まさおさまの 何でも倫理学

日々のささいなことから世界平和まで、何でも倫理学的に語ってしまいます。

アボカド・クリスマスツリー

2015-12-23 09:55:40 | 人間文化論
我が家の階段箪笥をクリスマス・ディスプレイに替えたことはすでにご報告しましたが、

先日東京に行ってきたとき、東京の家もクリスマス飾りが施されていました。

東京の家は我が家のような一点豪華主義ではなく、

ちょっとした小物を家中のあちこちにちょこんと置いておくという方針で飾り付けられています。

リビングのキャビネットの上にはこんなサンタクロース。



我が家のようないかにもサンタクロースというようなサンタさんではなく、

テディベアを小脇に抱えた、何だか雰囲気のあるサンタさんです。

同じキャビネットの反対側の端には、こちらもいかにもクリスマスツリーという感じのしないツリー。



これはフェルト製です。

そこに、壊してしまった別のちっちゃなツリーに付いていた飾りを、

安全ピンでむりやり取り付けたのだそうです。

若干大きさがちぐはぐなのはそのせいです。

トイレには別のフェルト製のツリーが。



トナカイもフェルト製です。

ここはトイレタンクの上です。

普通今どきの家庭用トイレタンクというのは上部が手洗い場所になっていますので、



そこにこうして物を飾ったりはできないはずですが、

こちらはトイレの中に小さな手洗い場が付いているという豪勢なつくりなので、

こんなところもディスプレイ場所として活用できるわけです。

その小さな手洗い場の脇にはこんなものも飾られています。



これはもともとクリスマス用の品ではなく、

お義母さんの好きなゾウの置物コレクションのひとつだったのだろうと思われます。

(実用可能なタワシというわけではないと思いたい。)

それに小さな赤い帽子をかぶせてあげるとクリスマス飾りに大変身です。

とまあこんな感じであちこちに小さいグッズがちりばめられているわけです。

そんななかでひときわ異彩を放っていたのは、フェルト製ではないクリスマスツリーでした。

こちらです。



本物の木にクリスマスデコレーションが施されています。

とはいってもまったくクリスマスツリー然としていないツリーです。

これはアボカドの木です。

お義母さんが食べ終わったアボカドの種を試しに鉢に植えてみたら、

こんなに立派に成長したんだそうです。

前に見たときよりもさらに背が高くなったように見えます。

まだアボカドは生らないそうですが、この調子でいくと収穫も夢ではないかもしれません。

それをクリスマスツリーにしてしまったんですね。

とはいえアボカドの木は枝が細いのでクスリマス飾りに耐えられるようにはなっていません。

そこでよく見るとこんな補強がしてありました。



テグスというんでしょうか、細い糸で枝と枝が結ばれていました。

あまりクリスマスツリーっぽくはないですが、この家らしいオシャレなツリーでした。

我が家とは趣を異にする、お義母さんのセンスあふれるクリスマス・ディスプレイでした。