2022. 6.12(日)は、浅草橋駅近くの「鳥越神社」(東京都台東区鳥越2-4-1)の大祭(6/9~6/12)の最終日で、氏子町内を千貫神輿と呼ばれている巨大な本社神輿が渡御するとのことで、旧「二長町」である「台東1丁目」・「台東2丁目」に映像の撮影に行ってきました。と言っても、前述のごとく、今年は神輿が担がれるのではなく、台車に乗せられて、町会役員達によって引っ張られて、町内を巡行するとのことでしたが。あ、なぜ、二長町に拘っているかと言うと、大昔、ここに住んでいたからです。事前に入手した神輿の経路図である「朱引」によると、二長町を巡行するのは9:28~9:55とのことです。
と言うことで、家から歩いて二長町まで着くのに90分位かかると思って、家を8時前に出て、二長町に向かいます。あ、天気は午前中は曇り状態のようです。台東1丁目と浅草橋5丁目に間の清洲橋通りに9時過ぎに着きましたが、勿論、まだ、渡御の行列は見えないので、その前の浅草橋5丁目(旧「柳北」)、そして、浅草橋4丁目(旧「柳壷南」)に行くと、行列が見つかりました。
早速、撮影を開始します。ここでは、祭り囃子も行列の最後に参加しており、賑やかな感じの上、見物人も多いです。そして、浅草橋5丁目との間で参加している町会役員や子供達の交代があり、今度は浅草橋4丁目を巡行しますが、先程の祭り囃子は浅草橋5丁目のみのようです。このため、音が鳴るのは大太鼓のみとなり、旧に寂しくなります。そして、清洲橋通りを渡り、台東1丁目に入り、今度は台東1丁目・2丁目(旧「二長町」)と交代します。
そして、9:40頃に発進します。ここでも、祭り囃子は無しです。しかしながら、驚いたことが。と言うのは、二長町の祭り半纏は焦げ茶色のもので、それが長い間、使われてきましたが、いつの頃からか、本社神輿渡御の時のみ、ショキング・ピンク色の祭り半纏が使われるようになりました。これ、非常に違和感があるもので、何でこんな下品なものが使われるのかと疑問に思っていましたが、今年からはその代わりに赤と白の四角い格子縞の上品な感じのものに替わっていました! これでようやくまともになった感じがします。そして、1丁目、2丁目と進んで、最後は蔵前橋通りを進み、清洲橋通りを渡った所で、鳥越1丁目と替わりました(10:10頃)。ここも残念ながら、祭り囃子は無しです。それにしても、二長町での見物人の少なさには驚きました。まあ、これが後述する助っ人募集の原因なんだと思いますが。
と言うことで、行列の構成です。
まず、先導の町会役員、
「交通安全」等の幡を持った子供達、
鉄棒引き、
鳥越神社の幡、
大太鼓、
鳥越神社の幡、
天狗(猿田彦)、
氏子18ヶ町の幡、
本社神輿を乗せた台を曳く町会役員と子供達、
綱の中には神職達がいます。
神輿の進行役の御幣、
台に乗せられた巨大な本社神輿、
人力車に乗った宮司、
最後に、祭り囃子ですが、これは、私が回った4町内会の内、1町会しかありませんでした。
なお、前述のごとく、鳥越神社の本社神輿は千貫神輿と呼ばれている巨大なものですが、それ以外に「喧嘩神輿」とも呼ばれています。と言うのは、これを担ぐのに地元の人達だけでは足りず、氏子以外の助っ人を募集するからで、彼らが、神輿を担ぐための棒の取り合いを行うため、喧嘩が起こると言う訳で、今回は担がれないのでそのようなことは起こらない筈ですが、浅草神社や下谷神社の神輿渡御とは比較にならない位、多数の警察官がこの行列について警備していました。
本日の午後は雨が降りましたが、私が撮影している間は青空が出て来て、直射日光が当たるまでに天気が回復したので、良かったです。加えて、二長町の新しい祭り半纏も見られましたし。
以上は、アクションカメラ「HDCool:HCN5000」で撮った映像をパソコンで再生して、画像としたものです。
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