Let’s Challenge!!

人生で大切なことは、失敗してもいい、チャレンジすること!! 楽しみながら・・・
 Let’s Challenge!!

那須で過ごしたお正月

2011年01月06日 | 
予てから計画をしていた那須で過ごした初めての正月
何とか・・・なんとか終わりました
やはり、体力のない義母を連れて行くのは大変なことでした
大変なのは義母だった???

3世代の旅行、これも今年初めて実現したこと・・・意味のあることだったのだと思う
嫁として、妻として、母として・・・姉としていろいろの立場で考えるともう少し何とかできなかったのかと思うところはありましたが
皆が楽しかったと言ってくれたのが救いでした

今年の旅行のコンセプト《温泉でのんびり》
冬の温泉旅行を始めたきっかけは、年末年始で忙しい私を気遣ってくれた妹の提案
それが恒例となって定着したもの
だけど、いつの間にか温泉だけではなくたくさんの計画をしていた
今年こそは、義母の参加で初心に戻り《のんびり》しよう

今回の宿は、インターネットで調べたお宿
おばあちゃんの初参加ということで、こじんまりしたお湯の良い宿ということで決めた
お料理も決め手になった

道に迷ってはいけないのと、宿の感じが見たくて、秋にはそこの下見までした
“山樹庵 さんじゅあん” 家族でやっている小さなペンションです
この“山樹庵”の敷地面積は、なんと900坪
自然の中の一軒宿
周りは国立公園に囲まれているので、今後も何も建設されることはないのだそうです
この自然豊かな環境を見た時に、お正月が楽しみで仕方がなかった
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元旦の朝、いつもより簡素なおせちを作りお雑煮を皆で食べました
大晦日に来る予定だった妹は用事が出来て元旦の当日に来ることになり、妹を待って出発です
大晦日というより元旦の朝まで仕事がある息子も参加したいということで、後から合流となったので
スパイクタイヤの妹の車一台で出かけようと思っていたのですが、急きょ二台で行くことになりました

おばあちゃんお気に入りの妹が一緒なので、『どちらの車に乗りたいですか?』と聞くと
『パパのそばがいい』w(*゜o゜*)w ちょっと驚いた一言(表現)・・・でもこれが本音なのだと納得

元旦の東北道は順調でした
チェックインは4時なのでそれまで昼食をとり、どこか簡単に見学できるところを探しました
探すのにはiPadが活躍しました
妹の車に乗った娘が、助手席で、お店でiPadをフル活用
おばあちゃんの様子を見ながら・・・それは良かったです

昼食をとったばかりだというのに、早くもお茶が飲みたいとおばあちゃんが言う
おばあちゃんは、生クリームが入った甘いココアとこのスウィーツを注文 w(*゜o゜*)w
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チェックインまでまだ時間があるので、おばあちゃんには車の中で休んでもらって、私たちは 《アジアンオールドバザール》
それぞれの国のお店で買い物をし、最後に正月ならではの“巨大くじ引き”をしました
当たったのは、これもまたBIGなお香
時間が経つのも忘れて楽しんでしまい、おばあちゃんのことを思い出して急いで車に戻ると小さくいびきをかいて寝ていてホッとしました
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4時近くになったので、宿に向かいました
那須高原にある宿は、雪の中でした
心配していた雪もこのくらいなら大丈夫
2つの部屋を用意してくれたので、おばあちゃんの様子次第ではゆっくり休んでもらえるようにもしていました
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夕食まで、しばしのんびりとお茶を飲みながらくつろぎました
温泉は、《硫黄泉100%源泉かけ流しの湯》とても気持ちが良かったです
この宿は家族でやっている小さな宿なので、平日は2組限定の宿になるので男女に分かれている2つの温泉は貸切風呂となる
『40℃と少しぬるめなのでゆっくり長めに入ってください』とご主人に言われました
本当に気持ちのいいお湯でした
温泉に入らないと言っていたおばあちゃんも入り、気持ちが良かったと・・・

この宿の食事も注目していました
素材にこだわっていて、美味しいという情報
まちに待った夕食です
80歳を過ぎている義母ですが、洋食大好き! この宿は、フレンチです
奥さまがシェフだそうですが、丁寧に作られていて繊細な感じで、美味しかったです
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有機野菜がたっぷりの朝食
こだわりのリンゴジュースが美味しかった
2種類のいちじくとブルーベリーの手作りジャムも美味しかった
最後に出された京都玉屋のコーヒーもGOOD
朝日がいっぱい差し込む明るい部屋での食事は最高でした
温かな“おもてなしの心”を感じました
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楽しい時間が過ぎるのは早いもので、あっという間にチェックアウトの時間になりました
もっと滞在していたい! 箱根駅伝の続きを見たい! ところですが、宿をあとにしました
おばあちゃんのことを考慮し、お土産を買って昼食をとって帰路につきました
妹の車は子供たちが行きたいということで、那須のアウトレットによってから帰るということで別行動になりました

ひと足早く帰り、食事の用意をしました
おばあちゃんは、「疲れていないか」常に聞いていたのですが、『大丈夫』と答えていたのですが、案の定、家に着くなり3日間寝込んでしまいました
“子供のような”おばあちゃんの行動に納得がいかないこともあるけれど“もう仕方ないんだよ”と半ばあきらめ気味の夫の言葉に納得するしかない
やはりおばあちゃんと出かけるのは無理なのか?
おじいちゃんがいなくなった今、一人で留守番というのも難しい

箱根駅伝は、早稲田の優勝
うれしい涙、残念な涙・・・私も感動の涙をたくさん流し、2011年の年は開けました
本年もどうぞよろしくお願いします



山形へ PartⅡ

2010年11月04日 | 
朝から雨模様です
10年も乗っている車のチェーンを、今回購入しました
雪道を滑らないように歩くための靴に装着するグッツも携帯しました
雪に対しては万全な準備をしたのですが・・・冷たい冷たい雨でした

蔵王高原 坊平で車を止めましたが、やはり雨の為歩くのは断念
蔵王の平和を願う《山の番人》の像がありました
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ダメもとで宮城蔵王のお釜に向かいました
路肩には雪が残っています
どんどん雨と風が強くなっていきます
蔵王エコーラインが閉鎖される前日、強風と雨の為に宮城蔵王のお釜は見ることはできませんでした
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日本の滝百選に選ばれている《三階の滝》を見るために滝見台に立ち寄りました
三階の滝というのは全国に2500か所もあり、その中から自然景観に最も優れている美しい滝ということで日本の滝百選に選ばれたそうです
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標高750mから569mに落下する総延長は181mで、その途中に滝つぼが3か所あることから“三階の滝”と命名されたそうです
着いた頃は霧が濃くて全く見えなかったのですが、霧が流れてその姿を見ることができました
晴天の中だったら素晴らしいと思います
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せっかくのベストシーズンに来ることができたというのに、最悪な天候に観光は諦めて帰途につきました
山を下りて行くと、徐々に木々の葉の色が変わっていくのを車の中から楽しみました
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プチ夏休み

2010年09月09日 | 
義父が亡くなってから今日で18日目になります
義母はきれいに整理整頓されている書棚の中の書物を整理する毎日です
義父が整理していたファイルの中を見て驚いてしまいました
常に一緒にいた義母も見たことはなかったようです
特攻隊だった義父は75歳くらいまで同志の事務局をやっていました
苦しい時代の同志なので、堅く結ばれていたのかと思います
皆さんが高齢となりその会も解散することとなって久しいのですが
今でもその資料はそのままにしてあります
全国から寄せられたお礼状なども手紙と封筒をそれぞれにしてきちんと保管してありました
預金や保険なども、変更などをすると電話のやり取りまで克明にメモで残していました
何でもきちんと残してある膨大な資料、書籍などが部屋の本棚の他に、押し入れにも書棚を購入して整理されていました
それをすべてごみとして出すわけにはいかないので、ファイルからはずし、金具も取り除いたり、
名前などが入ったものなど分別しています
その作業が義母には面倒なことで、お金を出すからごみ処理施設にそのまま出したいと言う
夫が優しく『一日一冊でいいから休みながらやって』と言っても全くやり始めない
今ある書棚のところに仏壇を置くのだが、仏壇の下に低い書棚を購入してそこに収まるようにするので
仏壇が来るまでに私たちがやることになるだろうと想像しています
しかしながら土日ごとに打ち合わせや探さなければならないものがあって、中々できません

日曜日に仏壇の下に置く家具を見に行きました
義母が疲れてしまわないように、まずは私たちが下見をしてから義母を連れて行くことになっていました
でも家具は見に行きたいと言うので一緒に行くことになりました
夫も私もそう簡単に欲しいサイズのちょうどいい家具は見つからないと思っていました
ましてや義母の気に入るようなものは・・・大変だと思っていたのですが
埼玉のIDC大塚家具で義母がとても気に入った家具を買うことができました
事前に家具のイメージを聞いて、夫は真面目にそれに沿って探していましたが
もう予算的にかなりオーバーしていたその家具はダメかと思っていたのですが簡単にOKになりました
義母の性格はその時その状況で如何様にも変わることを夫はまだ把握できていない

そんなことで気に入った家具を購入した翌日から、整理を始めてくれた義母
私はご褒美をあげるように、せっせと食事やおやつを運ぶ
何よりやる気が出てくれたことがうれしい
そして“静か~に生きていた夫(寅年、目覚めたか!)”がやらなければいけないことや義母の様子をこまめに見てくれることもうれしい
体調を崩し、胃カメラまでのんで検査したのも全く異常なし
まだまだ日常には戻れませんが平穏に暮らしています



もうこの記事はボツにしようと思っていたのですが・・・
写真も全部入れて毎日少しづつ書いていた私のプチ夏休みの続き、アップしちゃいました <(_ _)>

義父が片目の白内障の手術を受け一週間後、良い方の眼の手術を行うにあたり足元がふらつく義父に付き添いが必要だということで
義母が病院に3日間泊まることになったので、急きょ実家にお墓参りも兼ねて一泊で帰りました
義父の入院中義母を一人には出来ないので実家に行くことは全く考えていませんでした

義母を病院に送り2時過ぎに出かけました
その途中、行田市を通過すると聞き、数十年前に見たホテイアオイがどんなふうになっているのか見たくて立ち寄りました
行田市にある“忍城”の外堀を利用して、中国江南水郷式造園の手法を取り入れた水郷公園があります
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その水郷公園の隣にホテイアオイの“あおいの池”があります
車から降りると熱風が襲いかかってくるような真夏の日でした
カメラの設定を間違えて色が少し変ですが、激暑でなければゆっくりと釣りをしたり散策が楽しめる素敵なところです
時間がないので早々に後にしました
その後、加須のホテイアオイを見に行くなどとは夢にも思っていませんでした
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妹がいない実家に一泊し、八ヶ岳方面 に出かけました
その続きです
自然を満喫し、遅い昼食を“八ヶ岳倶楽部”でと思っていたのですが、すごい混みようです
駐車ができません
諦めようと思ったのですが食事ができるところが近くになく、何としても入りたい
すでに3時近くなっているのですぐに案内してもらえました
中はエアコンなしの自然の風を取り込んでいます
森林の中、例年だと涼しくて、“避暑”という言葉がぴったりだと思うのですが、今年はさすがに暑いです
店内の林の中では“コケ玉”の講座があったようで皆さん楽しげに作っていました
好みの植物を買い自分流に作っているようです
時間があれば参加したかった
《ステージ》では、季節ごとにものづくりの作家の方の作品が展示されています
今回は木彫りの作品が並んでいました
冬の備え“薪”もこんな建物にこんな風に置かれているといい感じです
クモの巣も面白い
風力でまわるバルーンのお土産を買いました
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《松原湖》懐かしいです!!
中学生の頃スケートの練習にきたところです
大会もありました
初めて来た夏の《松原湖》です
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高原の牛乳《シュッポッポ牛乳》の工場と販売所に手作りの牛さんがたくさんいました
思わず寄り道
乳製品が苦手な私はあまり買うものがなく、夫がサブレを買っていました
「およりなんし」=「寄って行きませんか」という意味です
おばあちゃんがよくそんな風に言っていたのを懐かしく思いだします
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《八ヶ岳高原大橋》は、清里へ向かう車の渋滞緩和のために平成10年に完成したものです
八ヶ岳の眺望がすばらしい橋
昨年のオーストラリアの古代の森を思い出しました
そちらは熱帯雨林、こちらは高原の森ですが、深い森を見た時にすぐに頭に浮かびました
やはりこんな自然が大好きです
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八ヶ岳高原には、こんなかわいいバスが走っています
ちょうど車の前を走っていたので、記念写真を撮りました


出歩くことが嫌いだった義父
義母は必ずしも嫌いではなかったのではないかと思っている
義母一人だけを置いて遊びには行けないので誘ってみようと思っている
『今度一緒にいろいろなところに行きましょう』というと
うれしそうに頷いた義母、
義母がお気に入りの私の妹にも協力してもらい、実現するといいのですが・・・



上高地・乗鞍に行ってきました PartⅢ

2010年06月24日 | 
今回の行程を組んだのは、夫
もっと温泉でのんびりしたいところですが、前夜から翌日の予定を発表される
8時には宿を後にするとのこと
時間に厳しい夫はまごまご化粧などしていると怒られてしまう
娘はササっと仕上げ、私は念入りに (=v=)
「そんなのもういいから」優しい言い方をするけどそれが絶対!
妹は全くお化粧をしないので最後の最後まで温泉に入っている
夫はもう一度行程を確認していることが多い・・・これが旅行先の朝のひとこまです

2日目は飛騨高山も候補の一つでした
娘がまだ行ったことがない、興味のありそうなところをいろいろと考えてみたのですが、結局乗鞍岳トレッキングに決めました

2年前の夏にも乗鞍に行ったのですが、その時は息子と一緒で、お花畑を散策後山頂に向かおうとした時に突然の雷雨に見舞われ
しばらく避難していたのですが真っ暗な空は回復不可能だったため断念した経験がありました
今回は2回目のチャレンジ、登山ができる準備は万端です
乗鞍岳も乗鞍スカイラインと乗鞍エコーラインが2003年の開通時から環境保護のためマイカー規制が行われています
“ほおのき木平バスターミナル”から“畳平”までは、乗鞍スカイラインをバスで行きます

どんどんバスが進んでいくと周りは白い雪の世界になりました
畳平に到着すると視界は良くない状態、そして何といっても寒い
みんなで登山用のジャケットを羽織り、私はあまりの寒さにズボンまで履きました

標高2,702mの畳平には、乗鞍神社本宮・宿泊施設・郵便局・売店・食堂などが揃っています
ここは、“山岳観光のメッカ”と言われているように、恵比須岳・不動岳・富士見岳・大黒岳・魔王岳など晴ていれば手軽にトレッキングが楽しめるところです
山の自然や高山植物も気軽に楽しめます
それでも周りを見渡せば、標高3,000m級の山々がそびえ立っています
夫の計画では、3,026mの主峰、剣が峰を目指します・・・と思ったのですが、視界はこのような感じ      マウスオン
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乗鞍岳は、南端の剣ヶ峰から大日岳・屏風岳・朝日岳・蚕玉岳など八峰が並び、室堂ガ原から北へ里見岳・摩利支天岳などの山々、
さらに畳平付近には恵比須岳・大黒岳・魔王岳・烏帽子岳・大崩山などの3,000m級の山々が5kmに渡って連なっている
この連峰の総称が乗鞍岳なのだそうです

また乗鞍岳は、長野県と岐阜県にまたがり、コヨーデ型の美しい山容で長野県の松本方面から見るとなだらかな曲線を描き広く裾野を広げていて
岐阜県の高山方面から見ると山のかたちが馬の背に似ている事からこの名が付いたと云われているそうです


畳平バスターミナルから、約1時間ほどで、剣ヶ峰山頂に行けるというがこの視界では絶対に無理! と思ったのは私だけ
娘も妹も文句一つ言わずに夫の後を歩き始めています

今年は4月、5月と低温傾向が続き雪解けが進まず、例年に比べて残雪は多めだそうです
夫もこの雪は想像をしていなかったようで計画してしまった
「お義兄さん、情報不足ですね (^○^)」と妹に突っ込まれ、
「(出発した前の晩)仕事から帰ってライブカメラで確認したんだけど、何も見えなかったんだよねぇ~」と・・・
夜中に見えるわけがない! 皆で大爆笑

2,700mの鶴ヶ池もこんな感じです
夫は慎重なはずなのにどこか抜けている・・・遭難したらどうするのか?
私は、はるか皆と離れて渋々と歩き始めました                                      マウスオン
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この雪の絶壁を見てください
人気もないこんな道なのに、まだ歩くの? (T-T*)                                    マウスオン
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それでも30分ほど歩き続けると、剣ヶ峰肩の小屋が見えてきました
そしてバスターミナルよりも徐々に視界は良くなってきました
風が霧を飛ばすと、美しい山頂が見えてきます
ここまで来る道も、雪の中を歩いたりしました
まだ、山頂に登るつもりなのか  いやいや後ろからついて行きました                      マウスオン
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人気がないところですが、スキーボードを担いだ人に遭いました
そして、下を見るとスキーをやっている人がたくさんいました
スキーを楽しむのが目的の人は、バスの止まっているところから登るようです                    マウスオン
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コロナ観測所の裏手、雷鳥を発見!
静かに見ていましたがじっと動かずにいました
別の所では、動き回っていたり飛び立ったり・・・4羽の雷鳥を見ることができました                 マウスオン
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剣ヶ峰肩の小屋で小休憩
トイレに行ってビックリ!
ドアがすべて外されていました
誰もいないからいいようなものだけど・・・何か理由がありそうです
山小屋もこの雪では営業はしていないようです
周りの様子を見た夫がその先の山頂に行くことは断念しました  賢明な判断でした!
引き返す道も同じ道になってしまいました
来る時は濃い霧で見えなかった“乗鞍岳コロナ天文台”が見えました

剣が峰の山頂は無理だったので、“富士見岳”を登ることになりました
小さな山とバカにしていましたが、登り始めるとごつごつした意外と急な岩山です

登ること10分、2,817mの山です
それでも達成感があり皆で『万歳!』と叫びました                                    マウスオン
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富士見岳からの眺めはやはり違います
鶴が池とお花畑、そして周りの山々が一望できます

鶴ヶ池の淵にきれいな水色の部分が見えました
何かと思っていたら『アイスブルー(ice blue)じゃないかなぁ?』と妹に教えてもらいました
アイスブルーとは“氷河の水の色”だとか・・・
神秘的な素敵なブルーの色です                                             マウスオン
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“一寸先は闇”のようなスタートでしたが、楽しいトレッキングになりました
上高地の時のように晴天だったらどんなに美しい山々が見れたのかと思うと残念ですが・・・


帰る途中、長野道豊科インター近くの以前から知っていた“おやき”の専門店に立ち寄りました
“おやき”は別名「やきもち」とも言われ、信州の昔ながらの郷土食
麦やそばを練って生地をつくり、山菜やあんこを入れてまるめ、囲炉裏で焼いたりせいろで蒸したりしたもの
この あづみ堂 は、手作りにこだわっているというのと、店内に囲炉裏を用意してあってその場で温かいおやきが食べられるのが良い
おやきの種類もとても多くて、来る度に新しい味が増えている
現在季節限定のものも入れると20種類以上あるという
生地も2種類、地粉とそば粉、お好みで =^-^=                                      マウスオン                         
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私は、《ひじき》と《ナス》の2種類を頂きました
夫はここでも《あんこ》しか食べられないと (=v=)                                                                                                食べられない人はほおっておいて、娘がアパートで食べる用のものと家のお土産として大量に購入
大量というのも、毎日家にいる義父母が昼食に食べたらいいと思ってのこと
以前もこのお店からは義理の妹のお母さん(安曇野在住)から送ってもらったりして喜んでいたので買ったのですが・・・

義母たちに買ってきたおやきの箱を開けてたくさんの種類を説明し始めたところ『食べたことないから・・・』と『食べない』とのこと
えっ~! 安曇野のお母さんから何度もいただき、私も買ってきたことがあり、義父は野沢菜のおやき、そして義母はあんこのが好物と知っている
頂いた時も、私が楽しみにしていたおやきが残っていない時だってあった・・・それなのに (・・;)

結局思い出さなかったようで、義母があんこのおやきを一つ食べただけであとは私がすべて食べることになりました
うれしいような悲しいような・・・そして体重が心配!

子供たちが独立してからは、義父母と私たちは良い距離を置きながら同居しています
食事は、土日は3食一緒、平日は朝食と夕食は一緒に私が作ります
良い距離・・・誘っても出かけることが嫌いな義父母を置いて出かけます
それがのんびりして良いようです
ところがこのところ少しづつ心配なことが出てきました
体力もそうですが・・・

観光地で車いすの人をよく見かけます
車いすだって楽しめるのに、義父母のことはとても残念に思います
夫は上高地から帰ってきた翌週には、鎌倉に紫陽花を見に行こうと言いましたが、義母の手前気が引けて断りました
私たち夫婦の人生の中で若い時も、仕事が忙しい時も、子供たちが部活動で忙しくなってからも出かけることができなかった
私たちの年代でやっと出かけることができるようになった今が、夫と私にとっても一番良い時と思っています
それを大切にしたいと思いつつも、いつまで出かけることができるか・・・



                                          

上高地・乗鞍に行ってきました PartⅡ

2010年06月20日 | 
前回の上高地の中に入れたかった、上高地の山野草
gooグログは、入力可能な文字数が少ないのが難点です

1枚目の写真が、“ニリンソウ”の花ですよ、どんぐりさん =*^-^*=
あとは調べたのですがわかりませんでした
撮るのになるべくいい条件の所を探したのですが、林の中とか暗くてよく撮れていませんが・・・
山野草は、素敵な花が多いと思います
上高地に入る途中に山野草のお店がいくつかありました
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    ニリンソウ      ミヤマエンレイソウ      サンカヨウ      ラショウモンカズラ     マイヅルソウ
                       ※いづれも自転車親父さんに教えていただきました
ニリンソウの咲くところまで足を延ばしたので少し遅くなりました
これで上高地の行程は終了
上高地から宿泊先の白骨温泉に向かいました

まだ雪が残る山道は閉鎖されているので少し遠回りをします
白骨温泉は国立公園で守られた手つかずの大自然です
今回宿泊した宿は、“日本秘湯を守る会”の宿“小梨の湯 笹屋”です
白樺林に囲まれた一軒宿です
予約をした時に「窓からは白樺の林と目の前に乗鞍が見えます」と言われ特別室を予約しました
古民家を移築したというこの部屋、部屋に着いた途端、娘が写真を撮り始めました
仕事ではビルやオフィス関係の仕事ばかりですがやはり興味をそそられたようです
私もそれを意識して予約をしました・・・大成功
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夫と娘がそれぞれにお風呂に行っている間に、暗くなる前に周りの写真を撮りたくて旅館の周りを散策しました
白樺の林がとても美しい
でも人気のないところ、陽が沈み始めると怖い感じがします

食事は、山菜を中心にした食事です
予約時に知っていたのですが、山菜が食べられない夫には内緒でした
この記事を読んだ夫がどう思うか・・・悪妻でごめんね!
いろいろネットで探しているうちに何故かここがいいと思ったのです
それにビールを飲んだら、もうどうでもいいかもしれないし・・・ (・・;)

めったにない山菜の食事だったのでご紹介します
すべてがこの旅館のオリジナルだそうです
食前酒はお手製の《梅酒》
籠の中は、黄色い器から時計回りに《大根おろしと岩魚の卵》《蜂の子の佃煮》《こしあぶら》《熊の塢の佃煮》
《行者にんにくの酢味噌》《あまごの甘露煮》《蕗味噌》(中央)と《馬刺し》
夫が食べられたのは、馬刺しと小さな魚“あまご”の甘露煮、岩魚の卵くらい
娘とビールを飲みながらいい気分できっとお腹はいっぱいだったのかも
娘は山菜は大丈夫だったのですが、“蜂の子”はどうしても食べられなかったようです
次に出てきたのは、《そばがき》・・・暖かいうちに召し上がってくださいとのこと、美味しかった =^-^=
次は、《豚肉と野菜の源泉セイロ蒸し》地場産の野菜と信州ポークの蒸しもの
次は、《たらの芽・うど・ミヤマイラクサの天ぷら》夫はこれもダメ
次は、《信州サーモンの笹寿司》・・・初めて“信州サーモン”なるものがあることを知りました
“信州サーモン”は、長野県水産試験場が約10年かけて開発した鮭で、ニジマスとブラウントラウトを交配させた信州独自の新品種の魚
銀色の美しい身体と、サーモンのような紅色の美しい身で トロリとろける美味しさだということです        
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こちらも珍しい《岩魚の源泉蒸し》岩魚のお腹には特製の味噌が練り込んでいる
その岩魚を笹で包み3時間源泉で蒸したのだそうです
頭から尻尾まですべて食べられる柔らかさ                                        マウスオン
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         《蕗の煮もの》              《自家製漬物》               《梅酒のゼリー》
  

いよいよ念願の温泉です
白骨温泉は、乳白色の濁り湯なのはご存知のことと思います
でも地下から湧き出た時は無色透明だということは知られていないことだと思います
私も全く知りませんでした
温泉中に溶け込んでいた炭酸ガスが発砲して温泉中のカルシウムと反応し炭酸カルシウムという鉱物を形成し、
浴槽内に浮遊することで時間とともにだんだんと白濁の度合いが変化するそうです
利用される人が多ければ何回も撹拌され酸化を促し濃くなるのだそうです

先に入っていたお客さんと話したところ、そのご夫妻はこの旅館の大ファンでPM3時にチェックインし、ぎりぎりまで温泉を楽しまれるとのこと
その方にアドバイスされたこと『朝日の中で貸切露天風呂に入ると朝日が白樺の林を照らして美しい』と

翌朝は早速みんなで入ることに! 夫はさすがに『いいよ』と 濁り湯だから大丈夫なのに・・・
モデルが二人・・・妹の特別参加です
朝の4時、この日は天候があまり良くなくて、陽も射していませんでした
何故か雨でも、陽も射していないのに二人で笠を被って記念写真
こんな小さなお風呂でしたが、それでも白樺の林の中の露天ぶろは最高でした
入口の感じもいいでしょ   内風呂も同じような趣のある階段を昇って行きます                マウスオン
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妹は土曜日に仕事で来られないということでキャンセルしようと思ったのですが、翌日は乗鞍に登るという予定だったので
夜の内に旅館に入った方がいいのではないかということで仕事が終わってから合流しました
食事は遠慮していたので、私が頼んだところ、時間外にもかかわらず快く出してくれました
しかもお一人では寂しいでしょうから皆さんでどうぞと・・・
妹は山菜(珍しいもの)が大好き
初めての山菜もあり一番喜んでいました
旅館の方の優しさに感謝しました

朝食も山菜中心
朝食は、皆で《温泉粥》にしてもらい、自家製の《一夜干しの岩魚》さっとあぶって食べると美味しいと
めったにこんな食事は食べることができない


そしてここは【日本秘湯を守る会】の会員
全国にたくさんある会の旅館に3年間で10泊すれば無料宿泊をプレゼントだそうです
旅慣れた妹もすっかりこの旅館が気に入り、『10泊する』と意気込んでいました
すると素敵なおかみさんが、『ちなみにうちでは離れの特別室をご提供しています』と
俄然やる気になった妹・・・達成できるか! その暁には私も自費で参加したいと思っている  夫は不参加か (=v=)

宿を後にしようと車に向かったところ、車のガラスをすべて拭き上げてくれていた
気配りのある宿、もう一度来てみたいと思いました
また字数の問題で、続きは次回にアップします







上高地・乗鞍に行ってきました PartⅠ

2010年06月17日 | 
先週の土曜日、夫と娘の3人で上高地に行ってきました
設計士の娘は、昨年の10月から転職を考えていて、晴れて7月より新しい会社に再就職することとなりました
年間の休みは、片手ほどで毎日深夜の2時くらいまで毎日働いていました
娘にとってそれはそんなに問題なことではなく、自分のやりたい設計の仕事が中々出来ないことに悩んでいました

辞めるというのに、先月の中旬から6月いっぱい有給休暇をもらっているとのこと
母親としては、そのことが心配で聞いたところ、隣の席の役員の方が休みが取れるように配慮してくれたとのこと
とてもありがたいことで・・・飛ぶ鳥 跡を濁さず・・・の譬え通り最後まで勉強させてもらった会社に感謝してもらいたいと思います
一人アパートで何をしているのかと思ったら、今までできなかった資格試験を来月受けるため勉強をしているとのこと

そんなことで、また休みなど取れるかわからない業界でもあるし、気晴らしをさせてあげようと一泊旅行を計画しました
鎌倉など近場でゆっくりというのもいいし・・・結局、予てから行きたかったという上高地にしました

家を4時半に出て上信越道から松本方面に入りました
そして、環境保全のためマイカー規制されているので沢渡からタクシーで上高地に入りました

そして、標高1500mの高地では木々が緑に染まり始めたばかりで緑が一番きれいな時
タクシーの運転手さんが、『先週はまだ葉が出ていなかった』と話してくれました

大正池で降り、明神池まで歩く予定です
さすがにこの大正池の透明度は圧巻です
タクシーの運転手さんの情報によると、『水の中に1分手を入れていられないよ』と
本当に冷たい! でも思わず手を入れたくなるほどのきれいな水です
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素晴らしかったのは、水の透明度だけではなく空の青さにも感動しました
初めて行った娘もうれしそうです


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大正池から田代池までは、林や湿原の中を30分ほど歩きます
まだ芽吹いたばかりの木々の葉や花が美しい
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自然研究路:梓川コースを歩きます
エメラルドグリーンの梓川に沿って自然を満喫!
どこを見ても素晴らしい自然が目の前にあります o(*^▽^*)o
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上高地に行くことを決めてから、TVでたびたび上高地の企画をやっているのを目にしました
その情報から帝国ホテルのランチは是非一度食べてみたいと、計画の中に入れました
今回宿泊もそこにしようと考えていましたが、部屋が取れず断念
人気のランチということだったので、早々に帝国ホテルに向かいました
4時前から起きていたのですからランチが早くても問題はありません
帝国ホテルなのに屋根はトタン屋根です 雪の対策なのですが・・・
どこの部屋からも素敵な自然が見られることでしょう
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帝国ホテルのレストランの前に着いたところ、11時開店なのに10時半にはすでに行列ができていました
そして、50席のレストランは開店と同時に満席になりました
《信州産 地卵のオムライスとハッシュドビーフ&こしあぶらの天ぷら添え》・・・私はTVで見て絶対にこれが食べたいと思っていました!
夫は、《帝国ホテル伝統のビーフカレー》、娘は、《上高地帝国ホテル特製ハヤシライス》を注文 (^-^*)
期待通りの味に舌包みを打ち、接客マナーにも さすが帝国ホテル!と満足しました
木のぬくもりに包まれ、山のホテルの雰囲気を存分に味わいました
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朝が早かったので、もう夕方のような感覚です
お腹がいっぱいになったところで河童橋に向かいます
また景色の良い梓川沿いを30分歩くことに

野生のサルがたくさんいました
でも人に慣れていて、上高地のサルはとてもおとなしいサルでした
何だか、子ザルを親ザルが守っているようなそんな様子に見えました
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河童橋に到着
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この日の私が一番好きな景色、最高の場所でした
ずっとここにいたい気分になります
この日の気温は、15℃前後で歩くにしても休むにしても絶好の日和でした
“空気が美味しい!” 素晴らしい自然です
人間の社会がが真剣に取り組めばこんな素晴らしい自然がたくさんできるんですね

河童橋から岳沢湿原を抜け梓川右岸歩道を、1時間と少し歩いて明神池に到着です
ここは以前登山で訪れたので2回目です
山々が素晴らしい、鳥のさえずりが・・・
ここは“見て”“聞いて”“匂いをかいで”“触れて”・・・まさしく五感すべてで楽しめるところです

明神池の入口の鳥居は菊のご紋でしょうか
池畔には穂高神社奥宮が鎮座し、池は穂高神社の神域となっています
明神岳からの伏流水が常に湧き出ているため透明度が高いのだそうです
10月には、平安朝風の飾りをつけた舟が浮かび、一年の山の安全と万物永世安静が祈願されるのだそうです
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明神池で夫の立てた行程は終了です
でも、その先の徳沢地区にニリンソウの群生があることをTVで見て『行きたい!』と言い続けていましたが、却下されていました
『少しだけ』ということで許可が下りたので行くことに
そこまでは小1時間ほどかかりそうです
徳沢地区に入ると林の中にニリンソウが咲いています
20分ほど歩いたところで、時間的にもそれで満足でした
小さな画像でよくわからないと思いますが、さまざまな山野草に雑じり素敵でした
写真を撮る人をたくさん見ました
そして、ベストショットを撮るために林に踏み込んだ形跡が!
小さな山野草は無残にも踏みつけられていました
今守られてきた素晴らしい自然に感動していたのに、最後に残念なものを見ました
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当日は、白骨温泉に宿を取り、翌日は乗鞍に向かいましたが、字数の関係で次回にアップします <(_ _)>

            字数の関係でそれぞれに“マウスオン”を入れることができませんでした


二日目、京都 八坂神社・丸山公園編

2010年04月29日 | 
いよいよ完結編になりました <(_ _)>

哲学の道から平安神宮・南禅寺・知恩院・・・行きたいところはたくさんありましたがもう3時を過ぎました
最後にどこに行こうか・・・特に理由もなく夫が行ったことがないという八坂神社に行くことになりました
予定では徒歩で向かう予定でしたが、もう歩くことが辛くなってしまいタクシーで移動することにしました

タクシーの運転手さんがとてもフレンドリーの方で、あまり話しかけることをしない私たちに親切にガイドをしてくれました
“さくら”を見に来たことを言うと、運転手さんが
『今の季節でもう一つ美しいものがありますよ そこを回ってもいいですか?』と

記憶がすでに定かではありませんが・・・
知恩院の近くを流れる小川のようなところで、新芽の出た“柳の並木”が素晴らしかったのです
知恩院を過ぎたところだったと思います
桜の美しさにも引けをとらない“柳の新芽”がとても美しかった
でも、疲れていて気力もなく、一眼レフではないと思うとタクシーを止めてもらう気にはなりませんでした
それが今思っても、今回の旅行で一番残念だったことでした

そして、素晴らしい平安神宮の桜をTVで見ると立ち寄ればよかったなどと後悔があります
またいつか行くことができると思って次回の楽しみとしました

八坂神社 は、厄除け・疫病退散・商売繁盛の利益を授かる神社として親しまれている京の町の守り神です
全国の祇園社の総社で、7月に行われる“祇園祭”で有名な神社です

祇園祭は、千百年の伝統をもつ八坂神社の祭礼です
祇園祭の始まりは、京の都をはじめ日本各地に疫病が流行したとき、「これは祇園牛頭天王の祟りである」として、
平安京の神泉苑に、当時の国の数 66ヶ国にちなんで66本の鉾を立て祇園の神を祭り
さらに神輿も出し、災厄の除去を祈ったのだそうです

煌びやかな、京都らしい西楼門が見えてきました
奥に入ると、本殿・舞殿・南楼門などが見えてきます
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もう時間がないので、足ばやに円山公園に向かうと《祇園の夜桜》という大きな枝垂桜が見えてきました
ライトアップされた桜は夜桜の名所ともなっているそうです
そこまでは見ることができず、これも残念です
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円山公園は、国の名勝に指定されている公園です
中央に池を配した回遊式の日本庭園でこの日は、満開の桜の下でお花見をする人たちであふれていました
夜の部用のブルーシートも目立ちます
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こちらも柳ですが、新芽が美しかった並木はこのような形ではなく長く下がり雨のようで、とても美しかったです

今回の旅行はこれでおしまいです
なが~い間ご覧いただき、またたくさんのコメントも頂きましてありがとうございました

京都タワーが見えてきました
もう最後かと思うと寂しい気持ちがしました


京都駅は、日本有数の観光都市である京都市の玄関ということでしょうか
近代的なりっぱな駅です
この駅ビルでたくさんのお土産を買って帰途に着きました
帰りの新幹線の中は、ぐっすりと眠ってしまいあっという間に東京駅に到着しました
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            ありがとうございました


二日目、京都 鹿苑寺・哲学の道編

2010年04月26日 | 
仁和寺から龍安寺をとばして、バスで6つ目、金閣寺に到着しました
総門までの道が素敵だったのでパチリ
そんなことばかりしているので、夫とはいつも別行動になって、いないことに気がついて急いで追いかけます
すると、入場券を買って待っていてくれます m(_ _m)
歩く所よりも一段高くなっている苔むした場所を見ながら歩くと
入り口の手前に、写経場の建物が見えてきました
『写経のおすすめ』・・・このような趣のある所で、じっくりと写経をするのもやってみたい気がしました
                                  ※鹿苑寺の写真はすべて2枚の写真が入っています マウスオンでご覧ください
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入口の所で受け取った入場券と境内案内パンフレットに驚きました
入場券はお札です
案内パンフは、英語が目立ちます
日本語よりも、英語・中国語・韓国語のスペースが圧倒的に多い
それだけ海外の見学者が多いところなのだということなのでしょうか
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修学旅行の他に一度は来ていたのですが、今回パンフレットを見て、金閣寺の正式名称は“鹿苑寺”だということを忘れていたことに気がつきました
早速タイトルを金閣寺から鹿苑寺に改めました
舎利殿の金閣が有名なために“金閣寺”と呼ばれていますが、【鹿苑寺】という臨済宗の禅寺です
鹿苑寺 は金箔をふんだんに使った絢爛豪華な足利3代将軍義満の別荘という知識しかありませんでした
中学の時に、“北山文化”というのも暗記したのを覚えています
義満の死後、義満の法号 鹿苑院殿から“鹿苑寺”と名付けられたそうです
きんきらはあまり好きではありませんが、金閣が見えると目を見開いてしまいます
鏡湖池(きょうこち)に静かにたたずむ金閣はやはり日本の宝物だと思います
そして、昔の人の信仰の深さを感じます
この庭園もまた室町時代の代表的な池泉回遊式庭園で国の特別史跡・名勝に指定されている美しいものです
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金閣を横手に見ながら進むと、“方丈”があります
方丈とは、禅宗寺院で住職の暮らす建物のことで、その正面に庭園を設けるそうです
檀家がやってくると建物正面奥にある檀那の間に通し、庭を見つつ話などすることを想定していたといわれます
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方丈の北側には、義満が自からお手植えされたとされている“陸舟の松”が見えてきました
京都三松の一つに数えられる、舟形をした樹齢600年と言われているりっぱな松です
これが“盆栽”だったなんて信じられません
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京都には桜を見に来ました
鹿苑寺の桜を探しました・・・これだけでした (。_。;)
鹿苑寺は、松の木が似合います
そして、冬、雪化粧をした金閣を見てみたいと思いました
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鹿苑寺境内を散策しました
不動堂・安民沢・夕佳亭・・・お休み処は外国人で賑わっていました
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ガイドブックによると鹿苑寺も桜の名所となっていましたが、ヤマサクラを数本見かけただけでした
鹿苑寺は素晴らしいと思いましたが、この時期に来たのだから他をまわればよかったと思いました
鹿苑寺を出たところで、左大文字山の“大”の字が見えてきました
ここで一眼レフカメラの4GBのメモリーが無くなってしまいました
カメラの重さと歩きながらレンズ交換をしたりしていたので、ちょっとホットした感じがしました
きれいに残したい気持ちと体力との葛藤でした
早々にメモリーカードは購入しておくべきだと反省しました

次は、哲学の道に向かいました
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哲学の道の桜は“関雪桜”と呼ばれ京都の人々に親しまれてきました
“関雪桜”とは、画家 橋本関雪が画家として大成した時に、自分が非常に困っていた時に惜しみなく援助をしてくれた京都の人々に
何か御礼がしたいとうことで、大正11年に360本の桜の木を植樹され、その後も繰り返されたということです
“関雪桜”の名称は並木に対しての名称です
種類はよくわかりませんが、ソメイヨシノ・枝垂桜・大島桜など数種が咲き誇っていました
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あと少しなのですが・・・続きます m(_ _m)





二日目、京都 仁和寺編

2010年04月24日 | 
二日目の京都です
京都市内は原則として徒歩で!
あとは、市営バスの【一日乗車券カード】を500円で購入してバスも使いました

天龍寺からはバスで仁和寺に向かいました
遅咲きの御室桜で有名な世界遺産です
仁和寺 は、宇多天皇が創建した旧御室御所です           ※右近の橘と左近の桜の表記を間違えてしまいました <(_ _)>
<仁和寺>
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ここで見たかったのは、仁和寺の特別な桜【御室桜】です
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御室桜は、江戸時代の頃から庶民の桜として親しまれ、数多くの和歌に詠われているそうです
“御室”と名付けられていても“庶民の桜”だったというのは驚きです

御室桜の特徴は、“遅咲き”“背丈が低い”
遅咲きというのは、調べた時にわかったのですが、暖かい日が少し続いたので期待していましたが
やはり硬い蕾でした
背丈が低いのは、土壌が粘土質により根を地中深くのばせないためではないかということです
これは現在でも調査中ということです


JR東海の『そうだ 京都、行こう。』は大好きなCMの一つです
今年は、この五重塔を背景にした満開の御室桜でした
そのCMを見て今回の京都旅行を思いついたといっても過言ではありません
過去には、平安院宮・天龍寺・二条城・高台寺・大覚寺・丸山公園・上賀茂神社・南禅寺・醍醐寺など歴代の春の桜のCMに出たところです
その時々のイメージに合わせて音楽楽器を変えるなど幻想的な音楽や、何といっても長塚京三さんの優しいナレーションは惹きつけられます
キャッチコピーがまた素晴らしい・・・単純な私はすぐに行きたくなってしまいます

歴史を刻んでいる風情の桜の木
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浩宮様(現皇太子)が植樹された桜
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ヤマザクラ
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桜を見に行ったのですが、反対の季節の紅葉があまりにも美しかったので・・・
ここから約3週間たった現在、HPを見ると青々と茂った紅葉に驚きました
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天龍寺、仁和寺と時間をとってしまったためにこの後の予定はかなりカットすることになりました
バスで金閣寺に向かいました 続きます



二日目、京都 嵐山・天龍寺編

2010年04月22日 | 
タイトルは“二日目”となっていますが、深夜に出たバスで早朝に京都駅に到着して奈良に向かい一日中歩き回り
やっと京都に戻り、ホテルでのんびりできるかと思ったのもつかの間・・・

京都は二条城前のホテルを予約していました
ホテルの部屋は、二条城側の最上階をとることができ、うれしくて仕方がありませんでした
子供のように、着くなりホテルの部屋から撮った写真です


ホテルのフロントで、“二条城では21時半までライトアップ・イルミネーションがもようされている”と聞き、もちろん行くことに!
奈良から戻りホテルに着いたのが7時、すぐに食事を出していただき、急きょ二条城に向かいました

せっかくの京料理も急いですませ、二条城に出発です
すでに大勢の人が訪れていました
夜桜まで見ることができるとは思ってもいなかったことで、とてもラッキーなことだと思いながら・・・
ライトアップされた桜までは、通路を足下灯で演出し幽玄の世界を創出しているそうです
しばらく歩くと見えてきました
素晴らしいライトアップされた桜です
写真もチャレンジしてみたのですが、まともな写真はほんの数枚です
京都の寺院は、三脚禁止の場所がとても多いです
何とか様子がわかる貴重な写真です                                           マウスオン
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二条城の敷地はどのくらいあるのでしょうか?
疲れました
順路に沿ってライトアップされている桜を堪能したのですが、その途方もなく続いているライトアップされている桜
調べてみると、山桜・里桜・八重紅枝垂桜など200本を超える桜があるそうです
最終の時間まで見学して帰ろうとすると、入口近くで若い男女に見送りを受けました
後で知ったことですが、京都造形大学の学生がこの桜のライトアップや足下灯を演出していたそうです
学生たちが、このような遺産の中で力試しができることは素晴らしいことだと思います
大きな声で『ありがとうございました!』と見送られ、私も『おつかれさま!』と言いたかったのですが、
感動してどが詰まってしまい言葉が出ませんでした
これで、本当に一日目が終わりました (▼-▼*)
長い一日でした

二日目、起きたらすぐに窓に向かいました
また窓から記念写真をパチリ・・・二条城、そして京都市街の早朝の様子です
二日目は残念ながら、うす曇のようです                                           マウスオン   
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【二日目】京都
二条城・渡月橋・仁和寺・龍安寺・金閣寺・銀閣寺・哲学の道・八坂神社・平安神宮・智恩院・清水寺・・・
これは、あくまでも予定です
帰りの新幹線は、18時台の出発を予定しています
それまでの時間は約10時間です
昨夜の二条城のライトアップは、200本の桜でした
でも、二条城には約50品種・約400本の桜が咲き乱れているとのこと
朝はそこからスターしたいと思っていたのですが、「もう見たのだから渡月橋に向かう」と言う夫
ホテルに荷物を預けて行くので、時間さえあれば見ることもできるということのようです
仕方なく断念しました
この日京都は薄曇りの天気、奈良のような晴天だったら桜が、風景がどんなに美しく見えたことでしょう
それも仕方ないこと

【嵐山・渡月橋】                                                       マウスオン
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りっぱな枝垂桜が満開でした
こんなに美しい桜の木のそばで驚くような光景を目にしました
夜桜を見ながらの宴会があったのでしょうか?
ビールの缶やら食べ残しなど、目を覆いたくなるような悲惨な光景です
まだ早朝だったので遭遇したのか、清掃をされている方が気の毒になりました
これほどの有名な所で・・・あきれてしまいました                                     マウスオン
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うす曇でも、ピンクの濃い八重の桜は美しく見えます
今回の旅行で何度も見ることができました                                         マウスオン
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嵐山を見た後は、歩いて天龍寺に向かいました

【天龍寺】 は、後醍醐天皇の菩提を弔うため足利尊氏が創建した臨済宗の禅刹                 マウスオン
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天龍寺は、初めて訪れた場所でした
素晴らしい建物も、庭園も、そして桜が“見事”“圧巻”・・・なんと表現したらいいのかわからないくらいでした
本堂の横から山水の庭園に周り、築山をツツジを見ながら散策していると すばらしい“枝垂れ桜の饗宴”でした
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                                     竹林の小径以外は2枚の画像になっています マウスオンしてご覧下さい
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築山には満開のミツバツツジが美しかった
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花形が丁字形なのでその名がついたという“丁子桜”、薄紫の可愛い桜でした
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中国名の“海棠”を和音読みした“カイドウ”という名で馴染んでいたのですが、関西では?“カイドウザクラ”という明記になっていました
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こちらも中国名の“石楠花”を和音読みした“シャクナゲ”
ツツジの仲間ですから花はツツジと見間違うのですが、色が、そしてラウンド状に咲くこのシャクナゲが素敵でした
苔むした中にゼンマイ?(不明)や花々が整然とある庭園に、
日本人の私たちばかりか異国の人たちもしきりにカメラのシャッターを押していました  
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天龍寺の出口は、こんな竹林の場所に出ます
この小径を、素晴らしかった庭園の余韻を感じながら歩きました o(*^▽^*)o


PartⅡ 仁和寺編に続きます <(_ _)>




一日目、奈良 興福寺編

2010年04月17日 | 
PartⅡで掲載したかった、金峯山寺と東大寺の桜です
gooブログは、一回の投稿が10000字以内なので、やむを得ず・・・
PartⅢの予告をしたところ夫から、『引っぱるねぇ~!』と言われてしまいました
奈良だけで3回!・・・お付き合いいただきまして、本当に申し訳なくまたありがたく思っています

金峯山寺への参道です
この桜の時期に、この人の波です・・・思うことは一緒です
参道には、奈良の名物“柿の葉ずし”の名店が・・・
ここにも長い行列ができていました                                             マウスオン
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こちらも奈良の名物? “焼き山栗”です
天津甘栗とは違い、自然な栗特有の甘さとホクホクした食感が美味しかった
大きくて・・・まだ口の周りの傷が痛くてこの大きさは一気に口に入れることはできなかったのがとても残念   マウスオン
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大好物! 吉野の名物“本葛”
葛は奈良時代より食用にされ、その根より採取したでんぷんを乾燥したものが“葛粉”
その葛粉を水で溶いて砂糖を加えて煮て、これを硬く練ったものが“くず餅”です

昔の人はどんなふうにして、この葛をこのようにして食べようと思ったのか
そんな風に感心するものは多いのですが、こちらもその一つです                            マウスオン
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                             東大寺の桜
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東大寺から、工事中の若草山の山麓を歩いて、興福寺に向かいました
奈良の行程はすべて歩き
日が落ちてきて、もうすでに疲れはMAXに達し・・・
でも“念願の・・・”なのだからもう少しがんばろうと老体に鞭を打ちながら歩きました

時間がなくなり、春日神社は断念することにして、奈良駅の方向に歩くことにしました
途中、興福寺の境内を通り抜けるように見てきました
興福寺 は藤原鎌足が重い病気を患った際に、夫人である鏡大王が夫の回復を祈願して、
釈迦三尊、四天王などの諸仏を安置するために造営したものと伝えられています
古都奈良の象徴だという高さ50mの五重塔が、沈みかかった太陽に照らされてとても美しく思いました
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東金堂(1枚目)中金堂の東にある金堂で、西向きの建物です
聖武天皇が叔母元正太上天皇の病気全快を願って建立したものです
南円堂(2枚目)日本に現存する八角円堂のうち、最も美しいと賞賛される北円堂
こちらは南円堂、基壇築造の際に地神を鎮めるために、和同開珎や隆平永宝をまきながら築き上げたことが明らかになったようです
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興福寺には、金堂が3棟あります
その中心となる金堂を中金堂と呼びます
その中金堂は、ただいま再建中ということでとても残念でした


この態度、どうでしょう (・-・*)
“せんとくん”初めてTVで見た時に、「好きじゃない!」と思いました
そして、いろいろな物議を醸した“せんとくん”
奈良に入った時から様々なところで対面していたのですが、写真を撮る気になれませんでした
でもこのふてぶてしい態度、ここは奈良のキャラクターを扱っている《ならクターショップ》の店先
店先なら当然立って迎えてくれるのが当たり前・・・なんて思いましたが
撮ってしまいました o(*^▽^*)o  がんばれ!せんとくん
お店で売られていた“大仏絹プリン レアチーズ”、ホテルに帰ってから食べました
”絹”とろけるような舌触りの美味しいプリンでした                                     マウスオン
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近鉄奈良駅前の噴水の中に立つ像がありました
陶器製の赤膚焼の像は、奈良時代の僧侶“行基像”です
奈良の行程ここまで、近鉄特急で京都に向かいました                                 マウスオン
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桜の時期が過ぎてしまいそうで焦っています
なるべく早く京都もアップしたいと思っています
見ていただいている皆さんに感謝しています、ありがとうございます



一日目、奈良 金峯山寺・東大寺編

2010年04月15日 | 
金峯山寺 の本堂 蔵王堂は、桧皮葺きの重層入母屋造りで、堂々とした威容の中に、優雅さがあり、
たいへん勝れた建築という高い評価を得てるそうです
「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録された金峯山寺・蔵王堂です
4枚目の画像は、金輪王寺 吉野朝皇居跡、後醍醐天皇の皇居です
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蔵王堂の敷地に入ると、ホラ貝の音が聞こえてきたので、何かはわからなかったのですが走りました
そして、“ベスト”シャッターチャンスは逃したのですが、こんな写真を撮ることができました
厳かなこんな風景を一部始終を、一度は見てみたいと思うのですが・・・                       マウスオン
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                             金峯山寺の桜
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やはり、奈良に行ったら“大仏さま”に会いに行かなきゃ!
東大寺
聖武天皇の勅願により8世紀中ごろに建立された華厳宗の総本山
数多くの国宝建造物本尊の“大仏さま”(盧舎那仏)をはじめ、三月堂の伝日光・月光菩薩立像、
戒壇堂の四天王立像など天平の傑作が揃う

数多くの国宝建造物が立ち並ぶ広い境内は緑あふれ素晴らしいと思いました
  鏡池から中門、世界最大の木造建築物 大仏殿を望み
  観光客で賑わう大仏殿前の広場
  大仏殿前の広場から見える金色に輝く“七重塔相輪”
   ※七重塔相輪とは、東大寺創建当時に100mもの七重の塔があったと云われている
     その七重の塔の相輪のレプリカが塀越しに見えるものです

  参道で見かけた鹿たち 人になれていて近づいてきます
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旧暦2月に行われる“お水取り”で有名な 二月堂 です
現在の建物は2回の戦火と失火で、1669年に再建されたものです
本尊は、何人も見ることを許されない絶対秘仏なのだそうです
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二月堂周辺には、三月堂・四月堂・開山堂があります
敷地内には、国宝級の建物がぎっしり詰まっている感じがしました
○十年前に一度だけ来ただけの奈良ですが、悲しいかな記憶の中には奈良公園を歩いたことしかありませんでした
重機などの無い時代に、古代の人々がどのようにしてこれらの勇壮な建物を建立したのか驚きがいっぱいでした

字数の関係で、奈良・PartⅡの後のⅢに続きます・・・m(_ _)m



一日目、奈良 吉野山編

2010年04月08日 | 
念願だった“京都の桜を見る”旅が実現しました
京都にはかつて3回行っています
○十年前に修学旅行で・・・
二十年ほど前に妹が一年ほど京都に住んでいた時に・・・
息子が大学時代、弓道をやっていました
三十三間堂の通し矢に参加した息子を見るために・・・
それでも印象に残っているところもあり、すっかり忘れているところもあります

今回の旅行の目的は、 さくら です
私の住んでいるところも、素晴らしい桜の並木があります
川に沿ってどのくらいの桜が植えられているのかわかりませんが、壮大です
桜と川のベストマッチを毎年楽しんでいます・・・が、
やはり“有名な”京都の桜も見てみたいと思った次第です

一か月前に夫に相談したのですが、仕事の忙しい夫は上の空
そんな夫をよそに、日程など行く方向で構想を練り始めました
問題は、私の勤務が土曜日にあること、そして月曜日は休み
何とか休みを取ってもらうことを前提に計画を進めました

日曜日の早朝に新幹線で京都に入り・・・と思っていたのですが
そんな折、夕方のニュースで高速バスの情報をゲットしました (゜∇^*)
シートがフラットな状態になりゆっくり休める?とか
一度乗ってみたかったというのもあります
そして、早朝の6時過ぎには京都に入ることは魅力でした

毎日10時過ぎに帰る夫は、平日家で起きている時間がとても短い
そんな意識が定かではない時に、『高速バスで行こうと思っているんだけど・・・』と聞いてみた
『えっ~?(不満)・・・』と言いながら寝てしまったので、その夜にバスの予約を取ってしまいました
夫はどこでも寝られる人、私は寝られない人
寝れない人が決めたんだからいいだろうくらいに思っていました
おとなしい夫だからできることです・・・感謝しています
こんな経験はめったにないのだから一度は経験したいと思っていました
そして、運賃がさらに魅力的です
京都まで新幹線指定席の半額で行くことができました
そんなワクワクの旅です

夫が立てた旅程は、
【一日目】奈良 
吉野山・東大寺・奈良公園・・・
【二日目】京都
二条城・渡月橋・仁和寺・龍安寺・金閣寺・銀閣寺・哲学の道・八坂神社・平安神宮・智恩院・清水寺・・・

張り切って旅行の準備を始めたところ、仕事が一つ増えて忙しい出発となりました
お風呂に入ってから出かけたいと思っていたのですが、それもできず顔を洗って歯を磨いただけで出かけました (=v=)
深夜の東京駅、夜中なの?と思うほど人がたくさんいました
バスがたくさん並んでいます
各地に向けて出発する深夜バスです
乗るバスはすぐにわかり指定の席に着きました
清潔なシートにはブランケットが置いてあります                                      マウスオン
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大型バスで、座席は9列・横に3シートでゆったりに見えます
『シートはゆっくりと間隔をとってありますので遠慮なくリクライニングしていただいて結構です』とのアナウンスが入りました
全員が乗り込むと運転席のカーテンも閉められ、少しづつ消灯していき、すぐに完全に消灯になりました
京都まで2回の休憩が入ります
その際もアナウンスはなく、静かに2枚目の写真ほどの明るさになるのが合図です
いつもすぐ寝てしまう夫は、寝返りが打てず眠ることができなかったようです
私はいつも寝返りを打たないからかよく眠れた気がしました
それでも静かに薄明るくなる休憩時には目が覚めてしまいました
怒りもしない夫が、少し気の毒になりました ヾ(・_・。)

京都駅6:20到着して奈良行きの電車を目指してダッシュ
うまく近鉄特急に乗り継ぎができ、上々の スタートです


奈良は今年、平城遷都1300年の年にあたります
奈良の世界遺産に登録された桜の名所、吉野山を歩きました

晴天で少し汗ばむくらいのいい陽気でした
吉野山駅で降りたところで迎えてくれた桜がとてもきれいでした
【ヤエベニシダレ】濃いピンクのとてもかわいい枝垂れ桜です
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【ヤマザクラ】茶色の葉が印象的でした
奈良はこの種類の桜をよく見かけました
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吉野山は、世界遺産にも登録されている日本一の桜の名所
下の千本・中の千本・上の千本・奥の千本、およそ6万本といわれている吉野山の見所です
ケーブルカーで行くのかと思っていたのですが、バスだとさらにその奥まで行けることがわかり中の千本までバスで行くことにしました

竹林院 の庭園“群芳園”は、豊臣秀吉が吉野山の桜の花見をするために作られたものです
千利休が作庭し、一説には細川幽斎が改修したといわれています
池泉回遊式の借景庭園で、大和三庭園の一つとされています
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この竹林院の群芳園は宿泊施設でもあり、懐石料理や温泉などもあるのだそうです
こんな趣のあるところに泊まることも考えれば良かったと思いました

桜を見ながらこんなところを歩きました
漬物・こんにゃく・野菜などをビニール袋に入れて紐で下げて売っています
また、大昔の薬屋さんもありました
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名物の吉野葛を使ったスウィーツを食べることも計画の中にありましたが、疲れたのでここでひとやすみ
わらび餅とゴマのおはぎで疲れもとれました

このお店には藁でかき餅をぶらさげていました
店内ではそのかき餅を火鉢で焼いていて買うことができます
サクサクととても美味しく懐かしい味でした

世界遺産吉水神社 に向かいました
吉水神社は、後醍醐天皇南朝の皇居であったり、源義経・静御前の悲恋の古跡があったり
豊太閤の花見の本陣だったり・・・
また、重要文化財の書院【義経潜伏の間】【弁慶思案の間】【豊太閤花見の間】があります
この書院は、初期書院作りの代表傑作といわれています
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豊臣秀吉は、この吉野山でも2か所の桜を見る場所を確保していたんですね (v^ー゜)
境内からは、中千本・上千本一帯が展望できる《見わたしの いとよき所》一目千本から見た吉野山の桜です
素晴らしい桜を見るための旅、やはりなが~くなってしまいました m(_ _)m
続きます


草津旅行 草津温泉編Ⅰ

2009年03月07日 | 
草津温泉に向かいました
良く言えば“のんびり”している、ふつうに言えば“いい加減”な妹は、約束の時間にちゃんと来たためしがない
“ちゃんとしている”我が家の3人は、いつも呆れている
姉の立場も少しは考えて欲しいもの
時間に厳しい夫も息子も、何故だかこのいい加減な妹だけは大目に見てくれる
妹の弁解をするなら、その日は午前中に部活動を終えて、隣のおじさんのお見舞いに行ってから合流するという予定

本来なら草津に先に行って遊んでいれば何のことはないのですが、前日も草津は雪だったとか
ホテルに問い合わせたところノーマルタイヤは避けた方が・・・
ということでチェーンを持っていない我が家の車では現地までは行けそうにありません
そこで、長野原駅で待ち合わせてスタッドレスタイヤの妹の車に載せてもらおうということに決定
しかし・・・やはり他の選択肢を考えるべきでした
あれほど、待ち合わせの時間を1時間も早く伝えておいたのに・・・



子供たちが小さい頃は、ほぼ毎年スキーに行っていました
草津温泉は、十数年前に一度スキーで訪れただけ、久しぶりの草津温泉です
そんなことで遅くなり、ホテルに着くなりもう夕食の時間です
旅館などで部屋に用意してくれるお茶とお菓子、その日は桜餅を用意してくれていましたが
硬くなってはいけないという配慮から、夕食の後、休んでから食べればいいようにしてくれるという
なんといううれしい配慮


夜の散策予定があるので、急いで夕食の部屋へ向かいました
そこは4人だけの個室でゆっくり食事を楽しむことができました
上州牛のしゃぶしゃぶやシチュー、群馬特産の舞茸など郷土の素材を使った素晴らしいご馳走でした
また、器が素晴らしくてお料理も数倍美味しく感じられました
旅館などで最後に出されるご飯は白いご飯とかゆかりが載っているご飯くらいのもの
おかずが無くなってからなので、お酒を飲まない私はいつも一緒に持ってきてほしいと思っていました
今日、最後に出されたご飯は、なんと美味しい野菜の煮しめがのっているミニ丼タイプでした
  

  


ホテルに着いた日は、偶然にも特別なイベントが行われていると聞いて夕食後急いで出かけました
キャンドルひなまつり 今年で7年目を迎える草津温泉の手作りイベントなのだそうです
幻想的なロウソクの灯りで雪のおひな様を彩るイベント
道路の脇には雪が残っています
そんな中、浴衣に丹前姿で下駄をはいて歩いている観光客をたくさん見かけました
温泉に入った後だったのでしょうか?
私には信じられない光景でした 風邪を引かないように願ってしまいました
  

     願いを込めてロウソクを灯します                       壇上からもパチリ!
  
偶然でしたが、素晴らしいイベントに参加できたことに感謝したい気持ちでいっぱいでした


次は、湯畑の方に向かいました
そこも目を見張るような素敵な光景でした
  

  


素敵な夜を満喫して帰ると部屋には布団が敷いてあり
机の上には個々にラップをした桜餅が置いてありました
たくさん歩いたのでちょうどいいタイミングです
美味しい桜餅、早速いただきました                                             マウスオン
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このホテルは、名前にちなんで桜餅のお皿も座イスのクッションも、枕カバーも、みんな雲の模様
1月に入ってから探してやっと取れたホテルでした
気持ちがゆったりでき居心地のいいホテルでした

その晩は、みんなでお酒を飲みながらとりとめもなくおしゃべりをして夜が更けていきました

草津温泉の旅、続きます



草津旅行 前橋編

2009年03月06日 | 
私の妹は温泉が大好き
実家の近くにはたくさんの温泉が湧き出ていて、500円くらいで入ることができる施設がたくさんあります
妹は一人暮らしなので、ふらっと友人を誘ったり、一人でふらっと出かけたり
弟家族と私たち家族が集まる時は、お風呂の順番を待ちきれないのでみんなでお風呂に出かけたりします

妹は温泉が好きなので、ぜひおばあちゃんたちも連れて行ってあげたくて今年は草津温泉に誘ってくれました
相変わらず外に出るのが嫌いなおばあちゃんたちは、「あなたたち行ってきなさい」と・・・
結局何回か説得したものの今年も夫と息子と妹の4名の珍道中になりました


おばあちゃんたちが行かないのならめいっぱいの計画を立てる
妹は、土曜日の午前中は部活動の仕事があるので、夕方5時ころに草津入りする予定
私たち家族3人は、群馬県前橋市にある群馬県のランドマーク、群馬県庁舎に寄ってから草津に入ることに

最上階の32階には、展望ホールになっていて利根川、赤城山、榛名山、天気がよければ遠く浅間山も一望できるとのこと
あいにくの曇り空、雪の予報も出ている日
はるか山々は見ることができませんでしたが、爽快な感じでした
とてもりっぱなビルで、県人ばかりか私たちのように他県の人でも無料で見学ができます

  県庁ビルは、地上127mの日本一のノッポビル        高速の快適なエレベーターで32階までノンストップ
  

   案内表示などもとても親切な感じがしました          バリアフリーで、車いすの人も見かけました
  

   前橋の街を一望できるパノラマがひろがります          利根川の流れ、この風景が一番好きでした
  
それにしてもりっぱな県庁舎でした
しかしながら、警備の人の数は多かったのですが、人が少なくてびっくり
街中を散策した時も、人がいないのに驚きました
偶然だったのでしょうか?
県庁舎を出た私たちは、市営駐車場に車を置いて、前橋の街を散策しました
またこれも面白い風景を見ることができました

廣瀬川河畔緑地、ケヤキ並木が続く廣瀬川沿いの遊歩道   廣瀬川が枯れている?苔むした石がきれいでした       
  

  萩原朔太郎像・・・こんな感じの人だったんだ       前橋文学館・・・ここに“つり雛”が飾られていました
  

人通りはほとんどありませんでしたが、たくさんの面白いものを発見しました  これはほんの一部  楽しかった
  


 前橋は、豚肉産出額が全国上位に入るほど
 そして、ソースかつ丼の発祥の地ともいわれている

 昼食は、ここのソースかつ丼!と決めてきました
 このお店は、“西洋亭 市”
 大正4年創業の老舗?
 でも、とっても変わったお店でした
 お店の中に入った時に、『温か味を感じた』という息子  
 私は、大正ロマンを感じるよようなお店を期待していた
 
 店内の真ん中にはストーブが
 それを囲むように、テーブルが置いてありすべて違うもの
 私たちが座ったテーブルは、屏風を改造したものとか
 学校の机もあり、後から入ってきた女の子のグループにウケていました
 
 1時近くに入った時は、誰もいなかった店内は、すぐにいっぱいになりました
 やはり、観光でやってきた人たちか?

 自慢のソースかつ丼をいただきました
 息子は美味しいと・・・夫は無言
 私は、いつものとんかつがいいと思いました

  

高崎はかつて上信越自動車道ができる前は実家に帰る時に通った街
前橋・・・あまり馴染みがなかったのですが、楽しませていただきました
ここで、一旦終了します