Let’s Challenge!!

人生で大切なことは、失敗してもいい、チャレンジすること!! 楽しみながら・・・
 Let’s Challenge!!

よの散策

2009年10月29日 | 散歩
与野公園のある【与野市】は、市町村合併で【さいたま市】となりました
さいたま市は、浦和・大宮・与野市3市の合併によってできた、日本で10番目に人口の多い都市です
与野公園のある場所は、【さいたま市中央区】となるようです
さいたま市○○区と住所を言われても、今ではどこなのかまったく予想することもできない感じです
昔の市の名前を懐かしく思う一人です

与野公園は、さほど大きいわけでもなく、特別なものもありません
でも、今回初めて訪れて素敵な公園だと思いました
薔薇の植栽されているスペースのお隣は遊具のあるスペースです
遠い記憶の中にあった懐かしい風景です
他にもたくさんあったのですが、今の遊具はおしゃれで素敵な感じがします
きっと孫ができたら私も一緒に、いえ、率先して遊んでしまいそうです                     マウスオン
<


隣接する薔薇公園のバラです
素敵な名前に惹かれます
今日は、こちらのバラ                   ≪ 凛 ≫

< < < < <



ガイドブック片手の夫がみつけた本格的なフレンチレストラン ≪ シャンソニエ
瀟洒なたたずまいで、探している時には個人の家とは思えないのに何度も通り過ぎたお店
建物の中に入ると、アールヌーボー調の素敵な店内でした
壁には古い額に入ったボビンレースがいくつもありました・・・いつの時代のものでしょう 素敵です!

あらためて聞くこともないので未だに聞いてはいませんが、夫は忙しかった結婚記念日を祝ったつもりかもしれないと感謝しています
ガイドブックの通り“本格的な”美味しいフレンチをいただきました
また機会があったらもう一度行ってみたい素敵なお店でした



私たちは、あまり出かけないのですが、出かけたらこれでもかという感じで歩き回ります!
その日も時間ぎりぎりまで、与野の町を散策しました


与野には七福神を祀っている寺社が7つあります
七福神は、室町時代に竹林の七賢人になぞらえて七体の福神を取り揃えたのが始まりとされて、インド・中国・日本から選ばれた神様です
そうです!幸福をもたらす七人の神様

        恵比須神(日本)  商売繁盛の福の神
        大黒天(インド)   右手に小づち、左肩に袋を下げた蓄財の神
        福禄寿(中国)    幸福(福)と高給(禄)と長寿(寿)の神
        寿老神(中国)    老子の化身で、1,500歳の超長寿を全うした長寿の神
        布袋尊(中国)    未来予知ができる福徳の神
        毘沙門(インド)   天鎧・兜を身につけた知恵と勇気の守り神
        弁財天(インド)   唯一の女神で、学問・芸術・財運の神


まず初めに向かった先は、大黒天をお祀りしている≪円乗院≫
鎌倉幕府の武将・畠山重忠が創建した名刹                                        マウスオン
<

                                  マウスオン
<

 一枚目の画像は
 樹齢300年という天然記念物にも指定されている
 えどひがんの変種“千代桜”
 枝葉は長く垂れ下っています
 みごとな姿形と、円形で淡い桃色の花弁が美しい
 とありました
 この桜は、春にもう一度見てみたい気がします


 二枚目の画像は多宝塔です
 外からも存在感のある建造物です
 山門を入ると右側にある
 高さ30mの多宝塔は見応え充分です
 素晴らしい









二ヶ所目は、妙行寺
妙行寺の山門をくぐるとすべてが整然としている
手入れが行き届いている庭は気持ちがいい
いつの時代からのものなのか、何年もの間大切にされてきた建物も、樹木も立派なものばかりです
ボタンの植栽されているところもあります
庭の片隅にはベンチが置かれています
素晴らしい庭をゆっくり眺めることができるようにとの配慮だと思う                        マウスオン
<


大カヤ妙行寺金毘羅堂境内にある
国指定天然記念物の“大カヤ”
   樹    齢 1000年
   樹    高 21、5m
   根回り周囲 13、5m

この大カヤは≪雌株で4月頃にはひっそりと花が咲き、秋には楕円形の実をつける≫のだそうです
1000年もの時を刻んでもまだ花を咲かせるなんて凄いことだと、ただただ感心して見上げました
関東随一の巨木として有名だそうです

“モッコクの木”
妙行寺の裏にある、こちらも県指定天然記念物
   樹    齢 500年余
   樹    高 17、9m
   根回り周囲  3、4m
二またに分かれているせいか、今では枝を支えるものが必要の様子
ちょっと痛々しいお姿

500年もの間風雨にさらされ、治療中にもかかわらず
それでも、赤い実をつけてがんばっています
思わず応援してしまいます
モッコク
金木犀こちらも妙行寺金毘羅堂境内にあった金木犀の木
こんな大きなりっぱな金木犀は初めてです
初めて知った夫は初めての芳しい香りに驚いていました

それにしても妙行寺境内にある樹木も建造物も、金毘羅堂境内にあるそれらもいづれもりっぱで驚きました
手入れが行き届いているから何百年前というような感じがありません
素晴らしいものばかりでした
妙行寺と妙行寺金毘羅堂は道を挟んで並んでいます
金毘羅堂の境内にあった樹木は、大カヤと金木犀とこの木
名前はわかりませんが、遠い昔からの大切な遺産であることに変わりはありません
樹木の名前はほとんど知らないのですが、これらの木やりっぱな妙行寺の庭にある樹木を見て名前も知りたいと思いました
◎写真の名前4◎




円福寺
室町時代からの古刹(こさつ:古い寺)
本堂には江戸中期の木造阿弥陀如来像や毘沙門天、不動明王を安置してあるというりっぱな寺院です
すでに夕暮れ近くに到着した時に、寺院のてっぺんに輝く金の装飾が逆光に輝らされて遠目にも美しく
思わず小走りに近づいてしまいました

こちらには、布袋尊様がいらっしゃいました                                         マウスオン
<


家までの所要時間は、約1時間  タイムリミットです
七福神巡りをしたいとスタートしましたが、寄り道が多くて二ヶ所しか廻れませんでした
遠い昔通りすがりにバラ園があることを知り、来てみたいと思っていた与野
歩いてみると素敵な場所がたくさんあり、りっぱな社寺も数多く、とくに七福神巡りは面白い
いつかきっと実現したいと思います



秋の薔薇

2009年10月22日 | 花・植物
やっと平静を取り戻したかのように思われたのですが・・・
なかなか年を取った両親と同居していると“急に”いろいろなことが起こります

約20年ほど前から、脊柱管狭窄症で右半身が不自由な義父
2年前には心筋梗塞を患った義父は、家から1時間弱の病院に経過を診てもらうために定期的に通っている
その義父が、今度は“加齢黄斑変性症”と診断され治療をするのに埼玉医科大学病院を紹介されて金曜日に行くことになりました
“加齢黄斑変性症”とは、目の病気で視界の中心が「ゆがんで見える」「欠ける」「ぼやける」などといった症状で、
主に高齢者の失明原因となる重要な病気の一つだという

よく聞いてみると、実際に診察してもらう場所は私たちが想像していた川越にある埼玉医科大学病院ではなく
“毛呂山”にある埼玉医科大学病院だという
毛呂山? 埼玉県内だということはなんとなくわかりますが・・・
家からは片道2時間以上かかる場所にある
義父は脊柱管狭窄症で痛みがあるために長時間同じ姿勢をしていることが不可能
ましてや狭い車の中では自由もきかず、~2時間以上車に乗り、病院の待ち時間、そして帰宅~というようなことはできそうにない
そこで入院して検査や治療をしたいということで自分でも覚悟を決めたようです
その病院しか治療ができないものなのか?
東京の方が近いのでは?
紹介状を書いていただいた医師に確認しても、「まだ新しい病気で治療する設備があるところがそんなにはない・・・」のだとか
もうそこでしか治療できないような言い方をされた
インターネットで調べてみても中々 いいサイトにヒットしない
何度通院するのかもわかりませんが、私たちも覚悟を決めました
初回の金曜日は、私がどうしても仕事が抜けられず、仕事が忙しく夏休みもとっていない夫が休みを取り、行くことになりました

ところが仕事場でいい病院を教えてもらい早速インターネットで調べると、良い病院に思える
家に帰ると、“超”のつく几帳面な義父はすでに入院の準備をしていました
義母にも任せられないと思っている(義母曰く~後で私がやるのに!~)
2日後に迫ったそんな時に言っても、何日も前から準備をする義父が聞き入れてくれるのか?
毎日22時過ぎに帰る夫を待っていては遅すぎる
インターネットの情報を印刷し、わかりやすく説明すると「考えてみます」と
“突然”とか“変える”ことができない義父母の一番嫌いなシュチエーション

やはり体力の限界だと判断したようで、そのよさそうな病院に行くことになりました
そんなことすらも歳を取ると大変なことのようです
説明するのもいつも一苦労
“おとなしくて優しい?”夫もどんどん面倒なことになるので詳しくは説明しなくなった
そんなことで、また一つ増えてしまった病院通いですが・・・
うまく治療ができることを願って



ブログを始めてから“秋の薔薇は色がきれい”だということを知り、バラの花を見たいと思っていました
家から車で数分のところにもバラ園はあるのですが、夫の実家が逗子にあった時に横目で見ていたバラ園に
予てから行ってみたいと思っていたその公園に、出かけてみました
与野公園は明治10年に開設された約5万1、000平方mの緑豊かな、埼玉自然100選にも選ばれている公園です
バラばかりではなく桜やツツジの名所としても有名なのだそうです                            マウスオン
<



                 特にバラは約47種類27、000株が植裁されているのだそうです
                 しかしながら、ここもまた台風の影響を受けてしまっているのか?
                     春よりも秋の方が花数が少ないのでしょうか?
                   白いバラは特に無傷の花びらを探すのが大変なほどでした
                    バラには、素敵な名前がついています
                【正雪】なる立て札も見かけました どんな素敵な“白”なのかと・・・
                     約2時間、素敵なバラの花にうっとり、堪能しました
<与野公園の薔薇>
<>
<>
<>
<>
<>
<><>
<>
<>
<>
<>
<><><><><><>




バラの花が素敵で、家に帰ってからの整理が楽しかった
ジャルダンドゥ フランス・エル・ダイアナ プリンセス オブ ウェールズ・クイーン エリザベス・ハーモニィ・ジュビレ デュ プリンス ドゥ モナコ 
素敵な写真と素敵な名前、やはりバラは女王様なんだと思いました                            
         上品な花色に惹きつけられて・・・   ≪フレグラント レディ≫
<




この秋にチューリップの球根を注文しました
20年前にチューリップとスイセンの球根を大量に買い込み
最近まで楽しんでいましたが、手入れが悪かったため年々花も小さくなり
消えてしまった花も続々と出てきました
そこで、「今年は買うゾー!」と張り切って注文したのはいいのですが・・・
これもいいなぁ~あれも欲しいなぁ~・・・
そんなこんなで注文した数は、100球以上になってしまいました

そこで、先月実家に帰った時に妹に1/3分けて庭に植えてもらうことにしました
その時に居合わせた娘もベランダに置きたいということでおすそ分け
無計画のように思えるかもしれませんが、これだけ買わなければこの種類は手に入らなかったので・・・
さぁ~来年の春が楽しみです





旬・・・シュン

2009年10月15日 | 驚いたこと
新聞で“○○で○○が見ごろ!”などと旬な話で記事が載っていると、夫が見に行こうと言う
これは、子供たちが一人立ちしたころからのこと
夫は物静かで外に出かけることよりも家で読書をしたり音楽を聴いたり将棋や囲碁、
はたまた数独などを静かにやっていることをこよなく愛しているような人
居ても居なくてもわからないような・・・

一昨年は、袋田の滝へ
昨年はポピーの咲いている鷲宮鴻巣 へ行ってきました


今回も埼玉県鴻巣市(吹上)の荒川の河川敷に広がる“コスモス畑”の記事を見つけて、急きょ出かけることにしました
最近のいろいろな出来事ですっかり季節感をなくして、この2週間ほどは周りの景色は全く目に入りませんでした
そうです! 気づけば、コスモスの季節の到来です

荒川の河川敷は、サクラソウ畑(浦和)も有名です
昨年の“ポピー畑”は本当に見事でした                                          マウスオン   
<


そして同じくポピー畑の近くにあった“麦なでしこ畑”
初めて知った魅力的な“麦なでしこ”の花                                         マウスオン
<


ということで、期待して出かけました
ところが・・・
隣接するコスモスアリーナの駐車場に到着はしたものの
どこを見ても、コスモスは? ない???
実は、先日の台風の被害を受けて、コスモスのほとんどが倒れてしまいました


牧歌的な風景の荒川の河川敷
素晴らしいコスモスの群生を見ることができると期待していただけにがっかりしました  シュン
落ち込んでも回復の早いのも私の特技?です
この気持ちのいい河川敷を、のんびり散歩をすることにしました                            マウスオン
<



事務局では、このようなパンフレットを配布していました
やはり新聞に載っていたように、例年だとこんな感じの見事な“コスモス畑”のようです               マウスオン
<


コスモスがなかったためか一番先に目に入ったのはこの≪荒川水管橋
全長1、100mで日本最長だそうです
日本一ということは、東洋一なのだそうです
これは、水道用水供給のための施設だそうです
こんな幾何学的な規則正しい造形物は個人的に好きです
その隣の芝の上ではパターゴルフを楽しんでいる人たちも見えました                         マウスオン
<


近づくと、コスモス畑はこんな悲惨な状態でした
まだまだ蕾がたくさんありました
ここは≪荒川花街道≫と名付けられ、約4、5kmにも及ぶ散歩道です                        マウスオン
<


台風で全部倒れてしまったコスモスの花
それでもこんなかわいい写真を撮ることができました
< < < < <



久しぶりに気持ちのいい空気を吸って、コスモスが見られなかったことだけが残念でした
ここまで来たのだから、もう少し何かを見たいと思っていたところ
パンフレットに、≪花のオアシス≫という場所に2万株のサルビアが咲いているとか
11月1日まで“サルビア祭り”が開催されているという
サルビアの赤い種類はボンファイアー種、青い種類はビクトリアブルー種
マリーゴールドはサファリ種、日本一の出荷量を誇っているそうです

ただ残念なことは、こちらも台風の影響を受けてしまっていることだと聞きました
被害にあってしまったサルビアはベゴニアに植えかえられていました
< < < < <




  気持ちのいい秋の一日をのんびりと過ごすと、家族全員が元気でいることの幸せに思わず感謝してしまいます




9.27事件 幻の巾着田

2009年10月10日 | 驚いたこと
9月27日 先週の日曜日、何回も下見をして楽しみにしていた“久四会”
ずぼらな私たち夫婦も、今回は案内しなければならない立場なので当日まで周到に準備を重ねたつもりです

昼食は巾着田の模擬店で済ます予定なので果物と漬物くらいは欲しくなりそうだと思いつき、
寝ていても様々なことを考え始めると眠れなくなってしまい、とうとう早く起きてしまいました

天候もそこそこいい感じです
珍しくその日は夫の運転で久しぶりに風景を見ながらのドライブを楽しんでいました

すると、私の携帯に着信が・・・
仕事上でも転送電話が入るのでそんなことだと、いつものように出ようとしたところ
03-○○・・・???
誰からなのか出てみると『広尾の日赤医療センターです。HIROYUKIさんが交通事故で・・・すぐに来てください』
『どんな状態ですか?』『命には別条はありませんが、頭を打っています』
そんな会話をしたような気がします

もうすでに川越に入っていました
どんな方法で病院まで行くのか全くわからない
確か≪広尾≫は≪恵比寿≫の近く?程度の知識です
家に帰ってパソコンで調べたり、お金は?印鑑も?入院の支度は?・・・etc.
それより一刻も早く病院に行かなければ・・・
頭の中がごちゃごちゃの状態のまま整理もできない状態で、とりあえず私一人川越駅で降ろしてもらいました
看護師さんとの電話で私の携帯のバッテリーは、残りわずかの量になってしまいました
川越駅からとりあえず(東京)大宮方面に向かい、江戸川区に住んでいる弟夫婦にメールをして
日赤医療センターまでのルートを教えてもらいました
バッテリーの残りが少ないことも伝えて
義妹から、適切な3つのルートを教えてもらい病院に直行することにし、埼京線で渋谷駅まで行きました

この時ばかりはとても東京が遠く感じられました
救急病棟に入ると、顔の血をふき取ってもらった感じで横たわって目を閉じている息子の頬に手を当てると
目を少し開きました
『大丈夫?』というと『ごめん、大丈夫・・・どこかに行っていた?』
『今日は久四会で、川越に行ってたよ』 『あぁ、ごめん』と悪そうに強く目をつぶりました

かなり痛い様子で、私は体を治してあげることも、触ることもできない状態
医師の話だと、顔と頭を中心に強く打っているとのこと
パソコンで頭部CTの画像を見ながら、説明をしてくれました
2か所怪しいところはあるものの、その範囲の出血なら大丈夫だということ
口と鼻から多くの出血があったことなども説明された
そして今の状態は、手足の動きも神経にも異常はないこと
少し安心です

病室に戻っても、痛い様子の息子を目の前に何もするすべはない
熱がどんどん上がっていきました
看護師さんが氷枕を二つ用意してきても、首がかなり痛いようで、自分でうまく頭の下に入れるしかない

息子は左端を自転車で走行中、後ろから来た車に当て逃げされたらしい
その瞬間から何も分からなくなり、通りかかった女性の『大丈夫ですか?』『救急車を呼びます』の言葉に
『お願いします』と答えたのを覚えているだけで、また気がついたのは救急車が来た時だったということです

それでも薄れゆく記憶の中でそんなことと、自分で買った大切な自転車の鍵を掛けて欲しいということは
警察官にお願いしたようです

痛くて、ベッドの上でどうにか寝返りを打ったり頭を移動したりしていると
目を開き、『自転車はどこにあるかわかる?』と
『知らないけど・・・』というと 『調べて欲しい』とそんなかわいそうな息子から言われたら捜すしかない

まずは病院でどこの救急車か教えてもらい、そこで警察の連絡先も教えてもらい
事故現場とその状況を教えてもらい、そして自転車は現場に鍵をかけたまま置いてあることも判明
息子に伝えると、『やっぱりそうなんだ・・・』と答え
『自転車の部品を持ち去られてしまう可能性があるので自転車を持ちに行って欲しい』と
もう疲れ果てていた私は『明日じゃダメ?』 『できれば今日がうれしい・・・』と弱々しく言われたらもうやるしかない

息子は上体も起こせないでいるのに、手探りで自分のカバンからiPhoneを取り出し
地図で現場までの説明を、方向音痴の私に始めた
iPhoneを操作する息子の軽快な指の動きと説明に見惚れていただけで、何が何だかよくわからなかった
渋谷の街自体がわからないのに、そんな小さな地図でしかも動く地図じゃ全然わかりません!!
息子がかわいそうだったので、『わかった』と言って病室を出ました

今日は頭を使う日だな なんて思いながらどうしようか考えた
仕方なくタクシーに乗り、自分で通過する信号機に表示されている名前やめぼしい建物などの名前をメモしながら
自分で帰り方がわかる地図を作りました
丁度タクシーを降りた頃に、息子から≪水色の自転車ですぐわかると思う≫とメールが入る
息子も必死のようだ

警察から聞いた所を探すと、遠目でも水色で目立つ感じの自転車が止めてある
帰りは自転車に乗って帰ればいいと気楽に考えていた私は唖然とした
息子は180㎝の長身、サドルの高さが私のウエストの位置くらい高い
サドルを一番下にしても全く足は届かない さらに極細のタイヤ
チャレンジしたけれども、今度は私が転んで怪我をしそうなので乗って帰るのは断念

自転車を押して病院までの道のりは険しかった
陸橋や地下道の3か所は自転車を担いで渡り、約5K近く歩きました
都内の交差点は、なぜスロープがないのか
これは今考えても相当きつかったと思う

病院に着きホッとする間もなく、今度は《病院の駐輪場に置いても持っていかれてしまうのではないか》と思いついてしまった
受付で、そのスリムな自転車を見せて、『病室に入れてください』と懇願した
『自転車はダメです』 『今日だけでも』・・・・・・(今となっては)大変恥ずかしくて書けない問答を病院側とした
息子の為にがんばったつもりの母・・・
何とか息子の元に自転車を運び、思うようにならない身ながらサドルを取り、いろいろなアクセサリーも外し、
タイヤも取られないように何かをしていたような・・・冷静な息子の行動に恥ずかしくなりました
がっちりと2か所のロックのしかたも教わり、駐輪場に置きに行きました
この時ばかりは大きな仕事をしたような、“偉い!”と自分を褒めてしまいました

看護師さんが、今日のところは帰ってもいいというので帰ることにしました
とてもなが~~~い、疲れて歩けないかと思う一日でした
渋谷駅からは、直通電車がちょうどあり、しかもがんばった私の為に?、電車の席も空いていました


何度も息子の具合を心配して連絡があり、大丈夫だということは知らせてあった夫から
食事会に合流できるかのメールが入った
急きょ、池袋から東上線に乗り換えて川越に向かいました
2台の車に分乗して乗っている7人が迎えてくれました
そこからは、息子のことは少し忘れて ゴメン
一年ぶりの再会を楽しみました

二次会?三次会くらいになるのでしょうか?
いも膳 で慰労会です

今日の料理は、【今日懐石】・・・京懐石だと思っていました
はじめに出てきたのは、【虫かご】
目の前に運ばれた虫かごに目が釘付けに
かごの上には、ポップコーンならぬポップライスとイナゴが                            マウスオン
<


かごの蓋を取ると、目にも美味しい秋の風情満点のお料理がぎゅうぎゅうに詰まっていました
どれも美味しそうです
キャンセルしないでいてくれた夫に感謝です                                        マウスオン
<


さつま芋のビールに、カニ三昧
このカニは本当においしかった                                                マウスオン
<



次から次へと美味しい料理が運ばれてきます
 ☆大間のまぐろの握り寿司
 ☆さつま芋だけでとろみをつけた野菜スープ
 ☆秋茄子・鰊・生麩に里芋の炊き寄せ
 ☆さつま芋のおそば
 ☆デザートもやっぱりお芋
< < < < <


料理が運ばれるたびに、歓声があがります
春にも飲み会をしたので約半年振りの再会です
朝からそんなことがあり、息子を心配してくれてすべてを少しづつ早めに切り上げてくれたようですが
私が合流できたことで、皆さんもホッとして楽しんでくれたように思います
美味しい料理を肴にして楽しい会話が弾みました
心配をかけてしまいましたが、滞りなく終了しました
彼岸花を見ることはできず残念でしたが、それはまたいつか


息子は、痛いながらも順調に日に日に回復していると言いますが、
顔が浮腫んできたり、紫色に変ってきたり、黄色になったり・・・
3日目には2回目の頭部CTを撮った結果、医師から退院の許可が下りました
打撲の後の痛みはあるのですが、一週間で退院できることになりました
10月3日、土曜日に退院です

退院が明日という金曜日の夕飯の支度の時に、今度は義母が『しゃべりにくくて・・・』と言う
『入れ歯の調子?』と聞くと違うと言う
左手もおかしいと・・・医学的な知識がなくとも『もしかしたら』と思う

それでも、病院には行かずに様子を見ると・・・
翌朝6時頃に義父が呼びに来て、病院に連れて行って欲しいという
義母の様子は、昨日よりも悪くなっているようにも思うが元気そうで自分ですでに入院の用意を始めている
救急車は嫌だと言うので、受け入れてくれる病院を探し始める
義父は自分が行っている病院にして欲しいということで連絡すると受け入れてくれるとのこと
義父と私は残り夫が義母を病院に連れて行った
到着するとすぐにCTの検査が行われ、≪今のところ異常なし≫ということで、義母も安心したようです
『HIRO君の退院の日にごめんね』とおばあちゃん
こちらの方が『こんな時にごめんね』と言わなければならない

脊柱管狭窄症になってから全く外に出ることがなくなった義父は、やっと伝い歩きで歩ける状態
義父の昼食を用意して、今度は息子の病院に向かいました

息子もおばあちゃんのことを心配しつつも早く退院したくて首を長くして待っていたようです
退院して直行したところは、おばあちゃんの病院
二人とも大事に至らなくて良かった

退院できてホッとしていたところ、夜中に大変なことが起こりました
12時近くに『鼻血が出た』と自分の部屋から出てきて1時間、2時間とその鼻血は留まる様子がない
その間、日赤医療センターに連絡したり、パソコンで止血の方法を探したりしましたが
効果はなく、3時間後に救急車を呼ぶことになりました

日赤医療センターでは、耳鼻咽喉科がないのでそちらで見てもらってくださいというだけ
『今日退院した』と言っても取り合ってもくれなかった
それに耳鼻咽喉科なの?かも
一人の看護師さんの判断に疑問を感じずにはいられません

救急車は受け入れ病院を一生懸命探してくれました
耳鼻咽喉科のある病院を探しているようです
出血がひどかったため頭痛と吐き気が翌日まで続きました
それでも朝の6時過ぎには家に帰されてしまいました
月曜日に再度診察を受け、鼻の中をスコープで検査した結果、事故による大きな傷から出血したようです
止血の仕方や対応を医師から教わりました
でも、安心して帰ったわけではありません
医療に携わる人にとって、今回のことは“軽いケース”だったのかもしれませんが患者の身になって応えてくれた人はいなかったような感じがして
残念で仕方がありません

義母は、入院当時のCTでは発見できなかった脳梗塞がその後のMRI検査で発見されて
血液をサラサラにするなどの治療を受け、顔のマヒも手のマヒも回復しました
そして、本日10日、午前中に退院することができました

息子はその後は何事もなくやはり本日、午後家に送り届けました
二人とも元気になってホッとしました

ご心配をおかけしました
本当にありがとうございました
皆さんからいただきました温かい励ましに心から感謝いたします

本当に疲れた2週間でした
仕事をしながらの看病、義父の世話は大変でした
2日間寝ることができなかったこともありました
そんなことを夫と話しながら息子のアパートから帰りました
そして≪パンくんママさんの結婚記念日の記事≫を見て、
今日は私たちも30回目の結婚記念日だったことを思い出しました





シルバーウィーク 諏訪編

2009年10月07日 | お出かけ
初秋の信州を何日も旅をしたような感じになってしまいましたが旅をしたのは、たったの一泊二日でした
今回の旅は、霧ヶ峰方面から奥蓼科温泉郷で一泊して横谷渓谷から諏訪市に向かい
諏訪湖・諏訪大社を見て帰路につく予定でした

行き先と宿を決めるのは私
詳細なスケジュールを決めるのは夫です
すべてについて緻密な無駄のないスケジュールなので、それゆえに車の運転はいつも私になります
道路もどこをどのように走るかなど、ナビは参考程度で地図を片手に支持されます
行きと帰りは別の道を選ぶのも夫のこだわりのようです
楽しみながら計画を立てています
しかし、平日は仕事オンリー
行く前の日からやっと旅のモードになり、前日に一気に仕上げます
今回も夫の立てた計画にしたがって旅を続けました


原田泰治美術館     ≪原田泰治美術館≫
“ふるさとに出会える美術館”諏訪市直営の美術館として諏訪湖の畔にたたずんでいます
“ふるさと”をテーマに全国を取材し、石垣の一つ一つ、花びらの一つ一つを丁寧に描きあげる手法
心癒される画風が魅力的
名誉館長は、あの さだまさしさん
アルプスの峰々を望む諏訪湖のほとりに開館し、見る人に癒しや安らぎを与えるナイーブアート(素朴画)の作家として知られている原田泰治さんの諏訪湖から見た美術館
原田泰治美術館
原田泰治美術館エントランスをはいると目の前に広がったのは、額縁(窓)の中の諏訪湖の風景
家にもこんな素敵な巨大な窓があったらうれしい

ついでに窓から見える美しい湖も!
小児まひで両足が不自由になった原田泰治さんの願い「人に優しい美術館」を実現し、完全なるバリアフリー
この車いすは、原田泰治さんのデザイン
きっと使い心地の良い車いすなのだと思う
さらに目の不自由な方のためには展示品の立体コピーがありました
目の見えない方が、これに触れてどのくらいの情報があるのか・・・
目の見えること、そんな普通のことだと思っていたことに感謝した瞬間です
原田泰治美術館
原田泰治美術館この椅子も、ご本人によるデザインか?
この椅子も一つのアート作品のような素敵な椅子

『懐かしいふるさと、美しい日本の心に触れ、心豊かなひとときをお過ごしください』とある
十分なくらい日本の心に触れ心豊かなひと時を過ごすことができました



美術館を出て広々とした湖畔に出てみました
初めての諏訪湖です
この湖では、ボートの大会があります
その“ナックルフォア大会”に毎年妹が参加しています
すでにシ○アクラス(ゴメン)での参加か
その大会の為に、朝4時に起きて佐久から諏訪まで月に何度か練習に通っています
この気持ちのいい風景を見ていると、その大会が見たい気がします
< < < < <









 諏訪大社にやってきました
 地元の人からは
  『本宮様(さん)』
  『秋宮様(さん)』
  『春宮様(さん)』
 などと親しみもこめた呼び方で
 大切に祭られています
 
 諏訪大社は、4つの宮からなっています
   上社は、【本宮】【前宮】
   下社は、【秋宮】【春宮】
 今回は前宮様以外を歩いて見て回りました
 










                 苔むした境内 回廊を歩くと神妙な気持ちになってきます               マウスオン
<


                    流石に本宮様の社は素晴らしく立派でした
                     神殿では結婚式がとり行われていました
                  古式ゆかしき結婚式の様子にしばし見入ってしまいました             マウスオン
<


                 御柱祭で使用された柱が神社の4隅に展示されています
                   壮大なこのお祭りを一度は見てみたいものです



本宮様を後にして湖岸通りを春宮様に向かう途中で見かけた素敵な風景
諏訪市の木でもある“マルメロの木”が街路樹になっていました
大切に黄色の袋がかけてあります
ナナカマドの赤い実とマルメロの黄色の果実、思わず足を止めて見入ってしまいました
< < < < <


                               【秋宮様】                            マウスオン
<







         ≪御神湯≫
 45度以上と思われる熱めのお湯が出ています
 温泉の湧出地、こんな面白い光景にも出会いました

















息子が、事故に遭い入院 はたまた義母も入院してしまいました
もっと早く連続してブログをアップする予定でしたが、未だにシルバーウィークのままです
何度もお付き合いいただきまして、ありがとうございました <m(__)m>




シルバーウィーク 奥蓼科・横谷渓谷編

2009年10月02日 | お出かけ
遅い時間に旅館に入ると、夕食をいただき お風呂に入るともうあっという間に寝る時間
そして朝はゆっくりできるほどの時間はない
せいぜい早起きをして朝風呂に入るくらいです
なんとなくもったいなく思えたりもします
せせらぎの音が聞こえ、目にも優しい風景が四方に広がっています
ゆっくりと何もしないで旅館の部屋で過ごしてみたいところです

旅行2日目、旅館を後にして最初の訪問場所は、横谷渓谷
ここは、紅葉の時期には信州随一と謳われるほどの絶景だとガイドブックにありました
渓谷に沿って造られた全長6㎞にも及ぶ遊歩道があります
目的地に合わせて何か所かある駐車場から入り気軽に歩けるようです


遊歩道も歩きやすく、渓谷に沿って歩きました
渓流沿いを歩くと、マイナスイオンの立て札があります
横谷峡入口に駐車し歩き始めました
5分ほどで“乙女の滝”に到着
その地点のマイナスイオン20000個/CC
1500・3000・・・マイナスイオンをたっぷりと吸い込みながら歩くことができました
マイナスイオンが表示されている立て札があると、思わず深呼吸してしまいます

紅葉が始まったばかりでしたが、紅葉の真っ只中はさぞや素晴らしいところだとおもいます
そして冬には、水しぶきが凍り素晴らしい景観になるそうです
ここはとても寒そうです
素晴らしい氷の芸術が見られることだと思います
<横谷渓谷>
<>
<>
<>
<>
<>
<><>
<>
<>
<>
<>
<><><><><><>

全長6㎞の渓谷を全部歩いて回りたかったのですが、この後も諏訪の方面に行く計画があるので
ほぼ3㎞のところ、往復で約6㎞と少し歩いて車に戻りました
マイナスイオンをたっぷり浴びながら素晴らしい渓谷を歩く・・・
もうこれだけで健康になった気分になりました

渓谷を歩きながら見かけた野の花たち
復路は、マクロレンズをつけて歩きました
小さい野の花に目が留まるようになったのは、カメラを始めてから・・・
そんなワンショットが、大切な素敵な思い出となります
< < < < <