国土交通省が5月28日に開催した「トンネル天井板の落下事故に関する調査・検討委員会」の第5回会合で、笹子トンネルの事故は設計、施工、維持管理全てに問題があったとする見解を明らかにしました。天井板を支える接着系アンカーボルトが、当初の設計時点で2程度の低い安全率しか確保できていなかった事実も新たに公表しています。委員会はさらに、接着系アンカーの配置が車の進行方向に対して非対称だったことが、各アンカーに掛かる引張耐力を不均等にさせた可能性があることを指摘しました。。(接着系アンカーボルトの)長期荷重に対する知見はまだまだ不足しているそうです。それについてもう少し研究していかなければなりません。このような設計ミスのトンネルは、他にもあるのではないでしょうか?心配です。