ハスクバーナの車検

　車検取得で苦労することの多いのはヘッドライトです。私のところで扱っているクラシックなオートバイは配線の劣化、ライトそのものが光軸が出ない、発電量が少ないなどの対処に大苦戦することもしばしばです。エンデューロなど小型のヘッドライトをつけた輸入、逆輸入のコンペモデルは光量不足で悩むことがあります。

　ではハスクバーナＳＭ５１０Ｒの車検はどうだったか？やはりヘッドライトの光量不足でひっかりました。そういうこともあろうかと持参した新品のバルブに交換したら、一発でＯＫ。ライト以外はすんなり、ライトもバルブの交換に１０秒位しかからないのであっという間に検査は終わりました。

　６１０などは最初からＨ４のバルブが付いた明るいヘッドライトなので何の問題もありませんが新車で配車される５１０などのコンペモデルのライトは明るさが不足しています。バルブを外してみるとベスパ（ＰＸ）に使われているものと同じ。これと取付が同じでハロゲン化された明るいものに交換するとＯＫになります。


明るさもさることながらヘッドライトの取付がゴムバンドのみ。これじゃ向きが出ないんじゃないか？と心配しまいたが、意外にも向きが決まるのに驚きます。


右がハロゲンバルブ。３５Ｗと４５Ｗのものがあります。３５Ｗギリギリの場合がありますが、４５Ｗだと更に明るく余裕がでます。ハスクバーナ以外でも明るいバルブが必要な方にはいいと思います。ただし明るくなる分、熱も出るので、プラスチックのヘッドライトは要注意です。