まさおさまの 何でも倫理学

日々のささいなことから世界平和まで、何でも倫理学的に語ってしまいます。

夢のバスローブ生活

2012-12-13 16:38:58 | 人間文化論
50歳にして初めてバスローブを使い始めました。
これまで私の生活にバスローブが必要だと思ったことはありませんでした。
たまに行く高級なホテルとかに置いてあるのを見たことはありましたが、
そういうところはバスローブの他に簡単なパジャマみたいなものも置いてあるし、
シャワーを浴びたあとはバスタオルで身体を拭いてパジャマを着てしまうか、
朝シャンの場合はもう出かけるための服に着替えなければなりませんので、
バスローブをどのタイミングで使えばいいのやらまったくわかりませんでした。

ちょっと心が揺らいだのは、ぢゅんちゃんの自慢話を聞いてからです。
彼は福島の町並みを一望できる最上階に住んでいるのですが、
そこに越してきた直後の頃、バスローブ姿で片手にワイングラスをもち、
リビングの窓から福島の町を睥睨するのが日課だと聞き、
ちょっとそれはやってみたいなあと羨ましく思ってしまったのでした。
なんて俗っぽい夢なんでしょうか。
それからしばらくその欲求は抑え込んでいたのですが、
50にしてとうとうゲットしてしまいました。
こんなやつです。



バスローブといえば基本は白なんでしょうが、
ちょっと落ち着いた感じでこんな色です。
赤ワイン片手に 「睥睨ゴッコ」 をするんだとすると、
白はいかにもヤバイ感じがします。
もちろんうちは最上階ではなく、向いの病院やラブホしか見えない低層階ですので、
「睥睨ゴッコ」 なんてできるアテはまったくありませんが、
アルコール類とのカップリングになる可能性はかなり高いですので、
万が一こぼしてしまったときのことは考えておくに越したことはないでしょう。
というわけで、とうとうこういう色のバスローブをゲットしてしまったんですが、
入手当初はやはりあまり使う機会がありませんでした。
「睥睨ゴッコ」 以外にどう使っていいかわからなかったからです。

ところが、ある時その話をしてたらある方が教えてくださいました。
「バスローブって身体拭いたあとに使うんじゃないよ!」
えっ? なになに?
どういうこと?
「身体拭く代わりにバスローブ着るんだよ。
 パスタオルで身体拭くのってメンドくさいじゃん!」
ええっ、そうだったんですかっ
まったくもって目からウロコです。
そういうふうに使うとは全然知りませんでした。
バスローブって 「着るバスタオル」 だったんですね

その使い方を教わってやってみると、これはもう素晴らしく快適です。
今まで50年間バスタオルで身体を拭いてきたことがバカバカしく思えるくらいです。
そして冬場になってきて、バスローブの有り難みはさらに増してきました。
これだけ寒くなってくると、風呂から上がって身体を拭いている最中が寒いんですよね。
ところがバスローブがあれば、風呂から上がった瞬間にバスローブを羽織り、
その姿のままバスタオルで顔を入念に拭いたり
髪の毛を拭いたりという作業をゆっくり時間かけてできます。
そして、ドライヤーもそのままかけてしまえますし、
歯を磨いたりヒゲを剃ったりということも引き続き行えます。
そうこうしているうちに身体は自然と拭き終わっているわけです。
(スネから下は別途バスタオルで拭いたりもしますが…)
それからのんびりクローゼットのある部屋に移動して着替えればよいのです。
以前は冬場などどの時点で服を着ようか頭を悩ませたり、
浴室に着替えをもっていくのを忘れて寒い廊下を裸で小走ったりとか、
愚かなことをいろいろとやっておりました。
ところが、バスローブのおかげでそれら一切から完全に解放されることになったのです。
うーん、ものすごい便利だっ。

ていうか、たぶんこんなこと世界中のみんなが知っていたんでしょうね。
私ひとりだけが半世紀ものあいだ、
その便利な正しい使い方を知らないまま生きてきてしまったのでしょう。
なんで今までだれも教えてくれなかったんだろう?
まあ、我が家はバスローブなんかを使うようなオシャレな家庭じゃなかったから、
うちの家族は未だに知らないんだろうなあ。
これってやっぱり親が子どもに教えてあげることなんだろうか。
学校じゃ習わなかったよね。
ホテルにも使用説明書はなかったし。
就職してもバスローブのことが話題になることはそうそうないだろうね。
とすると、ひょっとしてみんなもバスローブの正しい使い方知らないのでしょうか?
知らないまま使っていない人って私以外にもけっこういるのでしょうか?
だとしたら私のこのブログで学んでぜひ使ってみてください。
もうホントに夢のようですよ。
ケータイ電話やウォシュレットと同様、一度使い始めてしまうと以前には戻れません。
これこそまさに不可逆的な文化の進歩だろうと思うのです。
バスローブ、絶対にオススメです。
この画期的な文化を私に教えてくれた人に感謝しつつ、
まだ知らない1人でも多くの人びとにこの文化を伝達していきたいと思います。

ダッシュボード・パネルの怪

2012-12-12 11:49:54 | ドライブ人生論
うちのクルマがちょっとヘンなんです。
ダッシュボード・パネルの、スピードメーターやタコメーターの下に、
デジタル表示の走行距離メーターとともに、
切り替え式でいろいろなデータを表示できるようになっています。
スイッチ操作によって、外気温 → 燃費 → 時刻などを表示させることができます。
これは便利だなあと思っていつもは外気温か時刻を表示させていたのです。
ところがこのスイッチによる切り替えがうまくいかなくなってしまいました。
前はスイッチを押すたびにパッパッと切り替わっていたのに、
その反応が鈍くなってしまい、最近ではたまぁに切り替わることもあるけど、
基本的には全然反応しないようになってしまったのです。
しかも、やっとこさ好みの設定にしたと思ったのに、
一度エンジンを切って、次に乗るときにはその設定が勝手に変わってしまっていたりします。
で、今はこんな感じなんです。



わかりますか?
外気温が表示されているんですが、
それが華氏表示になってしまっているんです。
華氏ってなんだよ、華氏って
華氏40度とかっていわれても要するに何度なのかまったくわかんねぇよ。
摂氏温度も表示できるはずで、以前は摂氏で外気温を教えてくれていたのに、
急に華氏表示に固定されてしまったのです。
他のデータだったらまだ許せたのに、よりによって華氏外気温ですよ。
それと時を同じくして、エアコンの温度表示も華氏になってしまいました。



これはエアコンの設定温度なので、摂氏24度のはずです。
摂氏24度が華氏だと75度になってしまうんですね。
摂氏と華氏を換算する計算式というのがあるのは知っていて、

F=9/5C+32

C=5/9 (F-32)

なんですが、こんなの覚えていられないし、
たとえ覚えられたとしてもいちいち計算できないし。
だいたいこの華氏って数値デカイばっかりでまったく日用に役立たない気がします。
ウィキペディアの 「華氏」 の項の 「歴史」 記述のところに、
発案者のファーレンハイト氏がなんでこういう温度設定にしたのか、
いくつかの説が記されていますが、どれもこれもアホな話ばかりです。
最も低い室外の温度を0度、彼自身の体温を100度としたとか、
人類が作り出せる最も低い温度 (と彼が信じていた温度) を0度とし、
血液の温度を96度としたとか、いずれにせよあなたバカですかとしか言いようがありません。
それに比べて水の凝固点を0度とし沸点を100度とした摂氏温度のなんとスッキリしていることか。
なんで世界中で温度表示を摂氏に統一してしまわないんでしょう。
アメリカ合衆国とか華氏温度を後生大事に使っていて、
天気予報とかもすべて華氏で教えてくれるんですが、暑いのやら寒いのやらさっぱり意味不明です。
要らないな、華氏なんて。

というくらい私は華氏反対論者なのに、クルマの温度表示が華氏になってしまったのです
見るたびに頭に来る
暑いのか寒いのかわからなくて腹立つ
アメリカの天気予報を思い出してムカつく
ああ、イヤだ。
なんとか直ってくれないものだろうか?


P.S.
ちなみに皆さんもうすでにご存知かとは思いますが、
万が一知らない人がいた場合のためにいちおう書いておきますと、
摂氏温度というのはセルシウス氏が考案した温度単位であり、
「華氏」 とか 「摂氏」 というのは、考案者のファーレンハイト氏とセルシウス氏の名前を、
それぞれ漢字1文字で簡単に示そうとしたものであって、
したがって 「華氏」 の 「氏」 は 「ファーレンハイト氏」 というときの 「氏」 なのです。
なんだか雑な翻訳だなあ。

恐怖の健診結果

2012-12-11 16:30:07 | 生老病死の倫理学
11月末にやった健康診断の結果がもう出てきました。

早いですねぇ。

まだ2週間も経っていません。

まさかこんなに早く結果が出てくると思っていなかったので、

ちょっと心の準備が整っていませんでした。

8連チャン飲みなんてした直後の健康診断だったので、

いい結果が出るわけないのは承知の上でしたが、

健診結果が届く前に今のうちにもうちょっと飲んでおこうと思っていたのに、

このまま即入院なんてことになったら私のQOLはどうなってしまうのでしょうか?

最悪の事態も想定しつつ、おそるおそる結果表に目を通しました。

以下、問題ある部分の数値を抜き書きしてみましょう。


【身体測定】

腹囲          89.0 (昨年85.0、基準値85未満)


【脂質】

総コレステロール   203 (昨年231、基準値140~199)

中性脂肪        109 (昨年211、基準値0~149)

LDLコレステロール 122 (昨年140、基準値0~120)


【肝機能】

GPT           40 (昨年25、基準値0~35)

γ-GTP        83 (昨年58、基準値0~55)


昨年は脂質で基準値超えが多く、要精密検査という診断結果だったのですが、

今年は脂質が全体的に改善され、特に中性脂肪が大幅に改善されていました。

もうちょっとですべて基準値をクリアしそうな勢いです。

それとは対照的に肝機能が悪化していました。

まあそれは納得です。

あんな生活送っていて、肝機能が何事もなくすむだろうなんて、

そんなムシのいい考えはこれっぽっちも持っていませんでした。

むしろこれくらいですんで万々歳といったところです。

総合所見も以下の通りでした。


「総合所見  判定 3 (要経過観察)

 肝機能検査において僅かな異常がみられます。経過観察が必要です。

 脂質検査において僅かな異常がみられますが、大きな心配はいりません。

 生活習慣病を予防するには1日3食のバランスの良い食事を摂る事と適度な運動が大切です。

 毎日の生活習慣を整え予防に心掛けて下さい。」


なんかマイルドな感じじゃないですか。

久しぶりに 「要精検」 と言われずにすんだような気がします。

肝機能ももっと大変なことになっているんじゃないかと恐れていましたが、

これなら今後ふだん程度の飲みを心がけておけば、そのうち改善されるのではないでしょうか。

いやあ、本当にホッと一安心です。

さあて、それじゃあ今日も飲むぞぉ

クリスタル・ファウンテン

2012-12-10 17:33:02 | 人間文化論
ええ、噴水を買ってもらいました。
こんなんです。



台の石から水が噴き出し、上の球形の石がクルクル回ります。
台の石のなかにライトが仕込まれていますので、
使用中はこんな感じです。



キレイですね。
これでさらに水音がしながら上の石が回りますのでちょっと幻想的な感じがします。
商品名は 「クリスタル・ファウンテン」 と言います。
東京の汐留にある 「クリスタル・ファウンテンshop」 というところで買いました。
お店のなかはもうこんな感じですよ。





クリスタル・ファウンテンだらけ。
あっちでクルクル、こっちでクルクル。
台の石と球形の石はセットになっていますが、
どちらもすべて1点ものですので同じものは2つとありません。
受け皿はいろんな形のものがあり、お皿と石とをその場でいろいろ組み合わせて売ってくれます。
私は相当悩んだあげく、台の石に色の層が入っているものをチョイスしました。
家のなかに噴水があるというのは癒やされるものです。

さて、購入後、お店からメールが届きました。
以下、引用いたします。

「エナジーパーティのお知らせ

 皆さんお元気ですか?

 多くの方がご承知の通り、マヤ歴が0を示す 『2012年12月22日』 が近づいてきています。
 地球的規模で起きるアッセンションの秘密は諸説ありますが、私なりに結論を持っています。
 数年前からこの日に何が起きるのだろうと思われている方も多いのではないでしょうか?

 そこでクリスタル・ファウンテンでは思い切って
 この12月22日にエナジーパーティを開こうと思っています。
 一生に一度の記念すべきこの日を皆さんと一緒に過ごしたいと考えました。
 初めて参加の方、一人で参加の方気軽な気持ちで、気軽な服装でお待ちしています。

 今回は多くの方の参加が見込まれますので、
 電話でもメールでもかまいません前もっての事前参加希望をお知らせくださいませ。

 ヒロ 渡辺

 場所: クリスタル・ファウンテン shop
 日時: 12月22日土曜日 18時から22時まで
 参加費: クリスタル・ファウンテンをお持ちの方 2千円
        まだお持ちでない方 3千円」

私はお会いできませんでしたが、ヒロ渡辺さんという方が店長さんです。
それにしても 「マヤ歴0」 って何なんでしょうか?
「多くの方がご承知の通り」 と言われても、私は何も知りませんでした。
調べてみると、マヤ歴に由来する 「2012年人類滅亡説」 というのがあるみたいです。
ただし、おそらくヒロさんは人類滅亡説は信じておられないのでしょう。
その代わりにパーティを開いてお祝いしてしまおうということみたいです。
私も1999年のノストラダムスの大予言はマジで信じていたクチですが、
あれにスカを食らって以来すっかり懐疑論者になり、
この手の説からは疎遠になってしまっていました。
私が何事もなく2012年12月22日を迎えているときに、
世界のあちこちでは、「この日に何が起きるのだろう」 と、
固唾をのんで待ち構えている人がたくさんいるのでしょうね。
文化というのは面白いものです。
たぶん忘れてしまうような気がしますが、
もしも思い出したら私も 「クリスタル・ファウンテン」 を眺めながら、
マヤ文明に思いを馳せたいと思います。
あるいは映画 『2012』 でも見るかな。

技術倫理・想定外への対処法

2012-12-09 09:07:09 | お仕事のオキテ
先日、笹子トンネルで崩落事故が起こりました。
ちょうど木曜4限の 「科学技術と環境の倫理学」 で、
「技術の倫理」 について考えてもらったばかりでしたので、
学生の皆さんも思うところがいろいろあったのではないでしょうか。
チャレンジャー号のケーススタディでも考えてもらいましたが、
結果論で人を批判するのは簡単ですが、結果がどうなるかまだまったくわからない段階で、
起こるかもしれない悲劇を未然に防ぐというのはそんなにたやすいことではありません。
しかし、巨大技術に囲まれた私たちはその困難な業に挑み続けていかなくてはならないのです。

さて、事故直後にfacebook上で植松努さんという技術者の方の一文が、
多くの人にシェアされて読まれていきました。
上に述べたような困難な業をどうやって実行していったらいいかに関する文章です。
facebookでは私も拡散しておきましたが、
facebookをやっていない人も多いと思いますので、ここに引用しておきます。


【植松努氏のfacebook記事より】

トンネルで事故がありました。
ありえない事故です。

天井を吊っていたボルトが抜けたそうです。
そして、そのボルトは、定期的に点検していたそうです。
でも、その点検方法に問題があったようです。

誰が悪いのか?
難しい話です。

すべてのものには寿命があります。
必ず劣化します。
特に、金属は腐食します。
トンネルによっては、地下水に塩分を含む場合もあり、
ますます金属には厳しい条件です。
だから、お金をかけて点検し、補修します。
これは、必須です。

重要なのは、点検の内容です。

トラブルは、実は点検に盛り込めないことが多いです。
なぜなら、トラブルは、「想定外」のことが多いからです。
だからこそ、マニュアルに従うだけではなく、
人間の五感をつかい、そして、未来を予測し、
考える必要があります。

「あそこ、大丈夫かな・・・」
「大丈夫じゃね?」
「どかーん!」
を、何度か経験しました。

心のざわめきは、かなり重要です。

そのざわめきを無視できる人が増えてきました。
それは、とても危険なことです。

おかしいなあ、だいじょうぶかなあ?
と思ったことは、放置しない方がいいです。
それは、想定外を防止する唯一の方法です。

言われたことを、言われたとおりに、ちゃんとやりました。
最低限のことだけやっておけばいいんだよ。
余計なことしたら、損するよ。

これこそが、想定外に弱い思考です。

日常の中でも、心のざわめきに耳をかたむけ、
そして、「余計なことしたら、損するよ。」 という言葉を封印して暮らしたほうが、
ピンチに強くなれると思います。

(引用終わり)


植松さんの文章はとても真摯な慧眼に富むものばかりです。
技術倫理を考える上でも格好の素材ですので、
facebookをやっている人には一読をお勧めします。

カリモク 「座り心地研究」

2012-12-08 23:57:41 | お仕事のオキテ
東京の妻の家がまた引っ越しなんです。
もう何回目でしょうか。
このところ引っ越しの頻度が高まっているような気がします。
年末年始は東京の妻の家で過ごすので、皆さんには年賀状を東京に送っていただいています。
年賀状を作成する側の都合でいうと、引っ越しましたという内容で年賀状を書けるのは、
いちいち文面やデザインに頭を使わずにすみ、たいへんお手軽でいいのですが、
皆さんには引っ越しのたびに住所録の変更をしていただかなくてはならず、
若干心苦しく思っております。

さて、私は今回も引っ越しの手伝いをすることができず、
「土曜子どもキャンパス」 の運転手をしたり、日本酒のイベントで飲んだくれているうちに、
引っ越しは終わっていました。
1週間経って今日やっと新居に来てみました。
今回はちょっと大がかりな引っ越しだったので、片付けはまだ全然終わっておらず、
したがって画像をアップできるような感じではまったくありません。
ただ、新居にはこのあいだ購入したソファが届いていました。
これです。



今までよりもちょっと広いところに引っ越したので東京にもソファが欲しいねなんて話していて、
たまたま横浜の鶴見にカリモクのアウトレットがあるという話を聞きつけて、
ちょっと冷やかしに行ってみようかと、何週間か前に出かけてきたのです。
カリモクというのは日本が誇る家具メーカーです。
我が家の大のお気に入りで、ダイニングセットなどは福島も東京もカリモク製品で揃えています。
モノは間違いなくいいのですが、お値段もそこそこにするので、
カリモクのソファはさすがに買えないだろうなあと思っておりました。
アウトレットだとけっこうディスカウントされているはずですが、
ピッタリお気に入りのものに出会える可能性はそれほど期待できません。
ですので、とりあえずどんなものが置いてあるのか、
どれくらい値引きされているのかを確かめるぐらいの軽い気持ちで出かけたので、
まさかその日に買うことになるなんてまったく予想していませんでした。

行ってみると、専任の係の人が1人つき、
一番高いドマーニというシリーズの置いてある階から順番に案内されます。
東京インテリアあたりだとそんなことはありませんが、
わりと大きな家具屋さんだとそういうシステムを取っているところが多いので、
こちらもまあ慣れたもんです。
今回ついてくれた係の人はとってもプロで、こちらが聞きたいことはもちろん、
気づいていなかったけど大事な情報とかもいろいろと教えてくださり、
目からウロコをぼろぼろ落としながら各階のフロアを回っていきました。
そして、先ほどのソファに出会ってしまったのです。
これはカリモクが最近力を入れている、その名も 「座り心地研究」 というシリーズで、
たんにデザイン性ばかりでなく、どれだけ気持ちよく座れるかということに主眼を置いて、
研究に研究を重ねた最新の成果を取り入れた作品です。
いろいろなものに座って比べてみるとその違いは歴然です。

しかも、アウトレットというのはあちこちのショールームの展示品だったり、
なんらかの訳あり品ばかりを安く売っているところなわけですが、
このソファはまだ売りに出すつもりがなく倉庫にしまっておいたものを、
誤って外装をはがしてしまい、しかたがないので急遽売り場にもっていこうと、
ほんの30分ほど前に運び込んできたばかりの品物だったのだそうです。
これが色といい形といい大きさといい、そして座り心地といい、
私たちが欲しかったものとピッタリ一致していました。
お値段も定価の3~4割引と、考えられないくらいお手頃価格です。
当初まるで買う気のなかった私たちはむしろ狼狽してしまいました。
これはどうしたらいいんだ?
とりあえず目をつけておいて今日はいったん引き上げるのか?
それともここで一気に決断してしまうのか?
そうとう悩みましたが、こんな出会いはそうそうあるまいと思い、
その場で即決してしまったのでした。

今日、新居であらためて見てみ、座ってみましたが、
とてもいい買い物をしたなと思いました。
まだ段ボール箱が散乱しているリビングですが、
その中にあってもドーンと異彩を放ち、存在感を見せつけています。
福島のソファもイタリア製のいいものですが、
どうしても外人仕様で、日本人の私にとって座り心地はお世辞にもいいとは言えません。
どちらかというと座るというよりも眠るための場所になってしまっています。
それに比べてカリモクはまさにソファとして居心地のいい場所を提供してくれるでしょう。
ここでワインやコーヒーを飲みながらくつろぐ日が楽しみです。
日本のブランドは頑張ってるなあ。
いいモノを作っている会社はどんどん応援していきたいと思います。
がんばれニッポン

また来るんだね

2012-12-07 19:11:34 | 飲んで幸せ・食べて幸せ
また大きな地震がきました。

そうとう長く揺れていたのであの日を思い出してしまいました。

今のところ津波に関しても原発に関しても大事はなさそうです。

この数週間なんかイヤな地震が続いていたんですよね。

3.11の前のときのような。

だからみんなでなんかヤバイねって話したりはしていたんです。

でも、あのときよりは間が空いてしまって、やっぱりそうそう来たりはしないのかな、

などと安心する気持ちもあったんです。

ところが、これです。

本当に何が起こるかわかりません。

気を抜いてはいけないんですね。

JRは止まってしまいました。

知り合いにクルマに乗せてもらい大渋滞にはまることもなく、

(途中、土砂崩れなどもなく)

帰宅してみたら停電もなく落下物等の被害もありませんでした。

ホッと一安心です。

このまま何事もないことを祈りましょう。

ひとりで食事をする気は失せたので、今から 「Bistro Suzuki」 に行こうと思います。

あの3.11の日、店の中がしっちゃかめっちゃかになり、

停電、断水までしてしまったというのに、

ロウソクに火を灯して店を開けていたという強者のフレンチレストランです。

(ちなみにその日お客さんは誰1人来なかったそうです。そりゃそうだ。)

鈴木さんはその後すぐに炊き出しなどのボランティア活動を開始されました。

私が部屋に籠もってテレビに釘付けになって原発の惨状に怯えていたときに、

福島の街の人々は我先にと誰か見知らぬ人たちのために立ち上がっていました。

これこそまさに 「カッコいい大人」 の姿です。

そんな彼らといっしょにこの街に住んでいることが私の誇りです。

あの元気をまたもらいに行ってこようと思います。

西根中の先生が考える 「勉強の理由」

2012-12-06 17:34:05 | 教育のエチカ
一昨日の西根中での講演会では、先生方も私の話を聞いてくださり、
感想用紙を提出してくださいました。
先生方も一緒に参加するというのはよくあることなんですが、
意外と感想用紙を提出してくれる先生というのは少なくて、
たいてい先生方は講演会は生徒に聞かせるものと思っていらっしゃるんでしょう。
自分も積極的に聞いて、感想まで書いてくださるということはめったにないことなので、
西根中では聞いてくださったほとんどの先生が感想用紙を提出してくださり、
たいへん有り難いことだと思いました。

感想用紙の1番では 「人はなぜ勉強しなくてはならないのだと思いますか。
自分の考えを書いてください」 とお願いしました。
先生方も皆さん書いてくださっていましたので、ご紹介していきましょう。


【勉強する理由】

「よりよい (豊かな) 人生、よりよい (豊かな) 社会へと進歩 (進化) していくため。物・心両面の発展を目指すため。」

「夢の実現、よりよい生き方を探すため。」

「生きるため。人の役に立つため。お金をかせぐ。」

「なりたい自分になるため。」

「自分の能力を発揮し、社会を発展させるため。」

「よりよい (より充実した) 生活を送るため。 → 自分の生活をより充実したもの (精神・物質) にする。」

「教養を身につける。先人の考えに学び、自分の生き方の支えや柱とする。脳細胞を活性化させる。」

「知識を増やし生活に役立てることはもちろん、勉強することで自分の内面を磨くためであろうと思います。知性を身につけ、社会性を育て、何より努力する姿勢、がまん強さを学ぶことが目的であるとかんがえます。」

「勉強して知識や教養を高めると何かとお得だし、色々な人と出会うチャンスが増えるから。持っている武器が多ければ多いほど、自分を生かす場が増やせるから。」


どうですか、先生方のご意見は。
わざわざ私なんか呼んでこなくとも、先生方にあの論題でお話しいただけばよかったのですね。
しかし、そうなると私が講演料をもらって食料を買いに行くことができなくなってしまうので、
恵まれない私のためにわざとこういう機会を作って、私を助けてくださったのでしょう。
本当にありがとうございました。
ついでですので、先生方からいただいた感想も披露してしまいましょう。


【感想】

「『人間は本能の壊れた動物』 という言葉に、納得させられました。というのも、子どもを育てない親 (育てられない親)、自殺、戦争などの事象はすべてこの言葉で説明がつくからです。ということで、やはり教育とは大変だという考えに行きつきました。しかし、学ぶことの大切さが分かっていない大人のいかに多いことか…。子どもが 『カッコいい』 と思える大人に自分もなっているのかなぁと反省させられました。」

「もっとお話をお聞きしたかったです。日々の生活におわれイライラしていましたが…、今、こうしていることに感謝しなくちゃなあ、幸せなんだなあ、と思いました。ちょっと元気になりました。ありがとうございました。」

「昨年会津地方で福島大のヨン様とお聞きしました! 答えがないことを探して毎日を送っているのは苦しいですが、楽しくもあります。」

「改めて自分自身がなぜ学んできて、なぜ働いているのかについて、考えることができました。人間にとってあたりまえのことは何もないという言葉を忘れず、今後生活していきたいと感じました。」

「人間は本能の壊れた動物であるという言葉におどろきましたが、納得です。また何事も 『ありがたい』 事ととらえることもすてきだと思いました。だいぶ生きてきましたが、もう少し 『カッコいい大人』 に近づけるよう努力してみたいと思います。今日は貴重なお話をありがとうございました。」

「学び続けること=大学進学? 社会に出てからも学び続けることが、最後に弱くなってしまった印象を持った。普段じっくり考える時間を持てないところをていねいに整理して話していただいたので、生徒達にもわかりやすかったと思います。ありがとうございました。」

「『人は自然によって決められていない自由な生き物だから文化を伝えなければならない、それを教育という、そして文化を習得しなければならない、それを学習という』。改めて学ぶことが人間にしか与えられない方法である、ということを知ることができた。つまり、長い時間をかけて生きていく力としての文化を学ぶことが人として大切ということである。文化を学ぶには長い時間がかかるということも知ることができた。又、他人が何かをしてくれることが 『有り難い』 という発想はわかりやすく新鮮でした。ありがとうございました。加えて、答えがない問題を考え抜く力を身につけるために、今は答えのある問題を学んで準備しているということは、生徒たちの心にも響いていったと思います。」


西根中学校の先生方、お招きいただきまた私の話にお付きあいくださり有り難うございました。
人間は忘れっぽい生き物ですので、
生徒さんたちはまたそのうち勉強する意味を見失ってしまうかもしれません。
そうならないように、何度も繰り返し、人はなぜ学びなぜ働くのかを話してあげてください。
このたびは本当にありがとうございました。

美味しい干し椎茸の作り方

2012-12-05 11:57:07 | 飲んで幸せ・食べて幸せ
今日はご家庭でも簡単にできる美味しい干し椎茸の作り方をご紹介したいと思います。
できたあとは保存が効くし、ぬるま湯につけてほんの数分で戻して使えますので、
和食をはじめ様々な料理に活用することができます。

1.できるだけ肉厚のリッパな生椎茸を用意する。

  今回は、静岡からいらしたお客様が地元の農家さんからもらったという、
  とても素晴らしい椎茸を入手できましたので、それを使って作ってみました。

2.椎茸を通気性のよい容器に入れる。

  そのお客様が、プラスチックでできた網状の小型バッグのようなものに入れて
  もってきてくださいましたので、それをそのまま使わせていただきました。

   

3.冷蔵庫にしまい忘れる。

  何かビニール袋などに入っていればそのまま冷蔵庫に入れたのでしょうが、
  このまま冷蔵庫に入れちゃマズイよなあと思ったものの、
  ビニール袋などに詰め替えるのがメンドーで、そのままレンジの脇に置いてしまいました。

   

  置き場所はできるだけいろいろなものに囲まれた、
  見つけにくい場所を選ぶといいと思います。

4.椎茸の存在を忘れる。

  そのまま8連チャン飲みなどの予定を入れて、キッチンで夕食を作ったりしないようにし、
  椎茸を買ったことや貰ったことなどを完全に記憶のなかから消し去りましょう。

5.1週間以上経ってから椎茸を発見する。

  そして、怒濤の飲み会がすべて終わり、久しぶりにキッチンに立ったときに、
  「オッ」 とビックリしながら椎茸を発見してください。
  この発見を忘れてしまうと干し椎茸はゼッタイに完成しません。

6.干し椎茸の完成!

  久しぶりに発見してみると、あれだけ大きくてリッパでバッグから溢れそうだった椎茸が、
  半量以下に減って、小さくなりカサッカサに乾ききっているのに気づくはずです。
  そうしたら美味しい干し椎茸の完成です

   

  ぬるま湯で戻して焼きそばなどに入れて食べてみましたが、
  やはり乾燥させることによって旨味が増し、ふだんの生椎茸で味わえない風味が感じられました。
  ほとんど手間もかからずご家庭で簡単に作れますので、ぜひ皆さんも試してみてください。


ピンポーン
【注意
今回ご紹介した干し椎茸の作り方は、季節や湿度や置き場所の環境に大きく左右されます。
特に夏場にこの方法を試すことはまったく推奨できません。
このレシピで作った干し椎茸によって発生した食中毒等の被害に関して、
当ブログとブログ作者は一切の責任を負いませんので、
各自の自己責任において個別の状況をよく勘案しながらお試しいただくようお願い申しあげます。

西根中学校キャリア講演会

2012-12-04 20:01:52 | 人間文化論
今日は飯坂にある西根中学校でキャリア講演会を行ってきました。
毎度毎度の 「人はなぜ学びなぜ働くのか?」 の演題です。
西根中学校ではキャリア教育に力を入れていて、
10数年来、生徒たちが近くのリンゴ果樹園に行って授粉や摘果の作業を手伝っていたのですが、
放射線問題でこの2年間はそれができず、代わりにキャリア講演会を開いているのだそうです。
今日は今年2回目の講演会で、前回はリンゴ農家の方が現在のご苦労などを話してくれたそうです。

もともと11月中の13時40分~15時00分の時間帯に開催したいとの御依頼でしたが、
私、後期のその時間帯はすべての曜日に授業や会議が入ってしまっており、
看護学校の非常勤がすべて終了した12月以降の火曜日にしかできませんとムリを言い、
今日の開催ということになりました。
ところが、全校生徒122名を相手に体育館で講演する予定でしたが、
あいにくのお天気だし、そもそももう12月なんですから、
体育館での講演なんてみんな凍え死んでしまうでしょう。
第三中学校のときの逆パターンになってしまうのではないかと恐れていましたが、
先生方が気を利かせて、会場を集会室のようなところに変更してくださっていました。
広すぎないスペースにストーブも置かれ、私はまったく寒さを感じずに話し切ることができました。
土禁の床に体育座りで聞いていた生徒さんたちはお尻から冷えていたかもしれませんが、
体育館で聞くのに比べたらはるかに快適だったものと思われます。



依頼では50分間の講演をとのことで、この演題の講演としては一番短い時間なので、
いちおうその心づもりでうかがったのですが、講演前に校長先生とお話ししていたところ、
中学生なのであまり長い時間も聞いていられないだろうと思い1コマ分でお願いしましたが、
あとの時間帯に何か予定が入っているわけでもないのでいくらでも延ばしてくださいと言われ、
その一言でちょっと私のタガが外れてしまい、けっきょく1時間以上喋ってしまいました。
感想用紙を見るかぎり、もっと話を聞きたかったという要望はあっても、
話が長すぎたという苦情は見当たらなかったので、今回は結果オーライかもしれませんが、
やはり話のプロとしては、きちんと50分間で切り上げるべきだったなと反省しております。
今後も中学校からこの演題での依頼が来るであろうことを考えると、
50分できっちり語り終えられるようなバージョンも用意しておかなくてはと思いました。

さて、感想用紙の集計結果ですが以下のようになりました。

 1年生 4.56。
 2年生 4.63。
 3年生 4.88。
 教 員 4.78。
――――――――――
 全 体 4.70。

おお、素晴らしいっ!
みごとな高得点です。
恐怖の4点割れを喫してしまった第三中学校のときと比べてものすごいアップです。
やはり全校生徒合わせて120名ぐらいというのは講演をやるにはちょうどいい規模なんでしょう。
一番うしろに座っている人たちの顔までよく見えますし、高い演壇の上からではなく、
同じレベルに立って話せたというのも親近感を増すのに役立ったのだろうと思います。
もちろん体育館から会場を急遽変更してくださった先生方のご配慮のおかげでもあります。
それにしても3年生の4.88なんて考えられない高評価です。
4年生40名中、9割の36名が5点満点中の5点を付けてくださっていました。
とっても有り難いことです。
それではいつものようにいくつか感想をご紹介していきましょう。


【1年生】

「今の中学生でも分かるような例え (モンハンなど) を入れてくれて楽しかった。」

「勉強がとても大切なことがわかった。今からでもおそくないのでまじめに勉強にとりくみたいと思う。」

「今までの自分の考えが変わりました。でも、本能ではないけど時代が文化を本能と重ねている気がしました。とてもタメになりました。」

「私は今日の講演会を通して、私たち日本人はとても幸せ者だなぁと改めて思いました。だから、食べ物を食べられない人たちもいるから、あまり残しちゃいけないと思いました。とてもいい講演会でした。」

「小野原先生の話を聞いて、人のしんかはとてもすごくて、自分たちが生きていく上で答えはないということがとても心にのこりました。答えがない分自分でたくさん考えていく力がたいせつだと思いました。日本人に生まれてとても良かったと思いました。」


【2年生】

「生きていく上で大切なことが聞けて良かった。」

「今日の講演会を聞いて、あたり前なことは何もないということを聞いた時は、私たちは日々感謝しなければならないと強く感じました。」

「とてもおもしろい話でした。もう少しきいてみたかったです! 勉強はかたくるしいものだと思っていましたが、今回のことで、考え方がかわりました。一つ一つ文化を学んでいきたいと思いますっ! ありがとうございました。」

「勉強はとても大切だということが分かりました。私は勉強がきらいですが、これからは勉強をがんばりたいと思います。」

「講演を聞いていて 『人間は本能の壊れた動物』 という言葉が出てきてとても驚きました。でもその通りだと思いました。それと余談で 『クモになりたかった』 というものがありましたが、実は僕は魚になりたいと思ったことがありました。でも今回の講演でやっぱり人間が一番だと思いました。」

「回りの大人の方たちが私たちに幸せを分けてくれていることがとってもかっこいいと思いました。私もかっこいいと思われる大人になりたいです!」


【3年生】

「今まであまり聞いたことがない話題だったので、すごく楽しかったです。サルから人間になるまでの道筋や、人が本能の壊れた動物だとは知りませんでした。人間とはすごく大事な生き物なのだなと思いました。他人にしてあげたいこと、出来ることがあればどんな事でもやってみたいなと思いました。この話を聞くことができたので良かったです。ありがとうございました。」

「今までのキャリア講演会の中で一番おもしろく、無我夢中で話をきいてしまいました。『他人がなにかをしてくれる=めったにないこと、有り難いこと』 に心うたれました。ほんとに親や友達等いろんなかたから有り難いことをやってもらっているんだと思いました。すごくおもしろかったです。ありがとうございました。」

「すごく興味深い話で、ききいってしまいました。話し方もすごく上手でした。頭に入りやすかったです。さすがです…。人間に本能はない、文化を学ぶというのがしょうげき的でした。というかもう…。すごく納得のできるお話でした。ここできけたのがすごく光栄です。それくらい興味がそそられる話でした! 感動したこの気持ちが上手く伝えられないのがもどかしいです。言語たくさん学ばないとですね…。
(´ `)」

「たしかに勉強については聞けましたが、ぼくは今の話で完全に満足したかといわれても、そんなこと満足じゃないにきまっています。でもそのことをこれから自分で探そうと思いました。先生のいう 『答えのない問題』 について。答えのある問題から始めようと思います。」

「『あたりまえということはない』 という言葉が心に残りました。有り難いから 『ありがとう』 と言う、そんなことを改めて考えると深いなぁと思いました。口だけの 『ありがとう』 ではなく心から 『ありがとう』 と言える、そんな人になりたいです。」

「”人はなぜ学ぶのかなぜ働くのか” というテーマで今まで考えもしなかったことを倫理学的に教わることができてよかったし、おもしろかったです。正解がない問題はたくさんあるけど、それを投げすててしまっては意味がないんだと分かりました。私も自分でかせいだお金で物をかったり、自分の力をひとのためにつかったりできるようなかっこいい大人になりたいと思います! 本当にありがとうございました。”まさおさま” のブログ見たいと思います!!」

「確かに、まわりにはたくさんかっこいい大人がいると感じました。『有り難い』 の言葉には深い意味があると思った。勉強をなぜしなくてはいけないかと考えたことがありますが、勉強をするからこそ生きていけるのだと思いました。」

「『私たちはカッコいい大人に囲まれて生活している』 という言葉が、特に心に残りました。父や母って本当にカッコいいなぁと強く思います。そして、それを有り難いと思われている先生も、カッコいいなぁと思いました。この気持ちをずっと忘れずに生きていきたいです。今日はありがとうございました(*^_^*)」


ここには載せきれませんでしたが、みんなが書いてくれた感想にとても励まされました。
西根中学校の皆さん、最後までご静聴くださりありがとうございました。
最後は代表の2年生の女の子からとてもリッパな謝辞まで頂戴してしまいました。



講師冥利に尽きるとはこのことです。
本当に有り難うございました。
みんな感謝の気持ちを忘れず勉強がんばってカッコいい大人になってください


P.S.
西根中学校のみんな、これ読んでる?
コメントなにか書き込んでくれたらうれしいです。
これからも時々見に来てください

飲めや踊れや、イベントだあっ!

2012-12-02 11:50:05 | 飲んで幸せ・食べて幸せ
昨晩は 「年忘れDISCO Party!!」 に行ってきました。

「ディスコ」 なんて懐かしい響きです。

大学時代、歌舞伎町のディスコによく行ったものでした。

たまたまFacebookで知り合った方からお誘いを受けたのですが、

さすがに1人で出かける勇気はなく、どうしようかなあと迷っていたら、

「regaletto」 で飲んでいるという3人組から飲み会に誘われ、

これ幸いと 「regaletto」 に出向いてしばらく一緒に日本ワインを楽しみ、

そのまま3人を拉致して会場の 「AREA559」 に連れ込みました。

受付をすませ中扉を開いた瞬間から80年代にタイムスリップします。



大音量で流れる懐かしいソウルミュージック。

ミラーボールが回り、ストロボライトが強烈に点滅し続けています。

3人のうちの2人はディスコなんて行ったことなくて踊れないからと尻込みしていましたが、

このチカチカのなかではただボーッと突っ立って身体を揺すっているだけで踊っているように見えます。

最後はみんなフロアの真ん中まで進出して楽しそうに踊り 「来てよかった」 と言ってくれたので、

拉致した責任者としてはホッと胸をなでおろすことができました。


さて、一夜明けた今日は日本酒の祭典があります。

名づけて 「ふくしま地酒の陣2012」

あと10分ほどで開幕です。

このところ福島ではビアフェスタワインの祭典が開催されて好評を博していましたが、

福島と言えばまずは日本酒じゃないですか。

というわけで満を持しての開催です。

もちろんわが日本酒の師匠師匠の師匠も出店しています。

12時から19時までやっているようですので、

福大混声合唱団の演奏会を聴きに行ってから参戦してみたいと思います。


ふくしま地酒の陣2012

日 時 : 12月2日 (日) 12:00~19:00

場 所 : 街なか広場 全天候型特設大型テント内



12月もイベント続きだなあ。

大丈夫かなあ、ぼくの肝臓


冬のチキンレース完敗

2012-12-01 11:56:24 | ドライブ人生論
毎度お騒がせの冬のチキンレースですが、今年は完敗でした。

私はまだ見ていませんでしたが、そろそろ雪もちらついているという噂を聞き、

もう限界だなあと思ってはいたのですが、このところずっと忙しくて、

残念ながら11月中はタイヤ交換するヒマがまったくありませんでした。

明日は久しぶりに時間が空くので、ものすごく待たされるの覚悟で替えに行くつもりだったんです。

ところが今日は学生たちによるボランティア活動 「土曜子どもキャンパス」 の日で、

私は朝と夕方に学生たちを五百川のほうの仮設住宅まで送り迎えする役を割り振られていたのです。

なんとかこの一日だけもってほしかったのですが、

朝起きたらすでにほんのわずか雪が舞っています

しかしまだ全然積もるような感じではなかったので、なんとか朝は学生たちを金谷川で拾い、

仮設住宅まで送り届けることができました。

彼らは子どもたちを乗せるバスに乗り換え、私はひとり大学への帰途につきましたが、

その途中からもう本格的な大雪になってしまいました

幸い今日は 「土曜子どもキャンパス」 開催中にはなんの仕事も割り当てられておらず、

けっきょく大学に行くのはあきらめ、まっすぐタイヤ交換のため J’ms に向かいました。

ところが、開店時間前に着いたというのに店の前にはもう長い行列ができており、

今からお並びいただくとだいたい18時から19時のあいだの作業になりますと言われました。

それでは完全に手遅れです。

これはもうムリかなあと思いつつ、いちおうオートバックスもトライしてみます。

すると、こちらも長蛇の列でしたが、3時間待ちでやってもらえそうということで、

それなら送迎に間に合いますので何とかやってもらうことにしました。

お店の駐車場は後から後からやってくるタイヤ交換のクルマでごった返していますので、

店内ではなくクルマを移動させてどこか別の場所で待っていてくださいと指示されました。

というわけで、今は通りの向かいのケンタッキーでチキンフィレサンドを食べつつ、

こうしてブログ記事を打ち込んでいます。

まだあと2時間は待たなければなりません。

それまでずーっとここでタムロしてても追い出されないかなあ?

それにしても、よりによって今日降らなくてもいいのになあ。

冬のチキンレース、こんなにひどい惨敗は初めてです。

タイヤ交換は早め早めにするようにしましょう!