おはようございます。
最近仕入れた 面白いお話を一席ご紹介しましょう。
ウサギと亀 のお話です。
この話は日本のおとぎ話として有名ですね。
あらすじを おさらいしますと 足の速いウサギが遅い亀をつかまえて
あの丘まで競争をしてもし お前が勝ったらお菓子を上げようと約束をして
いざ走り出したら 亀が遅いのを見て ウサギは途中で油断をして昼寝をしてしまい
亀が途中で追い越して勝ってしまった。というお話でした。
では、ウサギはどうすればよかったのかな?
ハイ、ウサギは油断せず昼寝をしなければよかった と答えるのが多数でしょうね。
地道に努力をしていれば勝てることもあると油断を諌めたお話でした。
ところが これと同じような話でペルシャ今のイランでは、競争の前に亀は自分とそっくりの弟を
ゴールに立たせておいてそれで亀が競争に勝ったことになっています。
そして そのような知恵を働かせた亀を賞賛する話としています。
またインドでは、日本式のお話で それは、亀が悪い、と言われていました。
その理由は、亀には友情がない、というのです。競争に負けてもいいじゃないか、それよりも
寝ているウサギに 寝てちゃぁダメだよ、先に行くよ 声を掛けてあげるのが友情だ。
もしウサギが昼寝じゃぁなくて具合が悪くて苦しんでいたらどうする、
競争 競争と競う事ばかり叫んでどうするの。みんな仲良くいきましょう、
と敬愛の気持ちが大切だと教えるそうです。
お国柄のよく出た逸話ですね(笑)