とうとうクリスマスも終わってしまいました。
来年までクリスマスソングを聞けないと思うと残念でしかたありません。
と思っているあいだに誕生日も来てしまいました。
54歳です。
四捨五入して50歳でいられるのもあと1年だけ。
来年誕生日を迎えると四捨五入して60代の仲間入りです。
いや別に四捨五入しなくていいんですけど。
(10の位で四捨五入すればとっくの昔に100歳でしょ、とか言わないの。)
さて、先日1年ぶりにディスプレイ変更したばかりでしたが、
クリスマスも終わったことでお正月ディスプレイに変更しました。
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今回はまだお正月を迎えていませんので、なんちゃってお正月ディスプレイではなく、
本格的なものを目指しました。
とはいえ一昨年とは趣向を変えたいので、お重は用いず焼き物をいくつか配してみました。
その中で今年一番フィーチャーしたかったのはこれ。
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招き猫でもなく、ペアの起き上がり小法師でもありません。
こちらの一輪挿し。
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焼き物としての価値がいかばかりか私にはわかりかねるのですが、
これは伯母からの戴き物です。
そして伯母はこれをあの岸井成格 (きしいしげただ) さんから戴いたそうなのです。
そうです。
『ニュース23』 のコメンテーターを務めていて、
「安保法案は憲法違反であり、‟メディアとしても”廃案に向けて声をずっと上げ続けるべき」 という
きわめて常識的なコメントを発したことに対し、産経新聞の一面にそれを糾弾する意見広告を出され、
同番組を降板させられることになった、あの岸井成格さんです。
(リンクを張っておいたウィキペディアの記述は政治的公平性を欠いていますのでご注意ください。)
以前にまさおさまの黒歴史について書いたことがありますが、
あの伯母は石井事務所を辞めたあと、銀座でクラブを開業し、
そこに石井事務所時代の知り合いがたくさん来てくださっていたのですが、
その頃からの知り合いだったのか、その後、誰かの紹介で来てくださったのか、
当時毎日新聞社に勤めていた岸井さんは伯母の店のお得意様だったそうです。
一時期その店でバイトしていた私の母は、その後やはり銀座で小料理屋を開店しましたが、
そこにも岸井さんは来てくださっていたのではないでしょうか。
ぼくもどちらだったか両方だったか、何度か岸井さんにお会いしたことがあります。
その後、伯母の店も母の店もつぶれてしまい、
岸井さんとお会いすることもなくなってだいぶ経ってから、
ある日急に岸井さんがテレビに出ていてびっくりしたものでした。
そんな付き合いのなかで伯母がいつこの一輪挿しを岸井さんにもらったのか知りませんが、
岸井さんからの戴き物であることは裏側を見るとはっきりわかります。
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「岸井寿郎」 と彫ってありますね。
岸井寿郎というのは岸井さんのお父様で、国会議員を務めたこともある方なのです。
とはいえ戦前のことのようですので、さすがに伯母も直接の面識はなかったのではないでしょうか。
この文字の反対側にはさらに何か彫ってありますが、
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これが何と彫ってあるのか、それが誰の名前なのかはわかりません。
とにかく、これはそういう縁のある品なのでした。
民主主義の危機、報道の危機の年の年始を飾るにふさわしい品ではないでしょうか。
新しい1年がこれ以上ひどいことにならないよう祈るばかりです。
来年までクリスマスソングを聞けないと思うと残念でしかたありません。
と思っているあいだに誕生日も来てしまいました。
54歳です。
四捨五入して50歳でいられるのもあと1年だけ。
来年誕生日を迎えると四捨五入して60代の仲間入りです。
いや別に四捨五入しなくていいんですけど。
(10の位で四捨五入すればとっくの昔に100歳でしょ、とか言わないの。)
さて、先日1年ぶりにディスプレイ変更したばかりでしたが、
クリスマスも終わったことでお正月ディスプレイに変更しました。
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今回はまだお正月を迎えていませんので、なんちゃってお正月ディスプレイではなく、
本格的なものを目指しました。
とはいえ一昨年とは趣向を変えたいので、お重は用いず焼き物をいくつか配してみました。
その中で今年一番フィーチャーしたかったのはこれ。
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招き猫でもなく、ペアの起き上がり小法師でもありません。
こちらの一輪挿し。
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焼き物としての価値がいかばかりか私にはわかりかねるのですが、
これは伯母からの戴き物です。
そして伯母はこれをあの岸井成格 (きしいしげただ) さんから戴いたそうなのです。
そうです。
『ニュース23』 のコメンテーターを務めていて、
「安保法案は憲法違反であり、‟メディアとしても”廃案に向けて声をずっと上げ続けるべき」 という
きわめて常識的なコメントを発したことに対し、産経新聞の一面にそれを糾弾する意見広告を出され、
同番組を降板させられることになった、あの岸井成格さんです。
(リンクを張っておいたウィキペディアの記述は政治的公平性を欠いていますのでご注意ください。)
以前にまさおさまの黒歴史について書いたことがありますが、
あの伯母は石井事務所を辞めたあと、銀座でクラブを開業し、
そこに石井事務所時代の知り合いがたくさん来てくださっていたのですが、
その頃からの知り合いだったのか、その後、誰かの紹介で来てくださったのか、
当時毎日新聞社に勤めていた岸井さんは伯母の店のお得意様だったそうです。
一時期その店でバイトしていた私の母は、その後やはり銀座で小料理屋を開店しましたが、
そこにも岸井さんは来てくださっていたのではないでしょうか。
ぼくもどちらだったか両方だったか、何度か岸井さんにお会いしたことがあります。
その後、伯母の店も母の店もつぶれてしまい、
岸井さんとお会いすることもなくなってだいぶ経ってから、
ある日急に岸井さんがテレビに出ていてびっくりしたものでした。
そんな付き合いのなかで伯母がいつこの一輪挿しを岸井さんにもらったのか知りませんが、
岸井さんからの戴き物であることは裏側を見るとはっきりわかります。
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「岸井寿郎」 と彫ってありますね。
岸井寿郎というのは岸井さんのお父様で、国会議員を務めたこともある方なのです。
とはいえ戦前のことのようですので、さすがに伯母も直接の面識はなかったのではないでしょうか。
この文字の反対側にはさらに何か彫ってありますが、
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これが何と彫ってあるのか、それが誰の名前なのかはわかりません。
とにかく、これはそういう縁のある品なのでした。
民主主義の危機、報道の危機の年の年始を飾るにふさわしい品ではないでしょうか。
新しい1年がこれ以上ひどいことにならないよう祈るばかりです。