財務省のどこに問題があるか? まるでわかってない
✳︎財務省解体してもどうしようもない理由を解説します(堀江貴文 ホリエモン)
いまの「緊縮財政」を「積極財政」に転換するだけですべてが変わる
まずはホリエモンに反論しよう。
そもそも物理的に財務省がなくなれば、必然的にあんな常識はずれの壊滅的な「緊縮財政」は行われなくなる。
で、新しい政権がいまの日本とは真逆の「積極財政」政策を取り、グローバル・スタンダードでマトモな財政政策をやれば、現代日本が抱える経済問題の多くは解消する。
それがわからないんだろうか?
なのに「それは財務省のせいじゃない。お前の努力が足りないんだ」って、こんなごく基本の経済理論を知らないんだろう。
日本がこれだけ貧しいのは財務省のまちがった政策のせいだ
財務省がやってる財政政策(緊縮財政)がまちがってるせいで国の経済がこんなに傾き、国民が貧乏になっている。
にもかかわらず、それを「お前の努力が足りない」って(繰り返しになるが)ホントに笑うしかない。
まるでお話にならない。
日本という国家の財政担当部局(財務省)が主導している現在の財政政策は、年度の財政支出と収入を一致させる「均衡財政」だ。
こんなシロモノは19世紀のまるで時代遅れな考え方であり、根本的に(真逆の方向へ)まちがっている。
そもそも財務省は、「財源は税金だ」と言うのだ。
そんなバカな話はない。
そうじゃなく国は国債を発行すれば、お金を「無」から自在に作り出せる。
その用途は、さまざまだ。
そうじゃなく国は国債を発行すれば、お金を「無」から自在に作り出せる。
その用途は、さまざまだ。
例えば公共事業に使って国民に仕事を作り出し、国の安定を生み出したり、あるいは減税するなど実にいろいろある。
また国債発行で作った資金で緊急避難的な現金給付をすれば、生活に切羽詰まった国民にゲタを履かせて生活をひとまず支援することもできる。
つまり国がどんな財政政策を取るか次第で、いくらでもやりようはあるのだ。
新自由主義者のホリエモンらしい自己責任論だ
なのに、それを「個人の努力」でなんとかしろって……なんてマヌケな愚論なんだ?
まったく呆れてモノが言えない。
これ、ホリエモンはわかっててわざと言ってる確信犯なんだろうか?
それとも財政の仕組みなんて、まるで知らない無知なのか?
少なくとも彼の論理は典型的な自己責任論だ。
まあ、新自由主義者のホリエモンらしい、といえばらしいけど。
やれやれ。
また国債発行で作った資金で緊急避難的な現金給付をすれば、生活に切羽詰まった国民にゲタを履かせて生活をひとまず支援することもできる。
つまり国がどんな財政政策を取るか次第で、いくらでもやりようはあるのだ。
新自由主義者のホリエモンらしい自己責任論だ
なのに、それを「個人の努力」でなんとかしろって……なんてマヌケな愚論なんだ?
まったく呆れてモノが言えない。
これ、ホリエモンはわかっててわざと言ってる確信犯なんだろうか?
それとも財政の仕組みなんて、まるで知らない無知なのか?
少なくとも彼の論理は典型的な自己責任論だ。
まあ、新自由主義者のホリエモンらしい、といえばらしいけど。
やれやれ。