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TPP交渉における経団連会長の存在性

2014-03-21 22:45:01 | 政治
2006年から始まったTPP環太平洋経済協定ですが、日本は2013年の3月15日に
自民党の選挙公約を裏切っての参加が決定されてから早、1年が過ぎようとしています。
難航を極めているのも解るのだが、このまま進展がなければ、それなりの覚悟が必要な
段階に来たものだと考えても不思議では無い。

現在TPP交渉しているのは自民党安倍政権で国内経済では経団連会長は住友化学の米倉弘昌氏で
2人は政治と経済のガッチリタッグを組んで従業員の賃上げや労働力不足を補う為に海外からの
単純労働者を含めた移民による労働力確保に力を入れている。
兎にも角にも経済だ。それが全てと言ってよい程、政治と経済、内閣総理大臣と経団連会長だ。

しかしTPP交渉の不穏な流れは参加する前から日本経済に打撃を与えようとしている。2006年の時は
当然のように参加を見送った日本だが、その理由に国内経済がデフレの影響もあって経済の健全性が
保たれていない状態での参加は見送りたいと、いともあっさりと参加拒否をしてしまった。
何とも当時の日本は経済大国としてのプライドを捨てきれず、地道な交渉を怠ってしまった。

あっさりと参加見送りをした2006年の時には自民党政権はTPP不参加を国内経済を理由にした事で当時の経団連会長の
奥田碩のトヨタ自動車が日米間摩擦の矢面に上がり。政治の場では小泉政権もあっさりと退陣に追い込まれた。
今の2014年の参加交渉で日本側が訴える農業5品目の聖域に関しては、その前段階の小泉政権の農林水産大臣の
島村宜伸議員が郵政民営化に反対した為に大臣職を罷免され、
小泉政権の後を継いだ新政権の第一次安倍内閣の農林水産大臣の遠藤武彦議員は僅か8日で金銭問題で退任した。

経団連会長も政治家も官僚も全くと言って良い程、TPP問題に関しては歯が立たない状況が長年続いている。
この事実を踏まえないで自民党の身勝手な2012年のブレ無い選挙公約としてのTPP参加反対と今の甘利大臣の
交渉の在り方は2006年の経団連会長のトヨタ自動車の奥田碩の時と同様に今の経団連会長の住友化学の米倉弘昌氏に
降りかかると思われる。この安倍政権で唯一参議から組閣された農林水産大臣の林芳正議員はこの農産5品目の
聖域について、どのように感じるのだろうか? 既にこの交渉内容では通用しない、もしくは何等かの制裁が
入る可能性も想定しなくてはいけない段階にTPP交渉は進展していると思われる。

なんとも、過去の経験がまったく活きていない、同じ過ちを駄々を捏ねるように何度も繰り返す、自民党は
馬鹿としか評価ができない。売国奴は自らの手で日本を苦しめている張本人である事さえも理解できないらしい。
安倍総理のテレビ番組『笑っていいとも!』出演は正直笑えないんだよな。
蔑むまでも無く、日本の言い掛かりで錯乱する政治の中、無知で無防備なまま更なる外圧に晒される。
今の安倍政権で日本経済を擁護できるはずもないのが必然である。
感情論による客観性を見失った精神分裂と政経分裂を起ったぞ。

ジミン「米国とのTPP参加交渉農業5品目聖域を死守する。キリッ!」
バッカじゃね―の。





コメント
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