おはようございます(^^)
遂に寒波がやってきました。昨日も「 明日はもっと寒くなるんやろか…」と肩をすくめて聞いている人がいました。
確かにこの何日か前までは日向ぼっこができるくらい暖かくて とても12月とは思えない日和(ひより)が続きました。
ですが毎年このような暖かい日が続いたあとに寒波がやって来ました。そうするとそれまでの緩んだ気持ちは一掃されますが
まぁそれも毎年の恒例と云いますか、しばらくしたら寒さにも慣れてしまうんですよね。 …ですから
さっきみたいな愚痴を聞くと 寒さ慣れをする予行演習みたいなモノやから…と冗談っぽく慰めることにしています。
冬だから寒くなる のは誰もがわかってることでしょう…それを ついついグチっぽく言うのも人の性(さが)でしょうか。
人には諭(さと)して笑ってますけど私だって寒いのはイヤだし夜がなかなか明けないと憂鬱ですよねぇ…
それですから冬は暖かい沖縄に移住しようかと本気で考えたこともありました。けど、さすがに諸事情が許さないので
保留になっていますが、冬は暖かいところ、夏には涼しい場所で暮らすのが最適な暮らし方でしょうね。そうすれば、
厚手のコートやダウンケットなどは要らないし、半袖シャツなんかも不要かも知れません。
移住地までの移動費と住居費用、不要な衣料品や冬用タイヤ暖房燃料費などをそれぞれの天秤に乗せてみますと、
やっぱり右側に傾くんですよねぇ… ん、右側って? ハイ、それはご想像にお任せします^_^
話の続きですが、人って良きにしろ何にしろ 境遇には慣れる生き物なんですね〜
私はこのブログの表題にありますように、元は どこにでもいるサラリーマンでした。それが勤めていた業界が
構造不況に堕ちてしまい 会社は敢え無く倒産。残った何人かでやり直そうとしましたが、やっぱり無理でした。
それが四十代半ばでしたが その年代では、もうマトモな就職先は無くて 子どもには一番金がかかるときでした。
それを何とか頑張ってゆきまして約5年… 何度も入っては辞めるを繰り返して困った困ったとしていたある日 新聞に入っていた求人広告
”一流企業の役員送迎車の運転士募集 年齢不問 <待遇>正社員 給料25〜35万円 賞与 社会保険退職金完備 残業有 り
ざっとこんな感じの広告でした。 それでまず 私の目についたのは、正社員 でした。というのもこの歳で…当時五十歳前でしたが
まともなところなら 正社員はあり得ないからです。家から数キロにあった上場企業の子会社の工場に面接に行った時の事でした。
先方は私の履歴書を見てこれは地元の方ですかと好意の眼差しで見てくれました。 内心、地元の人は好待遇にしてくれるんだ!
と喜んだのですが、担当者がおもむろに ところでおいくつですか?と訊いてきて 私は来月の誕生日まで間があるからとひとつサバを
読んで 49歳です。と答えました。 するとその担当者は少し首を振りながら ああそうですか…と力ない風にいうと
チョッと考えてから 当社の規定では途中入社の方は47歳までの人でしか社員にできないのですよ…と言葉を選びながら
丁寧に説明をし出しました。そして、契約社員でしたら全然問題がはありませんが 如何でしょうか と聞いてくるのです。
問題はありませんって、あんた、今の説明では社員に出るボーナスが契約社員は寸志程度になります、と言ったじゃないか、
それを あんたは全然問題はないと云うのかい ! とまぁ 私は憤慨するより呆れてしまいましたね。そんなこちらの感情を
察したのでしょう…社内の規定ですから…と申し訳なさそうにするので わたしは、ハイ分かりました。ですがちょっと
考えさせて下さい と即答を避けました。 …というのも ここの面接を受けたのが何社目だったのか忘れましたが、かなりの
数の面接を断られたり 話にならない条件でこちらが断ったりしていて 内心 参っていたからです。
私はこの数年 就職の応募をしながら 何処かで妥協をしないとアカンのかなぁと思っていました。それでも私がこだわって
いたのは収入でした。それは息子が大学へ進学するにあたって下宿代や授業料など今までに無かった出費があったからです。
人によっては 親父がウチは金が無いから大学に行きたかったら公立しかアカンぞぅ と言われたよ… と
出世まっしぐらで国立の一期校を出た部長がのたまうのですが、果たしてどこまでホンマかわからんような詭弁を聞いて
お宅の息子さんはどうですか^^とからかわれているような悲しい気分になりました。
・・続きます・・