総天然色・魔人スドォの円盤-3D

BDソフトを中心に画像・イラストを交えて、
映画をオモシロ可笑しく雑談するブログです♪
【3DBDソフト推進ブログ】

映画『デジャヴ』には“矛盾”はありません!

2010-05-19 | 『デジャヴ』を熱く語る
皆さん、こんばんわ~
今夜は1年以上前に6つに渡って記事にした、SFサスペンス映画『デジャヴ』の追加ネタです。



『デジャヴ』その6【ネタバレあり】編 その後―

【ストーリー】
海軍の水兵とその家族たちを乗せたフェリーが、突如大爆発を起こした。
ATFの捜査官ダグは現場を捜査し、爆発がテロだったことを証明。
ダグはFBIの過去の映像を覗く装置“タイム・ウィンドウ”を使い、事件の犯人を探ろうとする...


●記事の詳細は↓クリック!して下さい。
『デジャヴ』その1【ネタバレなし】編
『デジャヴ』その2 監視システム【タイム・ウィンドウ】編
『デジャヴ』その3【ネタバレあり】編
『デジャヴ』 その4【ネタバレあり】編 並列世界―
『デジャヴ』その5【ネタバレあり】編 デジャヴ―
『デジャヴ』 おまけ雑談


は~い、私の大好きな“並列世界”を扱ったタイムトラベル物の映画です。
『ドラえもん』や『バック・トゥー・ザ・フィーチャー』の考えとは少し違います!
なので、世間の評価は“矛盾”の多いタイムトラベル物と意見されていますが、
そんなことはありません!“並列世界(平行世界)”の論理が分からない人が言っている意見であります。

【おさらい】
●従来のタイムトラベル物の場合...『ドラえもん』『バック・トゥー・ザ・フィーチャー』等々。

のび太が過去に戻って、パパとママを殺してしまうと、その時点でのび太は生まれて来ないことになり
のび太自身がこの世から存在が消えてしまいます。
(これを“親殺しのパラドックス”と言う)

●『デジャヴ』の場合。

「デジャヴ」では、のび太が過去に干渉した時点で分岐が生じ、「過去の違うもう一つの世界を
発生させる」のである。
つまり過去のパパとママが存在しないと のび太は生まれて来ないが、過去へと戻ったのび太自身は
消滅することなく存在し続ける。
この様なタイムトラベルの解釈を【並列世界:(パラレルワールド)】と言います。
(分岐したことにより2つの世界が存在する)

●実は【並列世界】の考えのタイムトラベルの方が論路的なのである。


...と言う訳で詳しい話は過去記事を読んで頂ければ分かるのですが、
今回はもう1つ分かり易く、ダグがタイムトラベルをした時間軸から見た話をさせて頂きたいと思います。

題して...
もし、ダグが過去に戻った後... 
残った彼↓が“タイムウィンドウ”の過去の続きの映像を見ていたら?


はい、間違いなく映画のラストのようなフェリー爆破を阻止した映像を見ることになるでしょう!
(でも実際には、この世界のフェリー爆破が起こってる事実は変わりません。)
人はコレを『ドラえもん』と違う!“矛盾”している!と言うでありましょう。
(『ドラえもん』なら、その時点でフェリー爆破がなかったことになります。)
しかし、この映画のタイムトラベルの論理はもっとリアルな“並列世界”を扱った奥の深い物です。

①と②の世界はダグが過去に干渉して“分岐”し違う“並列世界”となっています。

↑①から、違う“並列世界”②の過去を見ていることになるんです。

例えで言えば、映画『オーロラの彼方へ』みたいなラストにはなりません。
過去を変えても、自分が今その世界にいる限り“歴史”の変化は起こらないのです。
(しかし、分岐した2度目以降の1つの話だとすれば、あり得ます!)


この話を『ノストラダムスの大予言』で考えてみましょう!
1999年に世界が滅ぶ?みたいな予言をした“ノストラダムス”...
彼が見たのはその時間軸から見た未来の出来事です。
しかし彼が未来を予言し、その予言があまりにも有名になってしまったので
その時点で歴史の流れに“分岐”を発生させ、その大規模な“破滅”が阻止された。
(この場合“破滅”とは人為的なものである。例えば“テロ”とか...?)

この場合、1999年に大惨事を引き起こした世界が別に存在するのかも知れません?
みたいな?

どうですか?
大分、従来の『ドラえもん』とは違う“並列世界”のタイムトラベル理論が分かって貰えましたか?
そう言う意味で映画『デジャヴ』は結構、勘違いされている作品なんですよ~。
“並列世界”を扱う作品って数少ないので、もっと色々なタイトルが出ればイイ~なぁ~と思っています♪
コメント (4)
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『デジャヴ』 おまけ雑談

2009-03-07 | 『デジャヴ』を熱く語る

皆さん、こんばんわ~
はい、5回に渡ってカキコしました“『デジャヴ』を熱く語る”、何とか語り終わることが出来ました~(汗)

よく私は色んな映画のレビューを読ませて頂くのですが、この『デジャヴ』の作品は
あまり話を理解されてない様です。
「タイトルの“デジャヴ”と意味が合わない」的な感想をよく目にします。

まあ、恥ずかしながら私もこの『デジャヴ』を初めて観た時は、
「な~んだ、よくあるタイムトラベルの映画だネ~」と思ってしまいました。
(“タイムマシン”ネタ要らないじゃん!みたいな~)
しかし、ネットで色々調べてみると...
ダグが過去にタイムスリプするのは「2度目」?
あれれ~?私の観た『デジャヴ』とは違う~?
(「デレクターズ・カット版」みたいのがあるのかな~?って思っちゃったりして~(笑))

この映画を100%理解するには【並列世界】の知識がなければいけません。
今までの「ドラえもん」の“パラドックス”が起こってしまうような、論理とは少し違います。
実はコチラの【並列世界】理論の方が、ある意味“理”に適っているんですよネ~

【並列世界】は【多元宇宙】とも言われ、宇宙発生の原理を考えるのに必要な理論の1つ
だとも言われています。
こう言う理解不可能なネタ系が11次元まで必要だそうです。


今回の『デジャヴ』を熱く語る!は、以前に他所でカキコさえて頂いたことがあるんですが、
私のお粗末な文章では、もう一つ上手く伝えることが出来ませんでした。
今回、ページの好きな所に画像が貼れる板のシステムを活用して、かなり絵でフォロー出来たつもりです。

【並列世界】の話に興味を引いて頂くのに「ドラえもん」を使わせて頂いたのですが、
どうなんでありましょうか~?

↑やっぱり“タイムマシン”と言えば「ドラえもん」でしょう。
我々が“タイムトラベル”を理解するのに、この作品の恩恵はかなり大きかったと思います。

画像の切り貼りの素材にに使おうと、古本市場でわざわざ「ドラえもん」単行本を購入。
しかし、良い素材が見当たらないので、絵を描き起こしました。
(いい歳こいて、不二子不二夫の絵を描いている自分に羞恥心~(笑))

↑この歳になって改めて“のび太のママ”を見ると、「奥さん、いい体してるネ~♪」
と思う私は、やっぱり変態なのでしょうか?(おい!)

私は“フォトショップElements”で絵を描いたり、画像を加工しているんですが、今回はちょっと大変でした~
実は“ダグ並行世界コース”を作るに、かなり時間が掛かっています。
とても1日毎ペースで更新できるネタではありません~(汗)

↑自分流で表を作ろうと思いましたが、結局 某サイトの絵図を参考に製作。
この元表を考えた人は凄いです!
映画を100%理解している私が、途中で...???訳が分らなくなってしまいました。
それだけ、この映画は難しいんですよネ~(汗)
ああ~知恵熱が~、ペンペン。


もっと奥深く【並列世界】の話を楽しもうと思う人は、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』をお勧めします。

↑『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』セガサターン用のゲームソフト。
行動の選択次第で話が分岐する、SFサスペンス・アドベンチャーゲーム。
私が今迄手にした中で一番【並列世界】を細かく表現しています。

↑最終的には「ブリンダーの木:爆発的に増殖する【並列世界】の分岐の道筋」を(時間的に)さかのぼり
あらゆる事象の根源に辿り着くと言う話の展開。
既に『デジャヴ』の映画の枠を超えた【並列世界】の話が堪能出来ます。


今回、私の好きなジャンルの映画なので、かなり気合入れてカキコしたつもりなんですが、
『デジャヴ』の映画の奥深さを伝えることは出来たのでしょうか?
(●ご意見のコメントを頂ければ有り難いです。)
コレからも映画の話を語りながら、たま~にこの手の長編シリーズをカキコしたいと思います。
コメント (16)
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『デジャヴ』その5【ネタバレあり】編 デジャヴ―

2009-03-06 | 『デジャヴ』を熱く語る
最終回です...
「デジャヴ」のタイトルは、伊達ではありません!

【以下ネタバレあり】映画を観ていない人は読まないで下さい。


『デジャヴ』 その5【ネタバレあり】編 デジャヴ―

【並列世界】の設定に基づいて作られている今作品の「デジャヴ」。
タイトルの「デジャヴ」に、どういう意味があるのか説明して行きましょう。

それでは先ず始めに、映画でダグが辿った“並列世界コース”を分りやすく画像で表してみました。

(↑メモ帳を過去に送ったのは直接的には、ダグには影響がないので省いています)
1回のタイムスリップを行っているので、1つの分岐が発生しています。
●「フェリー爆発テロ発生」と●「フェリー爆発テロ阻止成功」の2つの並行世界が存在している訳です。
元の世界のテロ爆発発生の事実は変わっていません。
新たに分岐した世界の爆発テロが阻止できた訳です。

ではダグが“タイム・ウィンドウ”に乗り込む際に口にした「2度目だとしたら...?」
コレはどう言う意味でありましょう?重要なポイントです。

「2度目...」
実は彼が“タイム・ウィンドウ”を使ってタイムスリップするのは、今回で2度目、
1度目のダグは、フェリー爆破テロに巻き込まれて既に死んでいます。
ちょうど映画が始まって直ぐのフェリー爆発の時にです。

↑この時にタイムスリップ1度目のダグはフェリー爆破テロを阻止出来ずに死んでいる。
(死体袋から携帯の音が聞こえたのはその為です。)

1度目のダグが死んでも、この世界のダグはまだ生きています。
(この映画のラストのオチのように)
このまだ死んでいないダグが、この映画の主人公なのです。

「2人居れば多い日も安心さ~♪」 ↓こう言う意味ではありません。

(↑言ってる意味も分んないしぃ~)
2つの並列世界に存在すると言う意味です。
しかし“タイム・ウィンドウ”があれば、2人で漫才が出来るかも知れません。

実際の2度目のダグの“並列世界コース”は、以下の通りです。

(↑1回目の過去に送ったメモ帳は2度目のダグに影響を与えている←仲間の刑事が殺害されている。)
画像で見て貰えば分るように、ダグは2度“タイム・ウィンドウ”を使って過去に戻っています。
もちろん一度目のダグと2度目のダグとは、記憶は共有していませんが、
精神(霊)的に繋がっていると言う解釈で、一度体験した出来事は2度目の時に「デジャヴ 」として体感する...
それがこのタイトルの意味を指す重要なポイントなのです。

ちなみに、この「デジャヴ(既視感) 」を体感しているのは、ダグだけではありません。
ダグによって命を助けられたクレア、フェリー爆破テロ犯の男も劇中で「デジャヴ 」を体感した表現が
語られております。


私はタイムトラベラー物が好きなので、この手の映画を好んで観るんですが、
今作のような「デジャヴ」を題材にした斬新なタイムトラベル物は初めてです。
1回観ただけでは気が付きませんが、実に一捻り奥の深い話になっています。
私的には大変楽しく観賞することが出来ました。

貴方も、もし「デジャヴ」を感じたら...
それはヒョットすると2度目なのかも知れない?


PS.はい、「デジャヴ」を熱く語る!なんとか無事に形になりました~(汗)
一応、次回...「デジャヴ」の雑談がありますので、そちらの方も読んで頂ければ幸いかと思います。
(今回のダグの“並列世界コース”は某サイトの資料を参考に製作しました。感謝です。)
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『デジャヴ』 その4【ネタバレあり】編 並列世界―

2009-03-05 | 『デジャヴ』を熱く語る
続きです...

【以下ネタバレあり】映画を観ていない人は読まないで下さい。


『デジャヴ』 その4【ネタバレあり】編 並列世界―

クレアを助けに過去《4日と6時間前》へと戻る為、“タイム・ウィンドウ”に乗り込むダグ。

ダグ「2度目だとしたら...?」

「2度目」?
もちろん、ダグが過去に戻るのは今回が初めて...
では一体、何が2度目なんでありましょう?
この「2度目」と言うのが重要な話になって来るのです。


その説明をする前に、知っておかなければならない基本たるお話を一つ話しましょう。
皆さんは“タイムトラベラー”物の映画を観たことがありますか?
洋画に邦画、アニメなど...

この他にも色々あります。
(私はこの手の映画が大好きなのよネ~♪)
やはり、皆さんがよく知っているのは、コミックの「ドラえもん」ではないでしょうか?

↑今回は、この「ドラえもん」で分りやすく説明してみましょう。

●従来のタイムトラベル物の場合。

のび太が過去に戻って、パパとママを殺してしまうと、その時点でのび太は生まれて来ないことになり
のび太自身がこの世から存在が消えてしまいます。
(これを“親殺しのパラドックス”と言う)

●「デジャヴ」の場合

「デジャヴ」では、のび太が過去に干渉した時点で分岐が生じ、「過去の違うもう一つの世界を
発生させる」のである。
つまり過去のパパとママが存在しないと のび太は生まれて来ないが、過去へと戻ったのび太自身は
消滅することなく存在し続ける。

この様なタイムトラベルの解釈を【並列世界:(パラレルワールド)】と言います。
(分岐したことにより2つの世界が存在する)
「デジャヴ」はこの【並列世界】に基づいて作られており、その為
従来の映画の解釈とは違うので“矛盾点がある”みたいな感想が多いのです。



実は、ココからがもう一つ更に奥が深い話になっているんですよ~
●タイトルの「デジャヴ」は、どういう意味がある?
●ダクがクレアに“デジャヴ”を感じたのは何故なのか?
●“タイム・ウィンドウ”に乗り込んだダグが口にした「2度目」と言う言葉は一体?
今回の【並列世界】の解釈が全ての謎に繋がって行くのです。


次回、最終回...だと思う。
『デジャヴ』 その5【ネタバレあり】編 デジャヴ―
本当にこのネタを終わらすことが出来るのか?
(何か心配になって来ました~(汗))

続く...
コメント (2)
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『デジャヴ』 その3【ネタバレあり】編

2009-03-04 | 『デジャヴ』を熱く語る
続きです...

【以下ネタバレあり】映画を観ていない人は読まないで下さい。


『デジャヴ』 その3【ネタバレあり】編

“タイム・ウィンドウ”の過去の映像でテロ犯を捜査するダグは、持ち前の観察力により、
画面に向けたレザーポインターの光で、タイム・ウィンドウの秘密に気付いてしまいます。
FBIが開発したのは、監視システムではなく時空を超えて過去の映像が覗ける“タイムマシン”だったのです。

↑ダグが画面に向けたレーザーポインターの赤い光に反応する過去のクレア。
時空を超えて光が過去に届いてしまう。


【タイム・ウィンドウの秘密】
凝縮エネルギーを利用して光学望遠鏡の感度を高める実験中に偶然に発見。
大きな力を加えると時空に歪が起きる。
簡単に言うと空間を折りたためる方法を発見したのである。
(=離れた時空を行き来できるリンクが出来るの意味)
●偶然の産物なので《4日と6時間前》の設定は変えることは出来ない。
●この過去へと繋がれた時空の穴は通り抜けることも可能だが、それには電力の
膨大なエネルギーが必要となる。

メモ帳の紙1枚を過去に送ることに成功したダグは、フェリー爆破事故&4日前に死んだ、
12時間後に死ぬクレアを助ける為に危険を承知で、過去《4日と6時間前》に時空移動
(タイムスリップ)を試みようとする...

おい!「ドラえもん」ネタなのかよ~

↑フギャ~~!!...と思うのは少し早いです。

う~~ん、どうなんでありましょう~?(汗)
なかなかリアルティーある設定のSF物だと感心していたら、よくあるタイムスリップSF映画?
うん、あるある~
(“その2 監視システム【タイム・ウィンドウ】編”の説明は何だったんでありましょう?)←おぅい!

「一生に一度ぐらい、悪いことが起こる前に犯人を挙げてみたい!」

まあ、ココからはよくあるタイムスリップ物の話の展開なのだが、1つ疑問に思うことはないでしょうか?
それはタイトルにもなっている『デジャヴ』―

【うんちく】
デジャヴ:(既視感)
実際は一度も体験したことがないのに、既に何処かで体験したことのように感じることである。

コレではタイトルの名前と繋がりがないとは思いませんか?
●「“デジャヴ”とは関係ない様な気がします」
●「“デジャヴ”の意味が履き違えられているし、矛盾点があり過ぎ」
みたいな感想もよく聞きます。


フフフ...
実はこの作品、ココからが他のタイムスリップ物とは少し違う奥の深い話になっています。
気付かずに、この映画を観終わっている人も居るのではないでしょうか?


次回、『デジャヴ』 その4【ネタバレあり】編 並列世界―
クレアに感じた奇妙なデジャヴは何故でありましょう?
今度こそ、《4日と6時間前》の過去と現在をめぐる《驚愕の真実》が明かされる。

ダグ「2度目だとしたら...?」
続く...(次で終わるんだろうか?(汗))
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『デジャヴ』その2 監視システム【タイム・ウィンドウ】編

2009-03-03 | 『デジャヴ』を熱く語る
はい、昨日の続きです。


『デジャヴ』その2 監視システム【タイム・ウィンドウ】編

●前ページの監視システム【タイム・ウィンドウ】の説明の補足です。
(多少ネタバレ含みます)

FBIが極秘に開発した、7機のスパイ衛星による監視システム・通称:白雪姫。
記録データから再構成された映像を自在に覗き見ることが出来ます。

ただし膨大な記録データーの演算により、102時間《4日と6時間》の時間を要する。
よって《4日と6時間前》の過去の映像を見ることになってしまうのです。
更に、そのデーターの量は膨大になってしまう為、記憶するメモリの容量が足りないので
巻き戻しも早送りも一切出来ません。
その為、一度見逃すと2度とその時間の映像は見ることが出来ないのです。
見れる場所も一つに限定されてしまう、非常に制限の多いシステムなのです。


↑結果的に《4日と6時間前》の映像をリアルタイムで見ることになるのです。
(監視できる場所も、一定の区間に限定されています。)

↓コントローラーでスピーディーに操作が出来ます。

その映像は瞬時に移動でき、壁もすり抜けてしまう。音声まで聞けるのは...何故でありましょう?
実は、その辺に深い訳があるのです。


次回、『デジャヴ』その3 【ネタバレあり】編へと続く...
(かなり奥の深い話になっています。)
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『デジャヴ』その1【ネタバレなし】編

2009-03-02 | 『デジャヴ』を熱く語る
あれ?この出来事、前にどこかで経験したような...
そう疑問を感じたことはありませんか?


『デジャヴ』その1【ネタバレなし】編

【ストーリー】
海軍の水兵とその家族たちを乗せたフェリーが、突如大爆発を起こした。
ATFの捜査官ダグは現場を捜査し、爆発がテロだったことを証明。
さらに爆発現場の近くで発見された女性の死体も、鋭い観察力で殺人によるものだと見抜く。
同時に、ダグはその死体の女性・クレアに奇妙なデジャヴを感じる...

この作品はDVD、ブルーレイで観賞しました。

543名もの犠牲者を出した、凄惨なフェリー爆破事件。

生存者は0名の大惨事。
ATFの捜査官ダグは、手際よく論理的にテロであった事実を突き止める。

更に爆発現場の近くで発見された女性の死体も、鋭い観察力で殺人によるものだと見抜く。

同時にダグは、その女性の遺体を見た瞬間、強烈な“デジャヴ”に襲われる―

違和感を感じながら事件の捜査を続けるダグは、捜査能力を買われFBIが極秘に開発した
【タイム・ウィンドウ】と呼ばれる映像装置のある施設に案内されるのです...

↑話は既にSFです。

その映像装置の正体は、現在時間から《4日と6時間前》の映像を自由に見ることが出来る、
驚くべき衛星監視システム。
(詳しくは“監視システム【タイム・ウィンドウ】”のページを参照)←後ほど更新

もちろん、ダグが選んだターゲットは手掛かりを握る女性・クレア。
彼女を見張れば、必ず何か変化がある筈。


まあ、分りやすく言えば「覗き」の話なのよネ~

好きな場所を自由に移動できる、過去《4日と6時間前》の映像を使って事件の手掛かりを探し出す。
あくまでもリアルタイムに映像が映し出されるので、巻き戻しも早送りも出来ません。
一度見逃したらアウトです。
ダグのずば抜けた捜査能力が犯人逮捕への頼りとなるのです。

↓今はもう亡きクレアの映像を見詰めて、不思議な違和感を感じるダグ。
生前、一度も会ったことがないのに親密感を感じるような...

ちなみにこの女優さん、結構美女で御座います♪
もちろん、このシステムにより、彼女の着替えや入浴シーンが見ることが出来ちゃいます♪
(ある意味、男性にとっては夢のシステム♪)
何でも、話がエロくならないように中性的(エロさを感じない)美女を選んだそうです。

↑キャメロン・ディアスの覗きだったら興奮しちゃうぞ~♪


施設での監視映像で事件を推理する話なので、地味だと思われがちですが結構派手なお話です。
映像システムをクラブのD.Jみたいにテンポよく操作し、手に汗握る話が展開されます。
テロ事件の謎を解く、SFアクション/サスペンス映画であります。


●は~~い!ココまでがDVDの裏パッケージにも記されている【ネタバレなし】のストーリーです。
私は普段、映画のレビューではネタバレは書かない主義なんですが、この作品はココからが凄いのよ~
現時点でまだ、お話の3分の1にしか来ておりません。
タイトルの「デジャヴ」とは何を意味しているのでしょうか?

次回(次の次かな?)、【ネタバレあり】の「デジャヴ」を熱く語る!
《4日と6時間前》の過去と現在をめぐる《驚愕の真実》が明かされる。
続きます...

【うんちく】
デジャヴ:(既視感)
実際は一度も体験したことがないのに、既に何処かで体験したことのように感じることである。


【BDソフト画質・音質レビュー】
ブルーレイソフト発売当初の時期にすると綺麗な画質です。
(VC-1のエンコードですが、思いの他綺麗)
いい意味でのグレインある立体感のある画質です。
シーンによってはフォーカスが甘い映像がかなりありますが、
施設内のダグの顔のアップは、毛穴まで見えるぐらい繊細です。

音質はリニアPCMで視聴しました。
標準的な音質ではないでしょうか。
コメント (2)
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