ハリルが考えるカウンターは効率的だ
いろんな意味でハリルほどインスパイアされる代表監督は初めてだ。「このおっさんはいったい何を考えてるんだろう?」と想像をめぐらしていると、次々にいろんな思考が湧いてくる。そのひとつが「いかにボールを持たずに勝つか?」である。
ポゼッション・サッカーを正当化する言葉として、「90分間ボールをキープし続ければ負けることはない」がある。では逆にハリルが志向するようなカウンター・サッカーの利点は何か? ボールを失うリスクがないことだ。なぜなら初めからボールは持っていないのだから。
例えばポゼッションし、前にかかっているときボールを失えば、後ろにスペースを作ってしまっているため一発でカウンターを食らう。だが自分たちがボールを持たないカウンター攻撃の場合、前でボールを奪えれば、極端なケースではボールに1〜2度触るだけで得点できる。非常に効率的だ。
日本人は今まで、ポゼッションし、ゲームを支配することで初めて勝てると考えてきた。だが「いかにボールを持たずに勝つか?」を発想する勝ち方もあるのだ。これだから正解のないサッカーはおもしろい。
いろんな意味でハリルほどインスパイアされる代表監督は初めてだ。「このおっさんはいったい何を考えてるんだろう?」と想像をめぐらしていると、次々にいろんな思考が湧いてくる。そのひとつが「いかにボールを持たずに勝つか?」である。
ポゼッション・サッカーを正当化する言葉として、「90分間ボールをキープし続ければ負けることはない」がある。では逆にハリルが志向するようなカウンター・サッカーの利点は何か? ボールを失うリスクがないことだ。なぜなら初めからボールは持っていないのだから。
例えばポゼッションし、前にかかっているときボールを失えば、後ろにスペースを作ってしまっているため一発でカウンターを食らう。だが自分たちがボールを持たないカウンター攻撃の場合、前でボールを奪えれば、極端なケースではボールに1〜2度触るだけで得点できる。非常に効率的だ。
日本人は今まで、ポゼッションし、ゲームを支配することで初めて勝てると考えてきた。だが「いかにボールを持たずに勝つか?」を発想する勝ち方もあるのだ。これだから正解のないサッカーはおもしろい。