総天然色・魔人スドォの円盤-3D

BDソフトを中心に画像・イラストを交えて、
映画をオモシロ可笑しく雑談するブログです♪
【3DBDソフト推進ブログ】

『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』

2009-04-02 | 映画(アニメ)を熱く語る
最近、殆どアニメは観ないんですが、
この作品は1つの映画として大変好きな作品です。
アニメなんて~...とは言わないで、取敢えず どんな話か読んで下さい。


『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』

【ストーリー】
周辺が荒廃している友引高校。
ラムたちは、ウォーターバイクで水遊びに興じ、面堂終太郎はレオパルド1戦車で荒廃した友引町を探索をしている。
そして諸星あたるは、池となり沈み、荒廃した友引高校の周辺で呆けていた。
友引高校に何が起きたのか...

この作品はVHS、DVDで鑑賞しました。

前半までのストーリー紹介
友引高校に通う諸星達は、学校に泊り込みで文化祭の準備に明け暮れる毎日だった...

連日のドタバタで諸星の担任・温泉マークは、ノイローゼをになってしまう。
とりあえず自宅に帰った温泉マークを待ってたのは、カビがビッシリ生え変わり果てた部屋の状態であった。

友引町の異変に逸早く気が付いた温泉マークは、霊媒師でもあるサクラ先生に相談する。
数日、部屋を開けて戻ってみれば、中はカビやしめじモドキで廃墟同然...
「最近、思いの他...記憶がハッキリせんのです、私が学校に泊まりだして一体何日経つんですか?」
ヒョットするともうずっと以前から、文化祭前日と言う日を何日も繰返しているのではないか?と尋ねる温泉マーク。

学校から何日も生徒が帰らなければ保護者も黙っていないとサクラは言うが...
浦島太郎は亀を助けて竜宮城から帰ってみれば、そこでは数百年の月日が流れていた。
しかし、もし亀を助けたのが浦島太郎だけでなく村人全員だったら、
友引町全体が同じ毎日を繰返していたとしたら...

温泉マークはサクラ先生と協力し、全生徒を校舎から帰宅させてしまう。
しかし、メガネ達は友引町から出ることが出来ず、諸星の家に一晩泊めて貰うことになる。

↓霊媒師のサクラ先生に忍び寄る怪しい影...

「なんや時間やら空間やら考えるからややこしいのとちゃいますか~
このまま竜宮城まで行きまっか~、お安う~しまっせ~」
危うくのとこ霊能力で難を逃れたサクラだが、温泉マークは行方を暗ましてしまう。

事の原因は友引高校だと睨んだサクラは、諸星達を校舎で騒ぎを起こさせるが、
予想通りその動きを見せる友引高校...

友引町の異常を確認した諸星達は、面堂家の友引地区パニックセンターの緊急用脱出用ハリアーで
友引町からの脱出を試みるが...

そこに見た物は...!?


は~い、少々ストーリー紹介が長くなってしまいました~
別に私は「うる星やつら」が特別好きだった訳ではありませんが、
1本の作品として非常にお気に入りの作品なのよネ~

私が好きな【時間】を扱ったジャンルの作品です。
“タイムスリップ”とか、そう言う類の物ではありません。
“文化祭前日”と言う日が毎日繰返させられる、でも人々はそれに気が付いていない。
【時間】と言う物は人間が勝手に作った物で、本当に意味があるのか?
...と言うのが私が紹介した前半の話です。
謎めいたミステリアスな展開で、「うる星やつら」ワールドの設定をモチーフに上手く演出しています。


緊急用ハリアーで脱出に失敗し諸星家の庭に緊急不時着してから、世界(友引町)はその装いを
開き直ったかのように姿を変えます。

何処かに消え去った人々、廃墟と化した街並み...
何故か諸星家だけには、電気もガスも水道も供給される
近所のスーパーには食料品まで常時ストックされている。
(コレは「ゾンビ」や「ドーン・オブ・ザ・デッド」を思い浮かべるシチュエーション)
かくして、諸星達&ラムのサバイバル生活が始まるのであった...


後半の話はガラリとフインキを変え、廃墟と化した友引町で諸星達のサバイバルが展開されるのだが、
1人また1人と姿を消していく仲間達、その後ろに見え隠れする“夢邪鬼”の存在...
タイトルの示す『ビューティフル・ドリーマー』 の意味が明らかになって行くのです。


まあ、アニメだから許される話の展開だが、その緻密に練られたシナリオは評価も高く、
押井監督の出世作とも言われている。
しかし、世間の評判は良かったが、原作者の“高橋留美子”には不評で
“これは自分の作品ではない”と言う意味のコメントを残しています。

まあ、「うる星やつら」の設定を使って、ぶっ飛んだ話を作ってしまったんですよネ~
押井さんは...(笑)
それだけ出来が飛び抜けている素晴しい作品です。
アニメだからってバカにしてはいけません、最近思うんですケド
アニメだから出来る作品ってあるんですよネ~


PS.この映画もエンディングの主題歌がイイ~歌なのよ~
「愛はブーメラン」と言います。
(カラオケでたま~に歌うかな?(笑))
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『時をかける少女』

2009-01-29 | 映画(アニメ)を熱く語る
∞17歳、タイムリープ覚えたて


『時をかける少女』

【ストーリー】
高校2年生の真琴は、あるきっかけで過去に遡れる“タイムリープ”の力を持ってしまう。
ひとたび使い方を覚えると、何の躊躇もなしに思うまま力を使ってしまう真琴。
しかし...

この作品は地デジ、DVD、ブルーレイで鑑賞しました。
原田知世の映画では御座いません。
正確に言えば原作から20年後を舞台にした、続編。


↑左から 千昭、真琴、功介
元気満々&能天気な真琴は、放課後3人でグラウンドで野球をするのが日課。

そんなある日、ある出来事で“タイムリープ”の力を身に付けてしまった。

真琴の良い所は“タイムリープ”を悪用せずに、妹に取られたプリンを食べたり、
カラオケで何回も時間延長したり?大したことには使いません。
それは真琴がアホだから?(笑)

↑可愛い~けど性的対象にはなりません。(おい!)
タイムリープの度にゴロゴロ~ズドン!壁に激突する真琴~(汗)
真琴の腕に謎の数字が? うん?残り1回...?

ちょっぴり切ない恋愛話も展開されます。
慣れない恋愛にとまどう真琴...でも人の恋愛には元気一杯!応援するっ♪(笑)
またもや“タイムリープ”を無駄使い~
気が付けば取り返しの付かない事件を起こしてしう...

「とまれ、とまれ、とまれ、とまれ、とまれ...止まれぇ~~!!」


この作品は、元気一杯に駆けまわる真琴のキャラあっての作品でありましょう♪
この紺野真琴の声を演じるのが、当時現役の女子高生“仲里依紗”。
彼女の魅力ある声があったからでしょう。

“仲里依紗さん”↑割とタイプだったんですが...
ありゃ?最近キャラ変わりました?よくドラマでお見かけしますぅ~(笑)

「え~~~~ん」
と泣く、通称“のび太泣き”は彼女にしか出来ません!
それだけ彼女の声は、この作品の肝であります♪


アニメーションながら各国の映画祭等で多くの賞を受賞、高い評価を受けた作品です。

「行けぇーーー!!」
走れ!真琴!!...そして時をかけろ!!


観ていて非常に清清しい、そして気持ちが良い♪
ピュアって言うんですかネ~?
忘れていたあの頃を思い出すような?
あの夏の日差しと青空が再び甦える...そんなステキな作品です♪

「忘れないよ。だから忘れないでね。」∞


【BDソフト画質・音質レビュー】
輪部がハッキリとした切れのある画像ではありません。
しっとりとした、夏の陽炎を感じさすこの作品にピッタリの映像です。
地デジと比べて、動きの激しいシーンもノイズは全くありません。
もともと色数の少ない平面的な絵柄なのですが、細かく書き込まれた風景の絵などは
細部まで綺麗に表現されています。
間違いなく素晴しい高画質です♪

音はTrueHDで視聴。
あんまり派手な音が少なそうなこの作品。
しかしTrueHDで聞くと、自転車のチェーンの音、商店街の鐘の音、
リアのスピーカーも多用され色んな音が心地良く響いて来ます。
タイムリープ時の前後に流れる音に包まれていく感覚も気持ちが良いです。
シーンの見せ場見せ場では低音が響き意外と迫力があります。
地味だと思ってた作品でしたが、思いの他凝った音の作りとなっています。

エンディングの「ガーネット」が非常に心地良く聞くことが出来ました。
心清められます~♪


PS.魔女おばさんって“原田知世”なのかな?
コメント (2)
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