医療と教育の無償化も大きな柱に
1月5日(本日)07時。前兵庫県明石市長で、退任後も積極的に政治的発言を続ける泉房穂氏が時事通信社のインタビューを受け、次の衆院選で政権交代を目指す構想をぶち上げた。
それによれば泉氏は、国民の負担減を掲げる「救民内閣」構想を示し、新しい政治勢力を結集して次の衆院選で政権交代を目指すという。
泉氏によれば次期衆院選については、(1)消費税の軽減税率を5年間の「期間限定」で0%に引き下げる、(2)医療、教育費を無償にするーーことを柱にした「救民内閣」構想を掲げ、与野党双方から賛同者を募る。
泉氏ら「国民の味方」と、自民党など「国民負担増を強いる古い勢力」との一騎打ちの構図を作り出そうと絵を描いている。
ただ自身が出馬する可能性については、「私は役者でなくシナリオライター。脚本を書き、キャスティングをしたい」と否定している。
出典・引用『国民負担減の「救民内閣」を 次期衆院選、政権交代目指す―泉・前明石市長インタビュー』(時事ドットコムニュース)
※以上、インタビュー関連はここまで。
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『国民の味方』対『国民の敵』の戦いに持ち込め
さあ泉房穂氏が政権交代を主張し、政権構想をぶち上げた。掲げた政策は「消費税の5年間限定0%化」と「医療と教育費の無償化」だけだ。
非常に論点を絞っており、野党の諸勢力が乗りやすい仕様になっている。肝心な「お題目」の時点で意見が割れてまとまれないのでは意味がない。
その点では、より政権交代をめざす勢力を糾合しやすい陣立てだ。さすが泉氏、そのへんはわかってらっしゃる。ポイントが高い。
さて野党勢力は、この呼びかけに応じるのか?(もし応じなければ必ずや国民から永遠に見離されるだろう)。
もう左右対立の時代じゃない、上下対立の時代だ
もはや「左右の対立」などと言う時代じゃない。右も左も糾合すべきだ。
現代は、財力のある「上級国民」か? それとも貧しい「下級階層」か? そんな上下対立の時代である。いったい野党は上と下、どっちの味方なのか? そういうことだ。
それゆえ立憲その他の所属議員らが「これでは衆院選に生き残れない」と判断し、脱党して泉さんの「救国政権」構想を支持し、そこに駆けつけ、衆院選に向けた新しい政治勢力を作ることが期待される。
個人的には、そもそもれいわ新選組などは「流動化する組織のいち過程にすぎない」と考えている。この組織が存続するなどとは夢にも思っていない。ゆえに「れいわ新選組」丸ごと、泉さんの「救国政権」に融合すべきだろう。
そして共産党との連携も必要だ。
首相候補は(客観的に言って)山本太郎しかいない
そしてこの政権構想では、いったい誰を「仮の首相」に担ぐのか? もし泉さんがやってくれればそれでいいが、ご自身はやんわり否定されている。
そして以前、泉氏は政治ジャーナリスト・鮫島浩氏によるインタビューのなかで「山本太郎がいいのでは?」と聞かれ、「政治経験がないからなぁ」と答えていた。
だが強いリーダーシップを振るえ、かつ経済政策に明るく、自民党政権による緊縮政策で落ち込む一方の今の日本の窮状を救えるのは山本太郎しかいない。
泉さんが「彼は経験に乏しい」というのは、まったく私も同意だ。その通りだと思う。太郎はまだ「人間力」さえ備わっていない。その意味だけに限定すれば、器が小さい。(だが別の面では器が非常に大きい)
くわえて大問題は、いずれも個性とアクが強く自分を絶対に譲らない泉氏と山本太郎が、果たしてぶつからずにやっていけるのかどうか? だ。これについては実に心もとない。
だがそれでも現状、首相候補は「山本太郎しかいない」のは客観的事実だろう。
それ以外にタマがない。
さてこれでもし政権交代が起こらなければ、今度こそ日本は終了だ。シャットダウンである。1度だけでいいから、みんな今度こそ選挙に行ってほしい。
【参考記事】
『自公政権に対抗し「野党再編」を自ら仕掛ける宣言だ』(鮫島タイムス)
1月5日(本日)07時。前兵庫県明石市長で、退任後も積極的に政治的発言を続ける泉房穂氏が時事通信社のインタビューを受け、次の衆院選で政権交代を目指す構想をぶち上げた。
それによれば泉氏は、国民の負担減を掲げる「救民内閣」構想を示し、新しい政治勢力を結集して次の衆院選で政権交代を目指すという。
泉氏によれば次期衆院選については、(1)消費税の軽減税率を5年間の「期間限定」で0%に引き下げる、(2)医療、教育費を無償にするーーことを柱にした「救民内閣」構想を掲げ、与野党双方から賛同者を募る。
泉氏ら「国民の味方」と、自民党など「国民負担増を強いる古い勢力」との一騎打ちの構図を作り出そうと絵を描いている。
ただ自身が出馬する可能性については、「私は役者でなくシナリオライター。脚本を書き、キャスティングをしたい」と否定している。
出典・引用『国民負担減の「救民内閣」を 次期衆院選、政権交代目指す―泉・前明石市長インタビュー』(時事ドットコムニュース)
※以上、インタビュー関連はここまで。
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『国民の味方』対『国民の敵』の戦いに持ち込め
さあ泉房穂氏が政権交代を主張し、政権構想をぶち上げた。掲げた政策は「消費税の5年間限定0%化」と「医療と教育費の無償化」だけだ。
非常に論点を絞っており、野党の諸勢力が乗りやすい仕様になっている。肝心な「お題目」の時点で意見が割れてまとまれないのでは意味がない。
その点では、より政権交代をめざす勢力を糾合しやすい陣立てだ。さすが泉氏、そのへんはわかってらっしゃる。ポイントが高い。
さて野党勢力は、この呼びかけに応じるのか?(もし応じなければ必ずや国民から永遠に見離されるだろう)。
もう左右対立の時代じゃない、上下対立の時代だ
もはや「左右の対立」などと言う時代じゃない。右も左も糾合すべきだ。
現代は、財力のある「上級国民」か? それとも貧しい「下級階層」か? そんな上下対立の時代である。いったい野党は上と下、どっちの味方なのか? そういうことだ。
それゆえ立憲その他の所属議員らが「これでは衆院選に生き残れない」と判断し、脱党して泉さんの「救国政権」構想を支持し、そこに駆けつけ、衆院選に向けた新しい政治勢力を作ることが期待される。
個人的には、そもそもれいわ新選組などは「流動化する組織のいち過程にすぎない」と考えている。この組織が存続するなどとは夢にも思っていない。ゆえに「れいわ新選組」丸ごと、泉さんの「救国政権」に融合すべきだろう。
そして共産党との連携も必要だ。
首相候補は(客観的に言って)山本太郎しかいない
そしてこの政権構想では、いったい誰を「仮の首相」に担ぐのか? もし泉さんがやってくれればそれでいいが、ご自身はやんわり否定されている。
そして以前、泉氏は政治ジャーナリスト・鮫島浩氏によるインタビューのなかで「山本太郎がいいのでは?」と聞かれ、「政治経験がないからなぁ」と答えていた。
だが強いリーダーシップを振るえ、かつ経済政策に明るく、自民党政権による緊縮政策で落ち込む一方の今の日本の窮状を救えるのは山本太郎しかいない。
泉さんが「彼は経験に乏しい」というのは、まったく私も同意だ。その通りだと思う。太郎はまだ「人間力」さえ備わっていない。その意味だけに限定すれば、器が小さい。(だが別の面では器が非常に大きい)
くわえて大問題は、いずれも個性とアクが強く自分を絶対に譲らない泉氏と山本太郎が、果たしてぶつからずにやっていけるのかどうか? だ。これについては実に心もとない。
だがそれでも現状、首相候補は「山本太郎しかいない」のは客観的事実だろう。
それ以外にタマがない。
さてこれでもし政権交代が起こらなければ、今度こそ日本は終了だ。シャットダウンである。1度だけでいいから、みんな今度こそ選挙に行ってほしい。
【参考記事】
『自公政権に対抗し「野党再編」を自ら仕掛ける宣言だ』(鮫島タイムス)