見えてきた2次予選の戦い方
2026年北中米ワールドカップ・アジア2次予選は、第二戦のシリア戦が終わり徐々に日本の戦い方が見えてきた。
シリア戦では第一戦のミャンマー戦からスタメンをごっそり9人入れ替えてターンオーバーした。日本は今後もこのやり方が常套手段になりそうだ。
しかもそのなかで新しく追加招集されたMF佐野海舟(鹿島アントラーズ)がミャンマー戦で攻守に活躍した。他方、同じく追加招集のFW細谷真大(柏レイソル)もシリア戦で代表初ゴールを決めている。
日本は新しく出てくる人材が必ず活躍するイケイケの好循環にあるようだ。
Jリーグにはまだ原石が眠っているのでは?
おまけに日本はこれでも三笘薫や中村敬斗、鎌田大地、板倉滉、古橋亨梧、旗手怜央、前田大然、伊藤敦樹ら主力クラスがごっそりケガで脱落しているのだ。
にもかかわらず、こうしてターンオーバーがきく。おそるべき選手層である。かつてない分厚さを誇っている。あの1993年のカタール・ドーハで、左SBの都並敏史がケガで欠場しただけで四苦八苦していたのが夢のようだ。
特に佐野や細谷の躍動ぶりを見れば、まだまだJリーグには磨けば光る宝石が眠っているような気がするのは私だけだろうか?
これでケガ人が続々戻ってくれば、めざすW杯本大会に向け明るい話題しかない状態になりそうだ。
ただし有頂天になってはいけない
また既存の選手たちもそれぞれ活躍している。ミャンマー戦では南野拓実が絶妙なアシストをして復調の兆しを見せたし、伸び悩んでいた浅野はこのところ攻守に進境著しい。ミャンマー戦でハットトリックした上田綺世も、シリア戦でまた2点を取った。入れ食いだ。
ほかにも常時安定の伊東純也はシリア戦で4アシストし、同様に1ゴール1アシストした久保健英は超ド級のプレーぶりでいまやチームの柱だ。
一方、両SBの菅原由勢と伊藤洋輝も攻撃力が爆発しているし、ミャンマー戦では右SBの毎熊晟矢がいいプレーをしていた。菅原とはいいライバルだ。また遠藤航と森田英正を交えた冨安健洋や谷口彰悟ら守備陣の鉄板ぶりも安心できる。
ただしこの連戦連勝で、くれぐれも有頂天にならないことが肝心だ。メディアは浮かれて煽るだろうが、舞台はまだアジア2次予選。相手ははるか格下だ。これぐらいできて当たり前なのだ。問題は、W杯本大会の決勝トーナメントでどこまでできるか? そんな厳しい心構えで次戦に臨みたい。
2026年北中米ワールドカップ・アジア2次予選は、第二戦のシリア戦が終わり徐々に日本の戦い方が見えてきた。
シリア戦では第一戦のミャンマー戦からスタメンをごっそり9人入れ替えてターンオーバーした。日本は今後もこのやり方が常套手段になりそうだ。
しかもそのなかで新しく追加招集されたMF佐野海舟(鹿島アントラーズ)がミャンマー戦で攻守に活躍した。他方、同じく追加招集のFW細谷真大(柏レイソル)もシリア戦で代表初ゴールを決めている。
日本は新しく出てくる人材が必ず活躍するイケイケの好循環にあるようだ。
Jリーグにはまだ原石が眠っているのでは?
おまけに日本はこれでも三笘薫や中村敬斗、鎌田大地、板倉滉、古橋亨梧、旗手怜央、前田大然、伊藤敦樹ら主力クラスがごっそりケガで脱落しているのだ。
にもかかわらず、こうしてターンオーバーがきく。おそるべき選手層である。かつてない分厚さを誇っている。あの1993年のカタール・ドーハで、左SBの都並敏史がケガで欠場しただけで四苦八苦していたのが夢のようだ。
特に佐野や細谷の躍動ぶりを見れば、まだまだJリーグには磨けば光る宝石が眠っているような気がするのは私だけだろうか?
これでケガ人が続々戻ってくれば、めざすW杯本大会に向け明るい話題しかない状態になりそうだ。
ただし有頂天になってはいけない
また既存の選手たちもそれぞれ活躍している。ミャンマー戦では南野拓実が絶妙なアシストをして復調の兆しを見せたし、伸び悩んでいた浅野はこのところ攻守に進境著しい。ミャンマー戦でハットトリックした上田綺世も、シリア戦でまた2点を取った。入れ食いだ。
ほかにも常時安定の伊東純也はシリア戦で4アシストし、同様に1ゴール1アシストした久保健英は超ド級のプレーぶりでいまやチームの柱だ。
一方、両SBの菅原由勢と伊藤洋輝も攻撃力が爆発しているし、ミャンマー戦では右SBの毎熊晟矢がいいプレーをしていた。菅原とはいいライバルだ。また遠藤航と森田英正を交えた冨安健洋や谷口彰悟ら守備陣の鉄板ぶりも安心できる。
ただしこの連戦連勝で、くれぐれも有頂天にならないことが肝心だ。メディアは浮かれて煽るだろうが、舞台はまだアジア2次予選。相手ははるか格下だ。これぐらいできて当たり前なのだ。問題は、W杯本大会の決勝トーナメントでどこまでできるか? そんな厳しい心構えで次戦に臨みたい。