皆さん、こんばんわ~&おひさ~
更新ペースがメチャメチャ落ちています。
(最近、私生活...遊び過ぎ?)
...で、今夜のネタは、心に沁みた映画の話を語る『心染み会』の2回目。
いきなりですが、私は恋愛映画は殆ど観ません。
それはやっぱり男性だからでしょうか?
(男性でも恋愛映画を観るのかな?)
でも、そんな私が最も感動した悲しい恋愛映画を紹介しましょう。
そのタイトルの名は...
『スター・ウォーズ/エピソード3』
(正確に言えば『スター・ウォーズ』全シリーズなんだけどネ~)
...えっ?
そんなの恋愛映画ではない?SF戦争ヒーロー映画だって?
いやいや~そうでもないのよ~
私的には、かなり悲しい恋愛映画だと思います。
実際に、この時期...2人の女性の方に『スター・ウォーズ/EP3』及び、全シリーズを紹介したんですが、
この映画の悲しいラブストーリーにメチャメチャ感動したそうです。
今夜は、その悲しいラブストーリーの話を語りましょう。
(↓とりあえず、大雑把な話の流れの紹介です。)
この映画の『EP1~3』の主人公、“アナキン・スカイウォーカー”は、
「フォースにバランスをもたらす者」(選ばれし者)と予言されたジェダイの騎士。
(ジェダイの騎士とは政治に関わる権力を持った、
礼儀・秩序・正義に基づいた霊力を扱える騎士の組織だと思って頂きたい)
“アナキン”は恋愛禁止の規律を破って、“アミダラ姫”と恋に落ち...結婚し隠れて愛を育んでいた。
ある日、アミダラ姫(パドメ)がアナキンとの子を身ごもったことを聞く...
↓アナキンは剣術ではヨーダを凌ぐ実力を持っている。
しかしこの頃、アナキンはパドメが出産の際、命を落す悪夢を見るようになる。
過去にアナキンは、夢で母の死を予知した事があります。
その際、彼は母の命を奪った奴隷人身売買の族を皆殺しにしている。
(コレはジェダイの騎士の規律に反した行動であり、この出来事が彼にとってのトラウマになっている。)
共和国元老院議員パルパティーンは、アナキンに...
シス(暗黒面)には人の命を救う“力”が存在すると耳打ちする。
(“シス”とはジェダイの騎士とは反対に 憎しみ・怒り・怨み 等の負の力を源に霊力を制御する騎士道である。)
アナキンは、パルパティーン議員が“シス”だと知り、もちろん暗黒面への勧誘を拒絶するが...
パルパティーンが“シス”だと知ったジェダイは彼を討伐に...
強大な力を持ったシスに苦戦しながらも、何とか押さえ込むが...
「助けて...もう力が...」
愛するパドメの命を救うには、パルパティーンの...“シス(暗黒面)”の力が必要...
「やめろー!その力が必要なんだー!!」
仲間のジェダイの騎士の腕をぶった切るアナキン...
「ギャー!!」
ライトセーバー(腕)を失ったジェダイに、容赦なく“シス”のフォースを打ち込むパルパティーン。
「無限の力だぁーーー!!」
かくして、暗黒面に堕ちてしまったアナキン...
名前を“ダース・ベーダー卿”と称し、パルパティーンの下部となってしまう。
ジェダイが反乱したと報ずるパルパティーン。
ジェダイの完全抹殺の通知が全宇宙に広がる。
アナキンはジェダイのパダワン(子供)までも、その刃に掛ける。
心の底まで、アナキンは暗黒面に堕ちてしまったのか...?
●はい、『エピソード3』のアナキンが暗黒面に堕ちるまでのお話でした。
“暗黒面”って聞きなれない言葉でしょう?
私はこの『スター・ウォーズ』の“暗黒面”と言う言葉が大好きなんです(←おい!)。
悲しい出来事、怒り、怨み...そう言う負の心により闇の人生の方向に行ってしまう...
それを上手く表現した作品が『スター・ウォーズ』だと思っています。
こう言う暗黒面に堕ちちゃう作品って結構ありますよネ?
『ブレイブ ワン』『オペラ座の怪人』『ダークナイト』『セブン』『サイレントヒル』等など...
まあ、この手の作品って全体的に暗くって悲しい作品が多いんですが、
そう言う意味でも、『スター・ウォーズ』は子供でも観て楽しめる作品に仕上がっているのは流石だと思います。
愛する人を救う為に、大切な人を守る為に、闇の道を選んでしまう...
その悲しいアナキンの心の描写が、嫌味がなく表現されてて見ていて、
恋愛ドラマが苦手な私でも無理なく受け入れられたのでありましょう。
自分の人生を振り返ってみて、結構心に残っている悲しい出来事って、やっぱり恋愛関係の出来事が多かったりします。
(それって私だけぇ~?)
そう言う意味でも感情移入が出来たのでありましょうか?(笑)
『エピソード3』の話の後半が、それに拍車を掛けて悲しいんですよ~
暗黒面に堕ちたアナキンを、泣く泣く剣(ライトセーバー)で戦う師のオビワン。
「選ばれし者だった...シスを倒すべきお前が闇に捕らわれてしまった...」
「あんたが憎い...」
両足を切断、全身大火傷を負い、重度の負傷するアナキン。
彼は助かる為に手術を行い、生命維持スーツを...
そしてパドメは、生きる意志を失せ...
「彼(アナキン)には、良い心があります...」
2人の子を産み帰らぬ人になってしまう。
パドメの死を知り、悲しみの雄叫びを上げるダース・ベーダー(アナキン)。
「ありえない、彼女(パドメ)は生きていたーー!!」
コ~ホ~、コ~ホ~...
いや~悲しい話です。
人の心の傷に付け込む“シス”の魔の手の心理的描写も見事です。
この悲しいストーリーって、第1部の『エピソード4~6』を観ている人は知っている話なんですが、
ネタが分っている話をコレだけ盛り上げるのは、流石だとしか言いようがありません。
(でも『エピソード2』のアナキンとパドメの結婚に至る恋愛話はお粗末な出来なんですがネ~)
コレだけ悲しい話も、この2人の子が進む明るい未来の希望が打ち消してくれます。
先にコチラの『エピソード1~3』を観て、『エピソード4~5』のラストを観賞すると、
涙無しでは観ることは出来ないで有りましょう。
どうです?
かなり細かい話を省いて語っていますが、『スター・ウォーズ』ってタダのSF映画ではないでしょう?
『エピソード1~3』はアナキンとパドメの愛の話→絶望。
『エピソード4~5』はルーク(息子)とダース・ベーダー(父)の親子愛の話→希望。
“愛”が宇宙を救うストーリー...
私が最も心に沁みた恋愛映画(ドラマ)であります♪