まさおさまの 何でも倫理学

日々のささいなことから世界平和まで、何でも倫理学的に語ってしまいます。

太陽の光の砂時計

2010-05-31 11:14:05 | 人間文化論
砂時計を買いました。

ご覧頂いているようにたんに砂時計としてもステキですが、

3分とか5分とか実用的な時間を計るためのものではありません。

付属していた皮のマットには文字がプリントされています。

「太陽の光が地球に届く時間

 In this time : sunlight reaches Earth」

これは、西村佳哲 (よしあき) さんというクリエイターが作った、

「太陽の光の砂時計」 というタイトルの作品なのです。

彼の作品群の中には 「ある時間をしめす砂時計」 というシリーズがあって、そのうちの1つです。

他にも 「星が消えてゆく時間の砂時計」 や 「100人の子どもが生まれる時間」 などがあります。

私たちが買ったのは、太陽の光が地球に届く時間をしめす砂時計で、

計ってみたらだいたい8分10何秒かでした。

光の速さっておよそ秒速30万㎞ (地球のまわりを7周半) のはずですが、

それで8分以上もかかっているんですね。

これを見ていると、時間のこととか宇宙のこととか生命のこととか、

哲学的テーマへと思索が誘われて (いざなわれて) いきます。