娘が帰ってきました
娘は設計士、設計事務所に勤めています。
年間の休みが二桁未満、毎日の帰りが真夜中・・・
埼玉の家からは終電に間に合わないため止むなく都内に住むようになって丸四年が過ぎました
その娘が今年はどうしたことか5月の連休にも2日だけ休暇が取れたということで
実家で行われるお味噌造りにも初参加をしました
同じ仕事をしている私の弟と事務所も近く、一緒に仕事をすることもありお互いに事情を知っていることで
近況を話していた時に、口数の少ない娘の口から『今の事務所を辞めることを考えています』と叔父に話をしています
初耳です!
お味噌造りの作業をしながら、耳をダンボにして聞いていました
娘は、自分のやりたい設計がなかなかできないというのが理由らしい
愚痴も言わずコツコツとやる性格の娘がそんなことを言い出したのは、もうすでに自分の中で結論を出しているからの様子
今の事務所でも、最前線のチームにいるらしいことは弟から聞いていました
やっと4年、まだ4年
短気を起こすような娘ではないが・・・
少し早いのでは?と母は思っています
娘は中学から部活をやりたいということで塾にも行かずに自分で行きたい高校を選び受験しました
その頃私は子供たちの顔を見ることもできないほど遅くまで働いていたので報告だけ聞いていました
義母から、受かった高校から何度も娘あてに電話がかかってきていることを聞いていましたが
娘に聞いてみると『何でもない』とのこと
たまたま休みの日に私が電話を受けてわかったこと
合格した高校の教頭先生から≪理数科≫ではなく≪特別選抜クラス≫に来てほしいという要望だったのです
娘に聞いてみると、『私は理数科の勉強がしたいので断っている』とのこと
夫も私も娘の考えを尊重しそれでいいと思っていましたが、
執拗な説得に自分の行きたかったコースではないクラスに入ることになりました
部活をやりたいということで選んだその高校の生活
自分で朝ごはんを作り、自分でお弁当を作り、始発電車に乗り≪朝練≫
※朝食とお弁当は、私が夜中に帰ってきていたので『自分で作るからいいよ』と言ってくれたのです
決してサボったのではありません!でも娘に甘えていたのかもしれません
お弁当を食べて≪昼練≫
そして授業終了後に部活を終えて帰ってくるのが9時過ぎ
勉強もかなりハードだったようですが、愚痴一つ、弱音一つはかない娘なので見守るしかありませんでした
大学受験も、東大・京大のいづれかは受験しなければいけない暗黙の了解のようなものがありましたが
頑として娘は自分の行きたい大学以外は断っていました
物静かなほわ~んとしている娘からは想像もできないことです
部活が終了してからも、受験は自分のペースで勉強したいと予備校にも通わずに自分で勉強していました
晴れて希望していた大学も受かり通い始めましたが、やはり日本の≪建築≫というものが
デザイン、意匠的なことは二の次になっていることで、卒業後イタリアに一年間デザインの勉強をしにいきました
その一年間も相当がんばったようです。
集大成である課題の最優秀賞を頂き、最優秀賞になるとその作品が製品化されるということも聞きました
イタリアのどこかにその娘がデザインしたものがあるのかもしれません
そんな風に理想を追い求め、妥協もしないで生きてきた娘に私からは何も言えず、
ただ静かに休ませてあげたいと思いました
先週の土曜日に来て、昨日の水曜日までたった5日間でしたが休めたでしょうか?
私にとっても、久しぶりに・・・いえ小学校以来初めて娘と過ごす時間でした
娘は、豪華なものではなく手作りの食事が好きなのでせっせと作りました
今回、娘は私のレシピノートをしっかりと写していました(それも嬉しいこと!)
娘作 ≪ヨーグルトケーキ≫
作り方はこちらから 
美味しいブルーベリージャムを頂いたということで作りたかったようです マウスオン
大好きな焼きビーフン
野菜を入れて炒めるだけの簡単なビーフンですが、お昼に娘と一緒に作りました

トマトの美味しい夏は、トマトにオリーブオイルとレンモをたっぷりかけて岩塩を少々かけて食べるのが大好き
ミニミニ菜園で作ったベビーリーフもたっぷりのせて、簡単昼食です

イワシのお刺身に初めて挑戦!
身が柔らかくて皮をむくのが一苦労でしたが何とか様になっています
それに気を良くして、二日後はアジのお刺身を作りました
青みの魚のお刺身は、お刺身の中で一番好きです

近くに面白い喫茶店があります
夫やおばあちゃんと出かけるとついつい立ち寄ってしまうところです
今回は、むすめと行ってきました
自慢の自家焙煎コーヒーに手作りケーキがいただけます
自家焙煎コーヒーが600円にケーキをプラスすると800円というお値段


本当においしいケーキでした
さらに“面白い”と書きましたが、美味しいケーキを頂いて一段落すると・・・
こんな感じで緑茶とともに出てきます
こちらは注文したものではないので、全くのサービスです
画像がピンボケですみません <(_ _)>

こちらで二人分
人数分、ちゃんと出してくれます
コーヒーが苦手な私は、お金を支払っても良いからこちらにして欲しいのですが・・・
その日の昼食は娘と喫茶店“悠”で心もお腹もいっぱいになりました
この4年間に自分でやった仕事をいろいろ整理していました
後半は自らクライアントに足を運んでデザインしたものをこの5日間で整理していました
最終的には、本 にまとめて“就活”に持参するようです
家に帰ってきた時は、疲労などの時に出てくるアトピー性皮膚炎で荒れていた肌が
すっかりとはいきませんでしたがきれいになっていました
自分の理想を追いかけやりたいということはきっと大変なこと・・・
そんなに真剣に生きてこなかった母にも理解できそうです
たまには、弱音を吐いて、体と心を休めにきてください・・・・・・母より
娘は設計士、設計事務所に勤めています。
年間の休みが二桁未満、毎日の帰りが真夜中・・・
埼玉の家からは終電に間に合わないため止むなく都内に住むようになって丸四年が過ぎました
その娘が今年はどうしたことか5月の連休にも2日だけ休暇が取れたということで
実家で行われるお味噌造りにも初参加をしました
同じ仕事をしている私の弟と事務所も近く、一緒に仕事をすることもありお互いに事情を知っていることで
近況を話していた時に、口数の少ない娘の口から『今の事務所を辞めることを考えています』と叔父に話をしています

お味噌造りの作業をしながら、耳をダンボにして聞いていました
娘は、自分のやりたい設計がなかなかできないというのが理由らしい
愚痴も言わずコツコツとやる性格の娘がそんなことを言い出したのは、もうすでに自分の中で結論を出しているからの様子
今の事務所でも、最前線のチームにいるらしいことは弟から聞いていました
やっと4年、まだ4年
短気を起こすような娘ではないが・・・
少し早いのでは?と母は思っています
娘は中学から部活をやりたいということで塾にも行かずに自分で行きたい高校を選び受験しました
その頃私は子供たちの顔を見ることもできないほど遅くまで働いていたので報告だけ聞いていました
義母から、受かった高校から何度も娘あてに電話がかかってきていることを聞いていましたが
娘に聞いてみると『何でもない』とのこと
たまたま休みの日に私が電話を受けてわかったこと
合格した高校の教頭先生から≪理数科≫ではなく≪特別選抜クラス≫に来てほしいという要望だったのです
娘に聞いてみると、『私は理数科の勉強がしたいので断っている』とのこと
夫も私も娘の考えを尊重しそれでいいと思っていましたが、
執拗な説得に自分の行きたかったコースではないクラスに入ることになりました
部活をやりたいということで選んだその高校の生活
自分で朝ごはんを作り、自分でお弁当を作り、始発電車に乗り≪朝練≫
※朝食とお弁当は、私が夜中に帰ってきていたので『自分で作るからいいよ』と言ってくれたのです
決してサボったのではありません!でも娘に甘えていたのかもしれません
お弁当を食べて≪昼練≫
そして授業終了後に部活を終えて帰ってくるのが9時過ぎ
勉強もかなりハードだったようですが、愚痴一つ、弱音一つはかない娘なので見守るしかありませんでした
大学受験も、東大・京大のいづれかは受験しなければいけない暗黙の了解のようなものがありましたが
頑として娘は自分の行きたい大学以外は断っていました
物静かなほわ~んとしている娘からは想像もできないことです
部活が終了してからも、受験は自分のペースで勉強したいと予備校にも通わずに自分で勉強していました
晴れて希望していた大学も受かり通い始めましたが、やはり日本の≪建築≫というものが
デザイン、意匠的なことは二の次になっていることで、卒業後イタリアに一年間デザインの勉強をしにいきました
その一年間も相当がんばったようです。
集大成である課題の最優秀賞を頂き、最優秀賞になるとその作品が製品化されるということも聞きました
イタリアのどこかにその娘がデザインしたものがあるのかもしれません
そんな風に理想を追い求め、妥協もしないで生きてきた娘に私からは何も言えず、
ただ静かに休ませてあげたいと思いました
先週の土曜日に来て、昨日の水曜日までたった5日間でしたが休めたでしょうか?
私にとっても、久しぶりに・・・いえ小学校以来初めて娘と過ごす時間でした
娘は、豪華なものではなく手作りの食事が好きなのでせっせと作りました
今回、娘は私のレシピノートをしっかりと写していました(それも嬉しいこと!)
娘作 ≪ヨーグルトケーキ≫


美味しいブルーベリージャムを頂いたということで作りたかったようです マウスオン
<

大好きな焼きビーフン
野菜を入れて炒めるだけの簡単なビーフンですが、お昼に娘と一緒に作りました

トマトの美味しい夏は、トマトにオリーブオイルとレンモをたっぷりかけて岩塩を少々かけて食べるのが大好き

ミニミニ菜園で作ったベビーリーフもたっぷりのせて、簡単昼食です

イワシのお刺身に初めて挑戦!
身が柔らかくて皮をむくのが一苦労でしたが何とか様になっています
それに気を良くして、二日後はアジのお刺身を作りました
青みの魚のお刺身は、お刺身の中で一番好きです

近くに面白い喫茶店があります
夫やおばあちゃんと出かけるとついつい立ち寄ってしまうところです
今回は、むすめと行ってきました
![]() | 入口です 目の前に広がるのは広々とした田園風景です 単なる田舎なんですが・・・ |
古民家を改装した建物です 重厚な趣のある素敵な家です 娘も目の保養ができたのでは・・・ ![]() | ![]() |
![]() | 広~い敷地には、手入れの行き届いたお庭も こんなところでゆっくりとできるのは幸せなことです 秋になったらここでお茶でも |
玄関です 民芸品がたくさん置いてあります 懐かしいペコちゃんにも会えました | ![]() |
![]() | 広々とした室内にはデザインの異なったテーブルとイスが置いてあります 窓越しの簾の間からは静かな田園風景が広がっています この隣には、グリーンロードと呼ばれる散歩やジョギングをするコースがあり、散歩の途中に、ジョギングの途中に、サイクリングの・・・方々も立ち寄る憩いの場所でもあります |
自慢の自家焙煎コーヒーに手作りケーキがいただけます
自家焙煎コーヒーが600円にケーキをプラスすると800円というお値段



本当においしいケーキでした
さらに“面白い”と書きましたが、美味しいケーキを頂いて一段落すると・・・
こんな感じで緑茶とともに出てきます
こちらは注文したものではないので、全くのサービスです
画像がピンボケですみません <(_ _)>

こちらで二人分
人数分、ちゃんと出してくれます
コーヒーが苦手な私は、お金を支払っても良いからこちらにして欲しいのですが・・・
その日の昼食は娘と喫茶店“悠”で心もお腹もいっぱいになりました
この4年間に自分でやった仕事をいろいろ整理していました
後半は自らクライアントに足を運んでデザインしたものをこの5日間で整理していました
最終的には、本 にまとめて“就活”に持参するようです
家に帰ってきた時は、疲労などの時に出てくるアトピー性皮膚炎で荒れていた肌が
すっかりとはいきませんでしたがきれいになっていました
自分の理想を追いかけやりたいということはきっと大変なこと・・・
そんなに真剣に生きてこなかった母にも理解できそうです
たまには、弱音を吐いて、体と心を休めにきてください・・・・・・母より