おはようございます^^
昨日から寒くなってきました。特に昼から風が出てきて体感気温が低くなってしまって
おお~サム~と肩をすぼめて小走りにいく姿さえ あわれなり…^^これって清少納言のパクリになってしまいました。
それともうひとつ 忠臣蔵 討ち入りの日でした。この舞台は今の東京、千代田区あたりでしょうか。討ち入りの日は
雪が降っていたようで、今ならこの時期東京で雪が降るなんて考えられませんね。でも 忠臣蔵の時代は旧暦(太陰暦)を
用いていました。それは何度もお話をしていますとおり 暦にある行事は旧暦のことで それをそのまま今の
カレンダー(新暦)に載せています。これって誰が見てもおかしいのですが新暦に合わせることなく載せていますから
どうしても無理なところや季節感がズレてしまっています。旧暦とは江戸時代まで日本はもとよりアジア一帯が使って
いました。それが欧州から新しい文化が入って来て 欧州流の新暦(太陽暦)に変わってゆきました。
旧暦とは月の満ち欠けが一定の周期であるのを知った中国人がそれを基に暦(カレンダー)を作りました。アジア諸国地域で
文化の先進地は中国でしたから、他の様々な文化や習性などと一緒に我が国にも輸入されました。
一方 新暦(太陽暦)はその名の通り 太陽の周期を利用した暦です。それによると太陽の周りを地球が一周を
するのを一年と決めたのが画期的な事柄で その一年の時間に合わせると太陰暦の暦ではズレがでるのは当たり前ですね。
例えば四年に一度の閏年は一年の調整時間だということは皆さんご存じのとおりですが、この一年を太陰暦で
表わすと毎年閏年の調整がひと月くらいあってとてもややこしいのです。
ですからこの忠臣蔵 討ち入りの日も新暦に合わせると一月だそうで その頃なら東京も雪の降ることはたまにありますよねぇ。
地球は今温暖化になっているそうですが、別の意見で地球は長い氷河期の中の今は端境期らしいという説もあるくらいで
現代科学ではわからないことがまだまだいっぱいあるようです。