古橋の攻撃力が目を引いた
カタールW杯アジア2次予選だが、日本はすでに予選突破を決めているので新戦力発掘のための試合になった。
日本のフォーメーションは4-2-3-1だ。スタメンはGKが権田修一。最終ラインは右から山根視来、中谷進之介、昌子源、佐々木翔だ。
2CMFは川辺駿と橋本拳人。2列目は右から古橋亨梧、南野拓実、原口元気。ワントップは浅野拓磨である。
日本のポゼッション率は61%。タジキスタンは守備時5-3-2、時に4-4-2だ。タジキスタンは自陣に守備ブロックを作る前までは最終ラインが高いので、日本はライン裏のスペースを使えた。
ただしタジキスタンは攻守の切り替えが速い好チームだった。彼らは1点取ってから中を締めて中盤のプレスを厳しくし、特に前半の日本は難しい展開になった。
タジキスタンはリードされてもアグレッシブに気持ちを落とさず、試合終了まで意欲的にプレイした。
南野の一発で日本がリードする
日本の先制点は前半6分だ。山根がすばらしいグラウンダーの縦パスをライン裏のスペースへ出し、浅野のシュートがGKに弾かれたリバウンドを古橋が詰めた。
ところが前半10分だった。タジキスタンが右サイドからのサファロフのクロスに、パンシャンベがヘディングシュートを決めて追いついた。
この結果、前半は両者とも押したり引いたりの一進一退になった。
そして前半40分。左に開いた古橋からの難しいクロスを、ニアに詰めた南野が左足で決めた。ついに日本がリードする。
橋本や守田、川辺、坂元らが健闘した
日本は後半の立ち上がりから原口に代えて坂元達裕を右SHに入れ、南野に代えて鎌田大地を出場させた。これにより古橋は左SHに回った。
後半6分。橋本がいったん右サイドにボールを振り、右サイドからの山根のグラウンダーのクロスを橋本がダイレクトでゴール左スミに決めた。3点目だ。
締めは後半25分だった。バックパスを受けた敵GKに鎌田がプレッシャーをかけるとGKの縦パスがミスパスになり、カットした川辺がダイレクトでゴール左スミに決めた。4点目である。
最後は地力の違いが出て3点差になったが、タジキスタンが力強いメンタルを維持し緊迫した試合になった。
新戦力の開拓という意味では、日本は1ゴール1アシストした古橋の攻撃力が目を引いたほか、中盤の底で橋本や途中出場の守田らが攻守に働いた。また新しい顔ぶれの川辺や坂元、2点に絡んだ山根も戦術眼を見せた。
選手をごっそり代えたためいつもレベルのクオリティがなく森保監督が叩かれたりしているが、遠藤や吉田、冨安がいるチームとくらべるのは勘違いしているし、新戦力発掘のためのゲームだったことを考えればそれは違うと思う。
最後にタジキスタンの勇気を讃えたい。
カタールW杯アジア2次予選だが、日本はすでに予選突破を決めているので新戦力発掘のための試合になった。
日本のフォーメーションは4-2-3-1だ。スタメンはGKが権田修一。最終ラインは右から山根視来、中谷進之介、昌子源、佐々木翔だ。
2CMFは川辺駿と橋本拳人。2列目は右から古橋亨梧、南野拓実、原口元気。ワントップは浅野拓磨である。
日本のポゼッション率は61%。タジキスタンは守備時5-3-2、時に4-4-2だ。タジキスタンは自陣に守備ブロックを作る前までは最終ラインが高いので、日本はライン裏のスペースを使えた。
ただしタジキスタンは攻守の切り替えが速い好チームだった。彼らは1点取ってから中を締めて中盤のプレスを厳しくし、特に前半の日本は難しい展開になった。
タジキスタンはリードされてもアグレッシブに気持ちを落とさず、試合終了まで意欲的にプレイした。
南野の一発で日本がリードする
日本の先制点は前半6分だ。山根がすばらしいグラウンダーの縦パスをライン裏のスペースへ出し、浅野のシュートがGKに弾かれたリバウンドを古橋が詰めた。
ところが前半10分だった。タジキスタンが右サイドからのサファロフのクロスに、パンシャンベがヘディングシュートを決めて追いついた。
この結果、前半は両者とも押したり引いたりの一進一退になった。
そして前半40分。左に開いた古橋からの難しいクロスを、ニアに詰めた南野が左足で決めた。ついに日本がリードする。
橋本や守田、川辺、坂元らが健闘した
日本は後半の立ち上がりから原口に代えて坂元達裕を右SHに入れ、南野に代えて鎌田大地を出場させた。これにより古橋は左SHに回った。
後半6分。橋本がいったん右サイドにボールを振り、右サイドからの山根のグラウンダーのクロスを橋本がダイレクトでゴール左スミに決めた。3点目だ。
締めは後半25分だった。バックパスを受けた敵GKに鎌田がプレッシャーをかけるとGKの縦パスがミスパスになり、カットした川辺がダイレクトでゴール左スミに決めた。4点目である。
最後は地力の違いが出て3点差になったが、タジキスタンが力強いメンタルを維持し緊迫した試合になった。
新戦力の開拓という意味では、日本は1ゴール1アシストした古橋の攻撃力が目を引いたほか、中盤の底で橋本や途中出場の守田らが攻守に働いた。また新しい顔ぶれの川辺や坂元、2点に絡んだ山根も戦術眼を見せた。
選手をごっそり代えたためいつもレベルのクオリティがなく森保監督が叩かれたりしているが、遠藤や吉田、冨安がいるチームとくらべるのは勘違いしているし、新戦力発掘のためのゲームだったことを考えればそれは違うと思う。
最後にタジキスタンの勇気を讃えたい。