マルソータの道楽日記

東京湾・相模湾の沖釣りと釣り魚料理のブログです。今日も皆様の大漁をお祈りしています。

ショウサイフグのムニエル白子とアンチョビのソース

2014年07月09日 | 料理
前回白子フグを釣ってから、白子はソースにしたら絶品だろうなと思っていたので、今回は白子ソースのムニエルを作ってみました。

まず、中骨でスープを作ります。
中骨にセロリ、ニンジン、玉ねぎなどの香味野菜を入れて、水から煮出します。



ニンジンとセロリは付け合せにするので再利用します。
スープは他の料理にも使います。

<ショウサイフグのカルパッチョ>



ドレッシングはいろいろ考えましたが、たまたま、イタリア直輸入のオリーブオイルをもらったので塩・コショウとオリーブオイルだけにしました。もともと刺身でも十分美味しい魚なので、オリーブオイルの新鮮な香りと相まって美味しかったです。

<ショウサイフグのムニエル・白子とアンチョビのソース>


これですよ。作りたかったのは。
白子だけだとちょっと強すぎると思い、植物性の生クリームを1/3ぐらいいれて、アンチョビとコショウを少しずついれて味をみながらミキサーにかけます。直火で温めると白子が凝固するので、湯煎で60度ぐらいで加熱します。
塩気をつけるのにいろいろと思案して西京みそもいいかなと思ったのですが、ここは直球勝負でアンチョビにしました。
結果は大正解。アンチョビの香りと白子の濃厚さで最高のソースに仕上がりました。
これはうまいです。たぶん、どこの洋食屋さんでも出てこないのではないでしょうか。
淡白なフグの身に濃厚な白子ソースが絡んで絶妙のひと品になりました。

ソースはパンに付けても美味しいですよ。



家族全員、皿洗いが不要なほどパンで綺麗さっぱりソースを拭きとってくれましたよ。

<季節の野菜とフグのオリーブオイル炒め>



ズッキーニ、トマト、ブロッコリーとフグを炒めたもの。味付けは塩・コショウです。
ブロッコリーは茹でて置き、トマトは皮を湯剥きしてざく切りにします。
フグは下味をつけてソテーし、一度取り出しておきます。
フライパンにオリーブオイルを熱し、ニンニクのみじん切りを炒め、香りがでたらズッキーニを入れて、更にスープを少し入れてズッキーニに吸わせます。その後、トマトとブロッコリーを入れて味付けすれば出来上がり。
これもなかなか侮れない美味しさ。野菜がフグの出汁を吸っていい味に仕上がりました。

<オニオンとパプリカのスープ>


冒頭で作ったスープを濾して、玉ねぎとパプリカを入れ、仕上げに粗挽きコショウをかければ出来上がり。
癖がなく素直なお味のスープです。

ショウサイフグのコース料理堪能しました。
もう一回ぐらい食べたいですね。