今回の行程を組んだのは、夫
もっと温泉でのんびりしたいところですが、前夜から翌日の予定を発表される
8時には宿を後にするとのこと
時間に厳しい夫はまごまご化粧などしていると怒られてしまう
娘はササっと仕上げ、私は念入りに (=v=)
「そんなのもういいから」優しい言い方をするけどそれが絶対!
妹は全くお化粧をしないので最後の最後まで温泉に入っている
夫はもう一度行程を確認していることが多い・・・これが旅行先の朝のひとこまです
2日目は飛騨高山も候補の一つでした
娘がまだ行ったことがない、興味のありそうなところをいろいろと考えてみたのですが、結局乗鞍岳トレッキングに決めました
2年前の夏にも乗鞍に行ったのですが、その時は息子と一緒で、お花畑を散策後山頂に向かおうとした時に突然の雷雨に見舞われ
しばらく避難していたのですが真っ暗な空は回復不可能だったため断念した経験がありました
今回は2回目のチャレンジ、登山ができる準備は万端です
乗鞍岳も乗鞍スカイラインと乗鞍エコーラインが2003年の開通時から環境保護のためマイカー規制が行われています
“ほおのき木平バスターミナル”から“畳平”までは、乗鞍スカイラインをバスで行きます
どんどんバスが進んでいくと周りは白い雪の世界になりました
畳平に到着すると視界は良くない状態、そして何といっても寒い
みんなで登山用のジャケットを羽織り、私はあまりの寒さにズボンまで履きました
標高2,702mの畳平には、乗鞍神社本宮・宿泊施設・郵便局・売店・食堂などが揃っています
ここは、“山岳観光のメッカ”と言われているように、恵比須岳・不動岳・富士見岳・大黒岳・魔王岳など晴ていれば手軽にトレッキングが楽しめるところです
山の自然や高山植物も気軽に楽しめます
それでも周りを見渡せば、標高3,000m級の山々がそびえ立っています
夫の計画では、3,026mの主峰、剣が峰を目指します・・・と思ったのですが、視界はこのような感じ マウスオン
乗鞍岳は、南端の剣ヶ峰から大日岳・屏風岳・朝日岳・蚕玉岳など八峰が並び、室堂ガ原から北へ里見岳・摩利支天岳などの山々、
さらに畳平付近には恵比須岳・大黒岳・魔王岳・烏帽子岳・大崩山などの3,000m級の山々が5kmに渡って連なっている
この連峰の総称が乗鞍岳なのだそうです
また乗鞍岳は、長野県と岐阜県にまたがり、コヨーデ型の美しい山容で長野県の松本方面から見るとなだらかな曲線を描き広く裾野を広げていて
岐阜県の高山方面から見ると山のかたちが馬の背に似ている事からこの名が付いたと云われているそうです
畳平バスターミナルから、約1時間ほどで、剣ヶ峰山頂に行けるというがこの視界では絶対に無理! と思ったのは私だけ
娘も妹も文句一つ言わずに夫の後を歩き始めています
今年は4月、5月と低温傾向が続き雪解けが進まず、例年に比べて残雪は多めだそうです
夫もこの雪は想像をしていなかったようで計画してしまった
「お義兄さん、情報不足ですね (^○^)」と妹に突っ込まれ、
「(出発した前の晩)仕事から帰ってライブカメラで確認したんだけど、何も見えなかったんだよねぇ~」と・・・
夜中に見えるわけがない! 皆で大爆笑
2,700mの鶴ヶ池もこんな感じです
夫は慎重なはずなのにどこか抜けている・・・遭難したらどうするのか?
私は、はるか皆と離れて渋々と歩き始めました マウスオン
この雪の絶壁を見てください
人気もないこんな道なのに、まだ歩くの? (T-T*) マウスオン
それでも30分ほど歩き続けると、剣ヶ峰肩の小屋が見えてきました
そしてバスターミナルよりも徐々に視界は良くなってきました
風が霧を飛ばすと、美しい山頂が見えてきます
ここまで来る道も、雪の中を歩いたりしました
まだ、山頂に登るつもりなのか いやいや後ろからついて行きました マウスオン
人気がないところですが、スキーボードを担いだ人に遭いました
そして、下を見るとスキーをやっている人がたくさんいました
スキーを楽しむのが目的の人は、バスの止まっているところから登るようです マウスオン
コロナ観測所の裏手、雷鳥を発見!
静かに見ていましたがじっと動かずにいました
別の所では、動き回っていたり飛び立ったり・・・4羽の雷鳥を見ることができました マウスオン
剣ヶ峰肩の小屋で小休憩
トイレに行ってビックリ!
ドアがすべて外されていました
誰もいないからいいようなものだけど・・・何か理由がありそうです
山小屋もこの雪では営業はしていないようです
周りの様子を見た夫がその先の山頂に行くことは断念しました 賢明な判断でした!
引き返す道も同じ道になってしまいました
来る時は濃い霧で見えなかった“乗鞍岳コロナ天文台”が見えました
剣が峰の山頂は無理だったので、“富士見岳”を登ることになりました
小さな山とバカにしていましたが、登り始めるとごつごつした意外と急な岩山です
登ること10分、2,817mの山です
それでも達成感があり皆で『万歳!』と叫びました マウスオン
富士見岳からの眺めはやはり違います
鶴が池とお花畑、そして周りの山々が一望できます
鶴ヶ池の淵にきれいな水色の部分が見えました
何かと思っていたら『アイスブルー(ice blue)じゃないかなぁ?』と妹に教えてもらいました
アイスブルーとは“氷河の水の色”だとか・・・
神秘的な素敵なブルーの色です マウスオン
“一寸先は闇”のようなスタートでしたが、楽しいトレッキングになりました
上高地の時のように晴天だったらどんなに美しい山々が見れたのかと思うと残念ですが・・・
帰る途中、長野道豊科インター近くの以前から知っていた“おやき”の専門店に立ち寄りました
“おやき”は別名「やきもち」とも言われ、信州の昔ながらの郷土食
麦やそばを練って生地をつくり、山菜やあんこを入れてまるめ、囲炉裏で焼いたりせいろで蒸したりしたもの
この あづみ堂 は、手作りにこだわっているというのと、店内に囲炉裏を用意してあってその場で温かいおやきが食べられるのが良い
おやきの種類もとても多くて、来る度に新しい味が増えている
現在季節限定のものも入れると20種類以上あるという
生地も2種類、地粉とそば粉、お好みで =^-^= マウスオン
私は、《ひじき》と《ナス》の2種類を頂きました
夫はここでも《あんこ》しか食べられないと (=v=) 食べられない人はほおっておいて、娘がアパートで食べる用のものと家のお土産として大量に購入
大量というのも、毎日家にいる義父母が昼食に食べたらいいと思ってのこと
以前もこのお店からは義理の妹のお母さん(安曇野在住)から送ってもらったりして喜んでいたので買ったのですが・・・
義母たちに買ってきたおやきの箱を開けてたくさんの種類を説明し始めたところ『食べたことないから・・・』と『食べない』とのこと
えっ~! 安曇野のお母さんから何度もいただき、私も買ってきたことがあり、義父は野沢菜のおやき、そして義母はあんこのが好物と知っている
頂いた時も、私が楽しみにしていたおやきが残っていない時だってあった・・・それなのに (・・;)
結局思い出さなかったようで、義母があんこのおやきを一つ食べただけであとは私がすべて食べることになりました
うれしいような悲しいような・・・そして体重が心配!
子供たちが独立してからは、義父母と私たちは良い距離を置きながら同居しています
食事は、土日は3食一緒、平日は朝食と夕食は一緒に私が作ります
良い距離・・・誘っても出かけることが嫌いな義父母を置いて出かけます
それがのんびりして良いようです
ところがこのところ少しづつ心配なことが出てきました
体力もそうですが・・・
観光地で車いすの人をよく見かけます
車いすだって楽しめるのに、義父母のことはとても残念に思います
夫は上高地から帰ってきた翌週には、鎌倉に紫陽花を見に行こうと言いましたが、義母の手前気が引けて断りました
私たち夫婦の人生の中で若い時も、仕事が忙しい時も、子供たちが部活動で忙しくなってからも出かけることができなかった
私たちの年代でやっと出かけることができるようになった今が、夫と私にとっても一番良い時と思っています
それを大切にしたいと思いつつも、いつまで出かけることができるか・・・
もっと温泉でのんびりしたいところですが、前夜から翌日の予定を発表される
8時には宿を後にするとのこと
時間に厳しい夫はまごまご化粧などしていると怒られてしまう
娘はササっと仕上げ、私は念入りに (=v=)
「そんなのもういいから」優しい言い方をするけどそれが絶対!
妹は全くお化粧をしないので最後の最後まで温泉に入っている
夫はもう一度行程を確認していることが多い・・・これが旅行先の朝のひとこまです
2日目は飛騨高山も候補の一つでした
娘がまだ行ったことがない、興味のありそうなところをいろいろと考えてみたのですが、結局乗鞍岳トレッキングに決めました
2年前の夏にも乗鞍に行ったのですが、その時は息子と一緒で、お花畑を散策後山頂に向かおうとした時に突然の雷雨に見舞われ
しばらく避難していたのですが真っ暗な空は回復不可能だったため断念した経験がありました
今回は2回目のチャレンジ、登山ができる準備は万端です
乗鞍岳も乗鞍スカイラインと乗鞍エコーラインが2003年の開通時から環境保護のためマイカー規制が行われています
“ほおのき木平バスターミナル”から“畳平”までは、乗鞍スカイラインをバスで行きます
どんどんバスが進んでいくと周りは白い雪の世界になりました
畳平に到着すると視界は良くない状態、そして何といっても寒い
みんなで登山用のジャケットを羽織り、私はあまりの寒さにズボンまで履きました
標高2,702mの畳平には、乗鞍神社本宮・宿泊施設・郵便局・売店・食堂などが揃っています
ここは、“山岳観光のメッカ”と言われているように、恵比須岳・不動岳・富士見岳・大黒岳・魔王岳など晴ていれば手軽にトレッキングが楽しめるところです
山の自然や高山植物も気軽に楽しめます
それでも周りを見渡せば、標高3,000m級の山々がそびえ立っています
夫の計画では、3,026mの主峰、剣が峰を目指します・・・と思ったのですが、視界はこのような感じ マウスオン
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乗鞍岳は、南端の剣ヶ峰から大日岳・屏風岳・朝日岳・蚕玉岳など八峰が並び、室堂ガ原から北へ里見岳・摩利支天岳などの山々、
さらに畳平付近には恵比須岳・大黒岳・魔王岳・烏帽子岳・大崩山などの3,000m級の山々が5kmに渡って連なっている
この連峰の総称が乗鞍岳なのだそうです
また乗鞍岳は、長野県と岐阜県にまたがり、コヨーデ型の美しい山容で長野県の松本方面から見るとなだらかな曲線を描き広く裾野を広げていて
岐阜県の高山方面から見ると山のかたちが馬の背に似ている事からこの名が付いたと云われているそうです
畳平バスターミナルから、約1時間ほどで、剣ヶ峰山頂に行けるというがこの視界では絶対に無理! と思ったのは私だけ
娘も妹も文句一つ言わずに夫の後を歩き始めています
今年は4月、5月と低温傾向が続き雪解けが進まず、例年に比べて残雪は多めだそうです
夫もこの雪は想像をしていなかったようで計画してしまった
「お義兄さん、情報不足ですね (^○^)」と妹に突っ込まれ、
「(出発した前の晩)仕事から帰ってライブカメラで確認したんだけど、何も見えなかったんだよねぇ~」と・・・
夜中に見えるわけがない! 皆で大爆笑
2,700mの鶴ヶ池もこんな感じです
夫は慎重なはずなのにどこか抜けている・・・遭難したらどうするのか?
私は、はるか皆と離れて渋々と歩き始めました マウスオン
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この雪の絶壁を見てください
人気もないこんな道なのに、まだ歩くの? (T-T*) マウスオン
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それでも30分ほど歩き続けると、剣ヶ峰肩の小屋が見えてきました
そしてバスターミナルよりも徐々に視界は良くなってきました
風が霧を飛ばすと、美しい山頂が見えてきます
ここまで来る道も、雪の中を歩いたりしました
まだ、山頂に登るつもりなのか いやいや後ろからついて行きました マウスオン
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人気がないところですが、スキーボードを担いだ人に遭いました
そして、下を見るとスキーをやっている人がたくさんいました
スキーを楽しむのが目的の人は、バスの止まっているところから登るようです マウスオン
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コロナ観測所の裏手、雷鳥を発見!
静かに見ていましたがじっと動かずにいました
別の所では、動き回っていたり飛び立ったり・・・4羽の雷鳥を見ることができました マウスオン
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剣ヶ峰肩の小屋で小休憩
トイレに行ってビックリ!
ドアがすべて外されていました
誰もいないからいいようなものだけど・・・何か理由がありそうです
山小屋もこの雪では営業はしていないようです
周りの様子を見た夫がその先の山頂に行くことは断念しました 賢明な判断でした!
引き返す道も同じ道になってしまいました
来る時は濃い霧で見えなかった“乗鞍岳コロナ天文台”が見えました
剣が峰の山頂は無理だったので、“富士見岳”を登ることになりました
小さな山とバカにしていましたが、登り始めるとごつごつした意外と急な岩山です
登ること10分、2,817mの山です
それでも達成感があり皆で『万歳!』と叫びました マウスオン
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富士見岳からの眺めはやはり違います
鶴が池とお花畑、そして周りの山々が一望できます
鶴ヶ池の淵にきれいな水色の部分が見えました
何かと思っていたら『アイスブルー(ice blue)じゃないかなぁ?』と妹に教えてもらいました
アイスブルーとは“氷河の水の色”だとか・・・
神秘的な素敵なブルーの色です マウスオン
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“一寸先は闇”のようなスタートでしたが、楽しいトレッキングになりました
上高地の時のように晴天だったらどんなに美しい山々が見れたのかと思うと残念ですが・・・
帰る途中、長野道豊科インター近くの以前から知っていた“おやき”の専門店に立ち寄りました
“おやき”は別名「やきもち」とも言われ、信州の昔ながらの郷土食
麦やそばを練って生地をつくり、山菜やあんこを入れてまるめ、囲炉裏で焼いたりせいろで蒸したりしたもの
この あづみ堂 は、手作りにこだわっているというのと、店内に囲炉裏を用意してあってその場で温かいおやきが食べられるのが良い
おやきの種類もとても多くて、来る度に新しい味が増えている
現在季節限定のものも入れると20種類以上あるという
生地も2種類、地粉とそば粉、お好みで =^-^= マウスオン
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私は、《ひじき》と《ナス》の2種類を頂きました
夫はここでも《あんこ》しか食べられないと (=v=) 食べられない人はほおっておいて、娘がアパートで食べる用のものと家のお土産として大量に購入
大量というのも、毎日家にいる義父母が昼食に食べたらいいと思ってのこと
以前もこのお店からは義理の妹のお母さん(安曇野在住)から送ってもらったりして喜んでいたので買ったのですが・・・
義母たちに買ってきたおやきの箱を開けてたくさんの種類を説明し始めたところ『食べたことないから・・・』と『食べない』とのこと
えっ~! 安曇野のお母さんから何度もいただき、私も買ってきたことがあり、義父は野沢菜のおやき、そして義母はあんこのが好物と知っている
頂いた時も、私が楽しみにしていたおやきが残っていない時だってあった・・・それなのに (・・;)
結局思い出さなかったようで、義母があんこのおやきを一つ食べただけであとは私がすべて食べることになりました
うれしいような悲しいような・・・そして体重が心配!
子供たちが独立してからは、義父母と私たちは良い距離を置きながら同居しています
食事は、土日は3食一緒、平日は朝食と夕食は一緒に私が作ります
良い距離・・・誘っても出かけることが嫌いな義父母を置いて出かけます
それがのんびりして良いようです
ところがこのところ少しづつ心配なことが出てきました
体力もそうですが・・・
観光地で車いすの人をよく見かけます
車いすだって楽しめるのに、義父母のことはとても残念に思います
夫は上高地から帰ってきた翌週には、鎌倉に紫陽花を見に行こうと言いましたが、義母の手前気が引けて断りました
私たち夫婦の人生の中で若い時も、仕事が忙しい時も、子供たちが部活動で忙しくなってからも出かけることができなかった
私たちの年代でやっと出かけることができるようになった今が、夫と私にとっても一番良い時と思っています
それを大切にしたいと思いつつも、いつまで出かけることができるか・・・