ジョンレノンはお好きですか?
ビートルズはお好きですか?
たぶん世界中でビートルズを知らない人はいないと思います
そしてビートルズの曲も聞いたことがない人もいないかと思います
埼玉に、世界でただ一つのジョン・レノンの公認ミュージアムがあります
オノ・ヨーコ氏が夫であるジョン・レノンの生涯や作品を21世紀に正しく伝えたいという願いから
2000年にジョン・レノン生誕60年を記念して設立したものです
そして10年を迎えた今秋に、ライセンス契約満了に伴い閉館となります
閉館になるという新聞記事を読んだ夫が行きたいということで行ってきました
ジョン・レノン ミュージアム
| “ジョン・レノン・ミュージアム”は
さいたま新都心の中核施設の
【さいたまスーパーアリーナ】内の4階と5階にあります
さいたま新都心駅からペデストリアンデッキを歩いて、素敵なけやきひろばを抜けると右側に入口があります |
入口を入ると、イギリス リバプールの街並みがライトアップされています
ジョン・レノンが辛い時代、音楽史に残る仲間との出会い・・・
ジョン・レノンにとっても大切な時代を生きた街なのだと思う | |
| ジョン・レノンの40年という短かすぎる生涯の写真が有りました
そして中に入ると、奥さま オノ・ヨーコ氏 提供の貴重な品々が展示されていました
幼少からの愛用品の数々をこんな風に大勢の人々に見られているのを天国のジョン・レノンはどんなふうに見ているのだろうか
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ここは、ミュージアムラウンジです
2フロアーを見た後は、ジョン・レノンやビートルズ関連の書籍、CD、DVDを自由に見たり聞いたりできる場所でしばしの休憩
のんびりできました
思い思いに触れ合っているようすも楽しい
若い人たちも多く少々驚きました
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初めてジョン・レノンに触れた気がします
全館、ビートルズの曲が流れています
特にビートルズファンということではなかったのですがあらためていい曲だなぁと思った次第です
撮影禁止とは聞いていなかったので、貼り紙でもあるかと探しましたが見当たりません
撮影出来れば撮りたかったのですが、何となく撮る気持ちになれませんでした
“ゾーン1”から“ゾーン9”と“ファイナルルーム”のゾーンに分かれています
ゾーン1・・・少年時代の記憶
ゾーン2・・・ロックンロール
ゾーン3・・・ザ・ビートルズ
ゾーン4・・・ジョンとヨーコの出会い
ゾーン5・・・ラブ・アンド・ピース
ゾーン6・・・イマジン
ゾーン7・・・ニューヨーク・シティ
ゾーン8・・・失われた週末
ゾーン9・・・ハウスハズバンド
ファイナルルーム・・・メッセージ
両親の別離など不幸な幼少期から、反抗的な少年時代を過ごし
後のビートルズとなる仲間との出会い
ビートルズとなってからの成功と苦悩
そしてオノ・ヨーコ氏と出会ったことから活動が変わっていく様など
特にファンということではなかったけれど興味深く見て回りました
幼少時代からのノートが数冊展示されていました
孤独だった幼少期にイラストを書いたり、詩を書いたり・・・
ノートに書いてあるイラストなど、素晴らしい才能を感じました
ビートルズ時代の衣装も数点展示されています
写真とともに懐かしく感じました
子供が産まれてからは、自らハウスハズバンドとなり家事や子育てをして過ごします
そのジョン・レノンにとってのその4年間は至福の時だったようです
あのような才能がありながら・・・と驚いたのですが
ジョン・レノンにとっては家事をしている時も、その合間に曲を作っている時も最高の時間を過ごしたのではないかと思いました
2フロアーを見て最後の“ファイナルルーム”に入った時、目の前が急に明るく繊細なイメージのフロアーが広がりました
そこにはたくさんのジョンレノンのメッセージがボードに記されていました
そのボードをじっくり味わうために素敵な椅子も置いてあります
静かな空間でした
生きていれば70歳の年
どんな生き方をされているのか見たかった気もします
ジョン・レノンのこともビートルズのこともよく知らなかったのですが、
ただただ大成功を納めた人、グループかと思っていました
人生の機微を知り、短かった不遇な人生だったと思っていたのが
本当はとても幸福な最後、何かをやり遂げた人生だったのではないかとも
自分の人生もまた見直してみたいと思いました
残すものはないけれども、一歩ずつ自分の人生を歩んでいきたいと思いました