マルソータの道楽日記

東京湾・相模湾の沖釣りと釣り魚料理のブログです。今日も皆様の大漁をお祈りしています。

湾奥フッコのお味

2015年02月11日 | 料理
東京湾奥のスズキ(フッコ)は脂臭いとか泥臭いとかいう噂があって、自分でもそんな気がしていたのですが、どうやら都市伝説のたぐいのものだとわかりました。
八景沖のスズキは過去にエビスズキ船で釣って、自分の舌で生臭みなど皆無とわかっていたのですが、今回は中の瀬、さらに北側の川崎シーバースあたりの魚ですので、若干の懸念がありました。

<フッコの刺身>


4日寝かせた魚です。生臭みなど全く皆無。上品な白身で脂もほんのり乗っていてうまいです。
釣った日の硬直する前の魚なら洗いがいいですが、硬直すると極度に硬くなるので、刺身で食べるなら充分寝かせた食べた方がいいと思います。

<昆布締め>


昆布で軽く2時間ほど〆た浅締です。
コクがあって味わい深いです。

<揚げ出し>


揚げ物にするとオニカサゴと見紛うほどうまいです。
下にえのきをひいています。出汁はカツオ出汁。

<柚子胡椒焼き>


柚子の香りが香ばしさを引き立てます。

<オイスターソース煮>


中華系の料理にするとこれ以上の食材はちょっと考えつきません。
オニカサゴが唯一の対抗馬ですが、何しろ数が釣れないので景気良く使うわけには行きません。
オイスターソースは中華街で買った大瓶400円ほどのものですが、甘みが強く、牡蠣の味がはっきりわかるよい品でした。
これは最高でした。

<四川風炒めもの>


おなじみの四川風炒めものです。辛さ抑えめ。

<四川風蒸し物>

口水鶏(よだれ鶏)を魚の蒸し物にアレンジした料理。
辛さ全開。最近、タレの味ぎめがようやく決まってきました。
いろいろな香辛料をブレンドするのがコツです。

<香草グリル>


パスタに合わせて作りました。

湾奥のフッコ。心配することはありません、是非ご賞味下さい。