おはようございます^^
久しぶりの雨が二日続きました。夕方雨も止んだようなので塀に掛かっている アイビーの枯れ葉を叩いて落としました。
アイビーは蔦(つた)科?かな…よくわかりませんが、以前は 蔦を延ばせてフェンスに伸ばしていました。蔦は大きくなると
手のひらサイズの葉っぱが出て深い緑色の鮮やかさに私は気に入っていました。 ですが女房が なぜかこの 蔦を
嫌いまして 理由は 気色悪い?からと何かあると口ぐせみたいに文句を言いました。そのうちに近くに住む母親までが 同じように
あんなのあかんわ 切ってしまえ と言う始末。なんでこんなきれいな緑のカーテンを嫌がるんやろ~
と私は不思議で仕方なかったんです。この蔦はたまに空き地や空き家の壁なんかに這っているのを見掛けますが、蔓(つる)
がムカデみたいに見えます。これは壁なんかに這うための根っこが剝がれまいと伸びているためだと思うのですが、
この蔦は冬になると立派な葉が落ちてしまいます。いわゆる落葉ということで、落ちた葉がフェンスの前の溝に落ちて溜まって
しまうくらいでした。
当時…10年くらい前でしたが、女房が失業中で 暇に任せて この溝に落ちた蔦の枯れ葉の掃除をしてくれました。
ですが、女房はそれ以来 事あるごとに その時の掃除が大変だったと口が酸っぱくなるくらいにいうのです。
今でも たまにあの時は大変やった大変やった…と抗議するように言うのですがたかが葉っぱ拾いで重くもないし
そんなに汚いわけでもないし冬のエエ天気にやるから寒くもないし…どうしていつまでもクドく言うんやろか…
不思議に思っていましたが ある日、同じようにボヤいていた顔を眺めていたら はっ、そうか…女房は掃除が嫌いなんだ、
と閃(ひらめ)いたのでした。それ以来 女房の行動を観察(そんな大層でもないのですが…)していると 確かに
掃除が嫌い…というか苦手なようです。部屋に掃除機をかける時、四角い部屋をまぁるく掛ける…笑い話にあるような
まさあにその通りでした。それもこの数年一体いつ掃除機をかけたんやろう…と思うくらいなまくらで そんな調子なのに
今の掃除機はトルネード型?になってるから 溜まったごみを取り出すのも簡単や、それにトルネードやから物凄く吸うらしい
コードも無いから持ち運びも便利やし…こんなの欲しいなぁとテレビのコマーシャルにすっかり感化されています。
あのなぁ…週に2日でも掃除機を掛けていて 不都合で困っている というのならトルネードであろうが買えばいいじゃないか
と喜んで同意するけど、いまの状態じゃぁ、いくら使い勝手のよい最新式の掃除機を買っても2.3回使って あとは押し入れの中で
ねんねんコロリ(笑)…なのが目に見えているよねぇ^^
話を戻しますが、冬場に落葉してしまった 蔦の蔓の部分が露出しているのを見ると ゲジゲジかムカデが這っているように
思えてきて 葉っぱの緑色がフェンスの金属のよそよそしさを覆い隠して観る人の心を和ませているのが、冬場に落葉
してしまったのでは フェンスの寒々しさが露呈してしまって おまけにゲジゲジが這ってるようでとても見苦しく思えてきました。
一旦嫌になると もう気になって仕方無くなってきた私は 二月の小春日和の午後に思い切って蔦の蔓を刈り取ってしまいました。
フェンスにこびりついた蔦の蔓(つる)が無くなって 女房の あんな嬉しそうな顔を見て 私はイラッときましたがそんな事は
億尾にも出さず いやぁ~スカッとなったヮという女房に そうやなぁと頷きながら お前が言うから切ったんと違うでぇ…
肚で思いながらタバコの煙を吐き出していました。
それから 今のアイビーを蔦の代わりにフェンスに這わせました。アイビーはホームセンターか花屋さんにありますが、小さい苗は
数年であれよあれよと伸びて延びて数年でこのような立派なグリーンカーテンになりました。しかも冬場になっても緑の葉っぱは落ちません。
常緑低木樹というのでしょうか、蔦みたいに這うので樹木と違うかも知れませんが、私にはそんなことはどうでもよい事で、年中緑の
カーテンがフェンスを覆っているのがお気に入りです^^ でも葉っぱの生え変わりがあるようで、この時期に新しい芽や葉が出てくる
みたいで ほうき で叩けば 枯れた葉っぱがカサカサと落ちます。それを それを 今度は私が拾い集めて棄てています。
これを女房に任せると 又 こんなの嫌や とゴネル事がないように…と私のささやかな学習能力を発揮した自己防衛策なのです^^