マルソータの道楽日記

東京湾・相模湾の沖釣りと釣り魚料理のブログです。今日も皆様の大漁をお祈りしています。

アマダイ御膳

2014年12月12日 | 料理
アマダイを一年ぶりに食べましたがやはり美味いです。

今回はたくさん釣れたのでいろいろ楽しめました。

<アマダイのお造り>

アマダイの身は水っぽいので刺身ではどうかとずっと思っていたのですが、40cmの個体を捌いてみると皮目には脂がべっとり。刺身にしない手はないと思って刺身もつくってみました。
身に甘みがあって甘鯛と言われるわけがよく分かります。
手前はオニの薄造りですが、これも旨味があります。

<アマダイの松笠焼き>


アマダイのウロコは上げると美味しいですよね。でも唐揚げにしてしまうと他の料理とかぶるので、ウロコ付けたアマダイの切り身に塩をしてしばらく置き、皮目に熱した油をかけてウロコを立たせ、それからグリルで焼きました。
皮目のパリパリ感と食感と身の旨さが相まって最高の一品でした。


<あさつきのアマダイ昆布締め巻き>


昆布の香りとあさつきの辛味がよく合います。


<アマダイの信州蒸し鬼肝添え>


信州そばの上に塩をしたアマダイの身とオニの肝を乗せ、めんつゆをかけて蒸したもの。
おそばにアマダイの旨味が移ってよい味がでます。

他、アマダイの頭の煮付け、オニの唐揚げと晩酌が進みました。


ヒラメ御膳

2014年11月19日 | 料理
ヒラメは1枚だけでしかも1.7キロとそれほど大きくもなかったけど、意外と歩留まりが良くて食べ出がありました。

<ヒラメのお造り>


身は淡白でやわらか、縁側は脂が乗って歯ごたえ豊かで美味しいです。刺身は3日ぐらい熟成させた方がいいかも。

<ヒラメの昆布締め>


3時間ぐらいの浅締めです。身が締まって昆布の香りも豊かで美味しいです。

<ヒラメのワサビ和え>

ヒラメの切り身にみょうが、シソ、ネギを合わせ、そばつゆにワサビを溶いたタレで和えました。日本酒に合いますね。


<ヒラメとホタテの昆布蒸し>


昆布引いてヒラメの切り身とホタテの貝柱を乗せ、酒と塩をふって強火で蒸し上げます。
ホタテの食感とヒラメがよく合います。

<ヒラメの揚げ物>


あまりの身とヒレ、皮を唐揚げにしました。油を通すとひときわ美味しいですね。

<ヒラメのアラ、肝、胃袋と豆腐の煮物>


ちっと煮崩れちゃったけど、味はいいです。魚のアラの出汁をお豆腐に吸わせてお豆腐を食べる料理です。


<ヒラメの出汁で炊いた生姜飯>


締めはこれです。

中華料理まで食材が回らなかったので、またヒラメ取りに行きます。今度は釣れるかな。

タチウオの酸辣湯

2014年11月11日 | 料理
しつこいですが、また辛い料理を作ってみました。といってもピリ辛ぐらいです。
今回は湖南の名物スープ酸辣湯です。

材料 
タチウオ2本、三枚に卸し3cmぐらいに切る。(白身魚ならなんでもいいです)
中華きくらげ5個ぐらい 戻して千切りにする
しいたけ 3個ぐらい 千切りにする
白菜:2枚 5ミリ幅に切る。
卵:3個
にんにく3かけ、生姜1かけ、長ネギ半分 全部みじん切り 

中華スープの元
豆板醤 小さじ1
塩・コショウ・紹興酒・片栗粉
豆鼓(あれば)
お酢 お玉いっぱいぐらい

まず、タチウオに塩、コショウ、紹興酒で下味を付け、片栗粉をまぶして、3分ほど茹でます。湯通しと言って魚の味を閉じ込める作用があるそうです。
スープを作ります。長ネギの青いところ、生姜、潰したニンニク(分量外)とタチウオの中骨で出汁を取り、中華スープの元を入れて塩気が薄く付く程度に煮出します。

別の鍋にサラダ油を熱し、ニンニク、生姜、長ネギをのみじんを炒め、更に豆板醤を炒め、あれば豆鼓を入れて弱火で炒めます。
香りがでたら、きくらげ、しいたけ、白菜を入れて軽く炒めてスープを注ぎ、野菜類がしんなりしたら、卵を溶き入れます。それからタチウオの身を入れて、最後にお酢をいれます。

<出来上がり>


タチの身がふんわりして辛酸っぱいスープに絡みとても美味しいです。
寒い季節にピッタリですね。
フグや真鯛でもよさ気です。

<タチウオの中華風マリネ>


下味を付けて素揚げしたタチウオに玉ねぎとニンジンを中華ドレッシングで和えました。ドレッシングはごま油でニンニクのみじんを炒め、塩と先ほどのスープを入れて合わせたもの。
美味しいですよ。

<シマガツオのチリソース>


これで8魚種目。定番料理ですが、絶対外れがないので迷ったらこれです。
今回は花椒入です。

タチ6本、シマガツオ2枚で2日分のおかずには充分でしたね。




オニカサゴの四川炒め

2014年11月04日 | 料理
また作っちゃった辛い料理です。

いわゆるエビチリというのは、料理人の陳建民氏が四川料理の乾焼蝦仁(ガンシャオシャーレン)を原形に日本人にも食べやすいようにケチャップと豆板醤で甘辛く仕立てた料理と言われていますが、原形料理のレシピをアレンジしてオニカサゴで作ってみました。
1.2キロのオニの身を全部使いました。釣り人だけしかできないですね。


<オニカサゴの四川炒め>

材料はニンニク3かけみじん切り、生姜1かけみじん切り、長ネギの青いところ1本、花椒大さじ山盛り1、豆板醤大さじ1、四川唐辛子15個ぐらい、中華スープカップ1。

オニの身を適当な大きさに切って、塩、コショウ、紹興酒で下味を付け、片栗粉を極薄くまぶし、脂通しします。炒めた時身が崩れないようにしっかりあげます。

鍋にサラダ油を熱し、ニンニク、生姜、豆板醤を炒め、香りが出たら花椒を入れて中華スープを注ぎ、煮立ったらオニの身を入れて炒め煮にします。
最後に長ネギを入れて軽く炒めれば出来上がり。




丸い唐辛子が四川唐辛子です。中華街に一袋300円で売ってました。通販でも買えます。辛味がマイルドで炒めると良い香りが出ます。
うまいですよ~。唐辛子の香りと花椒の刺激が最高。しつこいですが、見た目ほど辛くないです。

<オニカサゴの中華蒸し>
腹開きにしたオニカサゴに塩、紹興酒で下味を付け、オイスターソースと紹興酒ベースのタレをかけて強火で10分蒸します。
本来は熱した油をかけるのですが、今回は油っぽくなるので止めました。

オニの旨味が凝縮され、最高の一品でした。

どうやって料理しても美味しいオニカサゴ。また釣りたいですね。


辛~いお魚料理

2014年10月16日 | 料理
辛い料理が大好きでした。
この間釣った真鯛とイナダ(ワカシ)で湖南、四川風の料理を作ってみました。

<イナダの唐辛子揚げ(辣子鶏風)>


四川料理に辣子鶏(ラーズーヂー)という料理があり、下味を付けて揚げた鶏肉を大量の唐辛子と花椒で炒めた料理ですが、
今回は鶏肉の代わりにイナダを使ってみました。
見た目ほど辛くはありません。
ビールの肴にはよいです。

<イナダの口水鶏風>


これまた四川料理に口水鶏(コウシュイヂー:よだれ鶏)という料理があり、蒸した鶏肉に辣油、花椒、塩、砂糖を合わせたタレをかける料理ですが、今回は素揚げしたイナダの切り身にこのタレをかけてみました。
うまいですよ。


<真鯛の唐辛子蒸し(剁椒魚頭)>


こちらは湖南料理です。ディオ・ジャオ・ユー・トウと読むそうです。
刻んだ生唐辛子、ニンニク、生姜と塩、砂糖を漬け込んだディオ・ジャオという調味料を塩と紹興酒で下味を付けた真鯛のカブトにたっぷりもって強火で蒸したもの。見た目通り辛いですが旨味もあって、美味しいです。
唐辛子だけで70g400円もします。この料理はレシピがわからないのでyoutubeに出ていた料理番組を見てそれっぽくコピーしました。

<火鍋>



中国人からもらった重慶火鍋の元で作ったんですが・・・
異常に辛い。
辛すぎてビールなしでは食えない・・・
これが市販で売っているとは信じられないぐらいです。
恐れ入りました。

上三つはそれなりに美味しかったです。

アカムツ料理

2014年09月17日 | 料理
アカムツ釣りの楽しみは何と言っても食味でしょう。

脂ののったこの魚にはやはり和食がよく合います。

今回は3本釣れたのでいろいろ作ってみました。

<アカムツと松茸の蒸し物>


外国産の松茸が3本780円とお手頃だったので作ってみました。
松茸の上にアカムツの切り身をのせ、塩をして酒を振り、高温で10分蒸しただけの簡単な料理ですが・・・

絶品です。脂の強いアカムツは蒸し物によく合います。脂が抜けても味にコクがあり舌の上でほぐれる身の味わいは他の魚では考えられないもの。
松茸もアカムツの出汁を吸ってむちゃくちゃ美味い。
最高の出来でした。


<アカムツの煮付け>

甘辛く煮付けましたが、醤油と砂糖の甘辛さによく合います。とろけるような煮付けです。

<アカムツの刺身と炙り>


生食ももちろん美味しいです。


<アカムツ丼>


アクセントにイクラを入れてみました。

<アカムツと松茸のお吸い物>


これは美味い。松茸の風味が効いています。お店でもなかなか出会えない味。

<ムシガレイの丸揚げ>


肉厚で食べごたえがありました。味も悪くないです。

<サバそぼろ丼>

外道のゴマサバの皮目をエサにし、身をそぼろ丼にしました。
意外にも侮れない味です。

寒猫根の幸、堪能いたしました。

また、10月も食べたいですね。
まるかつさんよろしく。

キメジ料理

2014年09月11日 | 料理
キメジといえど8キロ近くもあると食い出がありますね。

<シーチキン風>


オリーブオイルに唐辛子、ニンニク、ローリエを入れて弱火で30分ほど煮ます。オリーブオイルもサラダなどに使えます。

<ツナサラダ>


シーチキン風を使ったツナサラダです。

<マグロカツ>


大量に出来ました。結構美味い。

<アボガド、トマトとキメジの和物>


マグロとアボガドの相性は最高です。
オリーブオイルと塩、コショウ、各種スパイスで和えています。

<キメジのレアステーキ>


ソースはバーダカウニャ風です。身がほんのり温かい程度に火を入れるのが難しい。
味は最高でした。

<キメジの和風ステーキ>


ソースはそばつゆの素をお湯で薄めてとろみをつけたものにホールコショウで風味付けしています。

<キメジの刺身>


癖のない赤身。脂はそれほどでもありませんが、美味しかったです。

相模湾の夏の幸、堪能しました。



ワラサの刺身

2014年09月03日 | 料理
今年のワラサは数年ぶりに脂が乗ったワラサでした。
2月に大原で釣った魚とは別の魚種っていってもいいぐらいの脂ののり。
2010年11月に久里浜で釣った物には及びませんでしたが、生食で十分いただけました。

ワラサの刺身
<2014年8月剣崎産>

トロワラサ、皮目だけでなく身の中にもしっかりとサシが入っています。

<2014年2月大原産>

皮目にも脂っけがないです。

<2010年11月久里浜産>

こちらは大トロワラサですね。
この年は個体でバラつきが多く、同じ場所で全く脂のない個体も釣れましたが、今回は4本捌いて全部同じような脂ののりでした。


<ワラサとアボガドのタルタル>


脂ノリノリのワラサのタルタル。アボガド、パセリ、おろしニンニク、マヨネーズ、ケチャップ、各種スパイスで会えました。これも美味いです。

<ワラサ丼>

甘エビとホタテを載せてそれっぽくしてみました。
脂ののった魚には白米がよく合います。

<ワラサのみぞれ揚げ>


<ワラサカマの煮付け>


甘辛く似たもの。これがまた最高。
よい魚だとどんな料理でも美味しいです。

もう一回ぐらい行っちゃおうかな


おタコ料理(洋食編)

2014年08月02日 | 料理
おタコ料理の洋食編です。

<アヒージョ>


おタコを釣ったら一度はやってみたい料理ですね。
一番小さいのを下処理して茹でてから一口大に切り、量が少ないのでエビを足してみました。
おタコの切り身とエビに塩、コショウで下味を付け、ニンニクと唐辛子を入れたオリーブオイルで弱火で煮ます。塩気を付けるため、アンチョビを刻んで入れてます。
おタコに旨味があって美味しいですね。フランスパンにオリーブオイルを浸して食べるとこれも最高です。

<おタコのパスタ>


アヒージョの残ったオリーブオイルでパスタを作りました。
おタコとエビの旨味がオリーブオイルに移り、うまいです。町のパスタ屋でもそうそう味わえない美味しさです。
今回の料理の中ではこれが最高だったかな。

<おタコのフリッター>


茹でた大おタコを大きめに切り分け、一時間ほど下茹でしてから小麦粉にスパイス(コショウ、ガーリックパウダー、コリアンダー、オニオンパウダー)を混ぜて炭酸水で解いた衣を付け揚げました。
硬くもなくそれなりに美味しかったです。

<洋風ゆでおタコ>


大おタコはかなり大味なので、思いっきり濃い目のソースでいただきました。玉ねぎ、ニンニク、オリーブオイル、植物性生クリームをミキサーにかけて、塩コショウし、ひと煮立ちさせたソースです。

<おタコのカルパッチョ>

大おタコのカルパッチョです。
塩、粗挽きコショウ、レモン汁、オリーブオイルで味付けしています。
かなり大味です。

<おタコのシチュー>

トマト味で約2時間煮込みました。柔らかく仕上がりました。
大おタコはそれ自体に塩気があるので塩気は少なめでいいと思います。

<おタコの吸盤とトマトのオリーブオイル和え>

前菜ですね。ワインのつまみにはぴったりですね。味付けは塩、コショウだけです。

4日間楽しめました。



おタコ料理(和食編)

2014年07月30日 | 料理
釣ったおタコ様を和食と洋食で食してみました。

下処理は普通塩でもんでから水洗いとされていますが、以前、塩辛くしてしまったので、今回はきよりんさんからのアドバイスもあって片栗粉で揉んでみました。
結果は上々、生臭さ、ぬめり感なく、もちろん塩辛さ皆無でした。

まずは和食編です。

<刺身>


片栗粉もみしたキロ級のおタコ様の足を茹でる前に刺身にしてみました。
魚では味わえない食感に加え旨味豊富で刺身の中でもかなり美味しい方だと思います。

<おタコわさび>


居酒屋でよく出てくるタコわさびです。普通は茎わかめと合わせてあることが多いですが、なかったので、もずくと合わせてみました。
わさびと醤油、柚子胡椒をちょっといれて和えてみました。
日本酒の肴にぴッたりですね。

<おタコ飯>

写真がすこし変ですが、桜色のご飯が美味しいです。
おタコの身も柔らかくなっています。

<おタコの唐揚げ>

一度茹でたタコに片栗粉をまぶしてあげました。
コリコリの食感が最高。
居酒屋で出るそれとは別の食い物と言っていほど、旨味があります。

<茹でおタコ>

レアに茹でたタコをそぎ切りにして塩をし、ゴマをふってレモン汁で頂きます。
神田の大将の店ででたメニューの再現です。
これも最高です。


洋食はまた後ほど。。。


ショウサイフグのムニエル白子とアンチョビのソース

2014年07月09日 | 料理
前回白子フグを釣ってから、白子はソースにしたら絶品だろうなと思っていたので、今回は白子ソースのムニエルを作ってみました。

まず、中骨でスープを作ります。
中骨にセロリ、ニンジン、玉ねぎなどの香味野菜を入れて、水から煮出します。



ニンジンとセロリは付け合せにするので再利用します。
スープは他の料理にも使います。

<ショウサイフグのカルパッチョ>



ドレッシングはいろいろ考えましたが、たまたま、イタリア直輸入のオリーブオイルをもらったので塩・コショウとオリーブオイルだけにしました。もともと刺身でも十分美味しい魚なので、オリーブオイルの新鮮な香りと相まって美味しかったです。

<ショウサイフグのムニエル・白子とアンチョビのソース>


これですよ。作りたかったのは。
白子だけだとちょっと強すぎると思い、植物性の生クリームを1/3ぐらいいれて、アンチョビとコショウを少しずついれて味をみながらミキサーにかけます。直火で温めると白子が凝固するので、湯煎で60度ぐらいで加熱します。
塩気をつけるのにいろいろと思案して西京みそもいいかなと思ったのですが、ここは直球勝負でアンチョビにしました。
結果は大正解。アンチョビの香りと白子の濃厚さで最高のソースに仕上がりました。
これはうまいです。たぶん、どこの洋食屋さんでも出てこないのではないでしょうか。
淡白なフグの身に濃厚な白子ソースが絡んで絶妙のひと品になりました。

ソースはパンに付けても美味しいですよ。



家族全員、皿洗いが不要なほどパンで綺麗さっぱりソースを拭きとってくれましたよ。

<季節の野菜とフグのオリーブオイル炒め>



ズッキーニ、トマト、ブロッコリーとフグを炒めたもの。味付けは塩・コショウです。
ブロッコリーは茹でて置き、トマトは皮を湯剥きしてざく切りにします。
フグは下味をつけてソテーし、一度取り出しておきます。
フライパンにオリーブオイルを熱し、ニンニクのみじん切りを炒め、香りがでたらズッキーニを入れて、更にスープを少し入れてズッキーニに吸わせます。その後、トマトとブロッコリーを入れて味付けすれば出来上がり。
これもなかなか侮れない美味しさ。野菜がフグの出汁を吸っていい味に仕上がりました。

<オニオンとパプリカのスープ>


冒頭で作ったスープを濾して、玉ねぎとパプリカを入れ、仕上げに粗挽きコショウをかければ出来上がり。
癖がなく素直なお味のスープです。

ショウサイフグのコース料理堪能しました。
もう一回ぐらい食べたいですね。


フグ料理三昧の日々(中華と和食)

2014年07月03日 | 料理
鹿嶋のフグはスソグループとはいえ、たっぷりの土産をもたらしてくれるのが魅力です。

フグとイシガレイでいろいろ楽しんでみました。

<ショウサイフグのチリソース>


魚のチリソースあえはいろいろ作りましたね。真鯛、ハナダイ、メダイ、ギンメダイ、アジ、ワラサ、スズキ、覚えているだけで7魚種ぐらい?
チリソースも少しずつ進化しています。最新版のレシピを紹介します。

(1)フグ:食べやすい大きさに切り、塩、コショウ、紹興酒で下味をつける。
(2)フグの中骨で出しを取り、さらに長ネギとショウガ、ニンニクを入れ、一煮立ちさせて、味覇を入れスープを作っておく。このスープは一  連の料理に使います。
(3)鍋にごま油大サジ2杯を熱し、みじん切りのニンニクと長ネギを弱火で炒め、豆板醤小サジ1とケチャップ大サジ2、オイスターソース大サジ  1、砂糖小さじ1を加えてよく炒める。香りが出てきたら、スープを加え、強火で煮立てる。
(4)フグに片栗粉をつけ、油通しする。充分揚がったら、油を切って、(3)に入れ、ソースをからめてとろみが出るまで煮れば出来上がりです。

やや、甘口の仕上がりを狙いました。フグは臭みも癖もなくスズキとならんでチリソースには最高の食材ですね。

<イシガレイの水煮魚(シェイジェイユー)マイルド版)


最近水煮魚に凝ってます。
今回は日本人にも食べやすいマイルド番です。
本来のレシピではトウガラシと花椒をカップ2杯の油で煮立てて油ごとどんぶりに入れますが、油っぽくなるのでトウガラシと花椒だけ油で軽く炒めて入れました。
かなりあっさり目になります。イシガレイはちょっと癖がありますね。アイナメの方がおいしいです。

<ショウサイフグの白子の西京味噌グラチネ>


西京味噌とあわせると奥深い味になります。

<ショウサイフグの中華風潮汁>


残ったスープにフグの切り身を放り込み潮汁に仕立てました。意外とおいしい。

ここからは和風です。

<焙りたたき>


香ばしくておいしいです。

<昆布締め>

生食ならこちらの方が味がでます。
日本酒と相性が抜群。

<唐上げ>


小麦粉で上げてます。うまいですね。

<白子ポン酢>


クリーミーで極上。みんなはまるわけだ。

堪能したけど、もう少し食べたいので、また行きます。


アイナメの水煮魚

2014年06月17日 | 料理
最近、中華料理それも四川とか湖南とか辛い料理がマイブームでして、
魚を辛く食べる料理はないか中国の人に聞いてみたところ、水煮魚という料理が向こうでも流行っているということです。
ネットでレシピを探すとたくさん出てきましたのでちょっとアレンジして作ってみました。

<アイナメの水煮魚>
食材
アイナメ:三枚に卸し、皮を引き、骨を取って刺身より大きめの切り身にする。
もやし:一袋
ニンニク:3かけ
豆板醤:小さじ1
花椒(中国山椒)ホール:30粒(大型スーパーにおいてます)
ごま油:大さじ3
サラダ油:カップ半分
唐辛子:30本ぐらい
味覇(中華スープの素):適量
塩・コショウ・水

(1)アイナメの切り身に塩・コショウで下味をつけて、片栗粉をまぶし、薄い塩水で4分ぐらい茹でる。
(2)アイナメのアラで水から出汁をとり、一度濾してから味覇を塩気を確かめながら入れる。やや薄味ぐらいにしておく。
   味覇だけでもよいのですが、安っぽい味になるので、深みを出すために魚の出汁と合わせました。
(3)鍋にごま油を熱し、みじん切りにしたニンニクを弱火で炒め、豆板醤を入れて更に炒める。香りが出てきたらもやしを入れて更に炒め、
   (2)のスープを入れて歯ごたえが残る程度に煮て、もやしだけ網で取り出して丼に入れる。
(4)(3)の残ったスープに(1)のアイナメを入れて3分ぐらい茹でてからもやしの上にスープごと入れる。
(5)鍋にサラダ油を熱し、半分に割って種を取った唐辛子と花椒を入れてすぐにアイナメともやしが入った丼にかける。

<出来上がり>


いかにも辛そうですが実はそれほど辛くもありません。
唐辛子と花椒はよけて魚ともやし、スープだけ食べます。

<取り分けたところ>


これは美味いです。アイナメの旨味が閉じ込められ、スープも魚の出汁が加わって実に奥深い味です。
花椒の香りが効いていて食べ終わる頃には口の周りが痺れてきます。まさに中国の味。
アイナメでなくても、メダイ、カレイ、ヒラメ、スズキなんかならいけると思われます。
残ったスープに茹でた中華麺を入れて頂きました。湖南ではこうやって食べるそうです。これも美味しいです。


<真鯛の四川風蒸し物>
これはオリジナル料理です。
食材

マダイ:3枚に卸し、骨をとり、一口大に切って中華醤油、紹興酒、ごま油で下味をつける
長ネギ:一口サイズに切っておく
ニンニク:2かけ
豆板醤:小さじ1
味覇(中華スープの素):適量
ごま油:大さじ3
万能ねぎ、ゴマ、水

(1)下味をつけたマダイと長ネギを蒸し器で10分ほど蒸す。
(2)ごま油を熱し、みじん切りのニンニクと豆板醤を炒め、豆板醤が解れてきたら、お湯に解いた味覇を入れる。これがタレになります。
(3)更に、長ネギを引き、その上に蒸した真鯛の切り身を置いて、上から(2)のタレをかけ、更にゴマと万能ねぎをかける。

<出来上がり>


これも美味いです。脂っけのない鹿嶋の真鯛も美味しくいただけます。

<ショウサイフグの中華風唐揚げ>

中華醤油と紹興酒で下味を付け、片栗粉を付けて揚げたもの。
見た目ほど塩辛くありません。中華醤油はやや甘みがあって深みのある味になります。


<キュウリのニンニクソース>



中国出張のとき、いつも食べてました。
辛い料理の箸休めにピッタリ。

四川風の魚料理、堪能しました。これから暑い夏に向いています。ビールがいくれでも入っちゃいますよ。







マアジのオイスターソース炒めなど

2014年05月21日 | 料理
今回釣った鯵は型・数とも十分で、3分の1はお嫁にだしても食べ出がありました。


<マアジとピーマンのオイスターソース炒め>


(1)鯵を3枚に卸し皮を引き、紹興酒(日本酒でも可)と醤油、ごま油を合わせた汁につけておく。醤油は香りが出る程度。塩気が強すぎないよう注意。
(2)タレを作ります。ニンニクをみじん切りにしてごま油でいため、オイスターソースと粗挽きコショウをいれてさらに紹興酒を入れて煮詰め味を決める。
(3)(1)の鯵に粉を付け水分が抜けるまでしっかり揚げる
(4)ピーマン(ジャンボピーマンがいいです)をごま油で炒め、揚げた鯵をいれて、さらにタレを加え、ひと煮立ちさせる。
ピーマンのシャキシャキ感と塩加減が肝心かな。
オイスターソースの甘みとコショウのピリ辛がいい感じです。シャキシャキのピーマンと合わせていただくと魚の味もひきたってビールがいくらでも飲めます。

<小アジの中華風マリネ>


玉ねぎ、ニンジンのスライス、万能ネギを1cmぐらいに切って、塩コショウで下味を付けたアジの身と合わせます。ごま油と醤油、卸しニンニクを合わせたドレッシングをかけていただきます。市販の中華風ドレッシングでもいいと思います。
万能ねぎの香りがよいです。これも野菜と魚の食べ合わせ妙が美味しいです。


<手こね寿司>


カツオなんかでよくやる手こね寿司。アジもいいです。

<バター風味のアジフライ>


釣り立てのアジのフライはほんとうに美味しいですね。フライパンにサラダ油を1cmぐらい張ってバター50gを溶かして焼く感じでフライにします。バターの香りがほんのりして食欲をそそります。

<なめろう>


日本酒にはこれかな。

<刺身>


脂の乗りは・・もう一声という感じでした。

<バター風味の焼きサンガ>


うま!

東京湾のアジ堪能いたしました。

外房マダイ・ハナダイの料理

2014年05月06日 | 料理
飯岡でのマダイ・ハナダイが続きましたが、こちらの魚は東京湾産と比較して概ね脂が少なく、旨味も少ないような気がします。これは個人的な体験に基づくもので、感覚的な域を出ないことをお断りしておきます。

そういった魚は食べ方を工夫すればよいのです。
脂が少なければ脂を足せばよいし、味が薄ければ味を足してやれば良いだけのことです。くれぐれも釣れた魚に文句を言うのはご法度だと思います。


<マダイのワイン漬けグリル>


3枚に卸して骨を抜いたマダイを白ワイン、オリーブオイル、ディル、塩コショウのタレに1時間漬けグリル200度で10分ほど焼きます。
白ワインの酸味とディルの香りが効いて鯛臭さをほとんど感じさせません。

<ハナダイのカルパッチョ 玉ねぎソース>


ソースは玉ねぎ、ニンニク、オリーブオイル、生クリーム、塩コショウをミキサーにかけたものです。

<マダイの半身フライ>

500gぐらいのマダイの半身をそのままフライにしました。
真鯛はずいぶん釣ったけど、フライは初めてかな?
ソースは玉ねぎソースです。
身がほくほくして美味しいです。

<真鯛のタイ風カレー>


半身をまるまる自作のタイ風カレーペーストで煮込みました。
魚臭さが残ってしまい、期待した味にはなりませんでした。

<ハナダイの四川風煮込み>


ニンニクと生姜のみじん切りをごま油でいため、豆板醤、オイスターソース、醤油、中華だしの元を加えて、鯛のアラでとった出汁で煮込んだ料理です。山椒とか八角をいれるとより中華風になります。豆板醤の辛味が効いておいしいです。
小型のハタなんかにも合いますね。


<ハナダイのグラチネ>


ベシャメルソースに西京味噌を合わせて隠し味にしてます。魚臭さがほとんどなく、美味しいですがベシャメルソースから作ると手間が掛かり過ぎるのが難点です。

<ハナダイの天ぷら>


脂っけがなければ天ぷらにすればはずれはありません。身がやわらかく天ぷらにはうってつけです。皮の臭いが若干気になります。皮の臭いが気になる人は皮を引いた方がいいかもしれません。

いろいろ楽しめました。