところにあった坐像のお地蔵さま 後方に見えるのは、常楽寺美術館
4枚目5枚目は、国指定重要文化財 常楽寺宿造多宝塔です
700年もの風雪に耐えてきた、緑苔むす塔です
昼でも暗い木立ちの中に立つ、堂々とした姿はいかにも信仰の中心にふさわしいものとして大切に保存されています


次に向かったのは、北向観音堂
“北向”の名は長野の善光寺の南向きと、向きあっているところから名づけられたものです
善光寺に参拝する方は多いと思いますが、ご存知でしたか?
善光寺と北向観音のご利益は一体のもので、その一つを欠けば"片詣り"であるといわれています
本尊は千手観音菩薩で、昔からこの地方はもちろん広く県内外の信者が多く厄除の観音様として親しまれています
芸能人の参拝も多いとか
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本堂の西側にあるのが3枚目の画像、温泉薬師瑠璃殿
温泉の効き目にあわせて病気を除き解脱(なおすこと)するという深い温泉薬師信仰によるものだそうです
驚いたのは、“手水所”が温泉の湯だったこと
うれしくてここではしっかり手を清めました
小さい頃に“愛染かつら”というドラマがありました
幼い頃の記憶にあるほど有名だったものだと思いますが
そのヒントになった?といわれている桂の大木が境内にあります
葉もなくうまく取れていなかったので、案内板にしました
高さ22m、目通り5.5m、枝張り14mの大木で、北向観音の霊木とされています
桂の木を知らないのですが、妹によると桂の葉はハートの形をしており、葉が散る時にはチョコレートのような香りがするとか
近くの土産物店で、甘酒を頂きそんな話になったのですが、お店の方も知らないとのこと
私も近くにはどこに桂の木があるのかも知りませんが、実際にそれを確認したいと思いました
ハートの葉っぱとチョコレートの香り 楽しみです

宿に車と荷物を置いたままで3つの古刹をまわりました
帰ってお礼を言うと、コーヒーを入れてくれました
中途半端なその時間に、おかみまで出てきてお相手をしてくれました
暖かいいい宿でした

この後は、サービス精神あふれる妹の思いつきで長野市に向かいました
    ※一泊の旅なのにまだ続きます   



冬の温泉旅:別所温泉 PartⅡ

2010年01月17日 | お出かけ
“無言館”を後にして向かった先は、日本の中央に位置し、武田信玄の祈願状が納められているという 生島足島神社
遠目にも朱塗りの鳥居が目に入ってきます
人と大地に生命力を与える「生島大社」と、人の願いに満足を与える「足島神社」の二神をまつり、霊験あらたかと伝えられます
生島神は生国魂大神、足島神は足国魂大神とも称され、共に日本全体の国の御霊として奉祀され、
太古より日本総鎮守と仰がれる極めて古い由緒を持つ大神です

ご利益にあやかろうとお参りをしてきました
すると巫女さんから金太郎飴を頂きました
樹齢800年の夫婦欅は、夫婦円満・子宝安産・延命長寿のご神木なのだそうです・・・お参りしてきました
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霊験灼な生島足島神社のおみくじ・・・ちょっと面白い
その一つ“おみくじたまご”をもらいました・・・大吉
開いた後のたまごの形の最中の皮は、池の鯉の餌になります
たまごの形をした最中の皮が面白いので、写真に撮ろうとして何度も下に落としてしまいました
“大吉”が・・・
結局は、手に持って片手でシャッターを押しました                                 マウスオン
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日が暮れかかっています、一日目はここで終了
やはり長野の冬は厳しい寒さです
でも、旅だと思うと耐えられます
冷え切った体で急いで向かったのは、別所温泉・七草の湯 です                          マウスオン
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いつもめいっぱいの予定を立ててしまうのですが、寒かったせいで早めに切り上げて宿に入ったので、今回は余裕です
夕食の前に温泉に入ることもできました
こちらの宿は、全館畳敷きになっていてスリッパがありません
なんとも歩きやすくていい感じです
大きな窓からは上田市の町の灯りがきれいに輝いていました


玄関を入ると、広くはないけれども何とも落ち着いた雰囲気が広がります
温泉宿としては珍しく、若い女性がかわいらしい制服姿で迎えてくれました
2枚目の写真は、古代蓮の果托と松ぼっくりです
果托の種の入っていた穴に縮緬の玉が一つづつ入っています
松ぼっくりにも・・・面白いものを見せていただきました                                マウスオン
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部屋に入ると大きな座卓の他に炬燵が用意されていました
嬉しくなってしまいました
そして、色とりどりの選べる浴衣とバスタオルと小物
早速お風呂へ GO                                                   マウスオン
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よく宿の売店で販売しているお菓子などが部屋に置かれていますが
今回の宿は少し雰囲気が違います
こ~んなにたくさんのお菓子とお漬物、佃煮が置かれていました
さらにお茶も、緑茶・ほうじ茶・しいたけ茶も用意されていました
しかも説明書きも添えられて・・・
女性スタッフが、皆若くて柔らかい雰囲気なのが、宿全体の雰囲気になっているのか・・・
後で考えると、男性のスタッフを見かけませんでした
いずれにしても、こじんまりとした安らぎの宿といったところ                              マウスオン
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食事の部屋は2階なので4階の部屋から移動しました
お風呂上りに浴衣を着てと足袋を履き、畳の上を歩きました
全館、どこもスリッパではないのは歩きやすくて良かった

≪厳選した地元の食材や旬の素材を使ったお料理にこだわって・・・≫というお料理のコンセプト
一品づつ出された12品のお料理に舌包みを打ちました
前菜の地元姫リンゴのチーズ射込み・アロエ ヒアルロン酸ジュレ
女性に人気のコラーゲンボールが入った土瓶蒸し
お造りには、大根の妻が付きものですが、大根を薄く桂剥きにしたものの後ろに山の海藻が
そして、ご飯は蛸ご飯と信州大吟醸味噌仕立ての信州豚のとん汁
このお宿はどこを見ても繊細な感じがします
女性に嬉しい○○というのは・・・女性客を意識しているものなのでしょうか
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面白かったのは、最後のデザート
リンゴが乗っていなければ、風呂吹き大根です
その名は、≪大根ゼリー サバイヨンソースがけ≫ 黒豆と純和風のゼリーでした


早い夕食を済ませることができ、おしゃべりとトランプのポーカーゲームで別所温泉の夜も楽しみました
   ※字数の関係で次回に続きます




冬の温泉旅:別所温泉 PartⅠ

2010年01月14日 | お出かけ
“恒例の温泉の旅”にしたいと思っている冬の一泊旅行
今年も何とか実現できました
昨年は、のんびりしていて旅館がとれず3月になってしまった “草津温泉の旅”
一昨年は、正月明けに “伊香保温泉の旅”
昨年仕事が忙しくて夏休みがとれなかったため、秋のシルバーウィークに旅行を計画した時に
宿がとれずに大変な思いをしたため、その時に今回の旅行も予約していました
ところが、秋から仕事がどっと増えてしまい行けるのかと心配しました

今回の温泉は、“信州最古の名湯”と言われている“別所温泉”へ
この“別所温泉”は、清少納言が枕草子に≪湯はななくり≫とうたっている
歴史の古いこと、泉質の良さで有名なのだそうです
上田ということもあり、真田幸村の隠し湯や木曽義仲、円仁慈覚大師ゆかりの外湯もあったりするらしい
また別所温泉は、初めて知ったことですが“信州の鎌倉”とも呼ばれているとか
言いすぎじゃないの? と思っていたのですが・・・
もっともっと見たいところがありました

最初の目的地は、妹がかねてより行きたかったという≪無言館≫
≪無言館≫とは戦没画学生慰霊美術館です
彼らが愛用したイーゼルや画材、書簡なども収集していて、志半ばにして散った画学生の思いを今に伝えている特別な美術館
私は、そんな美術館があることを全く知らなかったので驚きました
全国でもここ一か所だそうです
無言館第一展示館の≪無言館≫と
第二展示館の≪傷ついた画布のドーム≫
≪オリーヴの読書館≫があります
     第一展示館 ≪無言館≫
第二次世界大戦で戦没した、東京美術学校(現東京芸大)などで学んだ学生や独学の画学生42人の遺作85点ほどを展示している美術館です

絵にも感動しますが、戦地から家族に宛てた書籍や写真などを見ると心が痛みました
当然ながらほとんどが20代、30代前半の若者です
無言館
無言館館主窪島誠一郎さんが自らも出征経験のある画家で、また美術学校の仲間を戦争で失った画家野見山暁治さんとともに日本各地の戦没画学生のご遺族のもとを、敗戦後50年を迎えた平成7年5月から2年間探し訪ね遺作を蒐めてできた美術館だそうです

名前の刻まれたパレットには絵を描く風景の写真も石に刻まれています
  第二展示館 ≪傷ついた画布のドーム≫
この建物は、天井がドームになっていて、そこにもびっしりと絵が貼ってあります

それにしても、信州の寒いところで第一も第二展示場も暖房を入れていないので寒くてしかたがありませんでした
最初は、戦没画学生慰霊美術館ということで、自分が緊張しているのかと思ったほどです
でも寒い! 見入ってしまい30分も見ていると芯から冷え切ってしまいました
無言の威圧感があったように感じます
無言館
無言館  画家は愛するものしか描けない
   相手と戦い 相手を憎んでいたら
      画家は絵を描けない
     一枚の絵を守ることは
     「愛」と「平和」を守ること

と刻まれている壁
裏側には、90人の画家達の絵筆がきれいに散りばめられています
ここは、≪オリーヴの読書館≫
戦死者遺品の約2万5千冊の本の収蔵です
館内での閲覧のほか、年間3000円の登録料で1カ月間冊数の制限なく借りることもできるということです
無言館
無言館         非戦の庭
パレスチナから運ばれたオリーヴの苗100本と、沖縄・摩文仁の丘から採掘された2トンの石が敷かれています
とありました
戦争のことを知らない私でも神妙な気持ちになります

子供が戦争に行ったら・・・今でも戦争をしている国があります
心がキューっとなります
無言館の鑑賞券の裏面に書いてあった館長の窪島誠一郎さんの言葉が印象に残ります
      口をつぐめ、眸をあけよ
       見えぬものを見、きこえぬ声をきくために

世界平和を心から望みます







 もう日も暮れかかっています
 途中、こんな風景に出くわしました
 正月の風物詩のどんど焼きです

 ≪どんど焼き≫とは
 小正月に、お正月に使った門松やしめ縄・お守り・破魔矢
 祈願成就した「だるま」などを持ち寄って焼き、
 その火にあたったり、餅を焼いて食べて無病息災を願うものです
 お正月にお迎えした神様をお送りする日本の伝統的な行事です

 子供の頃、作った柳の枝につけたまゆ玉を思い出しました
 私の子供の頃と違い今はいろいろな形のまゆ玉が枝についていて
 見ているだけで懐かしくも楽しくちょっぴり参加させてもらいました
 懐かしかったぁ~





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見渡す限り、山と田んぼ以外何も無い道を目的地の別所温泉に到着
ギザギザの山々なので、“鋸(のこぎり)山”と古くから親しまれている
レトロな“別所温泉駅”の駅舎や今は展示されている丸窓電車を見学
昔、亡き母が別所温泉に行きたいと言っていた別所温泉です

別所温泉は、湯治に訪れる別荘地があったことから“別所”の名がついたといわれています
信州で最も古い歴史をもつ温泉の一つで、大和武尊が発見したともいわれ、古代から効能はひろく知れわたっていたといいます
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“信州の鎌倉”???ひなびた温泉街を見最初に思ったこと『言いすぎでしょ!』
しかしこの地は、鎌倉幕府の重臣北条義政がこの地に下りて以後3代、鎌倉文化が花開いた場所なのだそうです
実際に数多くの堂塔が今に残り、その一部は今回歩いてまわり感動しました
日本最古の○○があったり、名刹・古刹めぐり、“信州の鎌倉”を見てきました

実家からほんの小1時間のところにある別所温泉
“温泉に行こう!”今年の温泉の旅も楽しんできました
別所温泉の旅、続きます
早めにアップできるよう努力しますのでご覧ください



今年の初めに・・・

2010年01月07日 | 散歩
                            とら&うさぎ                        マウスオン
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2010年がスタートしました・・・“してしまった”ようにも感じます
今年は3日が日曜日の為に、暮れ⇒新年⇒仕事始めのスピードが例年になく早く感じました
まるで休みがなかったかのような感じです
さらに、暮れに化膿してしまった指がとにかく痛い
包帯されては暮れの家事をこなすことができないと思い病院にも行かずに我慢したりと・・・
今、やっと痛みもなくなり薬で治りかけています
一番痛い時が、一番忙しい時でした
そんな感じで迎えた新年ですが、良い年にしたい

我が家の正月は、毎年三が日はおせちとお雑煮をいただきます
今年は仕事で、息子が不在のお正月
そして、二日は芝の増上寺に初詣に行くのが常でしたが
昨年は、“箱根駅伝”の復路を応援するために三日に行きました
“箱根駅伝”を応援することを新年の行事にしたかったのですが、家族の予定もあり今年は断念して、夫と娘と3人で二日に行きました

初詣はやはり、気持ちがシャンとします
昨年の忌まわしいことをすべてお仕舞いにして新たなスタートです
100円でたくさんのお願いをしてしまいました
冒頭のとらは、増上寺で買った起き上がり小法師のとらです
起き上がり小法師は、増上寺でも見たことはありません
あまりにもかわいいので、寅年生まれの夫と義父にもセットで買ってきました

お正月に帰ってこれなかった息子とも増上寺で合流
その後は元気に働いている様子にホッとします

帰りは恵比寿に勤務している息子より、恵比寿ガーデンプレイスのバカラシャンデリアを見たら
との提案で、増上寺から恵比寿に向かいました
一眼レフのカメラを持ってこなかったことを後悔しました
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8,472ピースのクリスタルと250燈のライトから成る世界最大級のバカラシャンデリア
高さは約5m、幅約3mの巨大なもの
もう10年も前からこの恵比寿ガーデンプレイスに展示され恵比寿の冬の風物詩となっているようです
ガーデンプレイスを囲む外構樹木も暖かな色合いのイルミネーションが輝いています
そのイルミネーションの数も、10万球以上だとか
クリスマスはさらに輝いていたのかと思うと一度こんなところでクリスマスを過ごしてみたいとおばさんは思うのである

“バカラ”は1764年、ルイ15世の許可を受けフランスの東部のバカラ村に創設されたそうです
度重なる戦争で疲弊しきったその地の復興の為に出来たものだとか
バカラは、3世紀にわたり一貫して至上の美を求め続けたもの
人口わずか4,500人という村で、親子3代が働いているという例もあるようです
この世界に知らしめたバカラがこんな小さな村の小さな工場で作られていたとは驚きでした
日本は、1998年以降バカラにとって世界最大の市場にまで成長している?


毎年クリスマス前にバカラ村から木箱で届くシャンデリアは、バカラの職人によって組み立てられるそうです
1.8tものシャンデリアを支えているアルミ製のショーケース
デザイン性と強度、そして軽量性に優れているこのケースは、解体後も再利用され
今回も3度目のリユースだそうです
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