ピストンがない！

　シリンダーとピストンが摩耗してオイルが上がるようになったトライアンフ、ピストンとシリンダーの隙間を調べると基準寸法の２倍くらいの隙間になっていました。それではオーバーサイズのピストンを使ってシリンダーをボーリングしよう思ったのですが、使われていたピストンは現在あるオーバーサイズの中でも一番大きいものでした。これ以上大きいピストンはありません。

弱りました。シリンダーは鉄なのでピストンに合わせて大きくして来たので小さくは出来ません。そこでアルミシリンダーのようにライナーを入れることに。これまで私はやったことがなかったのでどうなるのかと思いましたが無事きれいに出来上がってきました。これでスタンダードのピストンを使えることになりました。


シリンダーを下から写したものです。