8月10日にちょっとだけご紹介していたスルメ状のものが、
こんな作品に仕上がりました。
以前から素敵な作品の数々を楽しみにしている
ある革作家さんのブログで見つけたコロリン財布。
こんなのを作ってみたいなーと思っていたら、
ある日、似たような型紙を別の方のHPで発見して、
嬉しくてコピペしてあったのです。
随分前だったので、どこから頂いたかも忘れてしまっています。
(型紙公開していた方、ありがとうございます。)
お札の長さと幅に合わせて少し型紙の大きさを変えてみました。
スルメ状に切った革を組み立てて
カシメで止めたり、糸で縫い止めたりしていくと、
こんな風にふっくらとしたサイフに出来るわけ。
私は裏革をつけたので、縫う部分が沢山あったのですが、
裏をつけなければほとんど縫う手間いらずの、
簡単でお洒落なお財布です。
一番上の蓋は開け閉めが簡単なようにギボシで止めてみました。
蓋を開いたところはお札入れ。
カード入れも付けました。
もう1,2センチ幅があれば、カード入れ、2つ出来たみたい。
次回への反省点です。
蓋を開けるともうひとつ蓋があるでしょう?
こちらは表に響かないように、そしてちゃんと閉まるように、
ジャンバードットボタンを付けています。
こういう材料が秋田ではないので、
その度にPCで調べてネット注文するのが、結構時間がかかるし、
実物を見ないで注文するので、失敗も多い。
今回も、本当は普通のホックを注文したつもりだったのですが、
届いてみたらこれでした。
丈夫だけど、開け閉めに力が要るので、研究の余地が有りそうです。
ここには小銭を入れるつもり。
ほら、これも中身がちゃんと見えて、小銭が取り出しやすいお財布なんです。
鍵穴は無いのですが、
最初に見たコロリン財布のまねっこをして、
アンティーク風のキーを飾りに付けてみました。
使ってみて思うことは、カード入れの仕切りがもうひとつほしいと言うこと。
カーテン状のマチの幅を変えたら仕切りを増やせるとは思うのですが、
どうやって型紙を手直ししたらいいか見当が付かなくて困っています。
実はこの話には後日談があります。
職場でM子に見せびらかしたら、
「いい、いい。」と誉めたおされたので、
「じゃあ、確か茶色のキラキラの革があったはずだから、待っててくれたら作ってあげる。」
と言ったのですが、
「いやだ。この色がいい。」と言うのです。
よく考えたら私より、
フリフリの可愛いものが大好きで、小柄な彼女の方が、これ、似合いそう。
「分かった。これをプレゼントするわ。」と言ったら、
大喜びしてくれました。
というわけで、このキラキラ財布お嫁に行きました。