まちの安全管理センター

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沖ノ鳥島の桟橋転覆、えい航方向に回転か

2014-04-09 15:44:37 | 日記
 3月30日に沖ノ鳥島(東京都小笠原村)沿岸の海上で起こった施工中の桟橋の転覆事故について、発注者の国土交通省関東地方整備局は31日、転覆時の状況を明らかにしました。施工者の五洋建設・新日鉄住金エンジニアリング・東亜建設工業JVが、海中に沈めた台船から南向きに桟橋のえい航を開始すると、桟橋はえい航方向に回転して転覆。乗っていた作業関係者が海に投げ出されたそうです。
 関東地整港湾空港部によると、桟橋が転覆した時の台船からの距離や、えい航速度など、詳細な状況はまだ分かっていない。桟橋に乗っていた16人のうち5人が死亡し、1人が行方不明の状況が続いています。
 転覆した中央桟橋(30m×20m×5m)は重さが700t程度で、長さ約40mの杭を4本立てた状態でえい航されていました。杭1本当たりの重さは170tでした。なぜ、このような事故が起こったのでしょう?徹底的に原因を追究してほしいです。