すちゃらかな日常 松岡美樹

積極財政などの政治経済をすちゃらかな視点で見ます。ワクチン後遺症など社会問題やメディア論、サッカー、音楽ネタも。

日本代表FWの鈴木武蔵がイングランド・プレミア入りか?

2020-12-03 19:52:19 | サッカー日本代表
 すごいなぁ。

 日本代表FWの鈴木武蔵が、イングランドのプレミアリーグへ行く可能性があるらしい。

https://news.yahoo.co.jp/articles/cbc59492da2e55201b887db70e61880b547eeb1d

 彼はベルギーでは今年8月のデビュー以来、5ゴールしているし、裏抜けがうまい上に彼には海外で活躍するのに必須の強いフィジカルがある。

 移籍したチームに、彼が生きるような、敵ライン裏のスペースにパス出しするセンスのある選手がいれば活躍するんじゃないかな? 

 もし移籍が実現したら、がんばってほしいね。
 

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【森保ジャパン】パス出しだけでなくゴールを取る重要さ

2020-12-03 08:04:00 | サッカー戦術論
目覚めつつある鎌田大地

 鎌田は前で攻めに絡むだけでなく、相手ボールになったら自陣バイタルエリアあたりまで下りて守備をやり、マイボールになったら前線へ上がって行き攻撃に絡む、というスタイルを確立しつつある。

 つまり複数の機能を果たすことだ。

 守備と攻撃が分業されていた往年の古き良き時代のサッカーと違い、現代サッカーは1人2役、3役を求められる。鎌田はそれに気づいたわけだ。

 ただ話はそこでは終わらない。鎌田が守備と攻撃をどちらもこなせるようになったとしたら、今度は自分で得点を取ることを求められる。

 スルーパスを味方に出したら「見事なパスだ」「天才だ」と褒めちぎられる甘っちょろい日本サッカー界とちがい、欧州の最前線では点の取れない攻撃的MFは認められないからだ。

 その意味では鎌田はもうひと皮むけ、あのチェコ代表(当時)パベル・ネドベドのような選手をめざしてほしい。

 欧州の強国とはいえなかった当時のチェコ代表チームは、守備からのカウンターを身上としていた。

 そのなかにあってネドベドはまず守備を、それからパス出し、そして最後はゴールを決める仕事もしていた。

 鎌田がネドベドのような1人3役をこなすには、まだまだインテンシティの高さと運動量、勝負強さが足りない。

 だが鎌田はそれができるはずの選手なので大いに期待している。

ゴールを求められる久保建英

 同様に、所属チームのエメリ監督からゴールを求められているのが久保建英だ。

 日本におけるMFといえば「鮮やかなキラーパス」を出した時点で「すごい」「天才だ」と持て囃される。だが上にも書いた通り、欧州のMFに求められるのはそれだけじゃない。

 久保はまだまだ日本的な「10番」(パス出しまで)の仕事でとどまっているが、欧州でプレイするMFである以上、監督からゴールを求められるのは当然だ。

 久保は典型的な「ボールプレイヤー」であり、ボールのない所での働きが物足りない。

 パス出しをしてワンプレイ終わると足を止めてしまったり、自分がボールを失うと「はい、この先は僕の仕事じゃありません」とでもいうかのように足を止めてしまう。

 つまりワンプレイ終わった瞬間のトランジション(切り替え)に問題がある。

 現代サッカーではトランジションに優れているかどうかは死命を制する。欧州では、ワンプレイ終わったら「ひと休み」するような選手は使われない。

 鎌田がそこに目覚めたように、久保の次なる大きなテーマはトランジションにある。

 がんばってほしい。

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