築地まぐろ屋3代目 豊洲市場場内からのマグロ新鮮情報

築地市場場内で40年以上のマグロ仲卸をしている、『松井水産』より、豊洲に移動しマグロの仕入れ情報、お得情報を毎日に配信

そろそろ・・・

2020-11-27 08:57:36 | Weblog
いよいよコロナ第3波の影響が大きくなってきてます。
とにかく、お得意様口をそろえて
『キャンセルばっか・・・』

とーぜん、売れ口も良いわけないですよね~~
ということで相場も、魚も本数は少ない割に大したことありません。

まぁ少ないのは本マグロだけでして、近海のバチとキハダは数多く出てます!
本マグロは津軽海峡の大きいのが数本、小マグロ数本に大船渡などの定置網が少々。
大西洋ジャンボもカナダ産の釣りが10本も無いくらいです。
しかもカナダ産はその半数以上が200キロ以上の魚体という・・・

バチは塩釜に調子にあとは小笠原の赤いところといった感じです。
キハダは三重県の旋網キハダで、脂乗ってて物は良さげでしたよ(^^)


ここにきてジャンボがそろそろカナダ産も漁獲枠がいっぱいに近いようですね。
まぁ例年通りと言えば例年通りなんですが・・・(^^;;)
ただ今ジャンボが切れると天然本マグロが困っちゃうんですよね~~(泣)
養殖物も含めて、ちょうどよい魚体の大きさの魚が少なく、大きい近海物は値段が・・・Σ(・□・;)

どうしても小さいサイズの特に網の漁の魚ですと色の持ちが微妙ですからね~~


このコロナ禍、とにかく色も落ちの良い魚でないと厳しいです。。





いろんな意味で『冬』近し!?ですなぁ~~(T0T)