おはようございます^^
最近の朝は冷えますねぇ‥パジャマで起きて 着替えをするときに パジャマは冬物に、
冬物といっても そう分厚くなくて 長袖に長ズボンで上着は薄手の裏地が合わせになっています。
余談ですが 生地を二枚張り合わせるのを合わせ というらしくて 夏物に多い一枚の生地で仕立てているのを
単衣(ひとえ)といいます。この単語の由来は大昔からでしょうか、平安時代の十二単(じゅうにひとえ)
紫式部や清少納言などが色鮮やかな着物を着ている姿が絵巻物に描かれています。この十二単とは
一体どんな着物なんでしょうか?調べたら そうそう 今では皇室の行事に欠かせないようですね。
実際は12枚の重ね着ではなく5枚の重ね着らしいのですが 当時は綿や羽毛などが無かったらしくて 平の
生地を何枚も重ね着をして寒さを凌いだのでしょうか。今ならダウンだとかフェザーの羽毛や羊毛、合繊の
軽くて暖かいものがありますが 昔は重ねるだけが精いっぱいの防寒対策だったのでしょうか。
清少納言の随筆 枕草子の冬の候に 雪の降りたるは 言うべきにもあらず‥とあります。
雪の降るのは言うまでもない という意味でしょうか。清少納言の住んでいた京都市内は今では滅多に雪は
降りません、それからすると千年前は今よりも寒くて雪もたくさん降ったのではないでしょうか。
現代は寒さの対策が住宅にしてもあらゆる生活すべてに備えられています。それでも 冬になれば
寒い 寒いと背を丸めてしまいますよね^^ 千年前にタイムスリップしたら きっと耐えられないのでは…
いえいえ、人間 何事も 慣れ ですよ。
環境に対する適応性があるのでしばらくは大変でしょうが すぐに順応できますって。^^
また、また他人事だと思って‥ そう無責任なことではないつもり、ただ若い内はそうかも知れませんが
歳を取ってしまったら 果たして慣れるまで身体が耐えられるでしょうか^^
質素は健康の礎(いしずえ)とはよく言ったもので、なまじっか贅沢な生活をしていると 身体が知らず知らずの
うちに甘やかされて弱い身体になっているのですねぇ。
だからと言って今更 平安時代の生活には戻れないでしょうけど^^
ご自愛ください・・